アンデス、ふたりぼっち

アンデス、ふたりぼっち

©︎2017 CINE AYMARA STUDIOS.

2017年/ペルー/86分/配給:ブエナワイカ
原題:WIÑAYPACHA
英題:ETERNITY
監督・脚本・撮影:オスカル・カタコラ
編集:イレーネ・カヒアス
出演:ローサ・ニーナ、ビセンテ・カタコラ
アイマラ語監修:藤田護、マリオ・ホセ・アタパウカル、矢島千恵子

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,300円(税込)を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

ペルー、標高5000メートルの高地に暮らす老夫婦、そしてリャマ─
息子の帰りを山に祈る

標高5000mを越える社会から遠く離れた場所にふたり。
都会に出た息子の戻りを待つパクシとウィルカ。アイマラ文化の伝統的な生活の中で、リャマと羊と暮らしていた。寒い夜を温めてくれるポンチョを織り、コカの葉を噛み、日々の糧を母なる大地のパチャママに祈る。ある日、飼っていた羊がキツネに襲われてしまう。さらに、マッチを買いにいった夫・ウィルカはその途中に倒れてしまう…。都会に出た息子の帰りを待つふたりにやがて訪れる衝撃のラスト。

ペルーのシネ・レヒオナル(地域映画)の傑作、日本初公開
惜しくも夭折した期待の新星、オスカル・カタコラ監督初長編にして遺作

本作は、ペルー映画史上初の全編アイマラ語長編映画として話題となり、ペルー本国では3万人以上の観客を動員する大ヒットとなった。アカデミー賞やゴヤ賞のペルー代表作品に選出されるなど国内外で高い評価を受け、近年、ペルー映画の最高作と評された。
監督は、ペルー南部プーノ県出身のオスカル・カタコラ監督。本作で、アイマラの文化・風習の中に、私たちが存在を知りながらも目を背けていた現実を、雄大なアンデスの自然と共に痛烈に描いた。ペルーのシネ・レヒオナル(地域映画)の旗手として今後の活躍を期待されていたなか、2021年11月、2作目の撮影中に34歳の若さでこの世を去ってしまう。本作が長編初作品であると同時に遺作となった。
ウィルカ役は監督の実の祖父ビセンテ・カタコラが、パクシ役は友人から推薦されたローサ・ニーナが演じている。撮影は、標高5,000メートル以上の雪に覆われたプーノ県マクサニ地区アリンカパックで5週間にわたって行われた。原題の“WIÑAYPACHA”は、アイマラ語で「永遠」を意味し、時間の経過と終わることのなく何度も戻ってくる循環を表現している。

ペルーのシネ・レヒオナル(地域映画)とは
ペルーの首都リマ以外の地域で、その地域を拠点とする映画作家やプロダクションによって制作される映画を指す。娯楽的なジャンル映画から作家性の強いアート映画までタイプは様々だが、いずれの作品もその地域独自の文化や習慣を織り込んでおり、都市圏一極集中ではない多元的なペルー映画を構成している。

*グアダラハラ国際映画祭2018最優秀初監督賞&撮影賞


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料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800