トレンケ・ラウケン

アルゼンチン、ドイツ / 2022 年/スペイン語/DCP/ Part1 (128分)、Part2 (132分) /原題:Trenque Lauquen/配給:トーデスフィルム、ユーロスペース
監督・脚本:ラウラ・シタレラ
製作:エル・パンペロ・シネ
出演:ラウラ・パレーデス、エセキエル・ピエリ
カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第1位
世界中の批評家や映画ファンを魅了した南米の迷宮的ミステリー
協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」。今、世界中の映画祭から注目されるこの集団の集大成的作品がラウラ・シタレラ監督『トレンケ・ラウケン』だ。今作は4時間超のボルヘス&ボラーニョ的迷宮ミステリーでありつつ、誰もが楽しめる娯楽作であり、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなど様々なジャンルや要素を越境しながら吸収して、誰も見たことのない境地へと観客を連れていく。
昨年末、4日間限定で行われた下高井戸シネマでの上映会では連日朝から行列ができ、チケットは完売、SNS上には絶賛の声があふれ、一瞬にして映画ファンの話題をさらった本作が遂に全国の劇場で公開される。
平原に消えた1人の女性、彼女を探す2人の男たち
アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンで、ひとりの植物学者の女性ラウラが姿を消す。取り残された二人の男たち―恋人のラファエル、同僚のエセキエル―は、彼女を追って町や平原をさまよう。彼女はなぜいなくなったのか。この土地には何が眠っているのか。映画が進むにつれ物語は予想のつかない多方向へひろがり、謎はさらなる謎を呼び、秘密は秘密として輝きはじめる―。
*2023年カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第1位
*第79回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンティ部門正式出品
*第60回ニューヨーク映画祭正式出品
*サン・セバスチャン国際映画祭正式出品
*マルデルプラタ国際映画祭 ラテンアメリカ最優秀作品賞



料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |