カムイのうた

カムイのうた

©シネボイス

2023年/日本/配給:トリプルアップ/宣伝:MUSA
監督・脚本:菅原 浩志
プロデューサー:作間 清子
音楽:佐橋 俊彦
主題歌:島田 歌穂「カムイのうた」
主題歌作曲:島 健
アイヌ語・文化監修:藤村 久和
製作協力:写真文化首都「写真の町」北海道東川町
出演:吉田 美月喜、望月 歩、島田 歌穂、清水 美砂、加藤 雅也、天宮 良、伊藤 洋三郎、阿部 進之介、菜月、清水 伸、加藤 憲史郎、茅本 梨々華、パスタ功次郎、江守 沙矢、小柳 友貴美

公式ホームページ

イベント情報
2/24(土)10:00回上映後、菅原浩志監督の舞台挨拶がございます。

アイヌの心には、カムイ(神)が宿る――

学業優秀なテルは女学校への進学を希望し、優秀な成績を残すのだが、アイヌというだけで結果は不合格。
その後、大正6年(1917年)、アイヌとして初めて女子職業学校に入学したが土人と呼ばれ理不尽な差別といじめを受ける。
ある日、東京から列車を乗り継ぎアイヌ語研究の第一人者である兼田教授がテルの叔母イヌイェマツを訊ねてやって来る。アイヌの叙事詩であるユーカラを聞きにきたのだ。叔母のユーカラに熱心に耳を傾ける教授が言った。「アイヌ民族であることを誇りに思ってください。あなた方は世界に類をみない唯一無二の民族だ」

教授の言葉に強く心を打たれたテルは、やがて教授の強い勧めでユーカラを文字で残すことに没頭していく。
そしてアイヌ語を日本語に翻訳していく出来栄えの素晴らしさから、教授のいる東京で本格的に頑張ることに。同じアイヌの青年・一三四と叔母に見送られ東京へと向かうテルだったが、この時、再び北海道の地を踏むことが叶わない運命であることを知る由もなかった…。

語り継がなければならない真実の物語――
何一つ許されない、差別と迫害に満ちた民族の史実が、胸を揺さぶる!

全てに神が宿ると信じ、北海道の厳しくも豊かな自然と共存して生きてきたアイヌ民族。日本の北方エリアにおける先住民として独自の文化を築いてきたアイヌ民族は、やがて和人(大和民族)によって差別と迫害の日々を余儀なくされました。
同じ民族ではないという理由だけでーー。
本作は1903年に生まれた知里幸恵という実在の人物をモデルに描いた、アイヌ民族の壮絶な真実の物語です。 彼女の功績は、文字を持たずユーカラという叙事詩で民族の歴史を詠い継いできたアイヌの文化を初めて美しい日本語に訳したとして今も語り継がれています。
決して風化させてはいけない後世に残る感動の作品が誕生しました。


カムイのうた カムイのうた カムイのうた

上映日時

2/24(土)~3/1(金) 3/2(土)~3/8(金)
10:00-12:15 20:30-22:45
レイト割画像

料金

一般 大学・専門・シニア 高校生以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800