重力の光 : 祈りの記録篇
©2022 Gravity and Radiance
2022年/日本/72分/配給:「重力の光」制作運営委員会
監督:石原海
撮影監督:八木咲
音楽:荒井優作
照明:島村佳孝、伊地知輝
撮影協力:枝光本町商店街アイアンシアター、東八幡キリスト教会、NPO法人抱樸、株式会社FRAGEN、桑島寿彦、つかのみき
出演:菊川清志、森伸二、西原宣幸、村上かんな、下別部為治、奥田伴子、川内雅代、藤田信子、石橋福音、奥田知志
イベント情報
12/21(水)13:35回上映後、平倉圭さん(近現代美術、映画、舞踊研究者。横浜国立大学准教授)、石原海監督、12/22(木)上映後、西原尚さん(アーティスト)、石原海監督のトークイベントがございます。
※12/20(火)はイベントはございません。
北九州にある困窮者支援をするキリスト教会に集う人々と聖書劇を作る日々を記録した実験的なドキュメンタリー
困窮者支援をしているNPO法人抱樸(ほうぼく)の奥田知志が牧師を務める福岡県北九州の東八幡キリスト教会には、様々なバックグラウンドの人々が集まっている。本作では、元ホームレスの人たちや、極道だった人、虐待を受けていた人、生きる意味に悩む人、NPOで働く人、教会で働く夫婦などを含む9人の教会に集う人々を描いた。
『重力の光:祈りの記録篇』は、傷ついた愛すべき罪人である9人が演じる、イエス・キリストの十字架と復活を描いた受難劇と、その練習風景や日常、インタビューなどを交差させた挑戦的なドキュメンタリー映画である。
監督は、ロッテルダム国際映画祭招待作品『ガーデンアパート』、英BBCテレビ放映作品『狂気の管理人』など、アートと映像の領域を横断して様々なヴィデオ作品を手がける石原海。北九州に移住後、東八幡キリスト協会に通うようになった石原は、そこに集う人々と作品を作ることにした。フランスの思想家シモーヌ・ヴェイユの『重力と恩寵』から影響を受け、「祈ることで一瞬だけ重力から解放されてふわりと浮かぶことができる、その瞬間を祝福するように」キリストの受難劇と彼らの人生を織り交ぜ、人間の「生」の姿に迫りながら、フィクションとドキュメンタリーの間でそっと光を指し示すような挑戦的な作品が完成した。
上映日時
12/17(土) | 12/18(日)~12/23(金) | 12/24(土)~12/31(土) |
13:40-14:52 | 13:35-14:50 | 11:45-13:00 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |