松竹映画100周年記念上映
松竹映画100周年記念上映
名作映画がスクリーンに蘇る!
2021/12/25(土)―2022/1/14(金)
松竹映画100周年記念上映
名作映画がスクリーンに蘇る!
2021/12/25(土)―2022/1/14(金)
横浜シネマリン選りすぐりの12作品一挙上映
横浜シネマリンの年末年始は、特集上映「松竹映画100周年記念作品『キネマの神様』公開記念特選DCP上映」を開催いたします。
本特集では、全国の映画を愛するお客様に、もう一度、あるいは初めて、是非スクリーンでご覧いただきたい、当館選りすぐりの傑作映画を12作品お届けします。『おくりびと』は、当館前支配人時代に超ロングラン上映した、特に思い出深い作品です。
一人でも多くの方が“キネマの神様”に出会えることを願いながらお届けします。
- 残菊物語2Kデジタル修復版
- 青春残酷物語4Kデジタル修復版
- 砂の器2Kデジタル修復版
- 復讐するは我にあり4Kデジタルリマスター版
- ざ・鬼太鼓座2Kデジタルリマスター版
- うなぎ2Kデジタルリマスター版
- おくりびと4Kデジタル修復版
- わが母の記
- 舟を編む
- 小さいおうち
- 映画 聲の形
- キネマの神様
企画協力
入場料キネマの神様
一般1,800円/会員1,500円/大専・シニア1100円/高校生以下800円
その他の作品
一般1,300円/会員・大専・シニア1100円/高校生以下800円
上映スケジュール
12/25(土) | 12/26(日) | 12/27(月) | 12/28(火) | 12/29(水) | 12/30(木) | 12/31(金) |
15:45-17:55 キネマの神様 |
15:45-17:50 うなぎ |
15:45-17:50 わが母の記 |
15:45-17:55 キネマの神様 |
15:45-18:10 復讐するは我にあり |
16:00-18:15 舟を編む |
15:45-18:05 小さいおうち |
18:05-20:25 小さいおうち |
18:05-20:30 復讐するは我にあり |
18:05-20:25 舟を編む |
18:05-20:20 映画 聲の形 |
18:20-20:25 うなぎ |
18:25-20:25 わが母の記 |
休映 |
予定表 横にスクロールできます
1/1(土) | 1/2(日) | 1/3(月) | 1/4(火) | 1/5(水) | 1/6(木) | 1/7(金) |
休館 | 12:00-14:10 キネマの神様 |
12:00-14:10 キネマの神様 |
12:00-14:10 キネマの神様 |
12:00-14:10 キネマの神様 |
12:00-14:10 キネマの神様 |
12:00-14:10 キネマの神様 |
予定表 横にスクロールできます
1/8(土) | 1/9(日) | 1/10(月) | 1/11(火) | 1/12(水) | 1/13(木) | 1/14(金) |
10:00-12:10 キネマの神様 |
10:00-11:55 ざ・鬼太鼓座 |
10:00-11:40 青春残酷物語 |
10:00-12:15 映画 聲の形 |
10:00-12:30 砂の器 |
10:00-12:30 残菊物語 |
10:00-12:15 おくりびと |
12:20-14:35 おくりびと |
12:05-14:35 砂の器 |
11:50-14:20 残菊物語 |
12:25-14:35 キネマの神様 |
12:40-14:35 ざ・鬼太鼓座 |
12:40-14:20 青春残酷物語 |
12:25-14:35 キネマの神様 |
予定表 横にスクロールできます
上映作品
残菊物語2Kデジタル修復版
©1939/2015 松竹株式会社
1939年/143分/モノクロ/配給:松竹
原作:村松梢風/監督:溝口健二/脚色:依田義賢/撮影:三木滋人/音楽:深井史郎
出演:花柳章太郎、高田浩吉、伏見信子、森赫子、梅村蓉子、志賀廼家弁慶
ワンシーン・ワンカットの表現方法を完成させた溝口の代表作
俳優・尾上菊之助はろくな稽古もせずいつまでたっても大根役者であったが、糟糠の妻・お徳の励ましで一念奮起。最期には、芸の上達ぶりが養父たちにも認められ、出世することができたが、そのかわりにお徳は菊之助と別れることを求められ…。
青春残酷物語4Kデジタル修復版
©1960/2014 松竹株式会社
1960年/99分/カラー/配給:松竹
監督・脚本:大島渚/撮影:川又昻/音楽:真鍋理一郎
出演:桑野みゆき、川津祐介、久我美子、渡辺文雄、田中晋二
松竹ヌーヴェル・ヴァーグという言葉を生んだ大島渚の代表作
激しいラブシーン、即物的な描写などの衝撃で、大ヒットした大島渚監督の長編第2作。真琴が中年の男にホテルに連れ込まれそうになったとき、彼女を助けたのは清という大学生だった。清と真琴は強く惹かれ合い、そして残酷な運命を辿ることに。
砂の器2Kデジタル修復版
©1974/2005 松竹株式会社/橋本プロダクション
1974年/143分/カラー/配給:松竹
原作:松本清張/監督:野村芳太郎/脚本:橋本忍/脚本:山田洋次/撮影:川又昻/音楽:音楽監督・芥川也寸志/作曲・菅野光亮
出演:丹波哲郎、森田健作、加藤剛、加藤嘉
*1975年 第9回 モスクワ国際映画祭 審査員特別賞・作曲家同盟賞
松本清張の同名小説を映画化した社会派サスペンスの傑作!
扼殺死体が発見され、刑事が必死の聞き込みを行うも、手がかりが掴めず事件は迷宮入り。その後、夜行列車から一人の女が白い紙吹雪を窓外に散らしていたことが書かれた記事が刑事の目に留まる。散らしていたのは、紙なのか?布切れではなかったか…?
復讐するは我にあり4Kデジタルリマスター版
©1979/2020 松竹株式会社/株式会社今村プロダクション
1979年/140分/カラー/R15+/配給:松竹
原作:佐木隆三/監督:今村昌平/脚本:馬場当/撮影:姫田真左久/音楽:池辺晋一郎
出演:緒形拳、三國連太郎、倍賞美津子、小川真由美
*1980年 第3回 日本アカデミー賞 最優秀作品賞
犯罪を通して現代を捉えた巨匠今村昌平の大傑作!
全国で詐欺、窃盗を重ねた上に5人を殺害、その犯行歴から“黒い金メダリスト”と揶揄された昭和の大悪人・西口彰をモデルに、殺人鬼・榎津の犯行の軌跡と人間像を描いた今村昌平の意欲作。『パラサイト』ポン・ ジュノ監督も影響を受けたと公言している。
ざ・鬼太鼓座2Kデジタルリマスター版
©1994松竹株式会社
1994年/107分/カラー/配給:松竹
監督:加藤泰/脚本:仲倉重郎/撮影:丸山恵司
若者の鍛え上げられた肉体が音と格闘する、“生命のダイナミズム”
新潟・佐渡島で雪の積もる町や海岸を走って肉体を鍛え、和楽器の演奏に没頭する芸能集団「鬼太鼓座(おんでこざ)」の若者たちを撮影し、約2年の歳月をかけて製作された加藤泰の究極のドキュメンタリーであり、またフィクション世界ともいえる。
うなぎ2Kデジタルリマスター版
©1997 Softgarage/松竹ブロードキャスティング/ケンメディア
1997年/117分/カラー/配給:松竹
原作:吉村昭/監督:今村昌平/脚本:冨川元文、天願大介、今村昌平/撮影:小松原茂/音楽:池辺晋一郎
出演:役所広司、清水美砂、柄本明、市原悦子
*1997年 第50回 カンヌ国際映画祭 パルム・ドール 受賞
*1998年 第21回 日本アカデミー賞 最優秀監督賞
第50回 カンヌ国際映画祭パルムドール受賞!
かつて、妻の浮気に逆上し妻を殺してしまった男・山下。以来、極度の人間不信に陥り、仮出所後、理髪店を営みながらも人々との交流を避け、本音を明かす唯一のパートナーとしてうなぎを選んだ。そんな彼と彼をとりまく人たちの交流を描いた人間喜劇。
おくりびと4Kデジタル修復版
©2008/2020 映画「おくりびと』製作委員会
2008年/131分/カラー/配給:松竹
監督:滝田洋二郎/脚本:小山薫堂/撮影:浜田毅/音楽:久石譲
出演:本木雅弘、広末涼子、山﨑努、峰岸徹、余貴美子
*2009年 第81回 アカデミー賞 外国語映画賞
*2008年 第32回 モントリオール世界映画祭 グランプリ
*2008年 第28回 ハワイ国際映画祭 観客賞
*2008年 第17回 中国金鶏百花映画祭 観客賞(最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀男優賞
*2009年 第35回 日本アカデミー賞 最優秀作品賞
日本初の快挙!アカデミー賞外国語映画賞受賞!
本木雅弘自ら企画して実現し、数々の映画賞を受賞、国内外から高く評価された作品。リストラを機に帰郷した大悟は、高給と短い労働時間にひかれ、求人に応募したが、その仕事内容は棺へ遺体を入れることだった。戸惑いながらも、さまざまな境遇の遺体と対面していくことに。
わが母の記
©2012「わが母の記」製作委員会
2012年/119分/カラー/配給:松竹
原作:井上靖/監督:原田眞人/脚本:原田眞人/撮影:芦澤明子/音楽:富貴晴美
出演:役所広司、樹木希林、宮﨑あおい、南果歩、キムラ緑子、ミムラ、菊池亜希子、三浦貴大、真野恵里菜、三國連太郎
*2011年 第35回 モントリオール世界映画祭 審査員特別賞
*2013年 第36回 日本アカデミー賞 最優秀主演女優賞(樹木希林)
50年の時を超え、伝えられなかった想いが、母と子をつないでゆく─。
小説家の伊上は、実母の八重と距離を置いて生活していた。しかし、父の逝去を機に、記憶障害が進む母と向き合うことになる。そしてあるとき、伊上が長年胸に秘めていた不満を吐き出した際に、母の意外な思いを知る。作家・井上靖の自伝的小説をもとに家族の深い絆を描く。
舟を編む
©2013「舟を編む」製作委員会
2013年/133分/カラー/配給:松竹・アスミック·エース
原作:三浦しをん/監督:石井裕也/脚本:渡辺謙作/撮影:藤澤順一/音楽:渡邊崇
出演:松田龍平、宮﨑あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、八千草薫、小林薫、加藤剛
*第37回 日本アカデミー賞 最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞、最優秀脚本賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞他
2012年本屋大賞第1位!三浦しをんのベストセラー映画化
出版社に勤める馬締光也は、営業部で変わり者として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える能力を買われ、新しい辞書「大渡海」を編む仲間として辞書編集部に迎えられた。言葉の海に奮闘する馬締とその同僚たち、辞書【舟】を編集する【編む】人たちの物語。
小さいおうち
©2014「小さいおうち」製作委員会
2014年/136分/カラー/配給:松竹
原作:中島京子/監督:山田洋次/脚本:山田洋次、平松恵美子/撮影:近森眞史/音楽:久石譲
出演:松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子
*2014年 第64回 ベルリン国際映画祭 銀熊賞(最優秀女優賞・黒木華)
第64回 ベルリン国際映画祭 銀熊賞受賞!黒木華
直木賞に輝いた中島京子の同名ベストセラー小説を、名匠・山田洋次監督が映画化した。とある一家で起きた恋愛事件の行方を見守った1人の女中。60年後、彼女がつづったノートを手にした青年によってその出来事が紐解かれていくさまが描かれる。
映画 聲の形
©大今良時・講談社/映画聲の形製作委員会
2016年/129分/カラー/配給:松竹
原作:『聲の形』大今良時(講談社コミックス刊)/監督:山田尚子/脚本:吉田玲子/音楽:牛尾憲輔/制作:京都アニメーション
出演:入野自由、早見沙織、悠木碧、小野賢章、金子有希、石川由依、潘めぐみ、豊永利行、松岡茉優
伝えたい“こえ”がある。聞きたい“こえ”がある。
ガキ大将だった将也は、転校生の硝子とのある出来事をきっかけに周囲から孤立してしまう。自分の想いを伝えられないふたりはすれ違い、分かり合えないまま、ある日硝子は転校してしまう。5年後、高校生になった将也は硝子の元を訪ね、止まっていた時間が少しずつ動き出す――。
キネマの神様
©2021「キネマの神様」製作委員会
2021年/125分/カラー/配給:松竹
原作:原田マハ「キネマの神様」/監督:山田洋次/脚本:山田洋次、朝原雄三/撮影:近森眞史/音楽:岩代太郎
出演:沢田研二、菅田将暉、永野芽郁、野田洋次郎/北川景子、寺島しのぶ、小林稔侍、宮本信子
あの人を愛したから、その神様に出会えた。
撮影所の助監督・ゴウは、初監督作品の撮影初日に大怪我をし、その作品は幻となった。50年後、再び自身の作品に向き合うことになったゴウは、忘れかけていた夢や青春を取り戻してゆく―― 。“映画の神様”を信じ続けた男の愛と友情、家族の物語。