エレファント・マン 4K修復版
©1980 BROOKSFILMS LTD
1980年/アメリカ=イギリス合作/モノクロ/124分/配給:アンプラグド
原題:The Elephant Man
監督:デイヴィッド・リンチ
脚本:クリストファー・デ・ヴォア、エリック・バーグレン、デイヴィッド・リンチ
製作:ジョナサン・サンガー
撮影:フレディ・フランシス
音楽:ジョン・モリス
出演:アンソニー・ホプキンス、ジョン・ハート、アン・バンクロフト、ジョン・ギールグッド、ウェンディ・ヒラー、フレディ・ジョーンズ
※当館の上映は2K版となります
公式ホームページ
僕は動物じゃない
僕は人間なんだ
19世紀のロンドン。優秀な外科医トリーヴズ(アンソニー・ホプキンス)は、見世物小屋でエレファント・マンと呼ばれる青年メリック(ジョン・ハート)と出会う。極端に身体が変形したメリックの姿を目にしたトリーヴズは、大きな衝撃を受け、彼を研究対象として病院で預かることに。当初は物も言えず怯え続けるメリックを誰もが知能も低いと思っていたが、ある日、知性溢れる穏やかな性格であることが発覚。その後、新聞で取り上げられたメリックの元を舞台女優のケンドール夫人(アン・バンクロフト)をはじめ、上層階級者が訪れるようになる。トリーヴズは自分が形を変えた見世物小屋の興行師と同じなのではないかと悩むが……。
《公開40周年記念》感動の名作がデイヴィッド・リンチ監督自身の監修により4K修復版として蘇った!
19世紀のロンドンで“エレファント・マン”と呼ばれた実在の青年ジョゼフ・メリックの生涯と彼を取り巻く人々の交流を描いた感動作。
長編映画デビュー作『イレイザーヘッド』(77)でカルト的な人気を得つつも、当時、弱冠33歳だった新鋭デイヴィッド・リンチ監督の名を一躍世界中に轟かせることになった作品。日本では1981年5月に公開され、国内外合わせたその年の全公開作品の中でナンバーワンの配収を記録。社会現象とも言える一大ブームを巻き起こした。米タイム誌が選ぶ「カラー時代のモノクロ映画ベスト10」で、『ベルリン・天使の詩』(87/ヴィム・ヴェンダース)、『シンドラーのリスト』(93/スティーヴン・スピルバーグ)などを抑え、堂々の1位を獲得している。
スタッフにはフランケンシュタインやドラキュラなどが登場する、怪奇映画監督としても知られるフレディ・フランシスが撮影監督として参加。彼がこだわったモノクロ映像特有の光と影、19世紀末の退廃的なロンドンの町並みが、この度の4K修復によってより幻想的に、よりクリアになったことで、メリックの喜びと絶望のコントラストも一層鮮やかに映し出している。
上映日時
7/18(土)~7/24(金・祝) | 7/25(土)~7/31(金) | 8/1(土) | 8/2(日) | 8/3(月)~8/7(金) | 8/8(土)~8/9(日) | 8/10(月)~8/14(金) |
12:25~14:35 15:55~18:05 |
13:00~15:10 18:45~20:55 |
18:00~20:10 | 18:45~20:50 | 18:00~20:10 | 18:20~20:25 | 18:00~20:10 |
料金
一般・大学・専門・シニア | 高校生以下 | |
通常 | ¥1100 | ¥800 |
会員 | ¥1100 | ¥800 |