モルゲン、明日

モルゲン、明日

©2018 Masako Sakata

2018年/日本/日本語・英語・ドイツ語/71分/BD/配給・宣伝:リガード
企画・監督・撮影:坂田雅子
編集・構成:大重裕二
整音:小川武

公式ホームページ

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

イベント情報
11/10(土)18:00回上映後、坂田雅子監督による舞台挨拶
11/18(日)10:00回上映後、環境学者飯田哲也さん×坂田監督トークショー

過去に学び、未来を拓く。
ドイツ市民のエネルギー革命。

福島第一原発の事故から3ヶ月後の2011年6月、ドイツは2022年までにすべての原発を廃炉にすることを決めた。一方、当事国の日本では事故収束の糸口も見えないまま再稼動が始まり、原発輸出の話さえ出ている。
両国の違いはどこからくるのだろう。答えを求めて「私」はドイツに向かった。
そこで出会ったのは、都市で、村で、学校で、教会で、脱原発と自然エネルギーへ情熱を燃やし実践する多くの人々。第二次世界対戦での自国の行いを深く反省し、1968年の学生運動をきっかけに芽生えた反原発・環境保護の意識と情熱を政治に反映し、次世代につなげようとしている彼らの姿は、世界は市民の手で変えられると教えてくれる。

問われているのは、私たちの現在。
Morgen、明日は私たち一人一人が作るのだ。

福島第一原発の事故を受け、亡き母の脱原発の遺志を胸に製作した前作『わたしの、終わらない旅』(2014年)でフランス、マーシャル諸島、カザフスタンと核に翻弄された人々を訪ねた坂田雅子監督が、次なる旅の目的地に選んだのは、欧米主要国の中でいち早く脱原発を宣言し、再生可能エネルギーへとシフトしたドイツ。
初作品の『花はどこへいった』(2007年/毎日映画コンクール・ドキュメンタリー賞)以降、大国の犠牲となった人々を描き続けてきた坂田が、権威を盲信せず、自分で考え、自ら行動を起こし続けるドイツ市民の戦後の軌跡を辿り、見出したMorgen, 明日への希望とは──。
※Morgen(モルゲン)=「明日」を意味するドイツ語

モルゲン、明日 モルゲン、明日 モルゲン、明日

上映日時

11/3(土)~11/9(金) 11/4(日)のみ 11/10(土)~11/16(金) 11/17(土) 11/18(日)~11/23(金)
12:15~13:30 12:35~13:50 18:00~19:15 休映 10:00~11:20

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1500 ¥1100 ¥800
会員 ¥1200 ¥1100 ¥800