スティルライフオブメモリーズ
©Plasir/Film Bandit
2018年/日本/107分/DCP/R18+/配給:「スティルライフオブメモリーズ」製作委員会
監督:矢崎仁司
原作:四方田犬彦『映像要理』(朝日出版社刊)
脚本:朝西真砂+伊藤彰彦
写真:中村早
出演:安藤政信、永夏子、松田リマ、伊藤清美、ヴィヴィアン佐藤
舞台挨拶 9/8(土)20:50回上映前、矢崎仁司監督の舞台挨拶がございます!
気品漂う映像美、死の匂いのする性…
矢崎仁司監督の最高傑作
フランスの画家・写真家アンリ・マッケローニの写真集『とある女性の性器写真集成百枚 ただし、二千枚より厳選したる』(※1)より、一つとして同じものがない女性の肉体の豊かな表情と神々しさ、そしてマッケローニと、自らを撮らせ続けた彼の愛人が過ごした2年間に触発され、企画された『スティルライフオブメモリーズ』。日本映画史上初のスキャンダラスなテーマを、『三月のライオン』『無伴奏』など国内外で注目される矢崎仁司監督が気品漂う映像美で表現し、エッジの効いたアートフィルムが誕生した。
東京のフォトギャラリーで、新進気鋭の若手写真家、春馬の写真展が開催されている。山梨県立写真美術館のキュレーター、怜は、たまたま入ったギャラリーで春馬の写真に心奪われる。翌日、怜は春馬に連絡をとり、撮影を依頼する。怜が撮ってほしいと切り出したのは……。
主人公の写真家、春馬を演じるのは、96年のデビュー作『キッズ・リターン』で日本アカデミー賞をはじめとする映画賞を総なめにし、『バトルロワイヤル』(00)『亡国のイージス』(05)など、数々の日本映画で存在感を放ってきた安藤政信。矢崎監督作品への出演は、『ストロベリーショートケイクス』(06)に次ぎ2作目となる。そして、春馬に自分の性器を撮るよう依頼するミステリアスな女性キュレーター、怜役で永夏子、怜の出現に動揺しながらも春馬の才能を信じ、支える恋人の夏生役で松田リマが、対照的な2人のヒロインを体現した。
※1: ⽇本では輸⼊を禁じられ、現在に⾄るまで⾒られていない。
上映日時
9/8(土)~9/21(金) |
20:50~22:40 レイト割 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | |
通常 | ¥1800 | ¥1100 |
会員 | ¥1500 | ¥1100 |