かぞくへ
©2017 「かぞくへ」製作委員会.
2016/日本/117分/DCP/シネスコ/5.1ch/カラー/配給:「かぞくへ」製作委員会
監督・脚本・編集:春本雄二郎
撮影:野口 健司
出演:松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美
舞台挨拶
最終日3/23(金)19:00回上映後、春本雄二郎監督、梅本誠弘さんの舞台挨拶がございます!
ありがとう、けど、云わん。
家族を知らない男が、つかみかけた幸せを前に、親友と婚約者の間で揺れる―日本の片隅に生きる若者たちの息遣いを骨太に描き出した人間ドラマ。
家族の温かさを知らずに生きてきた旭は、同棲中の佳織と結婚を目前にしながら、良かれと思って紹介した仕事で親友の洋人を詐欺の被害に合わせてしまう。
養護施設で家族同然に育ってきた唯一無二の親友と、認知症が進む祖母のために結婚式を急ぐ婚約者の間で、次第に旭は追い詰められていき…。
2016年東京国際映画祭スプラッシュ部門で上映され、エモーショナルなラストに観客の拍手は鳴りやまなかった。その後フランス・ヴズール国際アジア映画祭では、NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)含む3冠を達成、ドイツ・ニッポンコネクションほか海外映画祭でも高い評価を得た本作。そで描かれるのは、苦しい生活の中で喜び、悩み、涙する、人間たちの息遣い。自分が持ちえなかった家族のぬくもりを渇望し、愛を求め、後悔を抱えながら、それでも生きていく―主人公・旭を演じた松浦の実話を基に、監督の春本雄二郎がオリジナル脚本を書き上げた。その骨太な演出に確かな演技力で応えた松浦慎一郎、梅田誠弘、遠藤祐美ら俳優陣。今の日本で生きるには不器用すぎる人物たちが織り成す物語は、容赦なく観る者の胸に迫ってくる。
*第29回 東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門 公式出品
*第23回 フランス ヴズール国際アジア映画祭 審査員賞
NETPAC賞(最優秀アジア映画賞) /ギメ東洋美術館審査員特別賞受賞
*第14回 ソウル国際アガペー映画祭 Re-Awakening of The Asia Agape Films部門 公式招待
*第17回 ドイツ ニッポンコネクション2017 ニッポン・ヴィジョンズ部門 審査員スペシャル・メンション受賞
上映日時
3/10(土)~3/16(金) | 3/17(土)~3/23(金) |
11:50~13:55 | 19:00~21:05 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |