モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険

モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険

©2017 BUSY MONKEY,LLC

2018年/アメリカ/82分/DCP/配給:エスパース・サロウ
原題:Monkey Business: The Adventures of Curious George’s Creators
監督:山崎エマ
製作:エミリー・ハロルド
ナレーション:サム・ウォーターストーン

公式ホームページ

「おさるのジョージ」生みの親、ハンス&マーガレット・レイ
戦火を逃れ、生涯ジョージと共に過ごした二人の冒険の日々

世界中で愛されている絵本「ひとまねこざる」と「おさるのジョージ」シリーズ。その生みの親、ユダヤ人であるハンス・レイとマーガレット・レイ夫妻。
ハンスは1898年、マーガレットは1906年、共にドイツ・ハンブルグに生まれ、1936年に結婚。パリで暮らしながらハンスが描いた動物の絵が出版社の目にとまり、児童向けの本執筆の依頼が入る。その時の作品「きりんのセシリーと9ひきのさるたち」に登場するキャラクター、おさるのジョージが後の世界的なベストセラー「ひとまねこざる」の主人公となった。

第二次大戦中、ナチスドイツの攻撃を避けるため、パリ陥落の数時間前にハンスが組み立てた自転車2台でパリを脱出。その時も「ひとまねこざる」の原画だけは手放さず、戦後はニューヨークで数々の「おさるのジョージと黄色い帽子のおじさん」の絵本シリーズを執筆した。
生涯ジョージのキャラクターを守り続けた二人の波乱万丈な人生を、世界中から集めた膨大なアーカイブ映像と、貴重な原画の数々を織り交ぜ、製作期間3年で15,000枚を描いたという手書きのアニメーションで綴るドキュメンタリー

監督は神戸生まれ、日本人の母とイギリス人の父を持つ山崎エマ。19歳で渡米し、ニューヨーク大学映画制作学部に進学。卒業後、携わったドキュメンタリー作品がサンダンス映画祭や米放送局PBS、HBOなどで上映・放送。編集とコープロデュースを担当した長編ドキュメンタリー『CLASS DIVIDE』が 2015年、アメリカ最大のドキュメンタリー映画祭 DOC NYCでグランプリを受賞。本作が初の長編ドキュメンタリー監督作品となる。

モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険 モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険 モンキービジネス おさるのジョージ著者の大冒険

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

極北のナヌーク

極北のナヌーク

©2013 by Film Preservation Associates, Inc.

1922年/アメリカ/78分/モノクロ/サイレント/スタンダード/配給:グループ現代
原題:Nanook of the North
監督:ロバート・フラハティ

1922年、記録映画の原点

ドキュメンタリー映画の先駆的作品。『極北の怪異』のタイトルでも知られ、その後の映像ドキュメンタリー作家に多大な影響を与えた「記録映画」の大傑作。探検家、人類学者でイヌイットを生涯にわたるテーマとしていたロバート・フラハティの名を一躍有名にした作品でもある。

イヌイット一家、大自然の中でのたくましい暮らし

カナダ北部の極地。雪と氷の大平原を背景に、カヌーでの移動、セイウチやアザラシ漁、毛皮を売る姿、住居を氷や雪で作る様子など極地のイヌイット(エスキモー)族一家の暮らしと、生きるために苛酷な自然と闘っていく様を迫真せまる映像で描く。
フラハティ監督のもうひとつの傑作「モアナ 南海の歓喜」リマスター版公開にあわせ、デジタルリマスター・音楽付きサイレント版にて上映。

極北のナヌーク 極北のナヌーク 極北のナヌーク

上映日時

11/10(土)~11/16(金)
12:05~13:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1500 ¥1100 ¥800
会員 ¥1200 ¥1100 ¥800

モアナ 南海の歓喜 サウンド版

モアナ 南海の歓喜 サウンド版

©2014 Bruce Posner-Sami van Ingen. Moana ©1980 Monica Flaherty-Sami van Ingen. Moana ©℗1926 Famous Players-Laski Corp. Renewed 1953 Paramount Pictures Corp.

1926、1980、2014年/アメリカ/サモワ語/98分/DCP/配給:グループ現代
原題:MOANA with Sound
監督:ロバート・フラハティ
共同監督:フランシス・フラハティ、リチャード・リーコック
撮影:ロバート・フラハティ、デヴィッド・フラハティ
録音:モニカ・フラハティ、リチャード・リーコック

公式ホームページ

トークショー
11/3(土)13:40回上映後、金子遊さん(映像作家、映画批評家)のトークショーがございます。
11/10(土)10:00回上映後、村尾静二さん(映像人類学者)のトークショーがございます。

ドキュメンタリーという言葉はこの映画から始まった
100年のときを超えスクリーンに蘇る、世界映画史上の傑作

『極北のナヌーク』で知られるドキュメンタリー映画の始祖ロバート・フラハティ。“ドキュメンタリー”という言葉は、1926年の本作公開時に新聞の映画評で使われたことが起源とされている。人間の発見と生活の調査、記録、そしてその肯定を目指したフラハティは、ドキュメンタリーの父とも呼ばれている。
無声だったこの作品に音声を付け加えるため、1980年、ロバートの娘モニカ・フラハティ監督はサモアの島へ赴き、当時映画に出演した多くの住民たちの協力を得て本物の音や会話、民謡を録音し、『モアナ 南海の歓喜 サウンド版』として生まれ変わらせた。 更に2014年、最新のデジタル技術により、当時の人々の気高さや生命の息吹を感じることができる2Kデジタルリストア版(サウンド版)がついに完成した。

南太平洋サモア。生命を豊かに育む海と、ヤシや緑が生い茂る美しい島。
大自然の中で、踊りと音楽にあふれた人々の暮らしがそこにある。

楽園のようなこの島で暮らすルペンガー家には、モアナという息子がいた。一家は、常食とするタロイモ採りに出かけ、イノシシの通る道に罠を仕掛ける。珊瑚礁の岸に寄せる波間では丸木船に乗って魚を採る、のどかな島の暮らし。 そして今日はモアナの結婚式。ほら貝の音とともに太鼓が鳴り響き、村はこどもから大人まで祝祭に満ち溢れている。モアナは成人男性のしるしであるタトゥーを施し、婚約者ファアンガセと共に歓喜の踊りを舞う。盛大な挙式がはじまった―― 本作は、圧倒的な映像で生きることの美しさと人間が持っている本来の輝きを見せてくれる。

モアナ 南海の歓喜 モアナ 南海の歓喜 モアナ 南海の歓喜

11/10 トークショー登壇者プロフィール

■村尾静二さん


東京大学、東京芸術大学兼任講師。国立民族学博物館研究員。専門は文化人類学・映像人類学。インドネシアを中心に宗教と芸術をテーマにフィールドワークを続け、映像作品『護りの時空』(スマトラ島)、『老いの時空』(バリ島)を製作、ポーランド国際人類学映画祭や東京都写真美術館をはじめ国内外の映画祭やミュージアムで上映され好評を得る。また国立天文台ハワイ観測所や国立極地研究所でも、科学と自然をテーマにサイエンス・コミュニケーションの視点から製作活動を展開する。共編著に『映像人類学-人類学の新たな実践へ』(せりか書房)、『フィールド映像術』(古今書院)等、共訳書にトリン・T・ミンハ著『フレイマー・フレイムド』(水声社)等。

上映日時

10/27(土)~11/2(金) 11/3(土)~11/9(金) 11/10(土)~11/16(金)
11:55~13:40 13:40~15:25 10:00~11:45

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

形のない骨

形のない骨

©teevee graphics,inc

2018年/日本/104分/配給:エレファントハウス
監督・脚本・編集:小島淳二
撮影:安岡洋史
出演:安東清子、高田紀子、田中準也、熊谷太志、杉尾夢

公式ホームページ

ミシミシと、キシキシと、心が死んでいく音。
聞こえないふりをした。

格差社会から生まれる一般家庭の貧困、希薄な人間関係、女性蔑視。地方都市に暮らす一人の女性の壮絶な人生を通して、家族とは、人間の優しさとは何かを問いかける傑作の誕生!理性的であることを求められる現代に生きる、すべての人への人生賛歌。
TSUBAKIやマキアージュなど、資生堂のメインブランドのCMを長年にわたって手がけ、世界が注目する「女性美の魔術師」、小島淳二。自身が企画から立ち上げ5年の歳月をかけて挑んだ本作で、壮麗で華やかなCMが映し出す世界とは真逆のベクトルとなる「人間の内面」をリアルに描き出した。

心の優しい一人の女性が、どうしたらこんな悲劇に耐えられるだろう?

34歳の良子は画家の夫、姑、小学生の息子とともに、地方都市の郊外にある一軒家で静かに暮らしていた。その生活は一見するとなんの不自由もなく穏やかに見えるが、刺々しい義母の態度、闇の商売に手を染め、誰にも分からないように暴力を振るう夫にうんざりする日々。彼女が愛を与えているのはたった一人の弟・圭人と、息子の宏だけだ。ある日彼女は、家族の一員を思いがけない事件によって失ってしまう。
許されない罪と失った愛。追い詰められた良子が取った行動とは…。

形のない骨 形のない骨 形のない骨

上映日時

11/17(土)~11/23(金)
20:00~21:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

あん

あん

©2015映画「あん」製作委員会/COMME DES CINEMAS/TWENTY TWENTY VISION/ZDF-ARTE

2015年/日本・フランス・ドイツ/ 113分/配給:エレファントハウス
監督・脚本:河瀨直美
原作:ドリアン助川
主題歌:秦基博「水彩の月」
出演:樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、市原悦子、水野美紀

公式ホームページ

樹木希林 最後の主演作
たくさんの涙を超えて、生きていく意味を問いかける

ドリアン助川の同名小説「あん」を、世界を舞台に創作活動を続ける監督・河瀨直美が映画化。これが最後の主演作となった樹木希林をはじめ、抜群の演技力で独特の存在感を放つ永瀬正敏、樹木の実孫である新星・内田伽羅や、芸歴50年を超えようやく樹木との共演が実現した市原悦子など、豪華キャストで贈る、心揺さぶる名作。

私達はこの世を見るために、聞くために、生まれてきた。
この世は、ただそれだけを望んでいた。
だとすれば、何かになれなくても、
私達には生きる意味がある

縁あってどら焼き屋「どら春」の雇われ店長として単調な日々をこなしていた千太郎(永瀬正敏)。そのお店の常連である中学生のワカナ(内田伽羅)。ある日、その店の求人募集の貼り紙を目にし、そこで働くことを懇願する一人の老女、徳江(樹木希林)が現れ、どらやきの粒あん作りを任せることになる。徳江の作った粒あんはあまりに美味しく、みるみるうちに店は繁盛する。しかし心ない噂が、彼らの運命を大きく変えていく――

あん あん あん

上映日時

11/18(日)~11/23(金) 11/24(土)~11/30(金)
11:40~13:40 20:00~21:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1300 ¥1100 ¥800
会員 ¥1100 ¥1100 ¥800

万引き家族

万引き家族

©2018フジテレビジョン ギャガ AOI Pro.

2018年/日本/120分/DCP/配給:ギャガ
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
音楽:細野晴臣
出演:リリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、池松壮亮、城桧吏、佐々木みゆ、高良健吾、池脇千鶴、樹木希林

公式ホームページ

第71回カンヌ国際映画祭 最高賞パルムドール受賞!
家族を描き続けてきた名匠・是枝裕和監督が、
“家族を超えた絆”を描く衝撃の感動作

高層マンションの谷間にポツンと取り残された今にも壊れそうな平屋に、治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人が転がり込んで暮らしている。彼らの目当ては、この家の持ち主である初枝の年金だ。足りない生活費は、万引きで稼いでいた。社会という海の底を這うような家族だが、なぜかいつも笑いが絶えず、互いに口は悪いが仲よく暮らしていた。
冬のある日、近隣の団地の廊下で震えていた幼い女の子を、見かねた治が家に連れ帰る。体中傷だらけの彼女の境遇を思いやり、信代は娘として育てることにする。だが、ある事件をきっかけに家族はバラバラに引き裂かれ、それぞれが抱える秘密と切なる願いが次々と明らかになっていく──。

息子と協力して万引きを重ねる父・治をリリー・フランキー、その妻・信代を安藤サクラ、彼女の妹・亜紀を松岡茉優、家族の“定収入”として年金を当てにされる祖母・初枝を樹木希林が演じる。さらに、池松壮亮、高良健吾、池脇千鶴、柄本明、緒方直人、森口瑤子ら実力派俳優たちが集結。そしてオーディションで抜擢された城桧吏(じょう・かいり)と佐々木みゆの2人の子役が瑞々しい表情を見せている。

万引き家族 万引き家族 万引き家族

上映日時

11/18(日)~11/22(木)
15:45~17:50

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

モリのいる場所

モリのいる場所

©2017「モリのいる場所」製作委員会

2018年/日本/99分/DCP/配給:日活
監督・脚本:沖田修一
出演:山﨑努、樹木希林、加瀬亮、吉村界人、光石研、青木崇高、吹越満、池谷のぶえ、きたろう、林与一、三上博史

公式ホームページ

名優・山﨑努と樹木希林 初共演。
円熟の夫婦役に日本中が笑いと涙に包まれる
人生が愛おしくなる 珠玉の物語

30年もの間、家の外へ出ることなく、ひたすら庭に生きるたくさんの虫や猫や草木などを見つめ、描きつづけた画家・熊谷守一のエピソードをもとに、現在の日本映画を牽引する沖田監督が紡ぐ、どこか懐かしく温かなオリジナルストーリー。
今作が初共演となる山﨑努(80歳)と樹木希林(74歳)、日本映画の至宝たる名優が演じる、深い絆を感じさせる味わい深い夫婦のたたずまい。そしてふたりを取り囲む豪華キャストたちが繰り広げる、可笑しくてオカシなやりとりにクスクス、夫婦愛にほろりとする、珠玉の物語。

仕事や、家庭や、いろいろと大変な現代。
ほんのひととき、あなたもモリの庭で深呼吸してみませんか?

時流にも無頓着、まるで少年のように自分のやりたいことだけに夢中。「仙人」と呼ばれた画家・モリ94歳。
ともに人生の荒波を乗り越え、ちょっと変わった夫との暮らしを楽しんでいる(?)笑顔がチャーミングな妻・秀子76歳。
52年の結婚生活同様、味わいを増した生活道具に囲まれて暮らすふたりの日課は、ルール無視の碁。
画家が愛する庭と小さな生命たち、老夫婦のお茶の間に集う人々のある夏の日。
それは、愉しくて、温かくて、かけがえのない物語。

モリのいる場所 モリのいる場所 モリのいる場所

上映日時

11/10(土)~11/16(金) 11/18(日)~11/23(金)
16:00~17:45 13:50~15:35

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

昭和の怪女優 浪花千栄子

「上品」を演じればその底に「下品」があり、「下品」を演じれば底に「上品」を漂わせる。 カッカと笑う笑顔の底に哀しみがあり、悲嘆にくれる姿の底に躍然たる明るさがある。 美貌とは無縁の「仇(あだ)な美しさ」を持つ女優、それが浪花千栄子だ。——–大分シネマ5支配人 田井 肇 <トークゲスト>

2018.11.17(土) 1日のみの上映イベント

浪速千恵子ロゴ

 横浜の様々な会場で映画を観に集まって来る人たちに、映画の魅力をもっと深く知ってもらおう、横浜の映画文化を盛り立てていこう、という目的とともに、横浜で映画上映に関わっている人たちの情報交換と交流を目的として企画した本企画、今回は、浪花千栄子に焦点を当て、その魅力に迫ります。あたかもそんな人が存在しているかのような錯覚に陥らされる揺るぎない存在感、そして役者としての上手さ、浪花千栄子特集としては珍しいセレクションの3作品をぜひお楽しみ下さい。『鉄腕投手 稲尾物語』は、国立映画アーカイブ所蔵の、ニュープリントでお届けします。

■浪花 千栄子 なにわ ちえこ プロフィール


本名、南口 キクノ(なんこう きくの)、1907年(M40)大阪府生まれ。両親と死別し、8歳から道頓堀に女中奉公に出される。その後、幾つもの仕事経て、1930年(S5)23歳で、2代目渋谷天外、曾我廼家十吾らが旗揚げした「松竹家庭劇」に加わり、天外と結婚、さらに天外らが旗揚げした「松竹新喜劇」でも看板女優として活躍する。1950年(S25)天外の浮気から離婚し、退団する。1951年(S26)、NHKラジオの「アチャコ青春手帖」に出演、「お父さんはお人好し」でも花菱アチャコと共演し、長寿番組となる。同時に、映画出演も続き、溝口健二『祇園囃子』でブルーリボン助演女優賞を受賞して以来、溝口、木下恵介らに重用される。代表作に、森繁久弥と共演した『夫婦善哉』、黒澤明『蜘蛛巣城』、内田吐夢『宮本武蔵』、小津安二郎『彼岸花』などがある。テレビドラマでは、『太閤記』、『細うで繁盛記』などに出演、自叙伝に「水のように」がある。1973年(S48)急逝、享年66歳。没後、勲四等瑞宝章受章

■3作品上映&トークショー


花嫁会議画像

花嫁会議(1956)
©TOHO CO., LTD.

花嫁会議

1956年/白黒/スタンダード/88分/35㎜/製作・配給:東宝


製作:佐藤一郎
監督:青柳信雄
脚本:梅田晴夫、椿澄夫
撮影:遠藤精一
美術:北猛夫、清水喜代志
音楽:松井八郎
出演:柳家金語楼、雪村いづみ、本間文子、小林桂樹、浪花千栄子、池部良、小泉博、岡田茉莉子

兄弟揃って10年来のこぶ付やもめの元吉と次郎(柳家金語楼と千秋実)、ある日、元吉のもとへ見合い話が舞い込む。大阪から来た千代子(浪花千栄子)というその相手は、乗り気でない元吉に「これでも、処女でおます」と猛アピール、その甲斐あってか元吉はすっかり千代子に惚れ込んでしまう。一方、次郎一家に、謎の不精ひげ男、為五郎(池部良)が突然現れ、傍若無人な振る舞いをするが…。見合い話をきっかけに次々と縁談が巻き起こるという、結婚コメディの佳作。小津安二郎へのオマージュが随所に散りばめられている。

丼池画像

丼池(1963)
©TOHO CO., LTD.

丼池 どぶいけ

1963年/白黒/シネマスコープ/104分/35㎜/製作:宝塚映画/配給:東宝


製作:杉原貞雄、山本紫朗
監督:久松静児
原作:菊田一夫
脚本:藤本義一
撮影:黒田徳三
美術:加藤雅俊
音楽:広瀬健次郎
出演:司葉子、新珠三千代、三益愛子、森光子、中村鴈治郎、佐田啓二、浪花千栄子

昭和27年の大阪。カツミ(司葉子)は、がめつさでは丼池筋NO.1の松子(三益愛子)から高い金利で金を借り、高利貸しをする会社を立ち上げた。元許嫁でもある老舗繊維問屋「園忠」の番頭定彦(佐田啓二)の仲介で、社長忠兵衛(中村鳫治郎)に700万円を用立てたが、忠兵衛は既に松子に850万円の借金があった。強欲な松子は、合わせて1550万円をカタに「園忠」を乗っ取ろうと企てるが…。大阪を舞台に「金」の話をさせるなら浪花千栄子の右に出るものはいない。一文無しから這い上がって来た底抜けに明るい行商のおばちゃん役で登場。

鉄腕投手 稲尾物語

鉄腕投手 稲尾物語(1959)
©TOHO CO., LTD.
国立映画アーカイブ所蔵作品
ニュープリント

鉄腕投手 稲尾物語

1959年/白黒/シネマスコープ/105分/35㎜/製作・配給:東宝/文部省選定


製作:杉原貞雄
構成:菊島隆三
監修:三原脩
監督:本多猪四郎
脚本:蓮池義雄
撮影:遠藤精一
美術:北辰雄
音楽:古関裕而
出演:志村喬、浪花千栄子、稲尾和久、吉田光男、白川由美、柳川慶子、江原達怡

プロ野球・西鉄ライオンズの黄金時代を築いた稲尾和久投手の半生を本人主演で描いた。稲尾和久は、大分県別府市の漁師の家に生まれており、浪花千栄子は、和久を優しく見守る母親を演じている。漁師の父親には志村喬。この父親の一言で一番条件の良い南海ではなく、地元の西鉄球団を選んだ和久は、入団後めきめきと頭角を現した。クライマックスは、伝説の昭和33年日本シリーズ対巨人戦、連日の好投でチームが劇的な逆転優勝を遂げるまでを、ニュースフィルムと共に再現している。偉大なる両親と鉄腕稲尾誕生の物語。

※本作はバリアフリー音声ガイド付で上映致します。協力:ヨコハマらいぶシネマ/かながわバリアフリー映画祭

■トークショー


ゲスト:大分シネマファイブ支配人

田井 肇さん

たい はじめ/1956年岐阜市生まれ。3歳の頃より大分県・別府市で育つ。1976年に始まった湯布院映画祭の立ち上げメンバーの一人。その後、湯布院映画祭を離れ、1989年より大分市でミニシアター「シネマ5」(74席)を運営。2011年より姉妹館「シネマ5bis」(168席)を手掛け、現在2館を運営している(いずれの映画館も前経営者が閉館したものを引き継ぐかたちで運営を始めた)。

聞き手:ヨコハマ映画祭実行委員長

北見 秋満さん

きたみ あきみつ/1956年新潟県佐渡生まれ。世阿弥の佐渡配所、正法寺で腰掛石を的に見たててひたすらボールを投げ続ける野球少年として育つ。日大映画学科に進学後、たどり着いた先がヨコハマ映画祭立ち上げの現場、鶴見京浜映画劇場。1992年よりヨコハマ映画祭実行委員長。サントリー地域文化賞、ヨコハマ遊大賞などの受賞がある。1998年横浜文化賞奨励賞受賞。リヨン・リュミエール研究所、日本映画祭参画。

■スケジュール11/17(土)


10:00-11:30 花嫁会議

11:50-13:40 丼池

14:00-15:50 鉄腕投手 稲尾物語

16:00-17:00 トークショー

■入場料


【前売券】3回券 3,000円 当館受付にて絶賛発売中!

 有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中!

【当日料金】 一般1,300円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

■横浜シネマネットワーク実行委員会とは?


「全国コミュニティシネマ会議in横浜2017」の開催を機に、横浜の地で、映画上映に関わっている人たちにより生まれたネットワーク。参加個人、参加団体間の、情報交換、交流の場づくりを目指します。 映画を観に来る人たちには、様々な映画鑑賞スタイル(シネコン、ミニシアター、映画祭、自主上映会etc.)を体験することで、映画の魅力をより深く知っていただき、ひいては、横浜の映画文化を盛り立てることを目標とします。

レディinホワイト

レディinホワイト

©テレビ大阪サービス

2018年/日本/98分/配給:太秦
監督:大塚祐吉
脚本:能登秀美
製作:田上英樹、橋本知鑑
出演:吉本実憂、波岡一喜、矢本悠馬、笛木優子、宮川浩明、國本鍾建、中島広稀、久住小春、吹越満

公式ホームページ

【前売券】全国共通鑑賞券1,400円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

クズ新人VSゲス上司、
有毒社員たちの仁義なき戦いがいま始まる!

親の資産で何不自由ない生活を送ってきた如月彩花、新卒。ホワイト企業と思って入った会社には、なんとパワハラ全開のゲスなエリート上司が!部下はもれなく全員奴隷化がデフォルトの中、脅威の体育会系!今まで味わったことのない屈辱の連続に怒り心頭の如月だったが、そのゲス上司に負けない驚きのクズっぷりを発揮するのだった――。
敬語は使えず、指示には従わず、キメキメの白スーツと社内でも完全に厄介者と噂され…。そんな中、時を同じくして父の会社が倒産。さらにゲス上司からの嫌がらせに加え、会社の命運を担うプロジェクトまで任せれ…。猛毒フレッシャーズ女子・如月はこの苦難を脱することができるのか!?

最高にムカついて、最高に笑える
猛毒フレッシャーズ女子による、社畜解放のすゝめ。

主演はドラマ「クズの本懐」、「ウチの夫は仕事ができない」、「さくらの親子丼」、映画『HIGH&LOW THE RED RAIN』や『罪の余白』などで近年女優として注目を浴びる吉本実憂。『罪の余白』以来、本作の大塚祐吉監督とは3年ぶりの再タッグ。前作の命を弄ぶ邪悪な女子高生とは打って変わり、今作では常識外れで破天荒、それでいてどこか憎めないクズな新人・如月彩花を圧倒的なコメディエンヌの才能を開花し演じ切った。

そんな新人と対立する企画部のパワハラ将軍・松山翔平役を、ドラマ「火花」や「わろてんか」、映画『blank13』、『彼女の人生は間違いじゃない』などに出演する実力派俳優の波岡一喜が毒気と迫力たっぷりに演じた。さらに、如月の教育係に任命され嫌々サポートすることになる頼りない従属性毒社員・猪瀬を矢本悠馬が、如月を毛嫌いする高圧的毒社員・相川を久住小春が、如月の採用を独断で決めて周りを困惑させる放置性毒社員・酒田部長を吹越満が演じ脇を固める。

監督は『スープ~生まれ変わりの物語~』、『FLARE~フレア~』、『罪の余白』の大塚祐吉。誰もが体験する世代間のギャップや、カルチャーショックを笑いに変えながら、有毒社員たちの社内のドタバタと新入社員の成長物語を描き、最高にムカついて最高に笑える、猛毒フレッシャーズ映画が誕生した。

レディinホワイト レディinホワイト レディinホワイト

上映日時

11/23(金) 11/24(土)~11/30(金) 12/1(土)~12/7(金)
15:45~17:30 18:10~19:50 16:00~17:45

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

台北ストーリー

台北ストーリー

©3H Productions Ltd

1985年/台湾/119分/DCP/配給:オリオフィルムズ
原題:青梅竹馬 Taipei Story
監督・共同脚本:エドワード・ヤン
主演・製作・共同脚本:ホウ・シャオシェン
音楽:ヨーヨー・マ
出演:ホウ・シャオシェン、ツァイ・チン、ウー・ニェンツェン、クー・イーチェン

台湾ニューシネマの奇跡の瞬間。
エドワード・ヤン 幻の傑作!

『牯嶺街少年殺人事件』のエドワード・ヤンが1985年に手がけた第2作目となる長編監督作品。
すでに『フンクイの少年』『冬冬の夏休み』などを発表していた盟友ホウ・シャオシェンが、エドワード・ヤンのために自宅を抵当に入れてまで製作費を捻出し、完成へとこぎつけた。ホウ・シャオシェンにとってはこれが俳優として唯一の主演作品となる。
日本では長らく劇場未公開だったが、マーティン・スコセッシ率いるフィルム・ファウンデーションにより、エドワード・ヤン生誕70年、没後10年となる2017年に、4Kデジタルリストア版で劇場初公開が実現した。

この街は、そしてわたしたちは、これからどこに向かってゆくのだろう。

1980年代半ば、急激に変貌を遂げつつある大都市、台北。
アリョンは少年時代にリトルリーグのエースとして将来を嘱望されていたが、いまは家業の紡績業を継ぎ、布地問屋を営んでいる。幼なじみで恋人のアジンは不動産ディベロッパーで働くキャリアウーマン。過去に囚われた男と未来に想いをはせる女のすれ違いが、かわりゆく台北の街並みに重ねられ、そしてある過去の出来事が重なり、思いもよらぬ結末が訪れる・・・

台北ストーリー 台北ストーリー 台北ストーリー

上映日時

11/24(土)~11/30(金) 12/1(土)~12/7(金)
12:00~14:05 19:55~22:00

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800