ベルイマン生誕100年映画祭 -デジタル・リマスター版-

ベルイマンROGO

スウェーデンが生んだ“20世紀最大の巨匠”イングマール・ベルイマン
全キャリアにおける厳選の傑作13本が
デジタル・リマスター版でスクリーンに甦る

8/18(土)-9/7(金) 全13作品

ベルイマンポスター

“映像の魔術師” “北欧の至宝”…。映画というカテゴリーに止まらず、芸術全般において最大の賛辞をもって世界中の人々から呼称される、20世紀が生んだ唯一無二の映画作家イングマール・ベルイマン。1918年スウェーデンで生まれ、2007年に没した巨匠の生誕100年にあたる2018年、偉大なる業績を振り返る大規模なレトロスペクティブが世界各国で開催されている。その巨匠然とした風格から、しばしば難解だ、というイメージが先行する作品群にあって、ベルイマンが終始描きたかったのはただひとつ。
――今、私の隣にいる人は何を思っているだろうか?
愛し合っているのに分かり合えない、いやそもそも思うこと自体が間違いなのかもしれない。でも、もっと深くあなたを知りたい…。そんな等身大の葛藤が、彼の映画には深く刻まれている。それゆえベルイマンの映画は、まるでスクリーンが鏡となる。そこには、悩み楽しみながら日々を生きる、ほかでもない私たちの姿が映っているのだ。それでも人生は素晴らしい。そうつぶやくベルイマンが仄かに照らす光は、今なお一層の厳しさと優しさを携えて、まばゆく輝き続けている。100年に一度のアニバーサリー・イヤーとなった2018年、ベルイマンの世界に心ゆくまで浸る、またとない機会を、どうぞご堪能下さい。

■イングマール・ベルイマン


イングマール・ベルイマン

1918年7月14日、プロテスタントの聖職者の父エーリックと母カーリンの次男として、スウェーデンの大学都市ウプサラで生まれる。演劇好きの妹の影響で、幼少期から人形遊びに夢中になる。10歳のクリスマス、祖母に映写機をプレゼントされたことをきっかけに映画の世界に魅了され、当時の夢は映写技師になることだった。大学在学中は文学・美術を学ぶ傍ら演劇に没頭する。 44年アルフ・シェーベルイ監督『もだえ』で脚本を手掛け、46年『危機』で映画監督デビュー、以後、60年以上にわたるキャリアの中で、50本以上の作品を残した。平行してストックホルム王立劇場の芸術監督として数々の演劇の演出を務める。1982年、最後の監督作と宣言し、スウェーデン史上最大の製作費を投じた『ファニーとアレクサンデル』以降、テレビと演劇に活躍の場を移したが、2003年、突如として20年ぶりの監督作『サラバンド』を発表。2007年7月30日、バルト海の孤島フォール島の自宅で死去、享年89。

【全国共通特別鑑賞券】絶賛発売中!

★『ファニーとアレクサンデル』専用特別鑑賞券(税込)2,000円【特典❷+❸】

★特別鑑賞券(税込) 1回券1,200円【特典❶】/3回券3,000円【特典❶+❸】

※『ファニーとアレクサンデル』以外の12作品でご使用いただけます。

劇場受付でお買い求めの方に、オリジナルグッズプレゼント!(数量限定)

❶『叫びとささやき』ポストカード

❷『ファニーとアレクサンデル』ポストカード

❸ ベルイマン直筆イラスト&サイン入りオリジナルクリアファイル

【当日料金】

★『ファニーとアレクサンデル』

一律2,500円 ※特別興行につきサービスデーや各種割引、招待券・ポイント鑑賞不可

★『ファニーとアレクサンデル』以外の12作品

一般1,500円/会員1,200円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

上映スケジュール 全13作品

8/18(土) 8/19(日) 8/20(月) 8/21(火) 8/22(水) 8/23(木) 8/24(金)
12:00-13:35
夏の遊び
夏の遊び
12:00-17:30
ファニーとアレクサンデル
(途中休憩15分)
ファニーとアレクサンデル
12:00-13:50
夏の夜は三たび微笑む
夏の夜は三たび微笑む
12:00-13:35
叫びとさやき
叫びとさやき
12:00-17:30
ファニーとアレクサンデル
(途中休憩15分)
ファニーとアレクサンデル
12:00-13:35
鏡の中にある如く
鏡の中にある如く
12:00-13:45
魔術師
魔術師
13:45-15:20
野いちご
野いちご
14:00-15:45
魔術師
魔術師
13:50-15:30
秋のソナタ
秋のソナタ
13:45-15:25
沈黙
沈黙
14:00-15:30
仮面/ペルソナ
仮面/ペルソナ
15:30-16:55
仮面/ペルソナ
仮面/ペルソナ
15:55-17:30
処女の泉
処女の泉
15:45-17:30
第七の封印
第七の封印
15:35-17:00
冬の光
冬の光
15:45-17:25
叫びとさやき
叫びとさやき

予定表 横にスクロールできます

8/25(土) 8/26(日) 8/27(月) 8/28(火) 8/29(水) 8/30(木) 8/31(金)
12:20-17:50
ファニーとアレクサンデル
(途中休憩15分)
ファニーとアレクサンデル
12:20-13:55
処女の泉
処女の泉
12:20-13:45
冬の光
冬の光
12:20-13:50
仮面/ペルソナ
仮面/ペルソナ
12:20-13:55
夏の遊び
夏の遊び
12:20-17:50
ファニーとアレクサンデル
(途中休憩15分)
ファニーとアレクサンデル
12:20-14:00
沈黙❸
沈黙
14:05-15:40
叫びとさやき
叫びとさやき
13:55-15:30
鏡の中にある如く
鏡の中にある如く
14:05-15:55
夏の夜は三たび微笑む
夏の夜は三たび微笑む
14:10-15:50
第七の封印
第七の封印
14:10-15:35
冬の光
冬の光
15:50-17:25
秋のソナタ
秋のソナタ
15:40-17:20
沈黙
沈黙
15:40-17:20
野いちご
野いちご
16:05-17:50
魔術師
魔術師
15:45-17:20
鏡の中にある如く
鏡の中にある如く

予定表 横にスクロールできます

9/1(土) 9/2(日) 9/3(月) 9/4(火) 9/5(水) 9/6(木) 9/7(金)
17:00-18:45
第七の封印
第七の封印
17:00-18:35
鏡の中にある如く
鏡の中にある如く
17:00-18:35
夏の遊び
夏の遊び
17:00-18:45
魔術師
魔術師
17:00-18:30
仮面/ペルソナ
仮面/ペルソナ
17:00-18:40
叫びとさやき
叫びとさやき
17:00-22:30
ファニーとアレクサンデル
(途中休憩15分)
ファニーとアレクサンデル
18:55-20:40
魔術師
魔術師
18:45-20:25
沈黙
沈黙
18:45-20:15
仮面/ペルソナ
仮面/ペルソナ
18:55-20:30
処女の泉
*処女の泉❸
18:40-20:20
秋のソナタ
秋のソナタ
18:50-20:40
夏の夜は三たび微笑む
夏の夜は三たび微笑む
20:50-22:30
叫びとさやき
*叫びとさやき❹
20:35-22:05
冬の光
冬の光
20:25-22:05
秋のソナタ
秋のソナタ
20:40-22:30
夏の夜は三たび微笑む
夏の夜は三たび微笑む
20:30-22:05
野いちご
野いちご
20:50-22:25
夏の遊び
夏の遊び

予定表 横にスクロールできます

上映作品紹介

夏の遊び

(C) 1951 AB Svensk Filmindustri

夏の遊び

1951年/スウェーデン/スタンダード/90分
出演:マイ=ブリット・ニルソン、ビリエル・マルムステーン
脚本:イングマール・ベルイマン、ヘルヴェット・グレヴェーニウス
撮影:グンナール・フィッシェル

ゴダールが、最も美しい映画と絶賛した初期の傑作。ベルイマンが学生時代に書いた小説「マリー」を自身で脚色、あるプリマ・バレリーナの過去の苦い恋を描く。後の『野いちご』を想わせるフラッシュバックを使用。初めてすべてを自分のものとして作ることが出来たという、ベルイマンお気に入りの作品である。

夏の夜は三度微笑む

(C) 1955 AB Svensk Filmindustri

夏の夜は三たび微笑む

1955年/スウェーデン/スタンダード/104分
出演:グンナール・ビョーンストランド、ウーラ・ヤコブソン
撮影:グンナール・フィッシェル

舞台は20世紀初頭。北欧の白夜の中で展開される軽妙なタッチのコスチューム・プレイ。ベルイマンには珍しいエロティックな喜劇だが、緻密な構成、見事な構図、充実した俳優の演技など、その完成度は高く評価され、ベルイマンが世界に出ていくさきがけとなった。

*第9回カンヌ国際映画祭 詩的ユーモア賞

『第七の封印』

(C) 1957 AB SVENSK FILMINDUSTRI

第七の封印

1957年/スウェーデン/スタンダード/97分
出演:マックス・フォン・シドー、グンナール・ビョーンストランド
撮影:グンナール・フィッシェル

ベルイマンの熱狂的ファンであるウディ・アレンは「最も好きで、最も影響を受けた映画」と語る。舞台はペストが蔓延し世界の終末に怯える中世ヨーロッパ。十字軍遠征からの帰途についた騎士が、死神に自らの命を賭けたチェスの勝負を挑む。ベルイマンの名を一躍世界に広めた、人生の意味を探る哲学的寓話。

*第10回カンヌ国際映画祭 審査員特別賞 

『野いちご』

(C) 1957 AB Svensk Filmindustri

野いちご

1957年/スウェーデン/スタンダード/91分
出演:ヴィクトル・シェーストレム、イングリッド・チューリン
撮影:グンナール・フィッシェル

タルコフスキーがオールタイム・ベストとして挙げた名作。人間の老いや死、家族などをテーマに、車で旅する老医師の一日が夢や追想を織り交ぜながら語られる。青春時代の失恋を野いちごに託した叙情的な一編。女性を描く名手ベルイマンのミューズ、ビビ・アンデションとイングリット・チューリンが艶やかに競演。

*第8回ベルリン国際映画祭 金熊賞

*1962年度キネマ旬報外国語映画ベスト・テン第1位 

『魔術師』

(c) 1958 AB SVENSK FILMINDUSTRI

魔術師

1958年/スウェーデン/スタンダード/99分
出演:マックス・フォン・シドー、イングリッド・チューリン、ベンクト・エーケロート
撮影:グンナール・フィッシェル

怪奇現象、超能力、交霊術…といったオカルト的要素に科学と呪術、芸術と権力などの二項対立をごった煮で凝縮し、愉快なエンタテイメントへと昇華した初期の到達点。旅廻りのマジシャンの一座と、彼らの見世物のトリックを見破ろうとする役人たちの一夜のいたちごっこを描く。ベルイマンが問う、芸術家とショー・ビジネスの正体。

*第20回ヴェネツィア国際映画祭 審査員特別賞

『処女の泉』

(C) 1960 AB Svensk Filmindustri

処女の泉

1960年/スウェーデン/スタンダード/89分
出演:マックス・フォン・シドー、ビルギッタ・ヴァルベルイ
脚本:ウッラ・イーサクソン 撮影:スヴェン・ニクヴィスト

数々の国際的な賞に輝くベルイマンの代表作。可憐な少女を襲う悲劇と父親の痛烈な復讐を、名カメラマンニクヴィストによる北欧の清らかな光と影のコントラストを活かした撮影で描く。黒澤明を敬愛するベルイマンが『羅生門』に深い感銘を受け、その強い影響で誕生した映画として知られ日本で愛され続ける名品。

*第33回アカデミー賞外国語映画賞

*第17回ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞

*1961年度キネマ旬報 外国語映画ベスト・テン第1位

『鏡の中にある如く』

(c) 1961 AB SVENSK FILMINDUSTR

鏡の中にある如く

1961年/スウェーデン/スタンダード/89分
出演:グンナール・ビョーンストランド、マックス・フォン・シドー、ハリエット・アンデション、ラルス・パッスガルド
撮影:スヴェン・ニクヴィスト

夏、孤島にやってきた4人の家族。狂気へと走ってゆく娘に対し親として何もできず、むしろ作家としてその姿を冷徹に記録したいと思ってしまう父。愛をささやきながら、沈黙するほかない夫。無邪気な弟は、唯一の心の拠り所だったが…。神の前提なしでいかに愛を証明するか、その途方もない模索が始まった。

*第34回アカデミー賞 外国語映画賞

『冬の光』

(C) 1963 AB Svensk Filmindustri

冬の光

1963年/スウェーデン/スタンダード/82分
出演:グンナール・ビョーンストランド、マックス・フォン・シドー
撮影:スヴェン・ニクヴィスト

『鏡の中にある如く』『沈黙』とともに“神の沈黙”三部作。主人公の牧師の苦悩を通して、「神の不在」を描き出す。信者の男が終末への恐怖から自殺するが、牧師はただ祈ることしかできない。神は何故沈黙したままなのか? これを最高傑作とする声も多い、自伝的要素が色濃く反映したベルイマン入魂の作品。

*1963年度OCIC国際カトリック映画局グランプリ

*第8回ウィーン宗教映画週間 最優秀外国映画賞 

『沈黙』

(c) 1963 AB SVENSK FILMINDUSTRI

沈黙

1963年/スウェーデン/スタンダード/96分
出演:イングリッド・チューリン、グンネル・リンドブロム
撮影:スヴェン・ニクヴィスト 音楽:J・S・バッハ

言葉が全く通じない国に来てしまった翻訳家の姉と奔放な妹、そして妹のひとり息子。しかもお互い唯一の話し相手であるはずのその姉妹は、嫌いあっている。この絶望的な状況。完結編に至り、ようやく“神の沈黙”が意味するものがおぼろげに見えてくる…。静寂の中、かすかに聞こえるささやき。センセーショナルな描写が各国で物議を醸し、映画史上、最も多くの批評・分析がなされたといわれる問題作。

『仮面/ペルソナ』

(c) 1966 AB Svensk Filmindustri

仮面/ペルソナ

1966年/スウェーデン/スタンダード/82分
出演:ビビ・アンデション、リヴ・ウルマン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト

失語症に陥ったスター女優と、彼女を看病することになった看護婦。海辺の別荘でふたりだけで生活していくうちに、お互い自意識の“仮面”が剥がされ、溶け合い、交錯していく…。「映画」と名付けられる予定だった本作は、ベルイマンによる映画論だ。終生にわたるパートナーとなったリヴ・ウルマンとは、本作でベルイマンに見出され、以降共に傑作を生み出してゆくことになる。

*第2回全米批評家協会賞 作品賞・監督賞・主演女優賞

『叫びとささやき』

(c) 1973 AB SVENSK FILMINDUSTRI

叫びとささやき

1973年/スウェーデン/ビスタ/91分
出演:イングリッド・チューリン、ハリエット・アンデルション、リヴ・ウルマン、カリ・シルヴァン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト 音楽:F・ショパン、J・S・バッハ

19世紀末のスウェーデンの大邸宅。優雅な生活を送る上流階級の3人姉妹と召使。4人の女性のそれぞれの愛と孤独、生と性の断片を強烈な赤のイメージで抉り出し、まさにベルイマン芸術のエッセンスが花開いた名作。トリュフォーが絶賛し、アメリカでのベルイマンの最大のヒット作となった。

*第40回アカデミー賞 撮影賞

*1972年全米批評家協会賞 脚本賞・撮影賞

*1973年キネマ旬報 外国映画ベストテン第二位

『秋のソナタ』

(C) 1978 AB Svensk Filmindustri

秋のソナタ

1978年/西ドイツ/ビスタ/92分
出演:イングリッド・バーグマン、リヴ・ウルマン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト

“永遠のクール・ビューティー”イングリッド・バーグマンがベルイマンと組んだ遺作にして最高傑作。自身の人生と重ね合わせるかのような設定の役に葛藤を乗り越え挑んだバーグマンとベルイマン映画のミューズ、リヴ・ウルマンとの火花散る愛憎劇は「映画史上最高のシーン」と絶賛された。

*1978年ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞

*1978年全米映画批評家協会賞 主演女優賞

*1978年ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞

『ファニーとアレクサンデル』

(c) 1982 AB Svensk Filmindustri, Svenska Filminstitutet. All Rights Reserved

ファニーとアレクサンデル

1982年/スウェーデン=フランス=西ドイツ/ビスタ/311分
出演:ベルニラ・アルヴィーン、バッティル・ギューヴェ、アラン・エドヴァル、エヴァ・フレーリング、グン・ヴォールグレーン
撮影:スヴェン・ニクヴィスト

劇場を経営する一族の2年間を、二人の幼い孫の視点を通して豪華絢爛に描き、ベルイマンをして「映画作りの面白さを味わい尽くした」と言わしめ、世界中で大ヒットを記録した集大成たる超大作。受難の旅を経た彼らの無垢な祈りは、生きとし生けるものすべての悲しみを包み込み、生の喜びに満ち溢れたこの上ない幸福なステージへと私たちを導くだろう。

*第56回アカデミー賞 外国語映画賞・撮影賞・美術賞・衣装デザイン賞

*第41回ゴールデン・グローブ賞 外国語映画賞受賞

*第40回ヴェネツィア国際映画祭 国際批評家連盟賞

*第49回ニューヨーク批評家協会賞 外国語映画賞・監督賞

*第9回ロサンゼルス批評家協会賞 外国語映画賞・撮影賞

*第9回セザール賞 外国語映画賞

真夏の夜の音楽映画祭3

毎年大好評の真夏の夜の競演!

真夏の夜の音楽映画祭3

今年はロック、ブルース、ラップミュージック、スティールパン、異なるジャンルの選りすぐり4作品をセレクト!そのプレイヤーたちの魂は、軽々と国境をも超える!

I AM THE BLUESアイ・アム・ザ・ブルース

ラスト・ワルツ<公開40周年記念上映>

大和(カリフォルニア)

スティールパンの惑星

上映スケジュール 全4作品

8/4(土)~8/10(金) 8/11(土)~8/17(金) 8/18(土)~8/24(金) 8/25(土)~8/31(金)

アイ・アム・ザ・ブルース


18:00~
アイ・アム・ザ・ブルース

ラスト・ワルツ


18:30~
ラスト・ワルツ

大和(カリフォルニア)


17:40~
大和(カリフォルニア)

スティールパンの惑星


18:00~
スティールパンの惑星

ラスト・ワルツ


20:00~
ラスト・ワルツ

アイ・アム・ザ・ブルース


20:40~
アイ・アム・ザ・ブルース
 

大和(カリフォルニア)


19:50~
大和(カリフォルニア)

予定表 横にスクロールできます

(入場料)

【前売券】

『アイ・アム・ザ・ブルース』全国共通特別鑑賞券1,500円 

【当日料金】

『スティールパンの惑星』一般1,600円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

「その他3作品」一般1,800円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

 

上映作品紹介

アイ・アム・ザ・ブルース

©2015 EyeSteel (Blues) Productions Inc.

公式ホームページ

I AM THE BLUESアイ・アム・ザ・ブルース

2015年/アメリカ・カナダ合作/106分/英語/カラー/ドキュメンタリー/配給:CURIOUSCOPE
原題:I AM THE BLUES
監督:ダニエル・クロス
製作:ボブ・ムーア、ダニエル・クロス
撮影:ジョン・プライス
出演:ボビー・ラッシュ、バーバラ・リン、ヘンリー・グレイ、キャロル・フラン、
レイジー・レスター、ロバート・“ビルボ”・ウォーカー、ジミー・“ダック”・ホームズ、R.L.ボイス、リル・バック・シネガル、リトル・フレディ・キング他

ミシシッピ・デルタからルイジアナ・バイユー、その地に根付いたブルースの精神、その栄光と衰退、そして未来への希望を描き出す。

アメリカ南部のミシシッピ・デルタやルイジアナ・バイユーの大御所ブルース・ミュージシャンたちを追いながらブルースの栄光と衰退を描いたドキュメンタリー。主に80年代に活躍し、今も南部に暮らしチトリン・サーキットを続ける彼らにフォーカスし、観客をルイジアナ・バイユーの沼地からミシシッピ・デルタのジューク・ジョイント、ノース・ミシシッピ・ヒル・カントリーのムーンシャイン・バーベキューへと続く音楽の旅へと誘う。カナダ人監督ダニエル・クロスが3年以上の月日を費やして完成。全米で17年に公開されるや、驚異的な公開館数に伸ばした。

ラスト・ワルツ

© 2018 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved

公式ホームページ

ラスト・ワルツ<公開40周年記念上映>

1978年/アメリカ/117分/カラー/DCP/配給:ブロードウェイ
原題:THE LAST WALTZ
監督:マーティン・スコセッシ
製作:ロビー・ロバートソン
出演:ザ・バンド、ボブ・ディラン、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、ニール・ダイヤモンド、リンゴ・スター、ロン・ウッド、ドクター・ジョン、ポール・バターフィールド、ロニー・ホーキンス、マディ・ウォーターズ他

マーティン・スコセッシ監督『ラスト・ワルツ』公開40周年記念伝説のライブが今、大音響デジタル・リマスター映像で蘇る!

1976年11月25日、伝説のライブ会場となったのはサンフランシスコのウィンターランド。ザ・バンドがバックバンドをつとめたこともあるボブ・ディランをはじめ、エリック・クラプトン、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ヴァン・モリソン、マディ・ウォーターズ等、音楽史に大きな足跡を残した偉大なミュージシャンたちが次々と現れ、ザ・バンドと競演。二度と実現不可能な、一夜限りの贅沢で華麗なロック・フェスティバルがスクリーンに甦る。超一流のスタッフが揃うことで、ハイクオリティが実現し、時代を超えて語り継がれる“永遠の傑作”が誕生した。

大和(カリフォルニア)

©DEEP END PICTURES INC

公式ホームページ

大和(カリフォルニア)

2016年/日本・アメリカ合作/119分/DCP/配給:boid
監督・脚本:宮崎大祐
音楽:Cherry Brown、GEZAN、宍戸幸司(割礼)、NORIKIYO、のっぽのグーニー
撮影:芦澤明子(J.S.C.)
音響:黄永昌
サウンド・デザイン:森永泰弘
プロデューサー:伊達浩太朗、宮崎大祐
出演:韓英恵、遠藤新菜、片岡礼子、内村遥、塩野谷正幸

奪われた怒りと声を取り戻せ。
米軍基地の町を舞台にした新世代音楽青春映画、ここに誕生。

神奈川県大和市。この町は戦後米軍基地と共に発展してきた。厚木基地の住所はカリフォルニア州に属しているのだという都市伝説があるという。この町に住む十代のラッパー・長嶋サクラは日本人の母と兄、母の恋人で米兵のアビーに囲まれ、この町同様、複雑な関係性の中で育ってきた。アメリカのラッパーに憧れて、サクラは毎日ラップの練習と喧嘩に明け暮れる。ある日、アビーの娘・レイがカリフォルニアからやってくる。日米のハーフで、サンフランシスコで生まれ育ったレイ。好きな音楽の話をきっかけにして2人は距離を縮めていくのだが―。

スティールパンの惑星

© 2017 PAN! OUR MUSIC

公式ホームページ

スティールパンの惑星

2015年/トリニダード・トバゴ/80分/英語、日本語、フランス語/カラー/配給:LIME Records
原題:PAN! Our Music Odyssey
監督:ジェローム・ギオ、ティエリー・テストン
脚本:キム・ジョンソン
プロデューサー:ジャン・ミッシェル・ジベ
音楽監督:ティエリー・プラネル
録音プロデュース:渡辺洋一
出演:レイ・ホルマン、アンディ・ナレル、レン・“ブグジー”・シャープ、レナルド・“レッド”・フレドリック、エバ・ゴールドスティーン、二ノ宮 千紘、ジョバンニ ・クレアモント

カーニバルの熱狂と興奮、カリブ海最南端のちっぽけな島、トリニダード・トバゴで生まれた世界で一番新しいアコースティック楽器

第二次世界大戦後間もなく、音楽への情熱に突き動かされた少年たちが、廃棄物だったドラム缶を盗んだことからすべては始まった。発明当初、公共の場での演奏すらままならなかったパンは、現在のシーン確立にまで結実した。最大120人編成の“スティールバンド”が200 以上参加する、世界最大のパンコンテスト“パノラマ”は、世界3大カーニバルの一つとして名を馳せる。情熱から生まれた楽器の音色と、パノラマへ想いを込めるプレイヤーたちが紡ぐ音色を浴びるため、世界中から大勢の人々が、ここ~スティールパンの惑星~を訪れる。

*8/25(土)・8/26(日) 日本丸 メモリアルパークステージで開催される「ヨコハマスティールパンフェスタ」に合わせてアンコール上映!

特集 戦後73年 沖縄と日本の戦後を見つめなおす

二度と戦争をする国にならぬよう!
今年も上映致します!

特集 戦後73年 沖縄と日本の戦後を見つめなおす

日本が二度と戦争をする国にならぬよう、年に一度、終戦の夏が来る度に思いを新たにする戦後シリーズ。今年は「沖縄と日本の戦後を見つめなおす」と題して、戦後とは切っても切り離せない沖縄を舞台にした作品、戦争、国の在り方をテーマにした作品を取り上げます。日本人はどんな思いでこの戦後73年を生きてきたのか、国際社会の中で平和国家としての国の在り方は?これから戦後100年、戦後200年と、戦後が続くためには何が必要か?皆様とともに考えるきっかけに出来れば幸いです。

上映スケジュール 全6作品

7/28(土)~8/3(金) 8/4(土)~8/10(金) 8/11(土) 8/12(日)~8/17(金) 8/18(土)~8/24(金)
    野火[特別上映]
10:30~
野火
ライブ映像10:30
野火(本編)11:00
メイキング12:30
監督トーク
コスタリカの奇跡
10:00~
コスタリカの奇跡
OKINAWA1965
10:00~
沖縄1965
  まぶいぐみ
12:00~
まぶいぐみ
OKINAWA1965
11:45~
沖縄1965
 
  ひろしま
14:25~
ひろしま
まぶいぐみ
14:10~
まぶいぐみ
まぶいぐみ
14:10~
まぶいぐみ
 
カタブイ
16:20~
かたぶい
       

予定表 横にスクロールできます

(入場料)

『OKINAWA1965』

【前売券】1,000円
【当日料金】一般1,700円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

その他の作品

【当日料金】一般1,500円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

※『野火』は[特別上映]につき、招待券、ポイントカードなど無料鑑賞券はご利用いただけません。

上映作品紹介

野火

©SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER

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【ライブ映像】本編上映前
【メイキング】本編上映後
【トークショー】
メイキング上映後、塚本晋也監督

野火[特別上映]

【本編】2014年/日本/87分/DCP/配給:海獣シアター
監督・製作・脚本・撮影:塚本晋也
原作:大岡昇平
出演:塚本晋也、リリー・フランキー、中村達也、森優作、中村優子
【石川忠×中村達也 ライブ映像】2015年/30分/BD
監督:坂本あゆみ/出演:石川忠、中村達也
【メイキング】2015年/60分/BD
監修・構成:塚本晋也/演出・編集:長岡広太

なぜ大地を血で汚すのか!
二度と戦争をする国にならないための再々々上映!

今年は本編に加え、60 分のメイキング「塚本晋也解説『野火』20 年の軌跡」も上映。戦争体験者の声、撮影風景、映画祭、全国の劇場行脚の様子を通して、戦後70 年という重大な年を浮き彫りにする濃密なドキュメンタリーに仕上がっています。
さらにほとんどの塚本作品の音楽を手がけ、2017 年12 月21 日に逝去したメタルパーカショニストの石川忠と、本作にも出演のBLANKEY JET CITY ドラマー中村達也が共演した30 分のライブ映像も公開。当館の音響で体感できます。
戦後70年の初上映のとき、すでに兵隊として戦地に行かれた方はほとんどいらっしゃらなくなり、戦地のほんとうの恐怖を知る機会が少なくなりました。戦争の恐怖。それを知ることが、戦争に近づかない一番の方法だと思います。これからも、大きなスクリーンで、体験としての「野火」を味わっていただきたいと思います。塚本晋也

*日本映画プロフェッショナル大賞 監督賞
*第30回高崎映画祭 最優秀作品賞、最優秀新人男優賞(森優作)
*第10回KINOTAYO(キノタヨ)現代日本映画祭 批評家賞、最優秀撮影賞
*第7回TAMA映画賞 特別賞
*第70回毎日映画コンクール 監督賞、男優主演賞(塚本晋也)

まぶいぐみ

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【トークショー】
初日上映後、原作者・三木健さん

まぶいぐみ ~ニューカレドニア引き裂かれた移民史~

2017年/日本/110分/BD/配給:シネマ沖縄
監督:本郷義明
原作・監修:三木健
製作:末吉真也
企画・脚本:本郷義明、末吉真也
撮影:川満洋平、與那良則
音楽:ARIA

「私の父親を探してください」
ニューカレドニア移民史の重い扉が開く

2005年、沖縄在住のジャーナリスト三木健は、ニューカレドニアの写真展に、シンポジウムのゲストとして招かれる。そこで出会った家族の長老が、戦後60年もの間、沖縄の父親の消息を探しているという。そこから彼の沖縄での肉親探しが始まったのだ。以後10年間に11回もニューカレドニアを訪れ、双方の家族をつなげて行く活動を行う。映画はニューカレドニア移民の歴史を追い、引き裂かれた家族のその後を紹介して行く。
沖縄では魂のことを《まぶい》という。本作のタイトル《まぶいぐみ》とは、ショックを受けたり、悲しい体験の中で《まぶい》を落としてしまったりした人々に、再び《まぶい》を込めるということを意味している。

沖縄1965

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【舞台挨拶】8/19(日)上映後
都鳥伸也監督、都鳥拓也カメラマン

OKINAWA1965

2017年/日本/95分/ドキュメンタリー/DVD/製作・配給:ロングラン映像メディア事業部
監督:都鳥伸也
企画・製作:都鳥伸也、都鳥拓也
撮影:都鳥拓也、小野寺亨、都鳥伸也
編集:都鳥拓也

あなたにも知ってほしい、沖縄の怒りの原点を
剣をもつ者、剣にて亡ぶ 基地を持つ国は基地にて亡ぶ

1965年、米軍占領下の沖縄。本土復帰を求める行進のさなか、報道写真家の嬉野京子さんによって1枚の写真が撮られた。幼い少女が無残にも米軍のトラックに轢殺された、当時の沖縄の縮図ともいえる写真だ。県民の土地は米軍によって強奪され、そこには戦争のための基地が作られた。そこに駐留する米兵の起こした事件は、さらに人々を傷つけた。これに沖縄の住民たちは立ち上がり、本土復帰は成った。しかし、“基地のない平和な沖縄に”という願いは未だ果たされていない。 本作は、平和を求め続けた、元海兵隊員のアレン・ネルソンさんや、沖縄のガンジーこと阿波根昌鴻さんをはじめとした人々の、想いの記録。沖縄の戦後はまだ終わっていない。

ひろしま

©奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト]

【舞台挨拶】初日上映後
奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト]
プロデューサー小林開さん

ひろしま-1945年8月6日、原爆雲の下の真実-

1953年/日本/104分/35ミリ→DCP/モノクロ/提供:独立プロ名画保存会/配給:奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト] 監督:関川秀雄
製作:菊池武雄、伊藤武郎
撮影:中尾駿一郎、浦島進
音楽:伊福部昭
編集:河野秋和
出演:岡田英次、月丘夢路、加藤嘉、山田五十鈴

奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト]
長きを経て、多くの方々の想いを込めて、幻の映画が、奇跡のリマスター

1945年8月6日午前8時15分、みち子の姉・町子は警報が解除され疎開作業の最中に、米原先生を始めクラスの女生徒達と一緒に被爆した。みち子は爆風で吹き飛ばされ、弟の明男も黒焦げになった。遠藤幸男の父・秀雄は、妻・よし子が梁の下敷きで焼死ぬのをどうすることも出来なかった。陸軍病院に収容された負傷者は、手の施しようもなく、狂人は続出し、死体は黒山のごとく転がり、さながら生き地獄だった。しかし軍部は、ひたすら聖戦完遂を煽るのだった。
自らも広島で被爆した教育学者・長田新が編集した「原爆の子~広島の少年少女のうったえ」を日教組が映画化、広島市民ら約8万8千人が出演し、原爆が投下された直後の惨状を再現した。

*1955年ベルリン国際映画祭 長編映画賞 受賞

コスタリカの奇跡

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コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~ 再々々上映

2016年/アメリカ・コスタリカ合作/90分/ドキュメンタリー/BD/配給:ユナイテッドピープル
原題:A BOLD PEACE
監督・プロデューサー:マシュー・エディー、マイケル・ドレリング
制作:ソウル・フォース・メディア
制作協力:スパイラル・ピクチャーズ
出演:ホセ・フィゲーレス・フェレール、オスカル・アリアス・サンチェス、ルイス・ギジェルモ・ソリス、クリスティアーナ・フィゲーレス他

軍事予算を社会福祉に充て
国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫る

世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。1948年に常備軍を解体した国、コスタリカがその一つだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、「地球幸福度指数(HPI)2016」の世界ランキング一位に輝いている。 本作は、1948年から1949年にかけて行われた軍隊廃止の流れを追いながら、コスタリカが教育、医療、環境にどのように投資して行ったのか、壮大で意欲的な国家建設プロジェクトを明らかにしていく。また、憲法改正についての議論が活発化する中、平和国家としての在り方について、こういう国のカタチもあり得ると、一つの選択肢を示している。

かたぶい

© 2018 katabui. All Rights Reserved.

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カタブイ -沖縄に生きる-

2015年/スイス・日本合作/80分/ドキュメンタリー/DCP/配給:ククルビジョン
監督:ダニエル・ロペス
撮影:土田豪介、カルロ・バリー二
水中撮影:長田勇
編集:サルバトール・ダルダノ
音楽:ドゥニ・フォンタナローサ
出演:新城利枝子、糸満盛仁、金城実、糸満盛彬、上間康弘

沖縄に生きる
急激な時代の変化のなかで、変わらない沖縄の心に迫る

スペイン系スイス人の映像作家・写真家のダニエル・ロペス、世界中を旅する中で訪れた沖縄に惹かれ、2003年に移住。13年間の沖縄暮らしで出会った人々との縁を大切にするなかでこの映画は誕生した。音楽、空手、琉球舞踊、町おこし…、様々な角度から「沖縄」のアイデンティティを探っていく。「なぜ沖縄に惹かれるのか」、沖縄の「日常」がなぜ世界を魅了するのか?その答えを見つけていく、監督初の長編ドキュメンタリー作品。本作は、ドイツ・台湾で満場の喝采を浴び、スイスでロングラン上映を達成した。タイトルの《カタブイ》とは、沖縄の方言で晴れている片方で降る雨のことを意味する。

テイク・エブリイ・ウェーブ ザ・ライフ・オブ・レイアード・ハミルトン

国家主義の誘惑

© 2017 TAKE EVERY WAVE LLC

2017年/アメリカ/118分/DCP/配給:レイド バック・コーポレーション
原題:Take Every Wave: The Life of Laird Hamilton
監督:ロリー・ケネディ
プロデューサー:ロリー・ケネディ、ポール・スピーカー、マーク・ベイリー、ジャック・ヤンゲルソン
脚本:マーク・ベイリー、ジャック・ヤンゲルソン
出演:レイアード・ハミルトン、ビル・ハミルトン、ガブリエル・リース、バジー・カーボックス、サム・ジョージ、デイヴ・カラマ、ブレット・リックル、ジェリー・ロペス、ピーター・カブリナ

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サーフィン映画というジャンルを越えた、偉大なるウォーターマン、レイアード・ハミルトン、新たなる伝説の始まり!

「テイク・エブリイ・ウェーブ」はビッグウェーブ・サーファー、レイアード・ハミルトンの驚くべき半生と伝説的なキャリアを追った映画だ。大衆には愛されたがサーフィン業界からは無視されてきたレイアード。スポーツ界でもユニークな存在と言えるだろう。プロサーファーとしてコンテストで競う道を捨て、ビッグウェーブ・サーフィンの世界に君臨したウォーターマンだ。
サーフィンシーズンの冬のハワイ、カウアイ島を舞台に彼の半生が語られる。その冬はエルニーニョが過去最大とも言われる大波を運んできていた。未公開の過去のアーカイブ映像と、南カリフォルニア、バミューダ、カウアイ等で撮られた現在の映像が織りなすスーパースターの過去と現在の真の姿とは?レイアードとのインタビューに加えて家族や友人、彼をよく知る協力者や批判者たちとの会話から真のレイアードが浮かび上がる。
レイアードの映画スター並みのルックスや現在のマリブでのセレブな生活は、彼の戦いや失敗、そして勝利についての物語を覆い隠しているかもしれない。レイアードは人種的に分断された島で、理想的とは言えない家庭で育った荒れた少年だった。幼い頃から海が好きで、特にノースショアでも危険なことで知られるパイプラインが一番のお気に入りだったという。生まれつきの驚異的な身体能力と飽くなき衝動によって、レイアードは30年以上もサーフィン界の玉座に座り続けた。その間、ウィンドサーフィンのスピード記録の更新、トウイン・サーフィンの開発、パドリングでの英仏海峡横断に加えて、マウイのペアヒやタヒチのミレニアム・ウェーブを含む“アンライダブル”と思われていた波を制覇した。
自由奔放だった子供時代からサーフィンが産業として発展し商業化した時代を通して、レイアードはウォーターマンとしての生き方にこだわり、ビッグウェーブ・サーフィンの可能性を再定義し続けてきた。52歳になった現在、長年酷使してきた身体でレイアードは新たなフロンティアに挑んでいる。彼が今、情熱を注ぐのはフォイル・ボーディング。嵐の中で一輪車に乗るようなスポーツで、マスターしたアスリートは、世界でも数えるほどしかいない。
テイク・エブリイ・ウェーブは、巨大な波に乗ることに人生を捧げたアスリートの本当の姿に迫った物語である。

テイク・エブリイ・ウェーブ テイク・エブリイ・ウェーブ

上映日時

8/11(土)~8/17(金) 8/18(土)~8/24金)
16:20~18:20 20:00~22:05

国家主義の誘惑

国家主義の誘惑

©Crescendo Media Films – Kami Productions – ARTE France – 2017

2017 年/フランス/54 分/配給:きろくびと
監督:渡辺謙一
プロデューサー:セルジュ・ゲズ、クリスティーヌ・渡辺
撮影:エマヌエル・ヴァレット
編集:マチュー・オーギュスタン
録音:渡辺 顕、岸本崇史
歴史監修:クリスチャン・ソテール
音楽:ジェローム・クレ
語り:ブリジット・ベルジュ
協賛:フランス議会TV
制作:アルテ・フランス、クレッシェンド・メディア・フィルム、カミ・プロダクション
出演:ピエール=フランソワ・スイリ、バラク・クシュナー、ミカエル・リュッケン、白井聡、山本太郎、山田宏、金平茂紀、宋文洲、喜納昌吉、喜納千代(喜納昌吉の母)

公式ホームページ

国益・国家の名の下に秘密裏に決裁、反対意見には耳を貸さず、新造語を連発し、嘘を通す─
日本社会の“いま”を浮き彫りにした、フランス発ドキュメンタリー

明治維新から今日までに見られる日本人の天皇・憲法・戦争観は歴史的にどのように“熟成” されてきたのか? 世界にナショナリズムの風が吹き荒れる中、2015年の公開作『天皇と軍隊』(2009年)で話題を呼んだフランス在住の渡辺謙一が、国際関係史・地政学の観点から国内外の論客によるインタビューも交え、日本社会を誘う政治の正体、日本人にとってのナショナリズムを問いかける。果たして、取り戻さなければならないものは何なのか。本当に知らなければいけないことは何か。日本社会を俯瞰ふかんすることで見えてくるものとは――

*2018年 フランスFIGRA映画祭 歴史部門コンペティション参加作品

監督のことば 『国家主義の誘惑』日本上映に寄せて
<作品の動機>
どうして?どうして!と、つぶやいてる間に日本の政治は常軌を逸して行きます。政治不信という形容を凌駕して、政治への破壊願望がどこかにあると思えてきます。私の経験に照らしここまで地に落ちた日本の政治を見たことがありません。個人的経験を超え歴史という鏡を覗いてみましょう。例えば1930年代半ば。天皇機関説が議会で攻撃の的となり、呼応して国体明徴運動が起き、軍の皇道派が天皇親政を求めて決起し、政党政治が弱体化する。立憲主義が終わりを告げ、天皇の統帥権を盾に軍人が主導する政治に変容し、文部省は「国体の本義」を編み出し教育目標に据える。日中戦争前夜の日本と今、どこか似ていないでしょうか。“政治”というよりむしろ“人々の政治に対する意識が醸し出す空気”です。これを国家主義の誘惑と呼んでみました。
<制作の背景>
ちょうど10年前、私は「天皇と軍隊」の撮影の真っ只中でした。戦後の歩みを、憲法9条を切り口として天皇制の護持と関連付け、戦後史を紐解く仕事でした。このテーマは戦後史だけで語り切れるのか、近代史の枠で語るべきではと自問しましたが、放送局の注文は日本戦後史で決まりました。その後、2011年の東日本大震災を機に再び日本の近代を映像にしたい欲望が湧き、ヨーロッパ人の関心を引くため“欧州との対立を軸とする日本近代史”を企画書に仕立て持ち歩きましたが、キー局はなかなか通してくれません。情報メディアが肥大した今日もなお、ヨーロッパから日本へのまなざしは、依然として“遠い国”です。しかし、近年中国の存在感が増すにつれ相対的に日本への言及機会も増え、ジェオポリティクス(geopolitics)のアプローチができれば放送枠があるという提案がきました。正直なところ私にとっては、地政学とはなんぞや、でした。中東紛争、ウクライナ、パレスチナなど領土紛争を読み解くのが地政学です。日本の今を読むために、近代化の歩みを戦争の歴史として紡ぎ、今日に響くように引用すること。これがヨーロパで流行る地政学的アプローチの私流の解釈でした。
<天皇メッセージの衝撃>
撮影は2016年7月と9月。7月は参議院選挙が目当てでした。この2度の撮影の間にその時はさほどの衝撃はなく、しかし後々考えれば考えるほど衝撃的な事件と受け止めたのが天皇のビデオメッセージです。結果的にこの天皇メッセージは、現政権の改憲プログラムを少なくとも1年遅らせました。9月の撮影時この天皇メッセージの意味を解析すべく、ある法学者に長時間のインタビューを行いました。しかし彼は「メッセージの意味を私が解説してはいけない。国民一人ひとりが受け止めて考えなきゃならない。」と頑として譲りません。設問と応答を繰り返すうちに私はなぜ彼が天皇のメッセージを解説できないと主張するのかわかった気がして、その主張そのものを編集に残していたのですが、フランス人スタッフには通用せず割愛しました。私は天皇メッセージひいては平成天皇は、戦後憲法の“権化”とみなしています。地に落ちた政治、虚偽が堂々まかり通るのを見逃し、数合わせに走る政治家たちが天皇ビデオの日本語の美しさに気づく日が来れば政治は再び軌道に乗ると思います。天皇の真意を理解しない、理解しようとしない人たちが来る退位、即位、大嘗祭などの儀式を最大限利用しようと図るでしょう。“国家主義の誘惑”に対する唯一権威ある防壁が“天皇”であるというパラドクス。この観点から日本の政治をさらに掘り下げる仕事を続けていければと考えています。        2018年5月 渡辺謙一
監督プロフィール
渡辺謙一(わたなべ・けんいち)
1975年、岩波映画入社。1997年、パリに移住、フランスや欧州のテレビ向けドキュメンタリーを制作。『桜前線』で2006 年グルノーブル国際環境映画祭芸術作品賞受賞。近年は『天皇と軍隊』(2009)のほか、『ヒロシマの黒い太陽』(2011)、『フクシマ後の世界』(2012)、『核の大地・プルトニウムの話』(2015)など、欧州において遠い存在であるヒロシマやフクシマの共通理解を深める作品制作に取り組んでいる。

国家主義の誘惑 国家主義の誘惑 国家主義の誘惑

アイ・アム・タレント

アイ・アム・タレント

© 2016, Made To Stray Film, llc All Rights Reserved

2016年/アメリカ/78分/DCP/配給:レイドバック・コーポレーション
原題:I Am Thalente
監督・製作:ナタリー・ジョンズ
製作:ウアリド・ムアネス、コリン・ケネディ
製作総指揮:サル・マセケラ、ジェイソン・バーグ、ジュリア・レベデフ
編集:ブレット・バート・ショウ
出演:タレント・ビエラ、トニー・ホーク、ケニー・アンダーソン 、ナタリー・ジョンズ、タミー・リー・スミス、
協賛・協力:ELEMENT

公式ホームページ

タレント―才能―。その名の通り生きるヒーロー。
ひとりの人間がスケートボードカルチャーに向き合って、人生を切り開いていくヒューマンストーリー。

タレント・ビエラは18歳の誕生日を目前に、“大人になったら”何になりたいか決断の時を迎えていた。9歳で家を飛び出してホームレスとなり、南アフリカのスケートパークで暮らしてきた。読み書きもできない彼には明るい未来を描くことは難しかった。8歳の時、初めて手にしたスケートボードが、彼に混乱した家庭からの逃げ場と自分自身を表現する手段を与えてくれた。そして仲間に出会う道を示し、彼らとファミリーを作らせてくれた。それ以降、スケートボードは彼の人生の原動力となり、ダーバンの路上で暮らす彼の尊厳を守ってくれた。
そんな彼のスケートボーディングをビデオで見たプロスケーターのケニー・アンダーソンが、彼に援助を申し出た。ただし、自分でアメリカに来ることができるなら、という条件だ。タレントは、自分を取り巻く環境から抜け出し、自分の将来を築くために、全身全霊を傾けた。それは自分の未来を勝ち取るための戦いだった。
本作は、ホームレスの少年が、南アフリカのストリートからカリフォルニアまでスケートボードと向き合いながら可能性に向かってチャレンジするドキュメンタリーである。映画は、ストリートからアメリカのプロスケートボーディング界へ上りつめるまでの彼の旅を追いかけた。

*ロサンゼルス国際映画祭 観客賞受賞

アイ・アム・タレント アイ・アム・タレント

『アイ・アム・タレント』入場者特典

①ELEMENT「25周年アニバーサリーブック」プレゼント!(数量限定)

②ELEMENT「特製クージー」(ペットボトルホルダー)黒・赤プレゼント!(数量限定)

『アイ・アム・タレント』入場者特典1

①ELEMENT「25周年アニバーサリーブック」

『アイ・アム・タレント』入場者特典2

②ELEMENT「特製クージー」(ペットボトルホルダー)

上映日時

7/28(土)~8/3(金) 8/4(土)~8/10(金)
19:40~21:00 16:30~17:50

マルクス・エンゲルス

マルクス・エンゲルス

©2016 AGAT FILMS & CIE – VELVET FILM – ROHFILM – ARTEMIS PRODUCTIONS – FRANCE 3 CINEMA – JOUROR

2017年/フランス・ドイツ・ベルギー合作/118分/フランス語・ドイツ語・英語/DCP/配給:ハーク
原題:THE YOUNG KARL MARX
監督・脚本・製作:ラウル・ペック
出演:アウグスト・ディール、シュテファン・コナルスケ、ヴィッキー・クリープス、オリヴィエ・グルメ

公式ホームページ

カール・マルクス生誕200年記念作品
若きマルクスとエンゲルスの友情は世界の未来を大きく変えた――

1840年代のヨーロッパでは、産業革命が生んだ社会のひずみが格差をもたらし、貧困の嵐が吹き荒れ、人々は人間の尊厳を奪われて、不当な労働が強いられていた。20代半ばのカール・マルクスは、搾取と不平等な世界に対抗すべく独自に政治批判を展開するが、それによってドイツを追われ、フランスへと辿りつく。パリで彼はフリードリヒ・エンゲルスと運命の再会を果たし、エンゲルスの経済論に着目したマルクスは彼と深い友情をはぐくんでゆく。激しく揺れ動く時代、資本家と労働者の対立が拡大し、人々に革新的理論が待望されるなか、二人はかけがえのない同志である妻たちとともに、時代を超えて読み継がれてゆく『共産党宣言』の執筆に打ち込んでゆく――。

マルクスとエンゲルスは何を考え、何と闘い、何を成し遂げたのか。
世界中に貧困と格差が拡がる今日、彼らのエネルギーが私たちに突きつけるものとは。

レーニン、ゲバラ、カストロ、マンデラ‥20世紀を代表する変革の指導者の前には、いつもマルクスとエンゲルスがいた。本作はドイツ、フランス、イギリス、ベルギーを舞台に、二人が「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」という有名な言葉で始まる『共産党宣言』を執筆するまでの日々をドラマティックに描く。

監督は『ルムンバの叫び』(00)、『私はあなたのニグロではない』(16)で知られる社会派の名匠ラウル・ペック監督。彼はマルクスとエンゲルスの思想は過去のものではなく、社会をよりよくするという思いが不滅である限り永遠であると映画を通して語っている。とりわけエンド・クレジットで流れるボブ・ディランの名曲「ライク・ア・ローリング・ストーン」がそのことを強烈に伝えてくる。

マルクス・エンゲルス マルクス・エンゲルス マルクス・エンゲルス

上映日時

6/30(土)~7/6(金) 7/7(土)~7/13(金) 7/14(土)~7/20(金) 7/21(土)~7/27(金)
12:05~14:30 13:50~15:50
17:40~19:40
18:20~20:20 12:15~14:20

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

縄文にハマる人々

縄文にハマる人々

2018年/日本/103分/製作:リタピクチャル
監督:山岡信貴
出演:小林達雄、いとうせいこう、佐藤卓
ナレーション:コムアイ(水曜日のカンパネラ)
エンディングテーマ:森は生きている

公式ホームページ>

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,400円を当館受付にて発売中!

人類史に残された最強のミステリー。1万年以上続いた「縄文」という謎。

縄文時代。日本人なら小学生でさえ知っているこの言葉。しかし、その実態は知れば知るほど、謎が多い・・・というか、実はほとんどが謎。宇宙人地球飛来説を裏付けるような土偶たちをはじめとする奇妙な造形物の数々が膨大に残されてはいるものの、それらが何なのか、21世紀になった今となっても、誰ひとり真実にたどり着けないまま、やはり謎。

全国100か所にも及ぶ縄文探求の旅の果てにたどり着いた現代人必見の謎の正体とは?

この映画は縄文にハマっている人をはじめ、考古学や民俗学の専門家、さらには文化人やアーティスト、そして縄文に情熱の全てを傾ける人々への取材を経て、その秘密の核心へと迫ってゆく。また、1000点近く紹介される縄文土器や土偶たちの想像を超えた造形の数々も必見。

「数千年を自在に行き来する声!」と監督が称賛。コムアイ(水曜日のカンパネラ)がナレーションを担当し、予測不可能な世界へと観客を誘う。

ナレーションには、独自の存在感を放つ水曜日のカンパネラのコムアイ。エンディングテーマにはあらゆるジャンルの音楽の全てを飲み込むかのようなスタイルで知られる「森は生きている」。 監督には前作「死なない子供、荒川修作」で、難解さで知られる現代アーティストの荒川修作を見事に読み解き、これまでの監督作品の全てがベルリンをはじめとする国際映画祭への招待を受けている山岡信貴。
縄文時代が終焉を迎えて約2500年。この時間の流れの中で日本人は一体何を失い、忘れてしまったのか。その秘密は21世紀の私たちの根幹を揺さぶり、見慣れた風景を一変させてしまうような、未来へと繋がる新たな世界への扉を開く。

縄文にハマる人々 縄文にハマる人々 縄文にハマる人々

上映日時

7/28(土)~8/3(金) 8/4(土)~8/10(金)
12:15~14:05 10:00~11:50

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

ポップ・アイ

ポップ・アイ

©2017 Giraffe Pictures Pte Ltd, E&W Films, and A Girl And A Gun. All rights reserved.

2017年/シンガポール、タイ合作/102分/配給:トレノバ、ディレクターズ・ユニブ
原題:POP AYE
監督・脚本:カーステン・タン
出演:ボン、タネート・ワラークンヌクロ、ペンパック・シリクン、チャイワット・カムディ

公式ホームページ>

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:ゾウのおもちゃをプレゼント!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

ゾウと中年男、
タイ縦断500キロの旅がはじまる!

かつては一流建築家として名を馳せたタナー。 今は会社で居場所がなくなり、妻にも相手にされず、人生に疲れきった中年男。 ある日、彼はバンコクの路上で、幼い頃に飼っていたゾウのポパイを偶然見つける。居ても立ってもいられなくなった彼は、数十年を経て巨大に成長したポパイを買い取って家に連れ帰るが、妻にキレられる。 家庭も仕事も放り出したくなったタナーはポパイと二人で家出をして、幼い頃に一緒に暮らした故郷を目指して長い長い旅をはじめる。道中では、ちょっと間抜けな警官コンビや人生を悟ったホームレス、哀愁漂うニューハーフなど個性豊かな人々に出会っていき…。

サンダンスが歓喜に包まれた!タイに魅了され、”野良ゾウ”にインスピレーションを得た カーステン・タンが描く、かつてない摩訶不思議なロードムービー!

ゾウと中年男がタイの国土を縦断するという奇想天外なアイデアを、 巧みなストーリーテリング、ユーモアあふれる演出、そして旅情感に満ちた映像で描き出したのは、シンガポール出身の女性監督カーステン・タン。 短編が各国の国際映画祭で注目され、CNNの「注目の人物」でも取り上げられた俊英が長編第1作に選んだ舞台は居住経験のあるタイ。 その時に目撃した”野良ゾウ”のビジュアルに触発されて制作した本作は、シンガポールの名匠 エリック・クーに大絶賛され、ワールドプレミアとなったサンダンスで脚本賞を受賞し、大きな話題となる。 その後、ロッテルダムやチューリッヒなどの国際映画祭でも高い評価を得る。 第30回東京国際映画祭CROSSCUT ASIA部門上映作品。

ポップ・アイ ポップ・アイ ポップ・アイ

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

乱世備忘 僕らの雨傘運動

乱世備忘

©2016 Ying E Chi All Rights Reserved.

2016年/香港/128分/DCP/配給:太秦
原題:乱世備忘(Yellowing)
監督:陳梓桓(チャン・ジーウン)
エグゼクティブプロデューサー:崔允信(ヴィンセント・チュイ)
音楽:何子洋(ジャックラム・ホ)
監修:倉田徹

公式ホームページ

全国共通特別鑑賞券1,300円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルポストカードをプレゼント! 有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

未来を変えるには時間がかかる。2014年はすべてのはじまりであった。

僕が生まれる前、1984年に香港が1997年に中国に返還される事が決まった。
2014年、香港にはいまだに民主主義はない。自分たちで香港の代表を選ぶ「真の普通選挙」を求めて若者が街を占拠した、雨傘運動。同じ「香港人」であるはずの警官たちからの浴びせられる催涙弾に皆が雨傘を手に抵抗し、僕はカメラを手にデモに向かった。
そこで映画の主人公となる仲間たち、大学生のレイチェル、ラッキー、仕事が終わってからデモに駆けつけてくる建築業のユウ、授業のあと1人でデモに来た中学生のレイチェルたちに出会った。香港の街が占拠され、路上にはテント村ができ、自習室ではラッキーの英語無料教室が開かれた。テントをたて、水を運び、そして夜は一緒にマットを敷いて路上に寝る日々。討議がまとまらず言い争いになると「これが民主主義」だと、皆で笑いあう。こんな香港を見るのははじめてだった。
香港に暮らす「普通」の僕たちが、「香港人」として「香港の未来」を探した79日間の記録――。
当時27歳だった陳梓桓(チャン・ジーウン)監督が仲間たちと過ごした、未来のための備忘録。

「僕たちは何かを変えたか——」
香港の新世代による、香港、そしてアジアの未来を見つめる社会派青春群像劇ドキュメンタリー。

2014年は香港・雨傘運動のほか、台湾・ひまわり運動では学生たちが立法院を占拠し、日本ではSEALDsの前身となる学生団体SASPLが結成された。明確な結果が見えず運動が終わった時、彼らは自分たちがどう闘い続けていくかという問題に直面する。若者たちの軌跡を紐解く事で、私たちアジアの未来が見えてくる。

乱世備忘 乱世備忘 乱世備忘

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800