アンダードッグ
©2020「アンダードッグ」製作委員会
2020年/日本/前編131分・後編145分/R15+/DCP/配給:東映ビデオ
監督:武正晴
原作・脚本:足立紳
音楽:海田庄吾
主題歌:石崎ひゅーい「Flowers」(Sony Music Labels Inc.)
出演:森山未來、北村匠海、勝地涼、瀧内公美、熊谷真実、水川あさみ、風間杜夫、柄本明 ほか
イベント情報 1/30(土)後編14:00回上映後
ゲスト(予定):武正晴監督、足立紳さん(脚本)のトークイベントがございます。聞き手:大崎章さん(『お盆の弟』『無限ファンデーション』監督)
入場料:通常料金
【オンライン販売開始】1/27(水)0:00よりオンラインサイトにて
【劇場販売開始】1/27(水)9:30より劇場受付にて
夢を掴むため——過去と…そして未来と闘え。
どん底から這い上がろうとするルーザー(負け犬)たちの姿が、魂を救う!
一度は手にしかけたチャンピオンへの道……そこからはずれた今も〝かませ犬(=アンダードッグ)〟としてリングに上がり、ボクシングにしがみつく日々をおくる崖っぷちボクサー・末永晃。幼い息子・太郎には父親としての背中すら見せてやることができず“かませ犬”から“負け犬”に。一抹のプライドも粉砕され、どん底を這いずる“夢みる”燃えカスとなった男は、宿命的な出会いを果たす。一人は、“夢あふれる”若き天才ボクサー・大村龍太。児童養護施設で晃と出会いボクシングに目覚めるが、過去に起こした事件によってボクサーとして期待された将来に暗い影を落とす。もう一人は、夢も笑いも半人前な“夢さがす”芸人ボクサー・宮木瞬。大物俳優の二世タレントで、芸人としても鳴かず飛ばずの宮木は、自らの存在を証明するかのようにボクシングに挑む。三者三様の理由を持つ男たちが再起という名のリングに立つとき、飛び散るのは汗か、血か、涙か。
映画賞総なめ『百円の恋』チームが6年ぶりの再集結!
第88回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表に選出されるなど、多数の映画賞を席巻した『百円の恋』から6年。監督・武正晴、脚本・足立紳をはじめとする製作陣が、再びボクシングを題材に不屈のルーザーたちへ捧げる挽歌を作り上げた。
主人公・末永晃を演じるのは、俳優のみならずダンサーとしても国内外での活躍の場を広げる森山未來。持ち前の身体能力の高さに加え、プロ顔負けのストイックなトレーニングを経て迫真のボクシングシーンに挑んだ。若きボクサー・大村龍太に扮したのは、北村匠海。ダークな雰囲気を滲ませ、過去に秘密をもつ龍太の陰りを表現。徹底した筋力トレーニングを行い、スピードを武器にした躍動的なボクサーを演じている。芸人ボクサー・宮木瞬を演じるのは、勝地涼。芸人くずれのチャラさを表現する一方で、“親の七光り”という汚名返上を誓い、ボクシングに打ち込む覚悟をメリハリの効いたギャップで魅せる。このほか、水川あさみ、瀧内公美、冨手麻妙、萩原みのり、熊谷真実ら実力派女優陣が、リングへと向かう男たちの物語に彩を添え、風間杜夫、柄本明らベテラン勢が、奥行きのある実在感で作品を支える。
そして本作で、ルーザーたちのドラマをより一層盛り上げる主題歌「Flowers」を書き下ろしたのは、人気シンガーソングライターの石崎ひゅーい。登場人物の心情を代弁するかのように紡がれる歌詞と石崎の歌声は、男たちが繰り広げた激闘の余情となって心に突き刺さる。
“かませ犬”の牙は思いのほか鋭く荒々しい。咬みついたら二度と離れない。『アンダードッグ』が、ついに檻から放たれる!
上映日時
1/30(土)~2/5(金) | 2/6(土)~2/12(金) | |
前編 | 11:35~13:50 | 15:45~18:00 | 後編 | 14:00~16:25 | 18:10~20:35 |
前編・後編各料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1100 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1100 | ¥800 |