シーナ&ロケッツ 鮎川誠 ~ロックと家族の絆~
©RKB毎日放送/TBSテレビ
2023年/日本/98分/配給:KADOKAWA
監督・編集:寺井到
撮影:中牟田靖、宮成健一、丸本知也
編集:高尾将
音効・MA:寺岡章人
協力:ジュークレコード、ロケットダクション、ビクター・エンタテインメント
出演:鮎川誠、シーナ、鮎川陽子、鮎川純子、LUCY MIRROR、唯子
ナレーション:松重豊
優しいことは、こんなにもカッコいい。
バンドも家族との時間も、底抜けに優しい人柄も―
その生き様こそがロックンロール。
「死ぬまでロック」。その言葉を体現してみせたギタリスト、鮎川誠。福岡県久留米市に生まれ、75年にブルース・ロック・バンドであるサンハウスの一員としてレコード・デビュー。翌年シーナと結婚し、サンハウス解散後にはシーナ&ロケッツを結成して上京。79年には、細野晴臣が作曲とプロデュースで関わった「ユー・メイ・ドリーム」で大ヒットを飛ばす。以来、約36年間をシーナと共にバンドで転がり続け、15年にシーナが急逝してからもバンドを続けた。ロックの衝動をそのまま表現したかのような音の鳴りとスタイルはまさに唯一無二だった。
揺るぎないロック哲学とロック教養を持った鮎川誠というギタリストはまた、妻と3人の娘たちと過ごす時間を何よりも大事にした。「生活とロックはイコールという世界に、シーナが引き込んでくれたんだと思う」。そう語られる本作は、家族との穏やかな日常を大切にしながらロックに生涯を捧げた鮎川誠の、胸を打つドキュメンタリーだ。23年春に開催されたTBSドキュメンタリー映画祭で上映された『シーナ&ロケッツ 鮎川誠と家族が見た夢』をもとに、所縁ある人物へのインタビュー映像や秘蔵の未公開映像を加えて再編集。初期シーナ&ザ・ロケッツの演奏シーンから、ラストライブとなった「シーナ&ロケッツ45周年ライブ」まで、多数のライブ映像に加え、「ユー・メイ・ドリーム」の初期バージョンの貴重音源など、音楽ファン垂涎の映像がふんだんに盛り込まれている。ナレーションにはバンドのファンでもあった俳優の松重豊が加わった。
「優しいことがカッコよく見える人は他にはいない」と鮎川にとことん惚れ込んだという寺井到監督。笑顔でロックを続けた日本で最も愛されたロックンロール・ギタリストの素顔と、最後までステージに立ち続けたいという情熱、そして生涯見続けた夢とは――。
<本篇登場楽曲(一部)>
HAPPY HOUSE
ユー・メイ・ドリーム
I’M FLASH
ビールスカプセル
レモンティー
SWEET INSPIRATION
アイラブユー
LADY SNIPER
ボン・トン・ルーレ
ロックの好きなベイビー抱いて
上映日時
10/28(土)~11/3(金祝) | 11/4(土) | 11/5(日)~11/10(金) |
14:10-15:50 | 18:00-19:40 | 17:50-19:35 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校生以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |