ロイヤルホテル
© 2022 Hanna and Liv Holdings Pty. Ltd., Screen Australia, and Create NSW
2023年/オーストラリア/91分/配給:アンプラグド
原題:The Royal Hotel
監督・脚本:キティ・グリーン
脚本:オスカー・レディング
プロデューサー:リズ・ワッツ、エミール・シャーマン、イアン・カニング
撮影:マイケル・レイサム
作曲:ジェド・パーマー
出演:ジュリア・ガーナー、ジェシカ・ヘンウィック、ヒューゴ・ウィーヴィング、トビー・ウォレス、ハーバート・ノードラム
字幕:田沼令子
女性の悪夢を描く、新感覚フェミニスト・スリラー
ロイヤルホテルという名のパブ。そこでのアルバイトは恐怖の連続だった
ハンナとリブの親友2人。旅行で訪れたオーストラリアでお金に困り、荒れ果てた田舎にある古いパブ「ロイヤルホテル」に滞在し、バーテンダーとしてワーキング・ホリデーをすることに。単なる接客バイトかと思いきや、彼女たちを待ち受けていたのは、飲んだくれの店長や荒々しい客たちが起こすパワハラやセクハラ、女性差別の連続だった。楽観的なリブは次第に店に溶け込んでいくが、真面目なハンナは孤立し精神的に追い込まれ、2人の友情は徐々に崩壊していく……。
いま最も期待されている監督と女優のコンビ再び。
キティ・グリーン×ジュリア・ガーナー最新作
2016年に『Hotel Coolgardie(原題)』としてドキュメンタリー映画化された、オーストラリアに実在するパブがモデルとなっている。このドキュメンタリーは、ノルウェーの女性バックパッカー2人が住み込みで働く中でハラスメントを受ける様子を詳細に記録。本作を手掛けた監督のキティ・グリーンは審査員を務めたある映画祭でこのドキュメンタリー映画を目にし、そこからインスピレーションを受け『アシスタント』(19)の主演ジュリア・ガーナーやスタッフを再集結して作り上げた。
キティ・グリーン監督は、本作の舞台にもなったオーストラリア・メルボルン出身で、『Ukraine Is Not a Ukraine Is Not a Brothel』(13)でドキュメンタリー監督としてデビュー。Netflixオリジナル『ジョンベネ殺害事件の謎』(17)を手掛け、2017年に巻き起こった#Me Too運動に自身初の劇映画の題材を見出し、職場におけるハラスメント問題を題材にした『アシスタント』(19)で初の劇映画作品を作り上げた。同作は、日本でも2023年に公開されヒットを記録。今回も再び、職場でのパワハラ、性的虐待を題材にした作品を作り上げた。
上映日時
8/31(土)、9/1(日) | 9/2(月)~9/6(金) | 9/7(土)、9/8(日) | 9/9(月)~9/13(金) |
10:30-12:05 | 16:50-18:25 | 21:00-22:35 |
12:15-13:50 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |