ニーゼと光のアトリエ
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2015年/ブラジル/109分/ポルトガル語/カラー/ヴィスタ/後援:ブラジル大使館/配給:ココロヲ・動かす・映画社 ◯
原題:Nise – O Coração da Loucura
英題:Nise – The Heart of Madness
監督・脚本:ホベルト・ベリネール
プロデューサー:ホドリーゴ・レチエル
撮影監督:アンドレー・オルタ
美術:ダニエウ・フラックスマン
編集:ペドロ・ブロンズ
音響:フランソワ・ウルフ
音楽:ジャッキス・モレレンバウム
出演:グロリア・ピレス、シモーネ・マゼール、ジュリオ・アドリアォン、クラウジオ・ジャボランジー、ファブリシオ・ボリヴェイラ、ホネイ・ヴィレラ
わたしの武器は、愛と絵筆。
心理療法の常識をくつがえし、愛と芸術で人を癒したある女医の真実の物語。
1944年、ブラジル。ひとりの女医が精神病院の門をたたく。彼女の名はニーゼ。そこでは毎日のようにショック療法などの暴力的な治療が行われていた。患者を人扱いしない光景を目の当たりにし、ニーゼは言葉を失う。最新治療にしか興味のない男性医ばかりの院内で、彼女が身を置けるのはナースが運営する作業療法部門だけだった。そこでニーゼは、患者に絵具や筆、粘土などを与えて、彼らが自由に表現できるよう病室をアトリエに作り変える。少しづつ開かれてゆく患者の扉。しかしそんな中、ある事件が起こる――。
『セントラル・ステーション』『シティ・オブ・ゴット』など、ブラジル映画の傑作に新たな作品が加わった。ブラジル国内はもちろん、2015年には、国際的にも名高いリオデジャネイロ国際映画祭で観客賞を受賞し、昨年の東京国際映画祭ではグランプリと最優秀女優賞をW受賞した。ドキュメンタリー出身の奇才、ホベルト・ベリネ監督が構想に13年、撮影期間4年をかけて作り上げた渾身の一作。実在の女医ニーゼに扮するのは、ブラジルを代表する名女優、グロリア・ピレス。伝説の女医を情熱的に演じている。
*第28回 東京国際映画祭グランプリ&最優秀女優賞 W受賞!
*リオデジャネイロ国際映画祭2015観客賞受賞
上映日時
12/24(土)~12/30(金) | 12/31(土)~1/6(金) 1/1(日)は休館 |
1/7(土)~1/13(金) | 1/14(土)~1/20(金) |
10:00~12:00 | 10:00~12:00 | 17:15~19:15 | 10:00~12:00 |