劇場版 ナオト、いまもひとりっきり

劇場版 ナオト、いまもひとりっきり

2023年/日本/106分/配給:Omphalos Pictures, Siglo
監督:中村真夕
出演:松村直登、松村代祐、半谷信一、半谷トシ子、富岡町の動物たち

公式ホームページ

イベント情報
3/4(土)上映後、中村真夕監督の舞台挨拶がございます。

100年たてば元の町に戻るかもしれねえな―
原発事故で全町避難になった町に
動物たちと住み続けた男はいま?

「オラ、何にも悪いことしてねぇ。悪いことしたのは国だべ」
原発事故による全町避難で無人地帯となった福島県富岡町に、いまも一人で暮らすナオトは、高度経済成長の裏側でカネに翻弄され続ける人生を送ってきた。原発事故後、人の人生を金で解決しようとする不条理、命を簡単に“処分”しようとする理不尽に納得できず、残った動物たちを世話しはじめた。生きること、生かし続けること。その日々の闘いが、ナオトの生きる道となっていた。

世界を驚愕させた『ナオトひとりっきり』(2015)。
カメラはその後もナオトを追い続けていた!
コロナの蔓延、東京オリンピックを経て、まだ終わらない福島は忘れ去られてしまうのか?

あれから8年。新たな命が生まれ消えていく中で、ナオトは変わらず動物たちに餌をやる日々を過ごしている。「将来の糧のため」ニワトリを飼い、蜜蜂を育て始めた。富岡は帰還できる町となったが、若い人たちは戻らない。コロナ禍で開催されたオリンピックでは「復興五輪」のPRとして、誰もいない福島の風景の中を聖火リレーが走り過ぎた。
原発問題に終わりはない。汚染水はあふれかえり、ダダ漏れのように海上放出される。全国で原発再稼働の動きは、粛々と進められる。そんな私たちの矛盾の渦中で忘れ去られる福島で、ナオトは今、動物たちとどんな思いで暮らしているのか。ナオトの生きかたを見つめながら、私たちの今を考える。

【福島県・富岡町】
かつては出稼ぎに行かないと生活できない貧しい農村であったが、60年代末、福島第一・第二原発の建設により豊かな生活ができるようになる。2011年3月、原発事故により警戒区域となり、町民全員が家を追われ、家畜は全て殺処分が命じられた。現在は町の一部が帰還宣言をしたが、多くの住民は戻ってきていない。


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上映日時

3/4(土)~3/10(金) 3/11(土)~3/17(金)
12:05-13:55 11:55-13:41

料金

一般 大学・専門・シニア 高校生以下
通常 ¥1800 ¥1200 ¥800
会員 ¥1500 ¥1200 ¥800