なんのちゃんの第二次世界大戦
©なんのちゃんフィルム
2020年/日本/112分/配給:なんのちゃんフィルム
脚本・監督:河合健
撮影:向山英司
助監督:塩﨑竜朗
音楽:今村左悶
出演:吹越満、大方斐紗子、北香那、西めぐみ、西山真来、髙橋睦子、藤森三千雄、きみふい、細川佳央、河合透真
イベント情報
初日8/14(土)10:00回上映後、西山真来さん(出演)、河合健監督の舞台挨拶がございます。
8/15(日)10:00上映後、井上淳一さん(脚本家・映画監督)、蔦井孝洋さん(カメラマン)、河合健監督のトークイベントがございます!
平和記念館設立を目指す市長と反発する戦犯遺族の攻防劇が始まる!
現代人と太平洋戦争との距離感に触れる新感覚の映画体験
平成最後の年。外来種である亀の大量繁殖問題に悩まされている架空の街、関谷市。そんな関谷市の市長、清水昭雄は太平洋戦争の平和記念館設立を目指していた。そこに一通の怪文書が届く。
『平和記念館設立を中止せよ。私は清水正一を許さない』
送りつけてきたのは、街で石材店を営む BC 級戦犯遺族の南野和子。そこから始まる、市長 VS 南野家の攻防劇。思想とは無縁の長女・えり子、国際ボランティア活動を行う孫の紗江。もう一人の孫で石材店を共に営む光。そして、紗江の娘の幼子マリ。思想もバラバラの南野家がそれぞれの思惑で昭雄にぶつかっていく。被害者と加害者の境を見失い、物語は奇想天外なラストへと駆け抜けていく―
吹越満ら実力派が集結!
オール淡路島ロケ、オーディションで選ばれた新人・西めぐみが注目の怪演ぶり!
本作品は、太平洋戦争の平和記念館を設立させることで、ある人物の過去を改竄しようとする市長と、それに反対する戦犯遺族の物語。登場人物が、バラバラの思惑で対立し錯綜していく様は、フィクションでありながらも現代社会“そのもの”をあぶり出す。平成生まれの監督が描く、現代と戦争の不透明な距離感を表現した他にはない作品が誕生した。
主人公の市長を演じるのは、数々の作品に出演している名バイプレーヤー・吹越満。記念館設立に反対する一家には、大方斐紗子、北香那、西山真来が出演。また現地オーディションで選ばれた西めぐみが新人ながら怪演。オール淡路島ロケを慣行し、キャストの8割は現地住人が演じた。監督は新鋭・河合健監督。
上映日時
8/14(土)~8/20(金) | 8/21(土)~8/25(水) | 8/26(木)、8/27(金) |
10:00~12:00 | 19:50~21:50 | 20:00~22:00 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |