カーキ色の記憶
2016年/カタール/108分/アラビア語/BD/配給:アップリンク/配給協力:『カーキ色の記憶』日本上映委員会
監督・シナリオ・編集:アルフォーズ・タンジュール
製作総指揮・シナリオ:ルアイ・ハッファール
制作指揮:イヤード・シハーブ
撮影監督:アフマド・ダクルーブ
音楽:キナーン・アズメ
ドラマトゥルク:アリー・クルディー
美術補助:アラシュ・T・ライハーニー、リンダ・ザハラ
製作:アルジャジーラ・ドキュメンタリー
撮影国:シリア、レバノン、ヨルダン、ギリシア、フランス、フィンランド
日本語字幕:額賀深雪、岡崎弘樹
トークイベント
初日5/19(土)10:00回上映後、森達也さん(映画監督)とナジーブ・エルカシュさん(ジャーナリスト)をお迎えしてトークイベントを開催いたします!
シリアの悲劇は、2011年に始まったわけではない。
1980年代にアサド体制に反対した多くの若者が当局に追われ、国を去らざるを得なかった。監督の個人的な物語が、他の4人の語り手の物語と重なり合う。くすんだ軍服に象徴される沈黙や恐怖、戦慄の記憶。赤い風船に託された自由と抵抗。何故シリア社会が爆発し、革命が始まったのか、その背景に迫る。過去を語りながら、未来を見すえるシリア人の物語
*2017年山形国際ドキュメンタリー映画祭インターナショナル・コンペティション部門出品 山形市長賞(最優秀賞)受賞
ドキュメントとフィクションのシーンを意図的に混然一体にすることで、戦争や独裁を告発する真摯なドキュメントでありながら、同時に映画芸術としての地平も切り開いた、独創的な映像表現
―榛葉健 ドキュメンタリー映画監督(「うたごころ」「with…若き女性美術作家の生涯」)
誰が今戦争を繰り広げているのかではなく、誰が国の分断を促し、悲劇への道筋を用意したのかについて語る作品
―アッシャルク・アルアウサト紙
シリア難民の声を広げる作品
―NHK World
シリア内戦に関する類い希なる叙情的記録
―P.O.V. magazine
亡命を余儀なくされた5人の夢と記憶、恐怖を織り交ぜた追憶のエッセイ
―Amanda Lee, Toronto.com
引き返す道はない。だが忘れることもない
―Dieter Wieczorek
シリアの時間を映し出す鏡
―Aya Atashi
上映日時
5/19(土)~5/25(金) | 6/16(土)~6/22(金) |
10:00~11:55 | 19:55~21:50 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |
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