ママ、ごはんまだ?
©一青妙/講談社 ©2016「ママ、ごはんまだ?」製作委員会
2017年/日本・台湾合作/117分
配給:アイエス・フィールド
原作:一青妙
監督・脚本:白羽弥仁
出演:木南晴夏、呉朋奉、藤本泉、甲本雅裕、仁科貴ほか
舞台挨拶
初日3/11(土)10:00回上映後、白羽弥仁監督による舞台挨拶がございます。
半券提示サービス
『ママ、ごはんまだ? 』公開期間中、台湾家庭小皿料理「口福館(こうふくかん)」さんで、『ママ、ごはんまだ? 』入場券半券提示の方に、デザートをサービス致します!
包丁の音、湯気の匂い…。時を超え、愛を届けてくれたのは、母が遺した料理のレシピ――――――。
これは台湾と日本を故郷とする、一青妙、一青窈姉妹の家族の物語。
家族で暮らした懐かしい東京の家を取り壊す時に見つかった、赤い木箱。古い手紙の束と一緒に入っていたのは、20年前に亡くなった母の台湾料理のレシピ帳。一青妙の脳裏に、いつも料理をしていた母の姿が浮かぶ…。
台湾人の父と日本人の母・かづ枝とともに、幼少期を台湾で過ごした妙。慣れない環境で苦労もあったはずなのに、記憶の中のかづ枝は、言葉も台湾料理もお手の物の、明るく逞しい母だ。やがて妹・窈が生まれ、一家は東京へ移り住む。だが時を経ずして、優しい父を亡くす。
どんなに辛い時でも、かづ枝は日々、料理をし、娘たちは、その料理を愛した。大学生になった妙が隠し事をした時も、その心を戻したのは、母が黙って差し出すお粥だった。かづ枝の料理は、家族の絆を強め、そして周囲の人々をも幸せな気持ちにした。だが間もなく、かづ枝は病に倒れ、亡くなってしまう。妙と窈を悲しみから救ってくれたのもまた、冷凍庫に残されていた母の味…。
あれから20年が過ぎた今、姉妹は、一青家ゆかりの地、中能登町にあるかづ枝の墓前で、母の小さな秘密を知る。妙は、ある思いに駆り立てられ、台湾へと向かう。果たして、母がレシピに込めた想いとは?
本作が描き出すのは、料理を通じて見えてくる、母から娘たちへの愛、そして家族の絆。一青妙によるエッセイ「私の箱子」「ママ、ごはんまだ?」(講談社刊)を基に、心温まるヒューマンドラマが誕生した。
上映日時
3/11(土)~3/17(金) | 3/18(土)~3/24(金) |
10:00〜12:05 | 16:25~18:30 |