飯舘村 べこやの母ちゃん ーそれぞれの選択
©️ Mizue Furui 2022
2022年/日本/180分/配給:リガード
監督・撮影:古居みずえ
出演:中島信子、原田公子、長谷川花子
イベント情報
3/21(火祝)11:05回上映後、古居みずえ監督の舞台挨拶がございます。
3/23(木)、24(金)11:05回上映後、古居みずえ監督の舞台挨拶が急遽決定しました!
全村避難を余儀なくされた飯舘村で
牛(べこ)と共に生きてきた母ちゃんたち
家族との暮らし、愛しい牛(べこ)たち、住みなれた故郷…
何かを守り、何かを手放し、
揺れ惑いながら前を向いて生きてきた心の軌跡
豊かな自然に恵まれた福島県相馬郡飯舘村。かつてはブランド牛の生産地として知られ、酪農も盛んだった。しかし、福島第一原発事故後、放射能汚染が懸念された飯舘村の牛たちは牛乳の出荷も、移動も、牧草地の草を食べることも禁止される。さらには、2011年4月に全村避難が決定。村民の多くが暮らしと生業を突然うばわれてしまった。2017年3月、帰還困難区域を除く全ての区域で避難指示が解除されたが、6年という年月はあまりに長く、帰村した村民は約2割※にとどまっている。(※2022年12月現在)
牛を続けた人、やめた人。飯舘村を離れた人、戻った人。この間、一人ひとりが大きな人生の選択をしてきた。牛(べこ)とともに生きてきた母ちゃんたちも、どん底の思いをしながら、それぞれが悩み、苦しみ、ときには笑いながら生きてきた。その強さと逞しさに惹かれたのはパレスチナの女性たちの取材を長年続けてきた古居みずえ監督。福島に拠点を構え、故郷、生業、家族のはざまで揺れる飯舘村の女性たちの心情を丁寧に記録。10年以上の撮影・制作期間を経て「第1章 故郷への想い」「第2章 べことともに」「第3章 帰村」の全3章・3時間に及ぶドキュメンタリーを完成させた。
上映日時
3/18(土)~3/24(金) |
11:05-14:20 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥2300 | ¥2000 | ¥1300 |
会員 | ¥2000 | ¥2000 | ¥1300 |