ココ・シャネル 時代と闘った女
© Slow Production-ARTE France
2019年/フランス/55分/配給:オンリー・ハーツ
原題:Les Guerres de Coco Chanel
監督・脚本:ジャン・ロリターノ
出演:ココ・シャネル、フランソワーズ・サガン他
ナレーション:ランベール・ウィルソン
字幕:松岡葉子
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
没後50年、そしてNo.5誕生100年記念公開ドキュメンタリー
その死に至るまで、自由で自立した女性を先導し鼓舞し続けた世紀の女ココ・シャネル
21世紀をも照射する、その大いなる光、そして影・・・
2021年はココ・シャネル没後50年、そして世界で最も売れた香水「No.5」誕生100年にあたる。まさに世紀を生き抜いた最強ブランドCHANEL。
第一次世界大戦後、「皆殺しの天使」と称されるほど19世紀的な価値観を葬り去り女性を因習から解放して、女性として史上初の世界的実業家となったシャネル。
ピカソ、ストラヴィンスキー、ディアギレフ、コクトーなどの芸術家、チャーチルやウィンザー公などの政治家や王侯貴族との交流、めくるめく幾多の恋を通じて得たインスピレーションと人脈を駆使し、第二次世界大戦前すでに一大モード帝国を築き上げた。
ところが、ナチスドイツによるパリの占領が解けた1944年、彼女は突如としてパリを脱出しスイスへ向かう。以後、齢70歳にして劇的な復活を遂げる1957年まで、10年あまりもの長きにわたり沈黙する。なぜ?
シャネル自身により、また評伝や映画などで虚実ないまぜのさまざまな物語が語られてきたが、それらのほとんどは、沈黙の謎が確証を持って暴かれた2011年以前のものだ。本作は、実証を踏まえた上で、毀誉褒貶の激しい多面的で孤独な、しかしなんとも魅力的でスケールの大きいシャネルの生涯と実像に迫った最新ドキュメンタリー。
目くるめく時代の肖像たち
ココ・シャネル本人、ジャン・コクトーやフランソワーズ・サガン、シャネルの評伝を書いたエドモンド・シャルル=ルー、ポール・モラン、マルセル・へードリッヒ、そしてシャネルの下で働いた職人などの証言、若いころのシャネルを知る女優ガブリエル・ドルヴァ、シャネルスーツ姿のロミー・シュナイダーやジャクリーン・ケネディ、そしてサルバドール・ダリ、アラン・ドロン、ウィンザー公や晩年親しくしたダンサーのジャック・シャゾ…多数の関係者とともに19世紀末から2度の大戦をはさんで1970年に至る、パリやリゾート地の風俗やニュース映像も駆使。ナレーションはランベール・ウィルソン。
上映日時
8/21(土)~8/27(金) | 8/28(土) | 8/29(日)~9/3(金) |
14:15-15:15 | 12:00-12:55 | 11:50-12:45 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1300 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1200 | ¥1200 | ¥800 |