東京組曲2020
©️「東京組曲2020」フィルム パートナーズ
2023年/日本/95分/配給:オムロ/製作:テアトル・ド・ポッシュ
監督:三島有紀子
音楽:田中拓人
撮影:出演者たち、今井孝博(JSC)、山口改
編集:加藤ひとみ、木谷瑞
出演:荒野哲朗、池田良、大高洋子、長田真英、加茂美穂子、小西貴大、小松広季、佐々木史帆、清野りな、田川恵美子、長谷川葉月、畠山智行、平山りの、舟木幸、辺見和行、松本晃実、宮﨑優里、八代真央、山口改、吉岡そんれい(五十音順)
松本まりか(声の出演)
イベント情報
11/22(水)20:00回上映前、大高洋子さん、長田真英さん、加茂美穂子さん、田川恵美子さん、松本晃実さん、宮﨑優里さん、山口改さんの舞台挨拶がございます。
あの日、私たちは突然世界から遮断された――
全世界を揺るがしたパンデミック<コロナ>。
2020年1月、日本で最初の感染者、2月には死者が発表され、不穏な空気が流れ始めた。最初の段階ではまだ実感できていなかった人も多数いるなかで、4月7日に新型コロナウイルス対策の特別措置法(特措法)に基づく「緊急事態宣言」が初めて発令され、私たちの生活は一変。都道府県知事から飲食店やスポーツジム、映画館やライブハウスなど幅広い業種に休業要請があり、全国的かつ大規模なイベントは中止や延期などの対応が主催者に求められた。そのなかには、映画の舞台挨拶イベント、演劇公演、音楽コンサートなどもあり、エンタメ業界にとっても未だかつてない事態となった。
2020年4月22日。映画監督・三島有紀子の誕生日である朝4時。どこからか女の人の泣き声が聞こえてきた。その時、想った。
「このコロナ禍で何を感じているのかが忘れられる前に、映像に残し、記録として確認しよう」
20名の役者たちが、実際に体験したことを元に、各自撮影した映像を三島が組み上げて作った〈シネマヴェリテ〉(カメラ=インタビュアーが撮影対象に積極的に関わることで真実の姿を引き出す作品)。 NHK在籍時ドキュメンタリーを手がけた彼女にとって初のドキュメンタリー映画となる。
「泣き声」を出演者すべての共通の出来事として描いた。「声」を聴いて、感情の動きや反応が記録された。コロナ禍で過ごした日常がつぶさに切り取られた、これは重要な作品である。泣き声は、女優の松本まりかによるもの。
【併映】短編映画『IMPERIAL大阪堂島出入橋』
2022年/15分/監督・脚本:三島有紀子/出演:佐藤浩市
上映日時
11/20(月)~11/24(金) |
20:20-22:15 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校生以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |