ユーリー・ノルシュテイン《外套》をつくる
©ふゅーじょんぷろだくと
2019年/日本/109分/配給:ラピュタ/配給協力:ノーム
英題:Yuriy Norshteyn:Making the Overcoat
監督:才谷遼
製作:アート・アニメーションのちいさな学校、株式会社ふゅーじょんぷろだくと、株式会社ラピュタ、ユジク阿佐ヶ谷
構成・編集:川島章正
撮影監督:加藤雄大
音楽:ボリス・ペレゾフスキー
字幕翻訳:児島宏子
出演:ユーリー・ノルシュテイン、ラリーサ・ゼネーヴィチ、マクシム・グラニク、ターニャ・ウスヴァイスカヤ、ミハイル・アルダーシン、ミハイル・トゥメーリャ
舞台挨拶
4/13(土)11:45回上映後、才谷遼監督の舞台挨拶がございます。
苦悩、情熱、そして創造――
アニメーションの神様、ノルシュテインの深部に迫るドキュメンタリー
ロシアを代表するアニメーション作家ユーリー・ノルシュテイン。『話の話』『霧の中のハリネズミ』など数々の名作を生み出し、手塚治虫、宮崎駿、高畑勲監督ら日本の巨匠をはじめ世界中のアニメーション作家たちから敬愛されている。彼は30年以上の歳月をかけて、ロシアの文豪ゴーゴリの名作「外套」のアニメーション作品を制作しているが、未だ完成に至っていない。それどころか、近年は撮影が止まっているという。
2016年6月、カメラはモスクワにあるノルシュテイン・スタジオ“アルテ”に向かう。そこにはおびただしい数のスケッチ、キャラクターパーツ、埃をかぶった撮影台が…。世界が待望する『外套』はいつ完成するのか、なぜ『外套』なのか。未完の映像を織り交ぜながら、ノルシュテインが自身の心の内を語る。
ユーリー・ボリソヴィッチ・ノルシュテイン
アニメーション作家。『25日-最初の日』(68)でデビュー。『キツネとウサギ』(73)『霧の中のハリネズミ』(75)『話の話』(79)等を制作。切り絵技法による、独特の詩的で繊細な作風が多くの人々を魅了し、映像詩人と評される。日本をはじめ世界中のアニメーション作家たちに多大な影響を与えている。30年以上の歳月をかけゴーゴリ原作『外套』を制作している。
同時上映:ノルシュテイン監督特集上映「アニメーションの神様、その美しき世界」
上映日時
4/13(土)~4/19(金) | 4/20(土)~4/26(金) |
11:45~13:40 | 17:50~19:45 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |