サファリ
©2016 Vienna
2016年/オーストリア/90分/16:9/カラー/ドイツ語、オーストリア語
原題:SAFARI
監督・製作:ウルリヒ・ザイドル
脚本:ウルリヒ・ザイドル、ヴェロニカ・フランツ
後援 オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム
配給:サニーフィルム
トークショー
初日5/12(土)10:30回上映後、配給会社サニーフィルム有田浩介さんのトークショーおよびQ&Aがございます!
人はなぜ不必要に動物を“殺す”のか?
世界を震撼させた“トロフィー・ハンティング”の実態
2015年、SNSに投稿された1枚の写真が世界を怒り狂わせた。そこには、弓を持ち、誇らしげな顔をするアメリカ人歯科医師と、今まさに殺されたばかりのライオンの姿が写っていた。獲物の毛皮や頭だけを目的に動物を狩猟するレジャー、“トロフィー・ハンティング”は、現在アフリカ諸国の一大観光資源となり、野生動物が合法的に殺されている。
本作品はナミビアでハンティングをするドイツとオーストリアからのハンターたち、ハンティング・ロッジを経営するオーナー、そして、サファリをガイドする原住民たちを追う。ハンターたちは悪びれることなくハンティングへの情熱を語り、ロッジのオーナーは地域への貢献とビジネスの正当性を主張し、原住民は黙々と毛皮を剥ぎ、肉を解体する。
人間の倫理の境界線
炙り出される狂った人間の倫理観
前作『パラダイス3部作』「愛」、「神」、「希望」、それぞれの作品が同年の世界三大映画祭コンペ部門に選出される偉業を成し遂げたオーストリアの鬼才ウルリヒ・ザイドルが、独自の映像メソッドを用いてこれまで決して紹介されることがなかった“トロフィー・ハンティング”の実態を描き出した。
ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、そして、東京国際映画祭ワールドフォーカス部門をはじめ、世界各国のドキュメンタリー映画祭で大きな衝撃を与えている。
上映日時
5/12(土)~5/18(金) | 5/19(土)~5/25(金) |
10:30~12:05 | 18:15~19:50 ※5/20(日)は18:30上映開始 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |