ハマを見つめたドキュメンタリー映画 ―変わりゆく街、子どもたち

ヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクト2017

時代とともに街は変貌し、子どもたちも変わりゆく。 「横浜」を見つめたドキュメンタリー映画とトーク&シンポジウムを通じ、 過去と現在、他者とあなたの眼差しが交錯する。

2017年11月3日(祝・金)

中華学校の子どもたち

中華学校の子どもたち

監督:片岡希
撮影:樋口伊喜夫、山本直史、片岡希
音楽:加藤千晶

「ヨコハマメリー」のプロデューサー・片岡希の初監督作品で、日本の中華学校に通う子どもたちを追ったドキュメンタリー

おはよう。ニーハオ。さようなら。日本語と中国語、どちらも話す子どもたち。在日華僑・華人のため1898年に創立された横浜山手中華学校。小学部1年生の日常を3年にわたって記録する。成長を見守る大人たちの思いに触れながら、子どもたちは中華街を縦横に駆け抜ける。私たちが知らない、横浜における華僑・華人の歴史、現在が見えてくる。

※上映後に片岡希監督+馬 晶さん(出演者・横浜山手中華学校職員)によるトークショー

日曜日の子供たち

日曜日の子供たち

©yasuhiro hotta

1980年/日本/103分
監督:堀田泰寛
製作:四宮鉄男、三木実、堀田泰寛
撮影:堀田泰寛

公式ホームページ

私の中を過ぎったものは、突然子供たちが死んでしまうのではないかという危機感に対する慄きであったような気がする

舞台は横浜市鶴見区の空地。周囲には工場が立ち並び、時に光化学スモッグが生じ、岸辺に汚れた海水が押し寄せる。そんなことはお構いなく、日曜日になると遊びに来る子供たち。走り、取っ組み合い、海に石を投げ、海を見つめる・・・。子供たちの背後にある何かの予感。映画キャメラマン・堀田泰寛が通い続け、撮り溜めた記録は、8年をかけ、鈍く輝く抒情詩のような映画に結実した。

※上映後に堀田泰寛監督によるトークショー

どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街

どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街

1975年/日本/121分
構成:編集:小川紳介
製作:伏屋博雄、白石洋子、朝日節子、飯塚俊男

前作「三里塚 辺田部落」以来、ちょうど二年ぶりに小川プロが発表した二時間一分の長編記録映画

山谷、釜ケ崎と並ぶ日本三大寄せ場のひとつ、横浜・寿町。90軒の簡易宿泊所が密集し、5000人前後の人々が暮らす。小川プロの若手スタッフが約10カ月住み込んで撮影した。高度経済成長の中で取り残され、使い捨てられる労働者たち。貧困、差別、偏見、孤独、絶望・・・。野垂れ死が当たり前にある状況の中で、労働者たちは語る。自分史を。そしてわずかな希望を―。

※シンポジウム「変わりゆく街、子どもたち ―ハマを見つめたドキュメンタリー映画」

パネリスト:加藤彰彦(横浜市立大学名誉教授/前沖縄大学学長)、片岡希、堀田泰寛、中村高寛(映画監督)
進行:飯田基晴

※本企画の鑑賞券をお持ちの方はご入場頂けます。

料金

一般1,200円/シニア・大専1,100円/障がい者1,000円/高校生以下800円

※各回入替制、横浜シネマリン会員割対象外、金曜カップル割対象外


主催:映像グループ ローポジション

協力:横浜シネマリン

助成:横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2017


お問い合わせ

映像グループ ローポジション(045-228-7996/lowposi@nifty.com/www.lowposi.com/)

横浜シネマリン(045-341-3180/http://cinemarine.co.jp/)

ヨコハマ・ドキュメンタリー映画普及プロジェクトとは?
横浜でドキュメンタリー映画文化の普及・発展を目指していきます。
それはドキュメンタリー映画という表現・コミュニケーション手段に、社会の風通しをよくしていける可能性があると信じているからです。

ローポジション、本特集紹介記事
http://lowposi.jugem.jp/?eid=474
ローポジション『日曜日の子供たち』紹介記事
http://lowposi.jugem.jp/?eid=443

ゴーストロード

ゴーストロード

 ©2017 Mike Rogers / Robot55 LLC.

2017年/日本/80分/配給:日本出版販売
監督:エンリコ・チック
脚本:マイク・ロジャース、ジェームズ・ハニーカット
編集・音楽:西川顕
製作・企画:マイク・ロジャース
出演:Mr.Pan、Mr.Lawdy、Mr.Gully、Mr.Mondo(The Neatbeats)、延原達治(The Privaters)

公式ホームページ

―ロックンロールの亡霊と禁断の契約? 世にも奇妙な“日本製ビンテージアメリカ映画”誕生!―

Hey!ロックンローラー!〈Perfect Song〉(名曲) を手に入れるために“そいつ”を差し出す覚悟はあるのかい!? The Neatbeats、The Privatesのイカしたビートにのせて、いまロックンロールキッズが一番見たかった小粋な映画が踊り出す。製作・監督・脚本は1970年代後半に活動していた伝説のロサンゼルス・パンクバンド“The Rotters”のリードシンガーで現在はラジオ・パーソナリティとして知られるマイク・ロジャース。自らがどうしても作り上げたかった1960年代のアメリカ映画の世界にお気に入りのジャパニーズロックンロールバンドを迷い込ませる悪戯心満載のパーティームービー『ゴーストロード』がクラウドファンディングのバックアップを受け2年の歳月を経て遂に完成!『アメリカン・グラフィティ』(`73)、『ワンダラーズ』(`79)の如く全編をロックが包みこみ、まるで『ミステリー・トレイン』(`89)の様に粋で洒脱でオフビートな演出に『ファントム・オブ・パラダイス』(`74)の悲痛な魂の叫びがこだまし、史上最低で最高な“ビーチ・パーティー映画”の金字塔『THE HORROR OF PARTY BEACH』(`64)の世界が甦る!全ての映画ファン、音楽ファンが胸躍らせる最新映画が誕生した!



手に入れたビンテージアンプから現れたのは、ロックンロールの神様か?それとも悪魔の遣いか?現代に甦る胸躍るロックンロール・ゴーストーリー。

手に入れたビンテージアンプから現れたのは、ロックンロールの神様か?それとも ロックンロールの歴史の中でまことしやかに語り継がれる、ミュージシャンと悪魔の関係がある。伝説的なブルース歌手ロバート・ジョンソンが誰にも真似できないギターのテクニックを手に入れるため、十字路で悪魔に魂を売り渡したという<クロスロード伝説>から始まり、偶然にも彼と同じ27歳という若さでジミ・ヘンドリックスやザ・ローリング・ストーンズの元ギタリスト、ブライアン・ジョーンズ、ドアーズのジム・モリソン、ジャニス・ジョプリン、カート・コバーン、エイミー・ワインハウスがそれぞれ謎の死を遂げている<27CLUB>、それらのミュージシャンはロバート・ジョンソンをはじめイニシャルに同じアルファベットを持つ者が多いという<Jの呪い>。これらは全て彼らが悪魔と契約をしたと囁かれているのだが、他にも欧米で古くから続く悪魔信仰とロックを結びつけた様々な都市伝説が生まれている。あくまでも噂で、根拠のない根も葉もない戯言かも知れないが、もし、あなたの好きなミュージシャンのあのギタープレイが悪魔と契約をして手に入れたものだとしたら…。『ゴーストロード』は永遠に色褪せる事の無い<Perfect Son>を作り出すために決して触れてはいけないものと手を結んでしまったあるミュージシャンの哀しくも奇妙な物語である。



いつだってアンプの電源と夢は〈ON〉にしておくのさ。

永遠に色褪せる事の無い理想の楽曲を生み出せずにもがき苦しむミュージシャン、トニー(Mr.Pan)は、ロックンロール・バンド、The Screamin’ Telstars(The Neatbeats)を率いているが、夢に見ていた成功とはかけ離れた低空飛行をもう何年もの間続けている…。かつてライバルだったThe Mad Reader(The Privates)のシンゾー(延原達治)は高級車に乗り、イイ女も手に入れ、もはやその背中は遥か遠くに霞んで見えるほどだ。そんないつもの冴えないある日、スタジオでトニーのアンプが煙を噴き上げる。明日のライブの為に怪しい中古楽器屋で代わりのビンテージアンプを購入するが、それは<訳あり物件>だった。アンプと出会ったその日からトニーのギタープレイは見違えた様に冴え渡るのだが、ある夜、何と!ギターアンプからトニーに助言を送る謎の亡霊ピーナッツ・バター(ダレル・ハリス)が現れたのだ。彼の助言を受け入れ、遂に夢にまで見ていたを生み出すトニーだったのだが、怪しい楽器屋の主人にくれぐれも気をつけろと言われていたアンプの電源をオンにしたことで予想だにしなかった出来事が巻き起こるのだった…。


*第25回レインダンス映画祭正式出品

ゴーストロード ゴーストロード ゴーストロード

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

隠された時間

隠された時間

 ©2016 showbox and barunson e&a ALL RIGHTS RESERVED.

2016年/韓国/130分/配給:ハーク
監督:オム・テファ
脚本:オム・テファ、チョ・スルイェ
出演:カン・ドンウォン、シン・ウンス、キム・ヒウォン、クォン・ヘヒョ、ムン・ソリ

公式ホームページ

時がとまった異世界に捕らわれ、大人になってしまった少年の誰も知らない“隠された時間”とはー

最愛の母を亡くし、義父に連れられ離島に引っ越してきた少女スリン(シン・ウンス)。新しい学校にも家にも馴染めず孤独な日々を過ごしていた彼女は、自分と同様に親のない少年ソンミンと知り合う。二人だけの秘密の暗号を作って友情を育み、淡い恋心が芽生えたある日、同級生たちと出かけた立入禁止区域の洞窟で、スリンひとりを残し、三人の少年が一瞬にして姿を消すという謎の失踪事件が発生。発見に結びつく手がかりもつかめず捜査が難航するなか、見知らぬ男(カン・ドンウォン)がスリンの前に突然姿を現し、「僕はソンミンだ」と主張。誰も知らないはずの秘密の暗号を使って大量のノートに記録されていた、失踪の日から今日までに起こったあまりにも不可思議な事件の全容とは──



カン・ドンウォンでなければ成しえない、ピュアな感性から生まれた演技を初披露。

作品ごとに華麗なる変身を遂げてきた俳優カン・ドンウォンが、外見は大人でいながら心は少年という難しいキャラクターを繊細に瑞々しく表現。美しいビジュアルに憂いを帯びた切ない視線を浮かべ、新生カン・ドンウォンの魅力をスクリーンに焼きつける。300倍の競争率を勝ち抜き、本作で鮮烈なデビューを飾った新人女優シン・ウンスは、神秘的な表情に複雑な情緒をにじませたヒロインを完璧に演じ、驚異のライジングスターの存在感を発揮。パク・チャヌク監督作『親切なクムジャさん』の演出部を経て、今回初の長編となるオム・テファ監督は独創性豊かな物語をファンタジックな設定とスリリングな展開で見事に描き上げた。

隠された時間 隠された時間 隠された時間

上映日時

9/23(土)~9/29(金) 9/30(土)~10/6(金)
12:20〜14:15 18:35~20:50

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

三里塚ドキュメンタリー特集

『三里塚のイカロス』公開記念

-三里塚とあの時代、そして今-

大津幸四郎と共に三里塚の現在を撮った『三里塚に生きる』と農民と共に闘った若者たちの現在を撮った最新作『三里塚のイカロス』。

成田/三里塚空港反対闘争で勝ったのは一体誰だったのか、その答えを見つけるために代島治彦監督は『三里塚のイカロス』を作ったという。

空港は建設されたのだから、農民も農民と共に闘った若者たちも負けたということか。そもそも三里塚闘争は勝ち負けで計れるものだろうか。

横浜シネマリンの「三里塚ドキュメンタリー特集」では、小川紳介監督の三里塚シリーズ6作品を併せて上映し、三里塚の闘争とあの時代、そして今を深く見つめ直します。

  • 1.日本解放戦線・三里塚の夏
  • 2.日本解放戦線・三里塚
  • 3.三里塚・第三次強制測量阻止闘争
  • 4.三里塚・第二砦の人々
  • 5.三里塚・岩山に鉄塔が出来た
  • 6.三里塚・辺田部落
  • 三里塚に生きる
  • 三里塚のイカロス

代島治彦監督作品
三里塚のイカロス The Fall of Icarus:Narita Stories

© 2017 三里塚のイカロス製作委員会

2017年/日本/カラー&白黒/138分/DCP/5.1ch
製作・監督・編集:代島治彦
出演:加瀬 勉、岸 宏一、秋葉恵美子、秋葉義光、前田深雪、吉田義朗、平田誠剛、中川憲一、前田伸夫、加藤秀子
撮影:加藤孝信/音楽:大友良英
写真:北井一夫/音響効果・整音:滝澤 修
アニメ原画:下田昌克
制作:スコブル工房
企画・製作:三里塚のイカロス製作委員会
宣伝デザイン:鈴木一誌
配給:ムヴィオラ、スコブル工房

公式ホームページ


成田空港のその下に“あの時代”が埋まっている。
成田/三里塚で農民とともに闘った若者たちがいた。
誰にも語らなかった“あの時代”と“その後の50年”の記憶。
サンリヅカって何ですか? “あの時代”って何だったんですか?
三里塚の農民とともに国家権力と闘った若者たちの“あの時代”と“その後の50年”

ある日突然、この土地に空港を作るから出て行きなさいと言われた農民たちの闘い。それが日本で最大の、そして最後の国家権力に対する抵抗運動、成田空港建設反対闘争だ。成田市三里塚の農村地帯に巨大空港を作ることを決定した政府による暴力的な土地収奪に、農民たちは抵抗運動を開始した。そこに、若者たちが集まったのだ。農民たちの抵抗を支持し、三里塚を革命のための拠点とし、すべては変えられると信じていた若者たちが。あれから50年。
若者たちが農民とともに国を相手に闘った“サンリヅカ=三里塚”から、今、若者が海外旅行へと楽しげに出発して行く。そこでかつて何があったのか。多くの若者は知らない。若者だけじゃない。忘れてしまった人も多い。成田空港のその下に“あの時代”が埋まっていることを。
何かが変わる時代だった。3億円事件があった。オールナイト・ニッポンが始まった。映画『卒業』があり、『猿の惑星』があった。フォークソングにフリージャズ、サイケにゲバ、ベトナム反戦に68年革命。若者たちが、今が時だ、と迸った。あの時代――それはまるで世界中が「政治の季節」に燃え上がるようだった。だが、それは、結末を迎える。農民とともに闘った、あの時代あの若者はイカロスだったのだろうか。イカロスは墜落した。「三里塚のイカロス」は何を残したのか。それとも何も残さなかったのか。

本作は「映画芸術」日本映画ベストテン第3位、日本映画ペンクラブ文化映画部門第2位、「キネマ旬報」文化映画ベストテン第4位に輝いた『三里塚に生きる』の姉妹編である。前作は日本ドキュメンタリー史の巨人・名キャメラマン大津幸四郎(2014年没)と代島治彦の共同監督で、大津が40年前に撮影した伝説的な小川プロ作品を『日本解放戦線・三里塚の夏』(1968年)以来、初めて三里塚を訪れ、あのとき国家と闘った農民の人生を中心に描いた。対して本作は、代島治彦監督が農民とともに闘った若者たちの人生を描いている。これは前作撮影時からの、もう一本の“撮らねばならなかった物語”なのだ。
登場するのは、25年にわたって三里塚闘争の責任者という立場にあった者、農民支援に入った農家の若者と恋をして結婚した女性、義勇兵という気持ちで若い妻に置手紙して戦いに参加した元国鉄労働者、反対闘争をテレビで見て京都から駆けつけた当時高校生の活動員らの他、農民運動家や元空港公団職員など。これまで誰にも語らなかった“あの時代”と“その後の50年”の記憶を語っている。中核派政治局員として1981年から2006年まで25年間三里塚現地責任者を務めた岸宏一は、本作完成後、今年3月26日、谷川岳で遭難。この映画がいわば彼の遺作となった。
音楽は大友良英による“これしかない”フリージャズ。撮影は小川プロ出身の加藤孝信、劇中で印象的なイカロスの絵は、世界中を旅して描いた絵を本にした『PRIVATE WORLD』で知られる下田昌克が手がけている。
羽田空港が国際化した今、成田/三里塚へ駆けつけた若者たちは何を想うのだろう。あれから50年。

イカロスとは…

[英:Icarus] ギリシャ語神話に登場する人物の一人。蜜蠟で固めた翼によって自由自在に飛翔する能力を得るが、太陽に接近し過ぎたことで翼が溶けてなくなり、墜落して死を迎えた。イカロスの物語は人間の傲慢さやテクノロジーを批判する神話としても有名であるとともに、手の届かない理想を抱いたものの寓話として語られることも多い。マルク・シャガールによる絵画作品「イカロスの墜落」は代島監督に本作のインスピレーションを与えたものの一つ。

*第18回チョンジュ国際映画祭 正式招待作品

三里塚とその時代

1965年―ベトナム戦争始まる
1966年―佐藤内閣、成田市三里塚に新東京国際空港を閣議決定
地元農民、空港反対同盟を結成
三派全学連結成
1967年―佐藤首相ベトナム訪問阻止闘争(第一次羽田闘争)
1968年―フランス5月革命
1969年―東大安田講堂事件
1970年―第一次~第三次強制立入測量阻止闘争
1971年―第一次・第二次行政代執行
1972年―連合赤軍あさま山荘事件
1978年―管制塔占拠事件
     新東京国際空港(現成田国際空港)部分開港

三里塚闘争をどう維持していくのか。その思考自身が間違いだと言われれば、もう僕としては言葉はないです。
元中核派政治局員(1981年~2006年まで三里塚現地責任者)


週刊新潮なんてひどいことを書いてあってね、世間知らずのお嬢さんがすぐ逃げ出すだろうみたいに書いてあって。
元ML派女子学生(地元農民と結婚し、当時マスコミに騒がれた)


夢見るんですよ、最近見なくなったけど。夢の中では管制塔を占拠して、壊して、逮捕されずに帰ってきてるんですね。
元第四インター活動家(成田空港管制塔占拠に参加した)


上映スケジュール 全8作品

10/7(土) 10/8(日) 10/9(月) 10/10(火) 10/11(水) 10/12(木) 10/13(金)
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-14:50
トークショー①
ゲスト:飯塚敏男さん(映画監督・元小川プロダクション)×代島治彦監督
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
日本解放戦線・三里塚の夏 日本解放戦線・三里塚の夏
15:55-17:50
日本解放戦線・三里塚日本解放戦線・三里塚
15:20-17:50
三里塚・辺田部落三里塚・辺田部落
15:20-17:50
三里塚に生きる三里塚に生きる
15:20-17:50
日本解放戦線・三里塚の夏日本解放戦線・三里塚の夏
15:20-17:50
三里塚・辺田部落三里塚・辺田部落
15:20-17:50
日本解放戦線・三里塚日本解放戦線・三里塚
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30

予定表 横にスクロールできます

10/14(土) 10/15(日) 10/16(月) 10/17(火) 10/18(水) 10/19(木) 10/20(金)
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-14:50
トークショー②
ゲスト:中川憲一さん(『三里塚のイカロス』出演者・元プロレタリア青年同盟活動家)×代島治彦監督
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
12:30-15:00
三里塚・辺田部落三里塚・辺田部落
15:20-17:50
日本解放戦線・三里塚の夏日本解放戦線・三里塚の夏
15:55-17:50
三里塚に生きる三里塚に生きる
15:20-17:50
日本解放戦線・三里塚日本解放戦線・三里塚
15:20-17:50
三里塚・第二砦の人々三里塚・第二砦の人々
15:20-17:50
三里塚に生きる三里塚に生きる
15:20-17:50
三里塚・第三次強制測量阻止闘争三里塚・第三次強制測量阻止闘争
15:10-16:05
三里塚・岩山に鉄塔が出来た三里塚・岩山に鉄塔が出来た
16:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
18:00-20:30

予定表 横にスクロールできます

10/21(土) 10/22(日) 10/23(月) 10/24(火) 10/25(水) 10/26(木) 10/27(金)
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚・第二砦の人々三里塚・第二砦の人々
12:30-15:00
三里塚・第三次強制測量阻止闘争三里塚・第三次強制測量阻止闘争
12:30-13:25
三里塚・岩山に鉄塔が出来た三里塚・岩山に鉄塔が出来た
13:40-15:10
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚・第二砦の人々三里塚・第二砦の人々
12:30-15:00
三里塚・第三次強制測量阻止闘争三里塚・第三次強制測量阻止闘争
12:30-13:25
三里塚・岩山に鉄塔が出来た三里塚・岩山に鉄塔が出来た
13:40-15:10
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50

予定表 横にスクロールできます

10/28(土) 10/29(日) 10/30(月) 10/31(火) 11/1(水) 11/2(木) 11/3(金)
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
三里塚に生きる三里塚に生きる
12:30-15:00
 
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
三里塚のイカロス三里塚のイカロス
15:20-17:50
 

予定表 横にスクロールできます

*小川紳介監督作品は、全て16㎜プリントで上映致します。古い作品のため、画像・音の不良、上映中のトラブルなども予想されますので、どうかご容赦下さい。

協力:アテネフランセ文化センター、武蔵大学

■トークショー

10/7(土)12:30『三里塚のイカロス』上映後

ゲスト:飯塚敏男さん(映画監督・元小川プロダクション)×代島治彦監督

10/15(日)12:30『三里塚のイカロス』上映後

ゲスト:中川憲一さん(『三里塚のイカロス』出演者・元プロレタリア青年同盟活動家)×代島治彦監督

入場料金

【当日料金】

『三里塚のイカロス』一般1,800円/会員1,500円/大専・シニア1,100円/高校生以下800円

「小川プロ作品」『三里塚に生きる』一般1,400円/会員・大専・シニア1,100円/高校生以下800円


【前売券】

『三里塚のイカロス』特別鑑賞券1,500円

「小川プロ作品」特別鑑賞券共通券1,000円 *劇場受付にて絶賛発売中!


【お得なリピーター割300円引】

「小川プロ作品」半券提示で2作品目「小川プロ作品」は、当日一般1,400円➡1,100円

『三里塚に生きる』半券提示で『三里塚のイカロス』は、当日一般1,800円➡1,500円

※当館は整理番号順入場、全席自由席です。上映の1週間前より、劇場窓口でのみ先売りチケットを取扱っております。前売券を先売りチケットにお引き換えいただくことも可能です。インターネットや電話でのご予約は承っておりませんので、予めご了承ください。

人情噺の福団治

人情噺の福団治

2016年/日本/パートカラー/71分監督:伊藤有紀 
音楽:原みどり
プロデューサー:川井田博幸
製作:記録映画「人情噺の福団治」製作委員会
制作・配給:グループ現代
宣伝・配給協力:オフィスアリガト
文化庁文化芸術振興費補助金

公式ホームページ

「スポットを浴びたいなら売れっ子の仁鶴や鶴瓶を紹介したる」

芸歴半世紀を超える大阪落語界の重鎮、四代目・桂福団治。福団治は常々、「スポットを浴びたいなら売れっ子の仁鶴や鶴瓶を紹介したる」と弟子入り志願者達に言ってきた。「日の当たらない、陰でずっと終わっていった、しかしながら名人的に上手い芸人。わしは、そんな生き方が好きやねん」日の当たらない道を選んで歩いてきた【月】の芸人、桂福団治。人間を「勝ち組 / 負け組」と分け、分かりやすい成功のみを求めたがるこの時代に、福団治の生き様は、静かに、だが確かなメッセージを放つだろう。 この映画は彼の長い人生の、ほんの一部分を切り取った記録であるー。

四代目・桂 福団治
(かつら ふくだんじ、1940 年 10 月 26 日~)
三重県四日市市出身。関西演芸協会第 10 代会長、上方落語協会理事、 日本手話落語協会会長。藤本義一の小説を原作とした映画「鬼の詩」に主演後、声帯ポリープが発覚し、一時期声が出なくなった。それを機に手話落語に取り組み始め、1980年、手話落語で「寿限無」を初披露。現在も意欲的に取り組んでいる。持ちネタは幅広いが、特に「蜆売り」「藪入り」「ねずみ穴」などの人情噺を得意にしている。登場人物のけなげな姿、心のひだを紡ぎ出す語り口は、他の追随を許さない。

この映画は、福団治の業の肯定である。
井上 昇(朝日新聞記者)

芸人はいつの時代も、現世(うつしよ)と常世(とこよ)を往来しながらその芸に磨きをかけていくという。この作品を観て「やはり福団治もそうだったか」と合点がいった。
瀬木 直貴(映画監督、「ラーメン侍」、「カラアゲ☆USA」)

声が出なくなり、そこからの第二の人生が、福団治師匠の本当の人生の始まりだったのではと思い、人生は物語であり、深いなぁと、つくづく感じ入りました。素晴らしい映画をつくってくださり、ありがとうございました。

麻生 八咫(活動写真弁士・1998 文部大臣賞受賞)
人情噺の映画です。映画が人情噺そのものです。一人の噺家(落語家)のドキュメンタリーですが、落語愛だけではなく、人間愛、家族愛、仲間愛、社会愛が感じられるドキュメンタリーです。
池田 賢治(福岡工業大学 教授)

賛同人の皆様
春風亭 一之輔(落語家・21人抜き真打)
井口 佳子(東京杉並・中瀬幼稚園園長)
増永 研一(プロデューサー・映画「小梅姐さん」)
葉室 麟(直木賞作家「蜩ノ記」)
※敬称略・順不同

人情噺の福団治 人情噺の福団治 人情噺の福団治

上映日時

10/7(土)~10/13(金) 10/14(土)~10/20(金)
10:30~11:50 10:30~11:50

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

J:ビヨンド・フラメンコ

J:ビヨンド・フラメンコ

2016年/スペイン/スペイン語/90分/ビスタサイズ/5.1ch/DCP/カラー&モノクロ/配給:レスペ 
原題:JOTA de Saura
英題:J:Beyond Flamenco
監督:カルロス・サウラ
出演:サラ・パラス、カニサレス、カルロス・ヌニェス、ミゲル・アンヘル、ベルナ、バレリアーノ・パニョス、カルメン・パリス

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:オリジナル一筆箋をプレゼント! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券 有隣堂で購入の方には、特典は付きません。

歓喜の舞に、心、踊る
フラメンコのルーツ、情熱のダンス「ホタ」の魅力に迫る、喜びとパワーに満ち溢れた、至福の“ダンス&音楽エンターテインメント誕生!”

巨匠カルロス・サウラが本当に描きたかったスペインの魂!

「フラメンコ三部作」として話題を呼んだ『血の婚礼』(81)、『カルメン』(83)、『恋は魔術師』(86)。トップに君臨するアーティストらのパフォーマンスを格調高くスタジオで捉えた、オムニバス形式による『フラメンコ』(95)、『イベリア 魂のフラメンコ』(05)、『フラメンコ・フラメンコ』(10)。数々の舞踊音楽の芸術作品を世に送り出してきたスペイン映画界の巨匠、カルロス・サウラ。待望、5年ぶりの日本公開となる最新作『J:ビヨンド・フラメンコ』で描かれるのは、監督の生まれ故郷、スペインのアラゴン地方が発祥とされる「ホタ」。フラメンコのルーツのひとつである「ホタ」を通し、フラメンコのフィールドの彼方に広がる、つつましくも陽気な民俗舞踊の多彩なスタイルを紹介。その奥深い魅力に迫る、至福のダンス&音楽エンターテインメントがここに完成した。めくるめく映像美で描かれる数々のダンスシーンは、絢爛豪華なエンターテインメントショーか、あるいはアート空間か── 観る者を魅惑の世界へと誘うだろう。

スペイン舞踏のスーパースター、奇跡の競演!

集結した豪華アーティスト陣は、フラメンコおよびスペイン舞踊ファン、ワールドミュージック・ファンなら絶対に見逃せない最強の顔ぶれ。サウラ監督作『イベリア 魂のフラメンコ』、『フラメンコ・フラメンコ』でも重要場面に登場し、『パッション・フラメンコ』も記憶に新しい、美貌と表現力を兼ね備える国民的フラメンコダンサー、サラ・バラス。パコ・デ・ルシアの後継者と目され、世界的に活躍するスーパーギタリスト、カニサレス。『ゲド戦記』の音楽にも参加している、ガリシアが生んだ天才バグパイプ奏者、カルロス・ヌニェス。「ホタ」の舞踊の第一人者で『イベリア 魂のフラメンコ』にも出演した、アラゴン州サラゴサ出身のダンサー兼振付師、ミゲル・アンヘル・ベルナ。スペイン国立バレエ団出身で、スペイン舞踊界の大スター、バレリアーノ・パニョス。アラゴンの伝統「ホタ」を現代化して歌うポップスター、カルメン・パリス。土地固有の味わいを継承するダンサー、歌手、演奏家に加え、国際的に活動するトップアーティストらも異彩を放つ。

J:ビヨンド・フラメンコ J:ビヨンド・フラメンコ J:ビヨンド・フラメンコ

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

乱 デジタル修復版

乱 デジタル修復版

 ©1985 KADOKAWA/STUDIO CANAL

1985年/日本・フランス/162分/デジタル/カラー/ビスタ/配給;KADOKAWA 
監督・脚本・編集:黒澤明
エグゼクティブ・プロデューサー:古川勝巳
製作:セルジュ・シルベルマン、原正人
プロダクション・コーディネーター:黒澤久雄
脚本:小國英雄、井出雅人
演出補佐:本多猪四郎
ゼネラル・プロダクション・マネージャー:ウーリッヒ・ピカール
プロダクション・マネージャー:野上照代、飯泉征吉、井関惺
撮影:斎藤孝雄、上田正治
撮影協力:中井朝一
美術:村木与四郎、村木忍
衣裳デザイン:ワダエミ
助監督:岡田文亮
照明:佐野武治
音楽:武満徹
狂言指導:野村万作
キャスト:仲代達矢、寺尾聰、根津甚八、隆大介、原田美枝子、宮崎美子、野村武司(野村萬斎)、井川比佐志、ピーター、油井昌由樹、加藤和夫、松井範雄、伊藤敏八、児玉謙次、鈴木平八郎、東郷晴子、神田時枝、南條玲子、古知佐和子、音羽久米子、加藤武、田崎潤、植木等

公式ホームページ

【前売券】劇場特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!

世界の巨匠・黒澤明が多大な年月と製作費を注ぎ執念で完成させた最高傑作が4Kで鮮やかに蘇る!

※横浜シネマリンでの上映は、2Kとなります。

世界中が絶賛した黒澤明渾身のライフワーク、復活!
構想10年、製作費26億円…『羅生門』『七人の侍』など数々の名作を生み出した黒澤明監督が、晩年に到達した最高傑作。毛利元就「三本の矢」の故事から着想を得て、シェイクスピア「リア王」の世界観とも通じた本作は、1985年日本映画三位の配収実績を残し、アカデミー賞®ほか国内外で数々の映画賞を受賞するという快挙を達成した。
監督自身が「人類への遺言」だと語る本作は、裏切りや憎しみの中で殺し合う絶望的な人間の姿を“天からの視点”で俯瞰した究極の悲劇であり、それまでの黒澤作品に見られた作家性が凝縮された集大成とも言える。激しい騎馬合戦や燃え上がる城のダイナミズム、伝統演劇を取り入れた色彩豊かで観念的な様式美は、観る者をただただ圧倒させ映画の世界に引き込む。
キャストは狂気と孤独の主人公を演じた仲代達矢を筆頭に、寺尾聰、根津甚八、隆大介、原田美枝子、宮崎美子、野村武司(野村萬斎)、井川比佐志、ピーターら豪華実力派が結集。さらに、黒澤組のベテラン陣ほか各界を代表する最高のスタッフが参加し、日本映画史上最大規模のプロジェクトが実現した。
人間の果てなき愚かさ、家族を巡る愛憎…争いの絶えない現代社会に向けて、黒澤明はなお普遍的な問いを投げかける。世界に冠たる不朽の反戦叙事詩が、今再びスクリーンに蘇る!

父と息子の、生憎に彩られた悲劇を描く一大スペクタクル壮絶な骨肉の争いが、いま始まる――

戦国時代。情け容赦なく他の武将たちを滅ぼしてきた猛将・一文字秀虎(仲代達矢)は七十歳を迎え、家督を三人の息子に譲ろうとする。乱世にも関わらず息子たちを信じて老後の安楽を求める父に異を唱える三男の三郎(隆大介)を、秀虎は追放してしまう。だが一の城と二の城の城主となった太郎(寺尾聰)と次郎(根津甚八)は、三郎の案じた通り、秀虎に反逆し、血で血を洗う争いが始まる。その陰には、実の父と兄を秀虎に殺された太郎の正室・楓の方(原田美枝子)の策謀があった…。

*日本アカデミー賞 最優秀美術賞・音楽賞・特別賞 受賞
*米国アカデミー賞® 衣装デザイン賞 受賞
*英国アカデミー賞 メイクアップ賞・外国語映画賞 受賞
*ブルーリボン賞 最優秀作品賞・監督賞・特別賞 受賞
*キネマ旬報ベストテン 日本映画第二位
*米国映画批評家協会賞 作品賞 受賞

乱 4Kデジタル修復版 乱 4Kデジタル修復版 乱 4Kデジタル修復版

上映日時

9/30(土)~10/6(金)
11:40〜14:25

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800

全国コミュニティシネマ会議2017イン横浜 関連企画

祝! 国産アニメーション
生誕100年 特別上映

2017年、日本のアニメーションが誕生して100年となります。
100年間に、日本で製作・発表されたアニメーションは、11,918作品にも上ります。今回の上映会では、この膨大なアニメーション作品から、映画史的に重要なクラッシック作品から、国際的に高い評価を得ている現代のアニメーション作品まで、日本のアニメーション100年の歴史の一端をフィルムでご覧いただきます。

主催:一般社団法人コミュニティシネマセンター/横浜シネマネットワーク実行委員会
文化庁委託事業 平成29年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業

東京国立近代美術館フィルムセンター協力:東京国立近代美術館フィルムセンター

公式サイト:http://jc3.jp/wp/

短篇アニメーション集+山村浩二監督によるレクチャー

なまくら刀(塙凹内名刀之巻)

1917|幸内純一|3分[24fps*]|白黒(染色)|無声 *最適速度は16fpsですが、この上映は24fpsになります
現存する日本最古のアニメーション。2008年にフィルムセンターが復元したフィルムに、2014年に新たに発掘された前半部分のフィルムをあわせて改めてデジタル復元された、再染色・最長版。

漫画 瘤取り

1929|村田安司|10分[24fps*]|白黒(染色)|無声 *最適速度は18fpsですが、この上映は24fpsになります
関東大震災をきっかけに横浜シネマ商会に加わり、緻密な技巧を駆使して切り紙アニメーションの頂点を極めた、横浜出身の作家、村田安司による民話「こぶとりじいさん」。登場人物たちの軽快な動きに注目!

AN EXPRESSION

1935|荻野茂二|4分[24fps*]|彩色|無声 *最適速度は32 fpsですが、この上映は24fpsになります
個人で映像作品を作り続け、国内外数々のコンクールで入賞、日本の小型映画・アマチュア映画界を牽引した荻野茂二。一コマずつ交互に赤と緑のフィルターをかけ撮影した白黒フィルムをフレーム毎に赤・緑で着色して作られた実験的な作品通常の2倍の速さ(32fps)で映すと色彩が現出する。

くもとちゅうりっぷ

1943|政岡憲三|15分|白黒
初のフィルム式トーキーアニメを生み出し、日本アニメーションの近代化に多大な功績を残した、政岡憲三の代表作。蜘蛛に誘惑されたてんとう虫の少女を、精緻な動画・音楽により、抒情的に表現している。今回は、2011年にデジタル復元された。

KUJIRA

1953|大藤信郎|8分|カラー
切り紙アニメーションの孤高の巨匠、大藤信郎による、カラーセロファンを用いた影絵アニメ。1953年のカンヌ国際映画祭で上映、ピカソやコクトーに絶賛された。大藤の死後、国産アニメの発展に貢献した作品のために「毎日映画コンクール大藤信郎賞」が創設されている。今回は、2013年にデジタル復元された。

メトロポリタン美術館

1984|岡本忠成|2分|カラー
変化に富んだ素材や技法を自在に使い分け、数多くの個性豊かな短編作品を生み出し、日本のアニメーションの歴史に大きな足跡を残した、岡本忠成による人形アニメーション。1984年にNHK「みんなのうた」で放送された、歌は大貫妙子。

頭山

2002|山村浩二|10分|カラー|Au Praxinoscope
同名の落語の演目を現代の東京に翻案した作品。アヌシーをはじめ、数多くの映画祭で賞を受賞し、日本人で初めてアカデミー賞短篇部門にノミネートされた。

講師:山村浩二(アニメーション作家/東京藝術大学教授)

1964年生まれ。90年代、『カロとピヨブプト』など、子どものためのアニメーションを多彩な技法で制作。2002年『頭山』がアヌシー、ザグレブ等、世界の主要なアニメーション映画祭でグランプリを受賞。その後、『カフカ 田舎医者』(07)、『マイブリッジの糸』(11)『サティの「パラード」』(16)などにより、国内外の映画祭で90以上の賞を受賞。2017年8月『サティの「パラード」』『怪物学抄』を含む短編集が劇場公開され、当館においても、「祝! 国産アニメーション生誕100年 特別上映」に合わせて9月9日(土)より上映。2008年より東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻教授。

太陽の王子 ホルスの大冒険

1968|高畑勲|82分|カラー|東映
アイヌの伝承をもとに描かれた、少年ホルスの勇気溢れる冒険を描いたファンタジー・アニメの大作。年を経るにつれてその真価が認められ、日本初の本格的商業プロダクションである東映動画(現:東映アニメーション)の代表作。テレビ・アニメの比重が高くなりつつあった当時、質の低下を懸念したスタッフたちが3年以上をかけて製作した。高畑勲の初監督作品であり、宮崎駿が初めて本格的に制作に携わった長篇作品。

GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊

1995|押井守|83分|カラー
士郎正宗による漫画「攻殻機動隊」を原作とし、天才ハッカーと草薙素子ら公安9課の攻防を通じて、アイデンティティについての哲学的思索を視覚化。ジェームズ・キャメロンやウォシャウスキー姉妹等、世界の多くのクリエイターにインスピレーションを与えた押井守の代表作。2016年には、スカーレット・ヨハンソン主演によるハリウッド映画、実写版『ゴースト・イン・ザ・シェル』が公開された。2017年1月、日本アニメ100周年を記念して、東京国立近代美術館フィルムセンターで行われた「自選シリーズ 現代日本の映画監督5 押井守」でも上映されている。

※上映はすべて35ミリプリント。『頭山』『太陽の王子 ホルスの大冒険』以外は東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵プリント。

上映日 9/9(土)

上映時間

上映作品

15:00~ 上映前、山村浩二監督によるレクチャー
短篇アニメーション集
16:45~18:07 太陽の王子 ホルスの大冒険
18:30~19:53 GHOST IN THE SHELL攻殻機動隊
入場料
各上映1,000円均一   ※当日券のみ、貸し館上映のため、先売りチケット対象外

狂覗(きょうし)

狂覗(きょうし)

2017年/日本/81分/デジタル/シネスコ/配給©POP
監督・脚本・撮影・編集:藤井秀剛
製作総指揮:山口剛
プロデューサー:藤井秀剛、梅澤由香里
アソシエイトプロデューサー:坂井貴子
音楽監督:スヴィアトスラヴ・ペトロフ
製作: POP企画
共同製作:S-Kill
制作プロダクション: CFA
出演:杉山樹志、田中大貴、宮下純、坂井貴子、桂弘

公式ホームページ

教師の闇と、ある《14歳》の少女の実態が解かれる時、すべてが狂い覗かれる!

秘密裏に行われる〈ぬきうち荷物検査〉。体育の授業中なら、教室に生徒はいない。
いじめの実態と〈14歳〉の存在…〈過去〉と〈現在〉と〈妄想〉が錯綜しながら、教師たちは、ある真実辿り着く。はたしてそこで待つ真実とは…?

宮沢章夫の傑作戯曲「14歳の国」(白水社)をベースに、現実の中学生に関するある実話題材に、秘密裏に行われる、禁断の〈ぬきうち荷物検査〉が招く狂気と妄想のノンストップ異色サイコ・ミステリー。
監督は鬼才・藤井秀剛。デビュー作『生地獄』(2000年)はトロマピクチャーズ代表ロイド・カウフマンが絶賛。本作でも斬新な映像テクニックを駆使し〈14歳のモンスター〉の存在に、生き地獄を体験する教師たちの罪と罰を描く。出演は、藤井主催のCFAと呼ばれるチームのメンバーが総出演。CFAとは、メジャー作品の脇役で地道に活動するも、まだまだ無名の派俳優たちが、スタッフワークも兼務する映画制作チーム。「5日間で撮られた本作は、常にトンカチを片手に隠しながら熱演した、CFA陣の賜物です」(監督談)。

中学生教師が瀕死の状態で発見された。犯人は、同校の学生である可能性が高い。責任を押し付けられた科学教師の森は、中学生の現状を把握する必要があると、抜き打ち荷物検査を決行する。抜き打ちといっても、普通の抜き打ち荷物検査ではない。生徒の立ち合いなし。生徒が体育の授業で教室不在の間を狙って行う秘密裏の荷物検査だ。招集されたのは、3人の教師。そしてもうひとり、国語教諭の谷野だ。谷野は森の中学校の教え子。教師になってから事故をおこし、教職から遠ざかっていた谷野だが、森の手によって職場復帰を果たしていた。
こうして5人の教師による荷物検査が開始された。しかし、その荷物検査は、中学生の現状を露にするだけでなく、彼ら教師の実態をも明らかにしていく。そして更には…中学生を牛耳る化け物といわれる生徒、万田という少女の存在が明らかになっていくのだった。

【トークショー】

連日回上映後、藤井秀剛監督+ゲストの舞台挨拶&トークショー開催  

9/16(土)【初日舞台挨拶】メイン出演者
登壇者:藤井秀剛監督、田中大貴(森役)、宮下純(橋本役)、坂井貴子(片山役)、桂弘(管役)

9/17(日)【トークイベント】<低予算映画における“特殊メイク”を語る>
登壇者:藤井秀剛監督、宮・サヴィーニ(橋本役・司会)

9/18(月)【トークイベント】<アメリカで学ぶ映画制作とは?>
登壇者:藤井秀剛監督、田中大貴(森役・司会)

9/19(火)【トークイベント】<映画の教育問題を親の視点で語る>
登壇者:藤井秀剛監督、納本歩(小沢教頭役)、種村江津子(稲田校長役・司会)

9/20(水)【トークイベント】<俳優として業界の裏事情を赤裸々に語る。>
登壇者:望月智弥(野々村役)、宇羅げん(上西役)、小野原舞子(丸山役・司会)

9/21(木)【トークイベント】<超超低予算映画の作り方>
登壇者:梅澤由香里(プロデューサー)、坂井貴子(片山役・司会)

9/22(金)【トークイベント】<監督によるティーチイン>
登壇者:藤井秀剛監督

狂覗(きょうし) 狂覗(きょうし) 狂覗(きょうし)

上映日時

9/16(土)~9/22(金) 9/23(土)~9/29(金)
20:45~22:15 20:45~22:15

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
レイト ¥1500 ¥1100 ¥800
会員 ¥1200 ¥1100 ¥800

追悼特集 鈴木清順監督

追悼特集 鈴木清順監督 9/10(日)~9/29(金) 横浜シネマリン

清順節炸裂!日活黄金時代に焦点を当てた
いずれ劣らぬ選りすぐりの16作品一挙公開!

追悼特集 鈴木清順監督
追悼特集 鈴木清順監督

■はじめに


戦後の日本映画界を代表する監督のひとり、鈴木清順監督。その独特の映像表現は「清順美学」と呼ばれ、映画ファンを大いに楽しませてくれました。国内外でも高く評価され、多くの映画監督からリスペクトされています。2017年2月に93歳で死去された後も、全国各地で追悼特集が組まれ、その人気は衰えることを知りません。
横浜シネマリンでは、そんな清順監督の原点ともいえる日活黄金時代に焦点を当てて特集を組んでみました。『野獣の青春』『関東無宿』『肉体の門』『東京流れ者』など、16作品を一挙上映致します!いいずれ劣らぬ傑作揃い!その「清順美学」を、ぜひスクリーンでご堪能下さい。

■鈴木清順(すずき・せいじゅん)


1923年5月24日、東京日本橋の呉服屋の長男として生まれる。本名、清太郎。43年、旧制弘前高等学校に入学するも、学徒出陣で応召。復員後、48年に卒業。
東京大学の受験に失敗し、鎌倉アカデミアの映画科に入るが、同年友人の誘いで松竹大船撮影所の戦後第一回助監督試験を受け、合格を果たす。助監督として岩沢康徳、佐々木康、中村登らに就き、51年からメロドラマの岩間鶴夫の専属助監督を務めた。
54年、日活に移籍してからは、主に野口博志に師事し、56年、中川順夫・浦山桐郎共同脚本による『港の乾杯 勝利をわが手に』を本名の鈴木清太郎名義で初監督。58年、『暗黒街の美女』で清順に改名し、以後、『野獣の青春』『関東無宿』、『肉体の門』、『東京流れ者』など、モダンで新鮮な色彩感覚と映像リズムによる独自の世界観を作り出し、「清順美学」と称されるほど、一部に熱狂的なファンを獲得。この間、映画製作の仲間の曽根中生、大和屋竺、木村威夫らと脚本家グループ「具流八郎」を結成。67年に『殺しの烙印』を発表するが、日活社長・堀久作の逆鱗に触れ、翌年同社の契約を一方的に破棄された。これに抗議したファンや映画関係者は「鈴木清順問題共闘会議」を結成、デモを行うなど、一時は社会問題に発展した。
77年、『悲愁物語』でカムバックを果たし、80年には『ツィゴイネルワイゼン』を完成させ、新方式のテント興行で上映した。十年間の鬱屈を全て晴らすように、一切妥協しないという創作態度で挑んだこの作品は、国内外で多数の映画賞を受賞するなど、高く評価された。05年には構想20年の大作『オペレッタ狸御殿』を監督、カンヌ国際映画祭で栄誉上映特別招待作品として招待された。また晩年は、俳優として活躍の場を広げた。17年2月13日、93歳没。

鈴木清順顔写真

上映スケジュール 全16作品

9/9(土) 9/10(日) 9/11(月) 9/12(火) 9/13(水) 9/14(木) 9/15(金)
  悪魔の街悪魔の街
15:20-16:40
裸女と拳銃裸女と拳銃
15:20-16:50
野獣の青春野獣の青春
15:20-16:55
港の乾杯 勝利をわが手に港の乾杯 勝利をわが手に
15:20-16:30
密航0ライン密航0ライン
15:20-16:45
肉体の門肉体の門
15:20-16:50
  『悪魔の街』上映後
山根貞夫さん
トークショー
野獣の青春野獣の青春
17:05-18:40
密航0ライン密航0ライン
17:15-18:40
踏みはずした春踏みはずした春
16:45-18:25
裸女と拳銃裸女と拳銃
17:00-18:30
探偵事務所23 くたばれ悪党ども探偵事務所23 くたばれ悪党ども
17:00-18:30
  踏みはずした春踏みはずした春
18:00-19:40
密航0ライン密航0ライン
18:50-20:15
港の乾杯 勝利をわが手に港の乾杯 勝利をわが手に
19:00-20:10
裸女と拳銃裸女と拳銃
18:45-20:15
肉体の門肉体の門
18:40-20:15
野獣の青春野獣の青春
18:40-20:15

予定表 横にスクロールできます

9/16(土) 9/17(日) 9/18(月) 9/19(火) 9/20(水) 9/21(木) 9/22(金)
関東無宿関東無宿
13:40-15:15
花と怒濤花と怒濤
13:20-14:55
肉体の門肉体の門
13:20-14:55
春婦傳春婦傳
13:20-15:00
関東無宿関東無宿
13:20-14:55
東京流れ者東京流れ者
13:20-14:45
けんかえれじい width=けんかえれじい
13:20-14:55
肉体の門肉体の門
15:30-17:05
関東無宿関東無宿
15:10-16:45
春婦傳春婦傳
15:10-16:50
花と怒濤花と怒濤
15:15-16:50
悪太郎悪太郎
15:10-16:50
探偵事務所23 くたばれ悪党ども探偵事務所23 くたばれ悪党ども
15:10-16:45
殺しの烙印殺しの烙印
15:10-16:45
悪魔の街悪魔の街
17:20-18:40
踏みはずした春踏みはずした春
17:00-18:40
探偵事務所23 くたばれ悪党ども探偵事務所23 くたばれ悪党ども
17:05-18:40
悪太郎悪太郎
17:05-18:40
刺青一代刺青一代
17:05-18:40
花と怒濤花と怒濤
17:05-18:40
春婦傳春婦傳
17:00-18:40

予定表 横にスクロールできます

9/23(土) 9/24(日) 9/25(月) 9/26(火) 9/27(水) 9/28(木) 9/29(金)
東京流れ者東京流れ者
17:10-18:35
けんかえれじいけんかえれじい
17:10-18:40
悪太郎悪太郎
17:10-18:45
刺青一代刺青一代
17:10-18:40
東京流れ者東京流れ者
17:10-18:35
殺しの烙印殺しの烙印
17:10-18:45
けんかえれじいけんかえれじい
17:10-18:40
関東無宿関東無宿
19:00-20:35
春婦傳春婦傳
19:00-20:40
刺青一代刺青一代
19:00-20:30
けんかえれじいけんかえれじい
19:00-20:30
殺しの烙印殺しの烙印
19:00-20:35
東京流れ者東京流れ者
19:00-20:25
殺しの烙印殺しの烙印
19:00-20:35

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料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1400 ¥1100 ¥800
会員 ¥1100 ¥1100 ¥800

※当館は整理番号順入場、全席自由席です。上映の1週間前より、劇場窓口でのみ先売りチケットを取扱っております。前売券を先売りチケットにお引き換えいただくことも可能です。インターネットや電話でのご予約は承っておりませんので、予めご了承ください。

上映作品紹介

港の乾杯 勝利をわが手に

A 港の乾杯 勝利をわが手に

本名である鈴木清太郎名義での監督デビュー作。青木光一のヒット曲「港の乾杯」をモチーフにした典型的な歌謡映画。若き騎手の弟を元船乗りの兄が身を挺して救うという、男の意気と兄弟愛が緑の競馬場を駆け巡るメロドラマ。後年につながる清順独自の奇妙なつなぎが随所に見られる。

1956年/日活/モノクロ/スタンダード/65分
監督:鈴木清太郎/脚本:中川順夫、浦山桐郎/撮影:藤岡粂信/音楽:平川英夫/美術:佐谷晃能/
出演:三島耕、南寿美子、天路圭子、牧真介、菅井一郎、佐野浅夫、芦田伸介

悪魔の街

B 悪魔の街

初のアクション映画。一の子分・早崎の忠誠と裏切りの物語を軸に、復讐鬼と化した凶悪脱走犯の一味が、悪魔の街にくり広げる競馬の八百長レース、連続殺人事件、銀行車襲撃事件などが盛り込まれる。当時、根強い人気を保っていた河津清三郎を起用した、戦慄と恐怖のギャング映画。

1956年/日活/モノクロ/スタンダード/79分「東京国立近代美術館フィルムセンター所蔵」
監督:鈴木清太郎/原作:松村基生/脚色:白石五郎/製作:柳川武夫/撮影:永塚一栄/音楽:小杉太一郎/美術:佐谷三平/
出演:河津清三郎、芦田伸介、菅井一郎、三島謙、中川晴彦

裸女と拳銃

C 裸女と拳銃

新興宗教の伏魔殿に躍る妖しい裸女軍、その陰に暗躍する国際麻薬密輸団の全貌を暴く、異色の肉体活劇巨編。麻薬王を追うカメラマン槙は、女の罠にはまり、殺人犯として逮捕される。やがて釈放された槙の前に現れたのは殺し屋と謎の新興宗教団体、そして彼を罠にかけた女と瓜二つの女だった。

1957年/日活/モノクロ/スタンダード/88分
監督:鈴木清太郎/原作:鷲尾三郎/脚色:陶山鉄、田辺朝巳/製作:浅田健三/撮影:松橋梅夫/音楽:原六郎/美術:千葉一彦/
出演:水島道太郎、白木マリ、菅井一郎、庄司永建、芦田伸介

踏みはずした春

D 踏みはずした春

純愛と凶暴な情欲が同居するハイティーンの無軌道な生態をリアルに描破した。青少年非行矯正ボランティア団体の若い女性に左幸子が扮し、使命感と少年への思慕との間で揺れる姿を好演した。若き不良少年を演じる小林旭もストレートな魅力があふれる。

1958年/日活/モノクロ/シネスコ/99分
監督:鈴木清順監督/脚色:寺田信義、岡田達門/企画:木雅行/撮影:山崎善弘/音楽:林光/美術:千葉一彦/
出演:小林旭、田中筆子、左幸子、平井洋美、浅丘ルリ子、東谷暎子、清川玉枝、二谷英明、加藤博司、宍戸錠

密航0ライン

E 密航0ライン

強大な麻薬ルートに特ダネを求めて潜入する、スリルとスピード感溢れるアクション巨編。戦後最大の国際密輸組織“香港-東京0ライン”の謎にいどむ二人の新聞記者、非情に生きる社会部記者の香取と、その好敵手、正統派の仁科は親友ながら激しく競り合っていた。

1960年/日活/モノクロ/シネスコ/83分
監督:鈴木清順/原案:曽我部道太/脚本:横山保朗/撮影:峰重義/音楽:小杉太一郎/美術:千葉一彦/
出演:長門裕之、小高雄二、清水まゆみ、中原早苗、小沢昭一、高品格、東恵美子

探偵事務所23  くたばれ悪党ども

F 探偵事務所23 くたばれ悪党ども

宍戸錠が歌い、踊りそしてマシンガンを乱射するという、ナンセンスが盛りだくさんのハードボイルド・コメディの快作。鈴木清順監督、神話化のきっかけとなった作品である。探偵事務所ツー・スリーの所長、田島は、銃器取引をめぐって銃撃戦を繰り広げる二大ギャング組織を壊滅に追い込む。

1963年/日活/カラー/シネスコ/89分
監督:鈴木清順/原作:大藪春彦『探偵事務所23』/脚本:山崎巌/撮影:峰重義/音楽:伊部晴美/美術:坂口武玄/
出演:宍戸錠、笹森礼子、川地民夫、金子信雄、佐野浅夫、初井言栄、楠侑子、信欣三、星ナオミ

野獣の青春

G 野獣の青春

宍戸錠の持つ野獣のような魅力。鈴木清順のスタイリッシュな映像美と戯作精神。量産された日活アクションのなかで、燦然と輝く“異質”の魅力。清順監督が自由なまでにあの手この手を盛り込んだ快作。ユニークなキャラクターが続々と登場するが、なかでも川地民夫の殺し屋“すだれの秀”は秀逸!

1963年/日活/カラー/シネスコ/92分
監督:鈴木清順/原作:大藪春彦『人狩り』/脚本:池田一朗、山崎忠昭/撮影:永塚一栄/音楽:奥村一/美術:横尾嘉良/
出演:宍戸錠、渡辺美佐子、川地民夫、香月美奈子、平田大三郎、郷鍈治、星ナオミ、江角英明

悪太郎

H 悪太郎

大正初期、悪太郎の異名をとり次々に転校を繰り返した問題児、紺野東吾、転校先で一人の少女に一目惚れするが…。大正ロマンの香り漂う地方都市でケンカと恋に明け暮れる若者を描いた、爽やかで痛快な青春ロマン。本作で木村威夫が初めて美術スタッフに参加した。

1963年/日活/モノクロ/シネスコ/95分
監督:鈴木清順/原作:今東光/脚本:笠原良三/撮影:峰重義/音楽:奥村一/美術:木村威夫/
出演:山内賢、和泉雅子、田代みどり、小園蓉子、久里千春、東恵美子、佐野浅夫、野呂圭介

 関東無宿

I 関東無宿

鈴木清順、木村威夫コンビが生んだ様式美あふれる任侠映画。主人公の情念の象徴でもある赤を中心にした色彩設計など、その真骨頂!伊豆組の幹部・鶴田は、賭場で出会った女が有名なイカサマ師であることを知りながら、惹かれていく。やがて、やくざの掟に反抗しながら、悲惨な宿命を背負うのだった。

1963年/日活/カラー/シネスコ/93分
監督:鈴木清順/原作:平林たい子/脚本:八木保太郎/撮影:峰重義/音楽:池田正義/美術:木村威夫/
出演:小林旭、伊藤弘子、平田大三郎、松原智恵子、中原早苗、伊藤雄之助、高品格、江角英明、安部徹、信欣三、殿山泰司

花と怒濤

J 花と怒濤

大正ロマン香る浅草を背景に、渡世人の激烈な愛と宿命の仁侠魂を描いた、仁侠アクション大作。燃える男の意地と熱血が爆発する豪華絢爛作品。ヤクザくずれの熱血漢アキラが、謎の殺し屋との対決、松原智恵子・久保菜穂子とのあでやかな恋の色模様を繰り広げる。

1964年/日活/カラー/シネスコ/92分
監督:鈴木清順/原作:青山光二/脚本:舟橋和郎・阿部桂一/撮影:永塚一栄/音楽:奥村一/美術:木村威夫/
出演:小林旭、松原智恵子、久保菜穂子、滝沢修、山内明、深江章喜、川地民夫

肉体の門

K 肉体の門

「肉体文学」の最高峰として戦後初のロング・ベストセラーとなった田村泰次郎の「肉体の門」を鈴木清順監督が、極彩色の女体と映画美学で描きつくした衝撃「快楽」篇。野川由美子の体当たり演技に注目!戦後焼け野原の東京、みずからの身体を売り物にしてたくましく生きる5人の娼婦たちを描く!

1964年/日活/カラー/シネスコ/90分
監督:鈴木清順/原作:田村泰次郎/脚本:棚田吾郎/撮影:峰重義/音楽:山本直純/美術:木村威夫/
出演:野川由美子、宍戸錠、和田浩治、松尾嘉代、石井富子、河西郁子、富永美沙子、江角英明、野呂圭介

春婦傳

L 春婦傳

御殿場の広野に中国の山脈を合成したという、第二次大戦中の天津、外地で肉体を売る女と副官の当番兵のラブストーリー。気性の激しい売春婦の春美は、副官の当番兵をしている三上に惹かれ、副官の逆鱗に触れることになる。一途に男を愛する女を野川由美子が圧倒的な存在感で熱演した。

1965年/日活/モノクロ/シネスコ/96分
監督:鈴木清順/原作:田村泰次郎/脚本:高岩肇/撮影:永塚一栄/音楽:山本直純/美術:木村威夫/
出演:野川由美子、川地民夫、玉川伊佐男、小沢昭一、杉山俊夫、平田大三郎、石井富子、初井言栄、江角英明、松尾嘉代

刺青一代

M 刺青一代

「仁侠スター」として人気爆発した高橋英樹が、素肌に刻んだ「白狐」の刺青鮮やかに、鮮血にまみれ斬りまくる仁侠巨篇。フィルム歌舞伎・清順映画の真骨頂!昭和の初め、非情なヤクザの世界から足を洗うため、満州への脱出を図る二人の兄弟愛を壮絶なアクションで描く代表作。

1965年/日活/カラー/シネスコ/87分
監督:鈴木清順/脚本:直居欽哉、服部佳/撮影:高村倉太郎/音楽:池田正義/美術:木村威夫/
出演:高橋英樹、花ノ本寿、山内明、伊藤弘子、和泉雅子、松尾嘉代、小松方正、小高雄二、高品格、日野道夫、野呂圭介

東京流れ者

N 東京流れ者

ボスに裏切られ“流れ者”となった男の復讐劇をミュージカル風に描いた異色のヤクザ映画。ヤクザを辞める決意をしていた倉田組に属する本堂哲也だが、倉田組と敵対する大塚組からの執拗な攻撃を受け、それが自分の恋人にまで及んだことを知ったとき、哲也の怒りが炸裂した。

1966年/日活/カラー/シネスコ/83分
監督:鈴木清順/原作・脚本:川内康範/撮影:峰重義/音楽:鏑木創/美術:木村威夫/
出演:渡哲也、松原智恵子、川地民夫、二谷英明、郷鍈治、浜川智子、吉田毅、玉川伊佐男、江角英明、北竜二

けんかえれじい

O けんかえれじい

おおらかなユーモア、きらめくリリシズムで描いた青春痛快アクションの決定版。昭和初期、岡山中学の南部麒六は“喧嘩キロク“とあだ名され、配属将校にたてついて放校になった。会津へと転校したキロクは、下宿屋の娘・道子に想いを寄せるが、そこでも自らの腕っぷしでのし上がっていく。

1966年/日活/モノクロ/シネスコ/86分
監督:鈴木清順/原作:鈴木隆/脚本:新藤兼人/撮影:萩原憲治/音楽:山本直純/美術:木村威夫/
出演:高橋英樹、浅野順子、川津祐介、宮城千賀子、加藤武、玉川伊佐男、浜村純、佐野浅夫、松尾嘉代

殺しの烙印

P 殺しの烙印

“わからない映画を作ってもらっては困る“と当時の日活社長を激怒させ、鈴木清順が日活をクビになる直接の原因となった、いわくつき作品。一部のファンの間では高い人気を誇る。たった1度の失敗で組織から抹殺されるハメになった殺し屋が、単身組織に立ち向かっていく……。

1967年/日活/モノクロ/シネスコ/91分
監督:鈴木清順/脚本:具流八郎/撮影:永塚一栄/音楽:山本直純/美術:川原資三/
出演:宍戸錠、南原宏治、玉川伊佐男、真理アンヌ、小川万里子、南廣、長弘、大和屋竺

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