主戦場
©NO MAN PRODUCTIONS LLC
2018年/アメリカ合衆国/DCP/122分/配給:東風
原題:Shusenjo : The Main Battleground of the Comfort Women Issue
監督・脚本・撮影・編集・ナレーション:ミキ・デザキ
出演:トニー・マラーノ、藤木俊一、山本優美子、杉田水脈、藤岡信勝、ケント・ギルバート、櫻井よしこ、吉見義明ほか
ひっくり返るのは歴史か それともあなたの常識か
ようこそ「慰安婦問題」論争の渦中(バトルグラウンド)へ
あなたが「ネトウヨ」でもない限り、彼らをひどく憤らせた日系アメリカ人YouTuberのミキ・デザキを、おそらくご存知ないだろう。ネトウヨからの度重なる脅迫にも臆せず、彼らの主張にむしろ好奇心を掻き立てられたデザキは、日本人の多くが「もう蒸し返して欲しくない」と感じている慰安婦問題の渦中に自ら飛び込んでいった。
慰安婦たちは「性奴隷」だったのか?「強制連行」は本当にあったのか? なぜ元慰安婦たちの証言はブレるのか? そして、日本政府の謝罪と法的責任とは…?
次々と浮上する疑問を胸にデザキは、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、ケント・ギルバート(弁護士/タレント)、渡辺美奈(「女たちの戦争と平和資料館」事務局長)、吉見義明(歴史学者)など、日・米・韓のこの論争の中心人物たちを訪ね回った。さらに、おびただしい量のニュース映像と記事の検証と分析を織り込み、イデオロギー的にも対立する主張の数々を小気味よく反証させ合いながら、精緻かつスタイリッシュに一本のドキュメンタリーに凝縮していく。そうして映画監督ミキ・デザキのこの驚くべきデビュー作『主戦場』が完成した。
これまで信じられてきたいくつかの「物語」にメスを入れ、いまだ燻り続ける論争の裏に隠された“あるカラクリ”を明らかにしていくのだが——それは、本作が必見である理由のごくごく一部に過ぎない。
上映日時
8/3(土)~8/9(金) | 8/10(土)~8/16(金) | 8/17(土)~8/23(金) | 8/24(土)~8/30(金) |
10:00~12:05 | 13:50~15:55 ※8/12(月)は休映 |
15:50~18:00 | 20:00~22:10 |
※8/24(土)~8/30(金)20:00の回は、日・英字幕付版で上映します
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |