地の塩 山室軍平
世の苦しむ人たちのために生涯をかけた社会福祉の先駆者、山室軍平と同志たちの物語
時代は明治。欧米から様々な風俗、思想が入り社会は大きく変動していた。まだ社会福祉という言葉もなかった時代、人を救う事に生涯を捧げた山室軍平。時に迷いもがきながら、その情熱に生きた軍平と、その同志たちを描いた歴史ドラマが繰り広げられる。格差社会と言われ、若者の夢や希望がない社会と言われる昨今の日本に、情熱と普遍的な愛の尊さを伝える山室の言葉は確かな重みを持って響き渡る。
社会鍋といった慈善活動を行う日本救世軍の創設者で、社会福祉の先駆者として知られる山室軍平の生涯とは…
明治5年に岡山の貧しい農家に生まれた軍平は、母の愛によって育った。その母の願いは無事に軍平が無事に育って人の役に立つ人となって欲しいということ。だが貧しさから9歳の時に質屋に養子に出され、質屋を継ぎたくない軍平は、15歳の時に義父の家を飛び出してしまう。夢を追い求めて、東京で一人で生きることになった軍平は、印刷工として働きながら欧米から入って来た新しい学問を学ぶ。そして、キリスト教と出会い、これこそ人を救うためのものだと確信し、新島襄を慕い同志社に進学する。
上映日時
12/16(土)~12/22(金) ※12/17(日)は休映 |
12/23(土)~12/29(金) |
10:00〜11:55 | 10:00〜11:55 |
料金
一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
通常 | ¥1800 | ¥1200 | ¥800 |
会員 | ¥1500 | ¥1200 | ¥800 |