ウルリケ・オッティンガー ベルリン三部作

世界的再評価の機運が⾼まるドイツの映画作家

ウルリケ・オッティンガー ベルリン三部作

世界的再評価の機運が⾼まるドイツの映画作家

ウルリケ・オッティンガー ベルリン三部作

9/30(土)~

「ニュー・ジャーマン・シネマ」の時代から精力的に作品を発表しながら、日本では紹介される機会が少なかったドイツの映画作家ウルリケ・オッティンガー。その作品は、フェミニズム映画やクィア映画の文脈で論じられるなど、従来の様々な規範を揺るがす先進性が再評価されている。生々しい知性と豊かで鋭い感性を備える3つの作品が、製作から40年余りの時を超えて、ついに映画館のスクリーンに現れる。

公式サイトhttps://punkte00.com/ottinger-berlin/

入場料:一般1,600円、会員1,300円、大専・シニア1,200円、高校生以下800円

イベント情報
10/10(火)『フリーク・オルランド』18:00回上映後、渋谷哲也さん(ドイツ映画研究者)のトークイベントがございます。

来場者プレゼント
★9/30(土)12:30『アル中女の肖像』にご来場のお客様に、特製ポストカードプレゼント!(数量限定、なくなり次第終了) ★3作品コンプリートで、ポストカード+ステッカー2種のセットをプレゼント!

詳しくは

上映スケジュール

9/30(土) 10/1(日) 10/2(月) 10/3(火) 10/4(水) 10/5(木) 10/6(金)
アル中⼥の肖像12:30ー14:25
アル中⼥の肖像
フリーク・オルランド12:30ー14:40
フリーク・オルランド
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ12:30ー15:01
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ
アル中⼥の肖像12:30ー14:18
アル中⼥の肖像
アル中⼥の肖像12:30ー14:25
アル中⼥の肖像
フリーク・オルランド12:30ー14:37
フリーク・オルランド
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ12:30ー15:01
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ
アル中⼥の肖像14:50ー16:45
アル中⼥の肖像
フリーク・オルランド14:25ー16:32
フリーク・オルランド
アル中⼥の肖像14:45ー16:33
アル中⼥の肖像

予定表 横にスクロールできます

10/7(土) 10/8(日) 10/9(月) 10/10(火) 10/11(水) 10/12(木) 10/13(金)
アル中⼥の肖像18:00ー19:55
アル中⼥の肖像
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ18:00ー20:35
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ
アル中⼥の肖像18:00ー19:55
アル中⼥の肖像
フリーク・オルランド18:00ー20:15
フリーク・オルランド
トーク
渋谷哲也さん(ドイツ映画研究者)
アル中⼥の肖像20:15ー22:10
アル中⼥の肖像
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ19:45ー22:20
タブロイド紙が映したドリアン・グレイ
フリーク・オルランド19:55ー22:10
フリーク・オルランド

予定表 横にスクロールできます

作品紹介

アル中⼥の肖像 Bildnis einer Trinkerin|Ticket of No Return 国内劇場初公開 

Bildnis einer Trinkerin,Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger

1979 年/西ドイツ/108分/日本語字幕:吉川美奈子
監督・脚本・撮影・美術・ナレーション:ウルリケ・オッティンガー
音楽:ペーア・ラーベン
衣装:タベア・ブルーメンシャイン
歌:ニナ・ハーゲン
出演:タベア・ブルーメンシャイン、ルッツェ、マグダレーナ・モンテツマ、ニナ・ハーゲン、クルト・ラープ、フォルカー・シュペングラー、エディ・コンスタンティーヌ、ヴォルフ・フォステル、マーティン・キッペンバーガー

飲むために生き、飲みながら生きる、酒飲みの人生。西ベルリンのアート、ファッションシーンのアイコン的存在であったタベア・ブルーメンシャインの爆発する魅力。R.W.ファスビンダーが「最も美しいドイツ映画」の一本として選出し、リチャード・リンクレーターが最愛の作品とした一本。

フリーク・オルランド Freak Orlando

Freak Orlando,Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger

1981 年/西ドイツ/127分/日本語字幕:西村美須寿
監督・脚本・撮影・美術:ウルリケ・オッティンガー
音楽:ヴェルヘルム・D.ジーベル
衣装:ヨルゲ・ヤラ
出演:マグダレーナ・モンテツマ、デルフィーヌ・セリッグ、ジャッキー・レイナル、エディ・コンスタンティーヌ、フランカ・マニャーニ

ヴァージニア・ウルフの小説『オーランドー』を奇抜に翻案し、神話の時代から現代までが5つのエピソードで描かれる「小さな世界劇場」。ユニークな映像感覚の中に、ドイツロマン主義の伝統とブレヒトやアルトーなどの近現代演劇の文脈が息づく。

タブロイド紙が映したドリアン・グレイ Dorian Gray im Spiegel der Boulevardpresse|Dorian Gray in the Mirror of the Yellow Press 国内劇場初公開 

Dorian Gray im Spiegel der Boulevardpresse,Photo: Ulrike Ottinger © Ulrike Ottinger

1984 年/西ドイツ/151分/日本語字幕:吉川美奈子
監督・脚本・撮影・美術:ウルリケ・オッティンガー
音楽:ペーア・ラーベン、パトリシア・ユンガー
出演:ヴェルーシュカ・フォン・レーンドルフ、デルフィーヌ・セリッグ、タベア・ブルーメンシャイン、トーヨー・タナカ、イルム・ヘルマン、マグダレーナ・モンテツマ、バーバラ・ヴァレンティン

伝説的なスーパーモデル、ヴェルーシュカ主演。デルフィーヌ・セリッグ、タベア・ブルーメンシャインらが特異な存在感を持って脇を固める。オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』や「ドクトル・マブゼ」などのモチーフを含み込み、バロックで、デカダンスで、ダダイスティックな独自の世界観を創り出している。