Lifeworks 第二期・第三期 特集上映
連作ショートフィルム Lifeworks
第二期・第三期 特集上映
1/18(土)~1週間限定上映
横浜から生まれた12の物語。多彩な顔ぶれの映画人たちがヨコハマに集結し、珠玉のショートフィルムが生まれた。
横浜シネマリンとシネマ・ジャックアンドベティの2館で、2015年より本編前の「オマケ映画」として、定期的に無料上映してきた。作品はどれも5分~15分の一話完結で毎月、新作に替わっていくのがミソ。すべて横浜を舞台に撮影され、横浜の映画館で上映されるという、純粋な「ヨコハマ」発の映画でもある。今回は第二期(vol.13~18)、第三期(vol.19~24)の12本を「オマケ」ではなく、「本編」として一挙上映する。
*今回、第一期の上映はありません
*第一期:2015年1月~12月 第二期:2016年8月~2017年1月 第三期:2018年1月~6月)
スケジュール
1/18(土)Bプログラム 15:35
1/19(日)Aプログラム 15:35
1/20(月)Aプログラム 15:35
1/21(火)Bプログラム 15:35
1/22(水)Bプログラム 19:00
1/23(木)Bプログラム 19:00
1/24(金)Aプログラム 19:10
入場料 各回 1,000円
※上映開始1週間前より販売開始
製作:ライフワークス プロジェクト
制作プロダクション:有限会社 大丈夫 / 人人FILMS
製作協力・応援:ジェイ・フィルム ディオス中野坂上スタジオ もんじゃフィルム 光公房 横浜シネマリン シネマ・ジャックアンドベティ
撮影協力:寺家スタジオ 保土ヶ谷カソリック教会 アマノスタジオ アール・エフ・ラジオ日本ヨコハマホステルヴィレッジ 横浜光音座 横浜能楽堂 平安堂薬局 大島コーヒー店 チングルベル カトレヤプラザ伊勢佐木 BARキネマ ZAIM CAFÉ ANNEX
助成:ヨコハマアートサイト
宣伝:細谷孝弘
デザイン:FUNNIMAL MANUFACTURE
編集:小林幸江
Lifeworks トークイベント連日開催決定!
AはAプログラム(第二期) BはBプログラム(第三期)
*全て上映後のトークになります。敬称略。
曜日 | 時間 | 内容 | 出演者 |
---|---|---|---|
1/18(土) | 15:35回 | B『送迎』トーク | 大崎章(監督)、坂田聡(出演)、後藤ユウミ(出演)、新津ちせ(出演)、利重剛(製作) |
1/19(日) | 15:35回 | A『もぎりさん』と語る、オマケ映画の密かな楽しみ | 利重剛(製作)、中村高寛(製作) ゲスト:片桐はいり(『Dもぎりさん』主演) |
1/20(月) | 15:35回 | A プロデューサー対談 | 利重剛(製作)、中村高寛(製作) |
1/21(火) | 15:35回 | B『ハマの靴探偵』トーク | 井川広太郎(監督)、中村高寛(製作)。当初予定していた、大重わたるさん(出演)のご登壇はありません。申し訳ございません。 |
1/22(水) | 19:00回 | B『MARA』トーク | 伊月肇(監督)、橋野純平(出演)、大島正華(出演) |
1/23(木) | 19:00回 | Bゲストトーク | 利重剛(製作) ゲスト:大和田悠太(第一期『ロカビリーさん』出演) |
1/24(金) | 19:00回 | A lifeworks監督シンポジウム | 登壇者:利重剛、大崎章、井川広太郎、伊月肇 ゲスト:山本政志(映画監督/『デビュー』出演) |
*1/24(金)はイベント終了後、シネマリンロビーにて懇親会を開催します。参加費:300円(1ドリンク、軽食付き)
最新情報は公式Twitter、Facebookでチェック!
Lifeworks プロジェクト HP http://lifeworks-film.com/
A プログラム(第二期) vol.13-18
vol.18『デビュー』
<10分 ロケ地:中区>
CAST
花島希美
安達花穂 福場俊策
安田佑子 山本政志
STAFF
監督・脚本 近藤有希
製作 中村高寬 利重 剛
撮影 小倉和彦
照明 小山田智
音響 坂上賢治
助監督 本田七海
ヘアメイク 宮崎智子 根本佳枝
編集 野川仁
<作品紹介>
念願のナレーションデビューが決まった奈々絵。出番が迫り緊張感は高まるばかりで…。ラジオ日本1階に実在した喫茶店で公開生放送していた「ヨコハマ・ラジアンヌスタイル」のバックステージもの。生放送中に撮影されたシーンも。
<見どころ>
閉店した“カフェラジアンヌ”で撮影。映画監督の山本政志がプロデューサー役を快演
vol.17『グッドモーニング』
<12分01秒 ロケ地:中区>
CAST
高橋長英 上原用子
STAFF
監督 森日出夫
脚本 利重 剛
製作 中村高寬 利重 剛
撮影 小倉和彦
照明 小山田智
助監督 本田七海
音響 滝澤 修
ヘアメイク 宮崎智子
編集 掛須秀一
<作品紹介>
夜の写真スタジオで交わされる甘美な男女の会話。中区に実在する森日出夫のスタジオがロケ地。監督を務める森が写真家として追い続けてきた“グッドモーニング”をテーマに、利重剛が数ヶ月に及ぶ聞き書きから脚本化。
<見どころ>
横浜を代表する写真家の映画初監督作。主人公を演じるのは実力派・高橋長英
<監督紹介>
●森日出夫 FILM Vol.17
写真家。横浜市生まれ。JPS(日本写真家協会)所属。長年撮り続けた横浜の港・街・人を「森の観測」と名づけ、それらの作品を写真集や個展に多数発表している。独自の感性で森の「記憶」を記録する。ニューヨークADC MERIT AWARD受賞(96)。
vol.16『ストリートレース』
<7分46秒 ロケ地:中区・みなとみらい〜野毛>
CAST
小林和寿
小鶴乃哩子 木村敬渡志 川連廣明
STAFF
監督 近藤有希
脚本 近藤有希 利重 剛
製作 中村高寬 利重 剛
撮影 小倉和彦
照明 小山田智
音響 滝澤 修
ヘアメイク 根本佳枝
編集 小野寺絵美
音楽 打鼓音
<作品紹介>
目的地の飲み屋まで、タクシーと駆け足のどちらが早いか競う“ただ走るだけ”の疾走ムービー。原案は利重剛で、みなとみらいから野毛までのルートをタクシーと自転車で競った実体験から着想を得たという。
<見どころ>
石井岳龍(聰亙)の演出助手を務めた近藤監督が師へのリスペクトを込めた一作
vol.15『『教会の、その前の』
<10分40秒 ロケ地:保土ヶ谷区>
CAST
舘そらみ 松居大悟
仲いつき 川崎心美 福田哲也
STAFF
監督 利重 剛
脚本 澤 千尋
製作 中村高寬 利重 剛
撮影 小倉和彦
照明 小山田智
音響 滝澤 修
ヘアメイク 宮崎智子 根本佳枝
編集 野川仁
<作品紹介>
父親の葬儀のため教会に集まった姉と弟が交わす、ちょっぴり素直な会話。脚本は、2010年伊参スタジオ映画祭シナリオ大賞・短編部門大賞を受賞した澤千尋で、彼女はシネマ・ジャック&ベティの従業員でもある。
<監督紹介>
●利重剛 FILM Vol.15・Vol.19
1962年横浜市生まれ。監督作に「ZAZIE」「エレファントソング」「BeRLiN」「クロエ」「さよならドビュッシー」など。Life worksではプロデュースだけでなく、Vol.1〜12はすべて監督もしている。俳優としても定評があり、出演作多数。
Vol.14『花瓶の裏』監督の松居大悟と、劇団ガレキの太鼓を主宰する舘そらみが共演
vol.14『花瓶の裏』
<4分08秒 ロケ地:港北区・新横浜>
CAST
板橋駿谷 早織 広瀬斗史輝
STAFF
監督・脚本・編集:松居大悟
製作:林武志
撮影:塩谷大樹
照明:加藤義明
音響:戸村貴臣
助監督:広瀬斗史輝
ヘアメイク:末武美穂
衣装:星野恵理
<作品紹介>
結婚写真の撮影のためカップルが待機する控室。そこで新郎が叫んだのは……。本作は、石崎ひゅーいのアルバム「花瓶の花」にインスパイアされて作られた短編映画『花瓶に花』を再編集した「花瓶の花」MVのスピンオフでもある。
<見どころ>
劇団ゴジゲンを主宰するかたわら映画監督としても注目を集める新鋭・松居大悟の監督作
<監督紹介>
●松居大悟 FILM Vol.14
1985年生まれ。劇団ゴジゲン主宰。映画「アフロ田中」(12)で長編初監督。「ワンダフルワールドエンド」でベルリン国際映画祭出品。近年は映画「アイスと雨音」「君が君で君だ」の他、TVドラマ監督やラジオMCなど幅広く活動。最新作は映画「#ハンド全力」(来春予定)。
vol.13『再会』
<10分48秒 ロケ地:青葉区・寺家町>
CAST
優恵 大島葉子 古厩智之 宝井誠明
STAFF
監督・脚本:近藤有希
製作:中村高寬 利重 剛
撮影:小倉和彦
照明:小山田智
音響:滝澤 修
助監督:熊野桂太
ヘアメイク:宮崎智子 根本佳枝
記録:森由布子
編集:野川 仁
音楽:茂野雅道
<作品紹介>
かつての親友と30年ぶりに会うことになった女性の心境を描く。ロケ地は昔ながらの“里山”が残る青葉区寺家町。河瀨直美監督『朱花の月』の大島葉子が出演、また『さよならみどりちゃん』の古厩智之監督が主人公の夫役。
<見どころ>
河瀨直美作品で長らくチーフ助監督を務めてきた近藤有希の監督デビュー作
<監督紹介>
●近藤有希 FILM Vol.13・16・18
愛知県出身。日本映画学校卒業。大林宣彦、河瀬直美、利重剛、石井聰亙などの作品に助監督などのスタッフとして参加。Life worksで監督デビューを果たす。
B プログラム(第三期) vol.19-24
Vol.24『子どもたち』
《5分39秒/ロケ地:中区ほか》
STAFF
監督・言葉:稲葉まり
写真:森日出夫
音楽:さや(テニスコーツ)
整音:岩波昌志
<作品紹介>
写真家・森日出夫の写真コラージュと、テニスコーツ・さやの音楽にのせて、監督の稲葉まりが自身の妊娠をきっかけに書き綴った想いを、自ら読みあげる。本作からリニューアルしたLife worksオープニングタイトルも稲葉が手がけた。
<見どころ>
監督が妊娠中というタイミングだからこそ生まれたプリミティブな作品。完成後に無事出産
<監督紹介>
●稲葉まり FILM Vol.24
クリエイティブユニット「生意気 」に勤務し、印刷物、ミュージックビデオ制作 などに関わり、06年に独立。切り絵を用いたコマ撮りアニメーションやイラストレーション制作を行う。 18年よりEテレ「シャキーン!」にて「まつりばなし」を馬喰町バンドと手がける。
Vol.23『Necktie』
《14分30秒/ロケ地:中区》
CAST
菊地敦子、佐藤駿、西尾佳織、田中淳一郎、横田僚平
STAFF
監督:七里圭
脚本:山形育弘
撮影:深田隆之、高橋哲也、松島翔平
録音:宇波拓
助監督:深田隆之、植地美鳩
美術協力:吉原航平
演出応援:末永賢
制作:青柳拓、伊藤草良
<作品紹介>
街でネクタイを売り歩く三枝子とネクタイに見合う男・日高は、地図にない街の存在に気付いて…。短編にも関わらずロケ場所が9ヶ所にも及んだ(通常、Life worksでは1~2ヶ所)超大作!? ジェットコースターのような展開を楽しんで。
<見どころ>
実験的な作風で知られる七里圭が、アーティストで脚本家の山形育弘と組んだ野心作
<監督紹介>
●七里圭 FILM Vol.23
長編最新作は「あなたはわたしじゃない」(18)。代表作は「眠り姫」(07-16)。近年は映画製作にライブ・パフォーマンスやワーク・イン・プログレスを導入する「音から作る映画」プロジェクト(14~)など実験的な作風で知られるが、そもそもは商業映画の助監督出身。
Vol.22『MARA』
《13分30秒/ロケ地:西区》
CAST
橋野純平、大島正華
STAFF
監督・脚本・編集:伊月肇
撮影:四宮秀俊
照明:秋山恵二郎
録音:黄永昌
<作品紹介>
取引先の女に執着する男。狂っているのは男か?女か?伊月監督は、前作『-×-(マイナス・カケル・マイナス)』に続き、大島正華を起用。撮影を担当したのは『きみの鳥はうたえる』の四宮秀俊。息をのむサイコサスペンス!
<見どころ>
活躍が期待される女優・大島正華が、3ヶ月の日舞特訓で監督の想いに応えた
<監督紹介>
●伊月肇 FILM Vol.22
大阪芸術大学映像学科卒業。映像制作会社勤務後、初長編監督作品「−×−」(マイナス・カケル・マイナス)がローマ国際映画祭など国内外の映画祭に正式招待され、劇場公開。その後、短編映画を監督し、国内外の映画祭に数多く正式招待され、高い評価を得る。
Vol.21『送迎』
《11分21秒/ロケ地:西区、中区》
CAST
坂田聡、後藤ユウミ、新津ちせ
STAFF
監督:大崎章
脚本:足立紳
製作:中村高寬、利重剛
撮影:小倉和彦
照明:小山田智
音響:黄 永昌
編集:野川仁
音楽:今野登茂子
<作品紹介>
子連れのデリヘル嬢と送迎運転手のひとときを描く。主演は演劇集団ジョビジョバで活動していた坂田聡、『お盆の弟』の後藤ユウミ、足立紳監督『喜劇 愛妻物語』の新津ちせ。大崎監督の新境地ともいえるハードボイルドな作品。
<見どころ>
『お盆の弟』大崎章×足立紳の名タッグがLife worksで復活!
<監督紹介>
●大崎章 FILM Vol.21
龍村仁に師事してドキュメンタリー番組、CMなど制作した後、フリーの助監督として北野武監督「ソナチネ」、黒木和雄監督「スリ」等の多作品に参加。「キャッチボール屋」(06)で長編監督デビュー。「お盆の弟」(15)は第37回ヨコハマ映画祭にて4冠受賞。最新作は「無限ファンデーション」(19)。
Vol.20『ハマの靴探偵』
《8分14秒/ロケ地:中区、野毛》
CAST
小野瀬雅生、大重わたる、キセリョヴァ イェヴゲニヤ
STAFF
脚本・監督:井川広太郎
製作:中村高寬、利重 剛
撮影:小倉和彦
音響:黄 永昌
編集:小守真由美
音楽:今野登茂子
<作品紹介>
飲み屋街の道端に落ちていたハイヒール。謎の男が豊富な人生経験を頼りに持ち主を探し出す!クレイジーケンバンドのギタリスト、小野瀬雅生が映画初主演で‟過去のある“を好演している。観れば野毛に飲みに行きたくなる!
<見どころ>
野毛にあるピンク映画館「光音座」がロケ地となった激レア作品、必見!
<監督紹介>
●井川広太郎 FILM Vol.20
「東京失格」(06)で監督デビュー。同作は第25回バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガーコンペティションノミネート、第36回ロッテルダム国際映画祭正式招待、Cinema Digital Seoul 2007観客賞受賞。「恋人たち」(14)が第15回ハンブルグ日本映画祭等で上映。近作に「キミサラズ」(17)。
Vol.19『しあわせだったにゃよ』
《12分34秒/ロケ地:中区》
CAST
佐藤有里子、優恵、大島智衣、武谷公雄、門井一将
STAFF
監督:利重剛
脚本:大島智衣
製作:中村高寬、利重剛
撮影:小倉和彦
照明:小山田智
音響:滝澤修
編集:堂山紗苗
音楽:今野登茂子
<作品紹介>
飼い猫を失い、悲しみに暮れる女。ある日、職場にイケメン新人が登場し…。シングル女性の妄想ライフと心模様を軽快に描く。ロケ地は、ドヤ街として知られる寿町のユースホステルであるヨコハマホステルヴィレッジ。
<見どころ>
Vol.8『花の名前』の数年後のお話。主人公の同僚役にVol.13『再会』出演の優恵