生誕80周年記念 クロード・ミレール映画祭

生誕80周年記念 クロード・ミレール映画祭

11/26(土)~12/9(金)

誰よりも映画を知りつくし、それを手中にした監督クロード・ミレール
伝説の名作群がHDリマスターでスクリーンに甦る!

生誕80周年記念 クロード・ミレール映画祭

11/26(土)~12/9(金)

誰よりも映画を知りつくし、それを手中にした監督クロード・ミレール
伝説の名作群がHDリマスターでスクリーンに甦る!

ロベール・ブレッソン、ジャン=リュック・ゴダール、ジャック・ドゥミ、フランソワ・トリュフォーら映画史に燦然と輝くフランス映画の巨匠たちの助監督や製作主任としてキャリアをスタートさせたクロード・ミレール。監督デビュー後、圧倒的な手腕を示し、ヌーヴェル・ヴァーグの正統な後継者と呼ばれた彼は、巧みな演出術で、俳優たちの魅力を最大限に引き出した。シャルロット・ゲンズブールは彼に見出され名優の第一歩を踏み出し、ミシェル・セロー、リュディヴィーヌ・サニエなどは彼の演出によって新たな境地を切り拓いた。生誕80周年を迎える本年、本邦劇場初公開作品を含む伝説の名作たちをHDリマスター版で一挙公開!

クロード・ミレール
1942年2月20 日、ユダヤ人の両親のもと、ドイツ占領下のパリに生まれる。幼い頃から映画に興味を持ち、名門映画学校IDHEC(現 FEMIS)に通う。兵役中、フランス軍の映画部門で実践的な映画制作の経験を積み、兵役後は、フランスの著名な映画作家の助監督として活躍。フランソワ・トリュフォー監督作品では、『暗くなるまでこの恋を』から『アメリカの夜』まで製作主任を務めた。監督としては34歳でデビュー、長編『いちばん上手い歩きかた』(75/日本未公開)で、セザール賞6部門(主演男優賞、監督賞、作品賞など)にノミネート。85年、シャルロット・ゲンズブールを主演に迎えた『なまいきシャルロット』で新境地を開く。短編を含む20本の映画を世に残し、2012年70歳で生涯を閉じた。

公式サイト https://claudemiller80.com/ 

配給・主催 ノーム 

入場料 一般1,800円|会員1,500円|大専・シニア1,100円|高校生以下800円

前売券 全国共通特別鑑賞券1,300円(税込)を当館受付にて発売中!特典:オリジナルポストカード

上映スケジュール

11/26(土) 11/27(日) 11/28(月) 11/29(火) 11/30(水) 12/1(木) 12/2(金)
なまいきシャルロット14:05-15:41
なまいきシャルロット
勾留 14:05-15:35
勾留
伴奏者13:50ー15:40
伴奏者
なまいきシャルロット13:50-15:35
なまいきシャルロット
ある秘密13:50ー15:40
ある秘密
勾留13:50ー15:20
勾留
なまいきシャルロット13:50-15:35
なまいきシャルロット

予定表 横にスクロールできます

12/3(土) 12/4(日) 12/5(月) 12/6(火) 12/7(水) 12/8(木) 12/9(金)
伴奏者16:15ー18:05
伴奏者
なまいきシャルロット16:25ー18:05
なまいきシャルロット
ある秘密16:15ー18:05
ある秘密
勾留16:15ー17:40
勾留
なまいきシャルロット16:15ー18:00
なまいきシャルロット
伴奏者16:15ー18:05
伴奏者
ある秘密16:15ー18:05
ある秘密

予定表 横にスクロールできます

12/10(土) 12/11(日) 12/12(月) 12/13(火) 12/14(水) 12/15(木) 12/16(金)
なまいきシャルロット18:45ー20:25
なまいきシャルロット



休映



休映
伴奏者18:10ー20:00
伴奏者
なまいきシャルロット18:10ー19:55
なまいきシャルロット
ある秘密18:10ー20:00
ある秘密
なまいきシャルロット18:10ー19:55
なまいきシャルロット
ある秘密20:35ー22:25
ある秘密
勾留21:10ー22:40
勾留
なまいきシャルロット21:00ー22:45
なまいきシャルロット
ある秘密20:10ー22:05
ある秘密
勾留20:10ー21:40
勾留
伴奏者20:10ー22:05
伴奏者
勾留20:10ー21:40
勾留

予定表 横にスクロールできます

上映作品

なまいきシャルロット

© TF1 FILMS PRODUCTION – MONTHYON FILMS – FRANCE 2 CINEMA

1985年/フランス/96分/原題:L’ÉFFRONTEE
監督・脚本:クロード・ミレール
脚本:リュック・ベロー、ベルナール・ストラ、アニー・ミレール
撮影:ドミニク・シャピュイ
出演:シャルロット・ゲンズブール、ジャン=クロード・ブリアリ、ベルナデット・ラフォン

「この町を出て自由になりたい。」反抗期真っ只中の少女は、町にやってきた同じ歳の天才ピアニストと出会い、外の世界を夢見る。カーソン・マッカラーズの小説「結婚式のメンバー」を元に、多感で繊細な少女のひと夏を描いた思春期映画の傑作。本作でデビューしたシャルロット・ゲンズブールは、史上最年少の14歳でセザール賞新人女優賞を受賞。思春期特有のコンプレックスや苛立ちを抱える少女を、瑞々しく好演した。

*1986年セザール賞助演女優賞・新人女優賞
*1985年ルイ・デリック賞 受賞

勾留 日本劇場初公開

©1981 – TF1 FILMS PRODUCTIONS – TF1 DROITS AUDIOVISUELS

1981年/フランス/84分/原題:GARDE À VUE
監督・脚本:クロード・ミレール
脚本:ジャン・エルマン、台詞:ミシェル・オーディアール、撮影:ブルーノ・ニュイッテン
出演:リノ・ヴァンチュラ、ミシェル・セロー、ロミー・シュナイダー、ギイ・マルシャン

大晦日の夜、幼女連続レイプ殺人の容疑をかけられた公証人。決定的な証拠が見つからない中、彼が犯人だと信じて疑わない刑事は尋問を続けるが、物語は思わぬ方向へ展開していき…。リノ・ヴァンチュラ、ミシェル・セロー、ロミー・シュナイダーら、名優たちが織りなす緊迫感あふれるサスペンス。セローはセザール賞主演男優賞を受賞。2000年に『アンダー・サスピション』としてリメイク。

*1982年セザール賞主演男優・編集・助演男優・脚本賞
*1981年モントリオール世界映画祭最優秀脚本賞 受賞

伴奏者

©1992 STUDIO CANAL – France 3 Cinéma

1992年/フランス/110分/原題:L’ ACCOMPAGNATRICE
監督・脚本:クロード・ミレール
脚本:リュック・ベロー、撮影: イヴ・アレグロ
出演:ロマーヌ・ボーランジェ、リシャール・ボーランジェ、エレナ・サフォノヴァ、サミュエル・ラバルト、ベルナール・ヴェルレー

第二次大戦時、ドイツ占領下のパリで世界的オペラ歌手の伴奏者となった貧しい20歳のピアニスト。彼女はオペラ歌手への羨望と嫉妬を胸に秘めながらも仕事に励むが、時代は彼女たちに人生の選択を迫り…。大人になる寸前の女性の複雑な心の揺らぎを、大きな時代のうねりの中に描いた愛憎劇。原作はニーナ・ベルベーロワの同名小説。

*1993年イスタンブール国際映画祭国際批評家連盟(FIPRESCI)賞・審査員特別賞
*1993年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞受賞

ある秘密

UGC YM – FRANCE 3 CINEMA – INTEGRAL FILM
photo:Thierry Valletoux

2007年/107分/フランス/原題:UN SECRET
監督・脚本:クロード・ミレール
脚本:ナタリー・カルテル、撮影:ジェラール・ド・バティスタ
出演:セシル・ドゥ・フランス、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック

あるユダヤ人家族。父親の愛情を感じられない病弱な少年は、両親が何か隠し事をしていると疑っている。第二次大戦を生き抜いた両親の秘密が、過去と現在を往来して紐解かれていく。フィリップ・グランベールの自伝的小説が原作の、ミレール晩年期の最高傑作と評される重厚な人間ドラマ。セシル・ドゥ・フランス、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリックら当時の若手実力派が顔を揃えた。

*2008年セザール賞助演女優賞
*2007年モントリオール世界映画祭最優秀作品賞
*2008年ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞受賞