現在上映作品

4/29(土)~

残されし大地

残されし大地

©CVB / WIP /TAKE FIVE – 2016 – Tous droits reserves

2016年/ベルギー/カラー/DCP/5.1ch/76分
監督:ジル・ローラン
プロデューサー:シリル・ビバス
出演:松村直登ほか
原題:『LA TERRE ABANDONNEE』
制作:CVB Brussels
配給プロデューサー:奥山和由(チームオクヤマ)
配給協力:太秦
提供:祇園会館
後援:ベルギー王国大使館/ベルギー観光局ワロン・ブリュッセル

公式ホームページ

有隣堂伊勢佐木町本店でも鑑賞券取扱中!

舞台挨拶
5/3(水)11:45回上映後、鵜戸玲子さん(故ジル・ローラン監督の妻)の舞台挨拶がございます。

ジル・ローラン監督が見つめた、FUKUSHIMAの“人と土地のつながり”――

2011年3月11日福島原子力発電所の事故のあと、福島第一原発から約12キロに位置する富岡町は帰還困難区域として指定された。そこにひとり留まり、猫、犬、牛、かつて第一原発で飼育されていたダチョウ等の動物保護活動を続ける松村直登の存在からこの映画は始まった。監督のジル・ローランは、ベルギーを拠点に主に欧州で活躍するサウンドエンジニアだった。妻の母国である日本に2013年に家族と共に来日。元々環境問題にも興味があった事から、“福島”について調べる中で、海外メディアで紹介されていた富岡町の松村直登さんの存在を知り、自らメガホンを取る事を決意。そして選んだ題材が“土地と寄り添いながら生きる人たちの力強さ“だった。

3組の家族に寄り添う事で、日常としての福島、そして故郷を愛する思いを紡ぎ出す。“反原発”を声高に語るわけではなく、土地本来の持つ変わらぬ自然の美しさを切り取り、感じ取ってもらうことに、ジル・ローランの監督としてのメッセージが込められている。本作は2015年8月から10月にかけて、福島県において2回に渡り撮影された。パリ同時テロ後の12月、編集作業のためにジル監督は祖国ベルギー・ブリュッセルに一時帰国。編集作業が一通り終わり、内覧試写をする予定だった2016年3月22日、ベルギー地下鉄テロで命を落とすという思いがけない事件が起こる。

初監督作品にして遺作となった、生命の映像詩。
妻の母国である日本で待望の公開

映画はジル監督の想いを受け継いだ、プロデューサーや同僚らの手によって完成。そしてベルギーの仲間達、妻の熱い想いが伝わり、NHKおはよう日本や各新聞など多くの媒体でも取り上げられ、京都国際映画祭2016クロージング上映、そして2017年春日本での公開が決定した。まさに製作者が、命を懸けて、命の尊さを描いた珠玉のドキュメンタリー映画である。

福島第一原発から約12キロ離れた、福島県双葉郡富岡町。18番ゲートがある夜の森は、かつては桜の名所として賑わっていた場所だ。いまはゲート内の商店街に人影はなく、開け放されたままの窓からカーテンが外にたなびき、植物が建物に絡みついている。
3.11以後、町に残された動物を保護し育てる為、自分の故郷・富岡町に残る事を決めた松村直登。寡黙な父とふたり、いまも避難指示解除準備区域の自宅に留まっている。その活動は海外からも注目され、2014年にはフランスに招かれ講演も行った。

庭に実った瑞々しい茄子をふたりで収穫する半谷夫妻。時にテレビを見ながら笑い、仲睦まじい。「水と土で生きてるんだ。」と穏やかに語る農作業中の半谷さんの背後にはフレコンバックが積まれ、除染作業が淡々と行われている。
富岡町の自宅に戻ってきた半谷夫妻の元を訪れた松村さんは、「犬猫がいなかったら、俺も逃げてた。」という。そして「99%が逃げてんのに、1%だけ逃げていない」自分達は変わり者だと笑いあう。「好き勝手やって85歳までいきるか、悩んで90歳まで生きるか、どっちがいいか。」という問いかけに、「100歳まで生きる。」と答える半谷さん。故郷で生きる事を決意した3人は、自分達、そして故郷に突きつけられた現実の中、たくましく笑顔で日常を送っていた。

南相馬市内の雇用促進住宅に住む佐藤夫妻。市内にある自宅のリフォームをすすめている。丁寧な手入れをされていた庭木も、放射線量が高い為、次々と切り倒されていく。お彼岸の墓参りで放射能測定器を片手に“来年こそ”は故郷への帰還を先祖に誓う。庭に実った、自然の再生、生命力の象徴と言われるイチジクを食べながら、かつてこの町に暮らしていた友人たちと語らう時間。各々が家族の事情を抱え、3.11以後の国や行政、そして故郷に戻る者、戻らない者の間に生まれる葛藤に揺れ動いていた。
淡々と進んでいく日常生活の中で、彼らが自然体で紡ぐ言葉の中に“ある日”を境に、かつての故郷を失った人間たちの今とこれからが見えてくる。

残されし大地 残されし大地 残されし大地

上映日時

4/29(土)~5/5(金) 5/6(土)~5/12(金)
11:45〜13:05 10:00~11:20

料金

一般 大学・専門 高校以下・シニア
通常 ¥1800 ¥1500 ¥1000
会員 ¥1500 ¥1200 ¥1000

4/29(土)~

すべての政府は嘘をつく

すべての政府は嘘をつく

 ©2016 All Governments Lie Documentary Productions INC.

2016年/カナダ/92分/カラー/5.1ch/配給:アップリンク

監督:フレッド・ピーボディ
出演:ノーム・チョムスキー(マサチューセッツ工科大学名誉教授)、マイケル・ムーア(映画監督)、エイミー・グッドマン(報道番組『デモクラシー・ナウ!』創設者)、カール・バーンスタイン(元『ワシントン・ポスト』記者)、グレン・グリーンウォルド(元『ザ・ガーディアン』記者/ニュースサイト『ジ・インターセプト』創立者)、ほか

公式ホームページ

ポスト・トゥルース時代に“真実”を追求するフリー・ジャーナリストたちの闘い

大手組織に属さず、鋭い調査で真実を追及する独立系ジャーナリストたちにスポットを当てたドキュメンタリー。

1940~80年代に活躍し、「すべての政府は嘘をつく」という信念のもと、地道な調査でベトナム戦争をめぐる嘘などを暴いた米国人ジャーナリストのI・F・ストーン。大手メディアが会社の利益のために権力の欺瞞を追及しなくなってしまった現代において、I・F・ストーンの理念を受け継ぎ活動するフリージャーナリストたちが、真実を求めて奔走している。

アメリカの言語学者で政府、マスメディア批判で知られるノーム・チョムスキーをはじめ、突撃取材のドキュメンタリー映画で人気のマイケル・ムーア監督らが登場し、そのインタビューを通して、誰もがSNSで情報発信が可能な時代における、メディアの役割やジャーナリズムのあり方を探っていく。製作総指揮には、社会派監督として知られるオリバー・ストーンが名を連ねている。

すべての政府は嘘をつく すべての政府は嘘をつく

上映日時

4/29(土)~5/5(金) 5/6(土)~5/12(金)
19:45〜21:25 13:45~15:25

料金

一般 大学・専門 高校以下・シニア
通常 ¥1800 ¥1500 ¥1000
会員 ¥1500 ¥1200 ¥1000

4/15(土)~

ラ・ラ・ランド

ラ・ラ・ランド

 ©2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND. Photo courtesy of Lionsgate.

2016年/アメリカ/128分/DCP/配給:ギャガ、ポニーキャニオン

監督:デイミアン・チャゼル
製作:フレッド・バーガー、ジョーダン・ホロウィッツ、ゲイリー・ギルバート、マーク・プラット
出演者:ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、キャリー・ヘルナンデス、ジェシカ・ローゼンバーグ、ソノヤ・ミズノほか

公式ホームページ

ジャックで観たらシネマリンで! シネマリンで観たらジャックで!

シネマジャック&ベティさんと【リピーター相互割】を実施致します! 『ラ・ラ・ランド』それぞれの劇場で観た半券を、もう一方の劇場に提示すると一般料金から300円引きに致します!何度でも繰り返し観たい『ラ・ラ・ランド』!

今、すべての人を歓喜と至福の頂点へ
観るもの全てが恋に落ちる、極上のミュージカル・エンターテインメント

世界に興奮と熱狂を叩きつけた『セッション』監督最新作は、本年度アカデミー賞®史上最多対ノミネートの極上のミュージカル・エンターテイメント! 伝説の第2章が、胸が高鳴る華やかな音楽と共に幕を開けた!前作『セッション』で、アカデミー賞®を含む50を超える賞を受賞し、日本でも「かつてない衝撃」と劇的なブームを巻き起こしてから2年、全世界熱望のデイミアン・チャゼル監督の最新作が遂に完成した。映画と恋におちた若き天才が新たに創り出したのは、歌・音楽・ダンス・物語─すべてがオリジナルにして圧巻のミュージカル映画。この鮮やかでどこか懐かしい映像世界で、一度聞いたら耳から離れないメロディアスな楽曲に乗せて繰り広げられるのは、リアルで切ない現代のロマンス─。

夢追い人の街L.A.(ロサンゼルス)、売れないジャズピアニスト:セブと女優志望:ミア、再び映画史を変える、予想だにしない大仕掛けが、観るもの全てを『ラ・ラ・ランド』へと誘う。

夢を叶えたい人々が集まる街、ロサンゼルス。映画スタジオのカフェで働くミアは女優を目指していたが、何度オーディションを受けても落ちてばかり。ある日、ミアは場末の店で、あるピアニストの演奏に魅せられる。彼の名はセブ(セバスチャン)、いつか自分の店を持ち、大好きなジャズを思う存分演奏したいと願っていた。やがて二人は恋におち、互いの夢を応援し合う。しかし、セブが店の資金作りのために入ったバンドが成功したことから、二人の心はすれ違いはじめる……。

この映画に恋せずにいられない最大の理由、それは、高揚と陶酔の先にある、観るもの全ての感情を揺さぶる予想だにしない大仕掛け!それこそが─、ようこそ、ラ・ラ・ランドへ!

ラ・ラ・ランド ラ・ラ・ランド ラ・ラ・ランド

上映日時

4/15(土)~4/21(金) 4/22(土)~4/28(金) 4/29(土)~5/5(金)
11:50〜14:00 13:55~16:05 13:15~15:25

料金

一般 大学・専門 高校以下・シニア
通常 ¥1800 ¥1500 ¥1000
会員 ¥1500 ¥1200 ¥1000

4/15(土)~

まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて

まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて

2016年/92分/日本/HD  
監督・撮影・語り:太田直子
プロデューサー:田野稔
配給:グループ現代
後援:文化庁芸術文化振興費補助金

公式ホームページ

舞台挨拶
4/29(土)と5/3(水)10:00回上映後、太田直子監督の舞台挨拶がございます。

戦後をひたむきに生きた人たちが、人生の終盤につかんだ青春

東京都千代田区立神田一橋中学校通信教育課程。大都会の片隅に戦後の混乱期、義務教育を受けられなかった高齢者たちが、青春を取り戻しにくる学び舎がある。人生の終盤を迎えてなお、人はなぜ学ぼうとするのか。その意味を探して、5年の歳月を追った。

“学ぶことは楽しいですよ。知らないことだらけですもん。知らないことだらけってことに、今まで気づかずにきたんですよ、70過ぎまで。”

「月あかりの下で ある定時制高校の記憶」の太田直子監督最新作!

すでに人生の経験を積まれ母となり祖母となった人たちが、何を求めてなぜ学校に通うのか、何も知らなかった私は、そんな問いを抱えながらカメラを持ち、学校に足を運びました。そして私自身が生徒の皆さんから学んだ「答え」をまとめたのが、今回の映画です。  監督 太田直子

まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて まなぶ 通信制中学 60年の空白を越えて

上映日時

4/15(土)~4/21(金) 4/22(土)~4/28(金)
10:00〜11:40 10:00~11:40

料金

一般 大学・専門 高校以下・シニア
通常 ¥1800 ¥1500 ¥1000
会員 ¥1500 ¥1200 ¥1000

※すでにお配りしているチラシの料金設定が間違っていました。
当日一般料金 ×1,700円 〇1,800円  申し訳ございませんでした、お詫びして訂正いたします。


3/11(土)~

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件

©1991 Kailidoscope

1991年/台湾/236分/配給:ビターズ・エンド
原題:A Brighter Summer Day
監督:エドワード・ヤン
出演:チャン・チェン、リサ・ヤン、ワン・チーザン、クー・ユールン、エレイン・ジン

公式ホームページ

半券提示サービス
『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』公開期間中、台湾家庭小皿料理「口福館(こうふくかん)」さんで、『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』入場券半券提示の方に、デザートをサービス致します!

伝説の傑作が25年ぶりに
4Kレストア・デジタルリマスター、
3時間56分版で蘇る!

エドワード・ヤン監督が1991年に発表した、傑作『牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件』。BBCが1995年に選出した「21世紀に残したい映画100本」に台湾映画として唯一選ばれ、2015年釜山映画祭で発表された「アジア映画ベスト100」において、『東京物語』『七人の侍』『悲情城市』などと並んでベスト10入りするなど、映画史上に残る傑作として評価されながらも、日本では初上映以来25年間DVD化もされず、観る機会がほとんどなかった。マーティン・スコセッシが激賞し、ウォン・カーウァイ、オリヴィエ・アサイヤスなど、世界中のアーティストに影響を与え、熱狂的な信奉者を生み出した伝説の傑作がエドワード・ヤン監督の生誕70年、没後10年となる2017年に4Kレストア・デジタルリマスター版で蘇る。

1960年代初頭の台北。建国高校昼間部の受験に失敗して夜間部に通う小四(シャオスー)は不良グループ〝小公園“に属する王茂(ワンマオ)や飛機(フェイジー)らといつもつるんでいた。小四はある日、怪我をした小明(シャオミン)という少女と保健室で知り合う。彼女は小公園のボス、ハニーの女で、ハニーは対立するグループ〝217”のボスと、小明を奪いあい、相手を殺して姿を消していた。ハニーの不在で統制力を失った小公園は、今では中山堂を管理する父親の権力を笠に着た滑頭(ホアトウ)が幅を利かせている。
小明への淡い恋心を抱く小四だったが、ハニーが突然戻ってきたことをきっかけにグループ同士の対立は激しさを増し、小四たちを巻き込んでいく。
1961年に台北で起きた、14歳の少年によるガールフレンド殺人事件に想を得た本作は、青春期特有のきらめき、残酷さを描くと同時に、一人の少年とその家族、友人達を描くことで、その背景の社会や時代をも透徹した視線で見事に描ききっている。


*1991年東京国際映画祭 審査員特別賞・批評家連盟賞
*1991年ナント三大陸映画祭 監督賞
*1991年台湾金馬奨 最優秀作品賞・脚本賞
*1991年アジア太平洋映画祭 グランプリ
*1992年シンガポール国際映画祭 監督賞
*1992年キネマ旬報ベスト・テン 第2位・外国映画監督賞
*2015年釜山国際映画祭 「アジア映画ベスト100」第7位

上映日時

4/8(土)~4/14(金) 4/15(土)~4/21 4/22(土)~4/28(金) 4/29(土)~5/5(金)
13:45〜17:45 18:45〜22:50 18:45〜22:50 15:35〜19:35

料金

一般 大学・専門 高校以下・シニア
通常 一律2,200円(特別興行につきすべての割引対象外)
会員 一律2,200円(特別興行につきすべての割引対象外)
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