聖なる呼吸 ヨガのルーツに出会う旅

2011年／ドイツ、インド／105分／カラー、モノクロ／英語、カンナダ語、テルグ語、タミル語／配給：アップリンク
原題：Breath of the Gods
監督：ヤン・シュミット＝ガレ
出演：T.クリシュナマチャリアの子供たち、B.K.S.アイアンガー、K.パタビジョイス
撮影：ディートハルト・プレンゲル
編集：ガビー・クルヌイヤー
美術：イリーナ・クロマイヤー
プロデューサー：ヤン・シュミット＝ガレ、マリーケ・シュレーダー
字幕監修：ケン・ハラクマ

公式ホームページ

大好評につき、9/30(金)に一旦終了しますが、10/15(土)よりアンコール上映が決定しました！

「マットに上がれば、そこは小宇宙だった」
―ヨガ初心者の映画監督がインドをめぐり、みつけた真実

現代ヨガの源流Ｔ.クリシュナマチャリアの教えを辿る旅に出たヨガ初心者の映画監督。高名な弟子であるK.パタピジョイスとB.K.S.アイアンガーや子供たちのもとを訪ね、彼らから直接レッスンを受ける。
本作は、ドイツ人映画監督ヤン・シュミット＝ガレが、ヨガの起源に興味を抱いて南インドを訪れ、“近代ヨガの父”ティルマライ・クリシュナマチャリア（1888 – 1989年）の軌跡を追った記録である。
旅の中でシュミット＝ガレ監督は、クリシュナマチャリアの直弟子で現代ヨガの最大流派の一つであるアシュタンガーヨガの祖・Ｋ.パタビジョイスから太陽礼拝を学び、アイアンガーヨガの祖・Ｂ.Ｋ.Ｓ.アイアンガーからアーサナ （ポーズ）の指導を受ける。そして旅の最後に、クリシュナマチャリアの三男から“命を救うヨガ”を施される。今やヨガ人口は世界で３億人と言われるが、20世紀初頭、インドでヨガは少数の年配者や僧侶だけにしか知られていなかった。当時、大学でヨガの実践と哲学を教えていたクリシュナマチャリアは、マイソール王国の君主に雇われ、身体能力を高めるための古典ヨガを発展させた新たなヨガの方式を確立し、これが現代ヨガの源流となった。南インドの美しい風景と貴重な映像を交え綴られる、ヨガのルーツに出会うドキュメンタリー。