イマジナリーライン
Ⓒ2024 東京藝術大学大学院映像研究科
2024年/日本/90分/カラー/スタンダード/5.1ch/配給:Lamp.
監督・脚本:坂本憲翔
脚本:峰岸由依、横尾千智
プロデューサー:小池悠補
撮影・照明:小澤将衡
美術:董瑶 衣装:前川睦巴
ヘアメイク:石原由樹乃
録音:坂元就
サウンドデザイン:堀修生
編集:佐藤善哉
スチール:団塚唯我
助監督:木村愼、湯淺歩夢
音楽:奥村一斗
宣伝:高田理沙 協力:北條誠人 渡辺祐一 宣伝デザイン:後藤司
出演:中島侑香、LEIYA、丹野武蔵、早織、松山テサ、鈴木晋介、諏訪敦彦、生津徹、Obueza、Elizabeth、Aruoriwo
ともに生きていくための、 しずかで揺るぎない連帯のかたち
映画大学を卒業してまもない山本文子(中島侑香)は、アルバイトをしながら音楽好きの親友・モハメド夢(LEIYA)と一緒に映画制作を続けていた。ある日、ふたりで訪れた旅先で、夢が”在留資格”をもたないことが発覚し、入管施設へ収容されてしまう。残酷な運命に引き裂かれるふたり、試される友情。苦悩の末、文子と夢はわずかな希望をもとめて立ち上がる…。
2023年6月、入管法改正案が採択され入管制度の厳罰化がさらにすすんだ。こうした状況をふまえ、本作は東京藝術大学大学院の修了制作として企画された。学生スタッフと俳優たちは、仮放免者や入管の被収容者、支援者への取材を行い、入管内部の実態にまで深く切りこんだ。主人公・文子役には、俳優・モデルとして活躍する中島侑香。文子の親友である夢を、俳優・脚本家でもあるLEIYAが演じている。坂本監督が撮影時にとり入れた即興演出は、俳優の生き生きとした演技を引き出し、本作に強靱なリアリティと緊張感を与えている。
なお、タイトルの『イマジナリーライン』とは、映像制作の専門用語で、向かい合う人物の間をむすぶ“仮想的な線”のこと。キャメラがその線を越えないことで、被写体の視線や相対的な位置関係に一貫性をもたらすことができるが、本作ではそれを人と人との間に生じる「見えない線引き」とも捉えることができる。
——「共に生きる」とはどういうことか。
——「どんな未来」が、最も美しいのか。
理不尽に分断されてもなお、ともにあろうとするふたりの姿は、現代を生きる私たちに鋭い問いを投げかけてくる。
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |