近日上映作品

5/6(土)~

スペシャリスト ~自覚なき殺戮者~

スペシャリスト ~自覚なき殺戮者~

1999年/イスラエル=フランス=ドイツ=オーストリア=ベルギー/123分/モノクロ(一部カラー)/字幕翻訳:渋谷哲也/提供:マーメイドフィルム/配給:コピアポア・フィルム
原題:Un spécialiste, portrait d’un criminel moderne
製作:エイアル・シヴァン、アーメル・ラボリー
監督:エイアル・シヴァン
脚本:エイアル・シヴァン、ロニー・ブローマン
編集:オドレイ・モリオン
音響:ニコラ・ベッケル、ジャン=ミシェル・レヴィ、クリシュナ・レヴィ、イヴ・ローベル、ベアトリス・ティリエ

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アドルフ・アイヒマンは人間の皮をかぶった悪魔なのか?

約350時間に及ぶヴィデオ素材を再構成した貴重な裁判映像が、ホロコーストに加担した“悪の凡庸さ”の実像を暴きだす。

1961年4月11日イェルサレムで始まった裁判は、イスラエル政府の意向で裁判の一部始終が撮影・録音され、その内容は全世界37カ国で放映されたと言われています。イェルサレムに保管されたアメリカの取材チームによるヴィデオ素材に初めてアクセスを試みたのが、本作の作り手たち。ハンナ・アーレントの裁判傍聴記『イェルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告』に感銘を受けた、“国境なき医師団”元総裁のロニーと、イスラエル映画界の“反体制派”の1人と言われる映像作家エイアルは、約350時間に及ぶ記録素材をもとに、約2時間の映画に再構成しました。

映画は、“専門家(スペシャリスト)”としてのアイヒマンの技術的能力と専門知識を浮かび上がらせる一方で、防弾ガラスに囲まれた被告人席で口びるをゆがめ「自分は上司の命令に従っただけ」とひたすら主張する小役人の肖像を、無慈悲なまでのリアリズムで描写します。ハンナ・アーレントが説いた“悪の凡庸さ”の実像を鮮烈に暴いた衝撃作!

歴史に名高いアイヒマン裁判を描いた傑作ドキュメンタリー映画!


ユダヤ人国家イスラエルが南米のアルゼンチンに逃亡していたナチスの親衛隊(SS)中佐アドルフ・アイヒマン(1906~1962)を拘束し、同国の法廷で裁いた“アイヒマン裁判”。戦後70年を過ぎた現在、この裁判の周辺を描いた『ハンナ・アーレント』(12)、『顔のないヒトラーたち』(14)、『アイヒマン・ショー/歴史を映した男たち』(15)、『アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男』(16)といった数々の秀作が相次いで劇場公開されています。そしてこれらの作品群のなかで最も注目すべき映画が、本作『スペシャリスト ~自覚なき殺戮者~』です。

ナチス・ドイツの歯車として与えられた命令を従順にこなし、いつの間にかホロコースト(ユダヤ人大虐殺)に加担した男の姿を冷徹な視点で再構築したこの映画は、大企業における組織犯罪や公的機関における隠微工作のニュースが日々報道される現代社会を生きる私たちに、「個人はどうあるべきか」を鋭く問いかけます。

スペシャリスト ~自覚なき殺戮者~ スペシャリスト ~自覚なき殺戮者~ スペシャリスト ~自覚なき殺戮者~

5/6(土)~

いたくてもいたくても

いたくてもいたくても

2015年/日本/カラー/98分/4:3/DCP

監督:堀江貴大
プロデューサー:江本優作
脚本:木村孔太郎
撮影:謝君謙
美術:佐藤有望
録音:佐々木淳一
音楽:のっぽのグーニー
出演者:嶺豪一、澁谷麻美、吉田祐希、坂田聡、大沼百合子、芹澤輿人、Jean、礒部泰宏、岩井堂聖子、川合空、中村圭太郎ほか

公式ホームページ

特別鑑賞券1,000円を当館受付にて発売中!
有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券

舞台挨拶
初日5/6(土)20:30回上映前、澁谷麻美さん、吉田祐希さん、川合空さん、堀江貴大監督の舞台挨拶がございます。
最終日5/19(金)20:30回上映後、嶺豪一さん、堀江貴大監督の舞台挨拶がございます。

男と女とプロレスと。 
痛くても、その痛みを信じて生きていく。

何と?通販会社が、起死回生をかけて通販番組内でプロレス団体を設立!選手はプロレス経験もない、しがない社員たち。しかし、ひとりの女性社員を巡って恋の炎に火が付いた男たちは仕事も恋もガチの真剣勝負に挑んでいく…!

恋のファイターたちが戦いの末に見た予想外のジャッジとは?奇想天外なメタフィクションのプロレス恋愛活劇を作ったのは『ハッピーアワー』(15)の濱口竜介、『ディストラクション・ベイビーズ』(16)の真利子哲也など、気鋭の新人監督を生んでいる東京藝術大学大学院映像研究科出身の堀江貴大。文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2015」での監督作『はなくじらちち』(16)も評判を呼んだ。

主人公の星野を演じるのは、『溺れるナイフ』(16)などに出演、さらに監督作『故郷の詩』(12)も話題となった嶺豪一。ヒロインの葵には『螺旋銀河』(14)での好演が印象的な澁谷麻美。他、『百円の恋』(15)での怪演が忘れ難い坂田 聡、若手監督作品には欠かせない存在の芹澤興人ら、個性派俳優陣が結集。第16回 TAMA NEW WAVEでは主演男優賞&主演女優賞&グランプリと3冠受賞を果たした本作。その卓越したアイデアと往年のハリウッド映画を思わせる恋とファイトの熱き駆け引き。ここに、新時代のエンターテイメントが誕生した。

いたくてもいたくても いたくてもいたくても いたくてもいたくても

5/6(土)~

しゃぼん玉

しゃぼん玉

 ©2016「しゃぼん玉」製作委員会

2016年/日本/108分/カラー/1:1.85/5.1ch
配給:スタイルジャム
脚本・監督:東 伸児
原作:乃南アサ『しゃぼん玉』(新潮文庫刊)
主題歌:秦 基博「アイ(弾き語りVersion)」(OFFICE AUGUSTA)
出演:林 遣都、藤井美菜、相島一之、綿引勝彦/市原悦子

公式ホームページ

ティーチイン
初日5/6(土)11:30回上映後、東 伸児監督のティーチインがございます。

直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説、待望の映画化。
林遣都×市原悦子の初共演。雄大な自然に囲まれた村で、孤独な青年は“愛”にふれる。

親に見捨てられ、女性や老人だけを狙った通り魔や強盗傷害を繰り返してきた伊豆見翔人。人を刺し、逃亡途中に迷い込んだ山深い村で怪我をした老婆スマを助けたことをきっかけに、彼女の家に寝泊まりするようになった。

初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、伊豆見をスマの孫だと勘違いした村の人々に世話を焼かれ、山仕事や祭りの準備を手伝わされるうちに、伊豆見の荒んだ心に少しずつ変化が訪れた。

そして10年ぶりに村に帰ってきた美知との出会いから、自分が犯した罪を自覚し始める。「今まで諦めていた人生をやり直したい」―決意を秘めた伊豆見は、人生の大きな決断をすることに…。

これからが、これまでを変えていく。

原作は、直木賞作家・乃南アサのベストセラー小説『しゃぼん玉』(新潮文庫刊)。 血の繋がりを超えた絆と、人間の再生を描いた感動作。TVシリーズ「相棒」で監督を務めてきた東伸児の、劇場初監督作品となる。

映画の舞台となったのは、九州中央山地のほぼ中央に位置しており、日本三大秘境とも言われる宮崎県の椎葉村(しいばそん)。宮崎県北部の絶景や素晴らしい原風景、恵まれた自然の素材を活かした郷土料理も、映画に彩りを添えている。

主演の伊豆見役に、又吉直樹原作のNetflixオリジナルドラマ「火花」(2016)など立て続けに話題作に出演し、近年活躍が目覚ましい林遣都。伊豆見が逃亡先で出会う老婆・スマ役に、日本を代表する女優・市原悦子。ある事件をきっかけに村に戻ってきた美知役には、韓国で爆発的人気を誇る新鋭・藤井美菜。厳しくも伊豆見を見守る村人・シゲ爺役に綿引勝彦、スマの息子役に相島一之を迎える。

しゃぼん玉 しゃぼん玉 しゃぼん玉

5/6(土)~

アンコール上映『スノーデン』

スノーデン

 ©2016 SACHA, INC. ALL RIGHTS RESERVED.

2016年/アメリカ・ドイツ・フランス/135分/カラー/シネマスコープ/原題:SNOWDEN/PG-12 
監督:オリバー・ストーン
脚本:キーラン・フィッツジェラルド & オリバー・ストーン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、シャイリーン・ウッドリー、メリッサ・レオ、ザカリー・クイント、トム・ウィルキンソン、スコット・イーストウッド、リス・エヴァンス、ニコラス・ケイジほか

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スノーデンとは英雄か、それとも国家の裏切り者か?
家族、恋人、自由。すべてを捨てて国家を告発した元CIA職員“エドワード・スノーデン”の人物像に迫るヒューマン・ドラマ

それは、まさしく世界中に激震が走った瞬間だった。2013年6月、イギリスのガーディアン紙が報じたスクープで、アメリカ政府が秘密裏に構築した国際的な監視プログラムの存在が暴露されたのだ。さらに驚くべきは、ガーディアン紙に大量の最高機密情報を提供したのがたったひとりのNSA(米国国家安全保障局)職員であり、よくスパイ映画に登場するような厳めしく年老いた人物ではなく、ごく普通の外見をした当時29歳の若者だったことだ。

匿名ではなく自らカメラの前に立ち、エドワード・スノーデンと名乗って素性を明かしたその青年は、なぜNSAやCIAから得られる多額の報酬と輝かしいキャリア、恋人と築き上げた幸せな人生のすべてを捨ててまで重大な告発を決意したのか。はたして彼は英雄なのか、国家の裏切り者なのか。ハリウッドきっての社会派の巨匠オリバー・ストーンが史上最大の内部告発“スノーデン事件”の全貌に迫った問題作、それが『スノーデン』である。

2004年、9.11後の対テロ戦争を進める祖国アメリカに貢献したいと考えて軍に志願入隊したスノーデンは、足に大怪我を負って除隊を余儀なくされる。失意のさなかCIAに採用された彼は、持ち前のずば抜けたコンピュータの知識を教官に認められ、2007年にスイス・ジュネーヴへ派遣された。しかしそこで目の当たりにしたのは、アメリカ政府が対テロ諜報活動の名のもと、世界中のメール、チャット、SNSを監視し、膨大な情報を収集している実態だった。やがてNSAの契約スタッフとして東京の横田基地、ハワイのCIA工作センターへと赴任し、民主主義と個人の自由を揺るがす政府への不信をいっそう募らせたスノーデンは、恋人のリンゼイをハワイの自宅に残し、命がけの告発に踏みきるのだった……。

スノーデン スノーデン スノーデン

5/13(土)~

まるでいつもの夜みたいに

まるでいつもの夜みたいに

2017年/日本/74分/製作・配給:スコブル工房
監督・撮影・編集:代島治彦
整音:代島治彦、滝澤修
語り:田川律
題字、絵:南椌椌
ピアニカ演奏:ロケット・マツ
出演者:高田渡、中川イサト、中川五郎

公式ホームページ

全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:渡ちゃん缶バッチをプレゼント!
有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券

舞台挨拶
5/13(土)10:00回、18:40回上映後、代島治彦監督の舞台挨拶がございます。

中川五郎さんトーク&ライブ

5/17(水)18:40回上映後
高田渡さんの無二の親友だったフォークシンガー中川五郎さんのトーク&ライブ開催決定!

フォークシンガー高田渡の「人生の柄」を抱きしめる音楽ドキュメンタリー。

この映画に長い解説はいらない。とにかく、高田渡さんの東京ラストライブは凄かった。2005年3月27日(日曜日)のことだ。歌いはじめたころの渡さんのような、ギター一本の単独ライブだった。

その夜、高円寺の居酒屋に集まった30人余りの観客はしあわせだった。全国の小さな店や大きなホールを旅するなかで磨きに磨きあげられた渡さんの歌に酔いしれ、焼酎をちびりちびりやりながら発する絶妙な間合いの話術に大笑い。夢のような時間が流れた。このライブのあと、北海道ツアー中の2005年4月4日(月曜日)に倒れた渡さんは、その12日後、56歳でコノヨニオサラバシタ。

あれから12年になる。でもね、この映画をスクリーンに投影すると、そこに最後までフォークシンガーらしい生き方を貫き通した渡さんが、“まるでいつもの夜みたいに”登場し、歌い、語る。タカダワタルハ、イキテル!


高田渡にとってライブはそれこそ吉祥寺の立ち飲み屋にいる時と同じく日常であった。その日もいつものように高田渡は歌い、夜の街に消えていった。いまも僕らの知らない土地で歌っているのか、飲んでいるのか。今日もどこかで父は冗談話をしているに違いない。悪戯な笑顔とともに。
高田 漣(ミュージシャン)

渡さんだけのあの、ギターのピッキングに酔いながら、『風』で唄われる「本当のことが言えたらな」に目頭を熱くし、「言ってるくせに」と映画の中の渡さんに話しかけていた。
佐野史郎(俳優・映画監督)

けっこう毒舌。でも誰も怒れない。だってペーソスそのものだもの。映画を観ながらあらためて思う。唄い、そして、歩き、喋る。すべて高田渡だ。
森 達也(映画監督・作家)

あまりにもリアルで鮮やかなだけに、もう渡さんはいないんだ、渡さんにはもう会えないんだ、何でこんなにも早く歳月が流れるんだと、つらく、悲しく、寂しい気持ちにぼくは襲われてしまった。
中川五郎(フォークシンガー・文筆家)

まるでいつもの夜みたいに まるでいつもの夜みたいに まるでいつもの夜みたいに

5/20(土)~

あの日、兄貴が灯した光

あの日、兄貴が灯した光

 ©2016 CJ E&M Corporation, All Rights Reserved.

2016/韓国/韓国語/110分/シネスコ/カラー/5.chデジタル/日本語字幕:本田恵子
監督:クォン・スギョン
脚本:ユ・ヨンア
出演:チョ・ジョンソク、D.O.(EXO)、パク・シネほか

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アンタは、本当に最低で最高だ。
『7番房の奇跡』の脚本家が贈る、今年最高に温かい感動-。

国家代表の柔道選手としてオリンピックを目指す弟と、詐欺前科10犯で服役中の兄。奇しくも弟が夢を失うことで15年ぶりの再会を果たした兄弟の間には、決して打ち解けられない秘密があった…。 

『あの日、兄貴が灯した光』は、他人よりも遠い存在でお互いに再会を望んでいなかった兄弟が、憎しみ合いながらも徐々に心を通わせていく、兄弟の絆を描いた物語。幼い娘と父親の愛情を描き韓国で1000万人以上を動員し日本でも話題となった『7番房の奇跡』の脚本家が3年の歳月を費やし完成させた脚本は、家族の愛や相手を思いやる尊さを描き、大ヒットした『国際市場で逢いましょう』『サニー 永遠の仲間たち』の感動を再び呼び起こす。普段は忘れがちな一番身近な存在の大切さ、そしてどんな時代でも変わらない人の優しさ、温かさを、どこか懐かしく不器用で微笑ましい兄弟の姿を通して観客に伝えてくれる。

お前に兄貴はいるか?俺にはいる-


柔道一筋で真面目な弟ドゥヨンに、アジアを中心に世界的な注目を浴びる次世代グループEXOのメインボーカルで『明日へ』『純情』などスクリーンでも活躍し続けるD.O.。本作では夢を失い挫折する青年といった難しい役どころを熱演。徐々に絶望から這い上がっていく繊細な感情を見事に表現し、俳優として今まで以上に成熟した演技を見せてくれる。甲斐性なしのチンピラ兄貴ドゥシクには、日本でも根強いファンを持つ『建築学概論』やドラマ「最高です!スンシンちゃん」などの幅広い演技力で“演技の化身”と評されるチョ・ジョンソク。また、ドゥヨンを支える柔道コーチを『7番房の奇跡』などで20代最高代最高の女優に選ばれるパク・シネが演じ、物語により一層深みを与えている。
あの日、兄貴が灯した光 あの日、兄貴が灯した光 あの日、兄貴が灯した光

5/20(土)~

the アートシアター『ミツバチのささやき』

ミツバチのささやき

©2005 Video Mercury Films S.A.

1973年/スペイン/99分/配給: アイ・ヴィー・シー
原題:EL ESPIRITU DE LA COLMENA/SPIRIT OF THE BEEHIVE
監督:ビクトル・エリセ
製作:エリアス・ケレヘタ
原案:ビクトル・エリセ
脚本:アンヘル・フェルナンデス=サントス、ビクトル・エリセ
撮影:ルイス・クアドラド
音楽:ルイス・デ・パブロ
出演:アナ・トレント、イサベル・テリェリア、フェルナンド・フェルナン=ゴメス

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一人の少女が体験する、現実と空想の世界。天才子役、アナ・トレントの輝きに世界中が驚愕し、惜しみない賞賛を送ったビクトル・エリセ監督長編第1作。

スペイン・フランコ独裁政権下で撮影された、少女役のアナ・トレントの天才的な演技と繊細な描写による映画史上に傑出した一作。2017年、世界の名作を上映する企画「the アートシアター」の第1弾として、監督自身の監修によるデジタルリマスター版が初めて公開される。
スペインのある小さな村に『フランケンシュタイン』の巡回上映がやってくる。6歳の少女アナはスクリーン上の怪物を精霊と思い、姉から怪物は村外れの一軒家に隠れていると聞いたアナは、ある日、その家を訪れる。そこでひとりの謎めいた負傷兵と出会い…。
この映画が製作された1973年には、フランコ総裁による独裁政権の厳しさは当初ほどではなかったものの、未だ公に政権を批判することなどできない時代であった。そんな情勢の中、政府批判の検閲を逃れる方法をルイス・ブニュエル他スペインの芸術家達は心得ており、ビクトル・エリセもまた作品に象徴化を多用し、メッセージを表面に出さないことで検閲局の審査を通していた。

タイトルの“EL ESPIRITU DE LA COLMENA/SPIRIT OF THE BEEHIVE(原題)”=「蜂の巣の精霊(直訳」は、詩人であり劇作家のモーリス・メーテルリンクによる蜂の生活について書いた本の中から引用されている。それは蜂たちが従っているかのように見える、強力で不可思議かつ奇妙な力、そして人間には決して理解できない力を、この一文は表している。

1973年サン・セバスチャン国際映画祭 金の貝殻賞(グランプリ)
1973年シカゴ国際映画祭シルヴァー・ヒューゴー特別賞
1974年スペイン映画作家協会賞 最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀男優賞(フェルナンド・フェルナン=ゴメス)、最優秀撮影賞、最優秀音楽賞
1974年トリノ映画祭最優秀作品賞


【the アートシアター】シリーズ

時代を超え、国や地域を超え、私たちに迫り、生々しい手触りを遺す映画がある。
時にその衝撃から人生を変えてしまう映画がある。
高い芸術性を孕み、決して古びず、今なお輝きを増す珠玉の作品たち。
「the アートシアター」では、そんな特別な映画作品を劇場が選び、上映する。

the アートシアター『ミツバチのささやき』 the アートシアター『ミツバチのささやき』 the アートシアター『ミツバチのささやき』

5/20(土)~

the アートシアター『エル・スール』

エル・スール

©2005 Video Mercury Films S.A.

1983年/スペイン/95分/配給: アイ・ヴィー・シー/日本語字幕:吉岡芳子/監修:野谷文昭
原題:El Sur
監督:ビクトル・エリセ
製作:エリアス・ケレヘタ
原作:アデライダ・ガルシア=モラレス
脚本:ビクトル・エリセ
撮影:ホセ=ルイス・アルカイネ
音楽:グラナドス(スペイン舞曲集)、モーリス・ラヴェル(弦楽四重奏曲ヘ長調)、シューベルト(弦楽五重奏曲ハ長調)、パソ・ドブレ「エン・エル・ムンド」、アルゼンチン・タンゴ「ラ・クンパルシータ」他
出演:オメロ・アントヌッティ、ソンソレス・アラングーレン、イシアル・ボリャン、ロラ・カルドナ、ラファエラ・アパリシオ、オーロール・クレマン、マリ ア・カロ、フランシスコ・メリノ

公式ホームページ

内戦、家族、<南>から<北>へ ビクトル・エリセ監督の長編第2作。 『ミツバチのささやき』から10年。カンヌ国際映画祭に正式出品された。イタリアの名優、オメロ・アントヌッティの名演。

故郷“エル・スール”(スペイン語で“南”の意味)を捨て、北の地へ移り住んだ父の姿を、スペイン内戦や彼の忘れ得ぬ恋人への想いを絡め、その娘の目を通して描いたヒューマン・ドラマ。

1957年、秋。ある朝、少女エストレリャは目覚めると、枕の下に父アグスティンの振り子を見つける。エストレリャは父が死んだことを悟る。彼女は回想する。内戦の記憶に囚われたスペイン、<南>の町から<北>の地へと引っ越す家族。8歳のエストレリャが過ごした“かもめの家”での暮らしが語られる…。

原作は、アデライダ・ガルシア・モラレスによる同名の短編小説。当初はこの映画の上映時間は3時間の予定だったが、プロデューサーのエリアス・ケレヘタが後半部90分の上映を許さず、上映時間95分の映画となった。1983年のカンヌ国際映画祭に正式出品され、高評価を得る。

また、1996年のスペイン映画生誕100周年を記念して行われた、映画製作者と映画評論家による歴代最高のスペイン映画を決める投票では、本作が第6位にランクインした。

1983年シカゴ国際映画祭 ゴールド・ヒューゴー賞(グランプリ)
1983年スペイン映画作家協会賞 最優秀監督賞


【the アートシアター】シリーズ

時代を超え、国や地域を超え、私たちに迫り、生々しい手触りを遺す映画がある。
時にその衝撃から人生を変えてしまう映画がある。
高い芸術性を孕み、決して古びず、今なお輝きを増す珠玉の作品たち。
「the アートシアター」では、そんな特別な映画作品を劇場が選び、上映する。

the アートシアター『エル・スール』 the アートシアター『エル・スール』 the アートシアター『エル・スール』

5/20(土)~

SYNCHRONIZER

SYNCHRONIZER

2015年/日本/カラー/アメリカンビスタ/83分
監督:万田邦敏
脚本:小出 豊、竹内里紗、万田邦敏
音楽:長嶌寛幸
撮影:山田達也
プロデューサー:桝井省志 山川雅彦
製作:アルタミラピクチャーズ
出演:万田祐介、宮本なつ、古川博巳、中原翔子、大塚怜央奈、美谷和枝

公式ホームページ

特別鑑賞券1400円を当館受付にて発売中!
有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券

人間の脳波実験をめぐるこの映画は、サスペンスか、SFか、それとも究極のラブストーリーか?

人間と動物の脳波を同期させるという無認可の研究を孤独に続ける、研究者の長谷川高志。研究所で立場の弱い彼を見守る同僚の木下萌は、この実験が、脳機能障害をも改善させる素晴らしい成果をもたらすことに気づく。共に研究を続けるふたりは、やがて私生活でも愛し合うようになる。一方高志は、動物だけでなく人間と人間の脳をつなげることで、母・春子の認知症を治せるかもしれない、と希望を抱いていた。だが萌はその研究成果が思わぬ結果をもたらすことに気づき、高志を止めようとするが……。
大切な人のために倫理を超えた実験に没頭する男。そんな男を盲目的に愛する女。そして息子の愛を一身に受ける母。3つの愛は、やがて人々を狂気へと誘い、暴走する。果たして彼らの愛が行き着く先には、何が待ち受けているのか?

『UNLOVED』(2002年)、『接吻』(2008年)の鬼才・万田邦敏の、『イヌミチ』(2014年)につづく最新作となる本作は、自身が教鞭をとる立教大学現代心理学部の映像生態学プロジェクトの一環として製作された。万田監督と共に脚本を手がけるのは、『こんなに暗い夜』(2009年)の監督・小出豊と、2015年に、初監督作『みちていく』が話題を呼んだ新鋭・竹内里紗。緊張感あふれた映像は、『イヌミチ』や篠崎誠監督『あれから』(2012年)を手がけた山田達也が撮影。その緊張感をさらに増長させるのは、サウンドデザイナー/映画音楽家として数々の作品を手がけてきた長嶌寛幸の音楽だ。研究室での奇妙な実験や脳波データなど、どこかSFチックな要素を散りばめながら、サスペンスとラブストーリーが混ざり合った斬新なストーリー展開が見る者を魅了する。

SYNCHRONIZER

5/20(土)~

ウルボ ~泣き虫ボクシング部~

ウルボ ~泣き虫ボクシング部~

2015年/ドキュメンタリー/86 分
制作・配給:exposed Film
監督:李一河(イ・イルハ)
制作支援:DMZ国際ドキュメンタリー映画祭
出演:東京朝鮮高校ボクシング部

公式ホームページ

朝鮮高校ボクシング部員たちの、夢と青春、そして在日として生まれた誇りと葛藤の日々を追いかけるドキュメンタリー。

「僕らには夢があります」
「家族や友だちがいます」
「一生懸命に生きています」
「あなたと同じように」

「ウルボ」は韓国語で「泣き虫」という意味。試合に負けて泣く、勝って泣く、 悔しくて泣く、嬉しくて泣く…。彼らはとにかく泣き虫で、純粋です。そんなウルボ(泣き虫)たちの姿は、私たちがいつの間にか忘れてしまっていた ピュアなハートを思い出させてくれます。

そんな彼らの中にある「在日」として生まれた誇りと葛藤。あなたはご存知ですか?東京の真ん中で、朝鮮学校の目の前で、在日外国人に対する暴言を叫び「ヘイトスピーチ」を行う人達がいることを。こういった差別的な扱いやデモ行為は在日の若者たちに大きな劣等感と無価値感を植え付けています。

朝鮮人でありながら日本で生まれた彼らはどこにも属せません。矛盾や差別を感じながらも「自分自身」を探し「強くなりたい」と厳しい練習に励む日々。彼らには、将来叶えたい夢があります。大切な家族や友達がいます。一生懸命生きています、あなたと同じように。


*第6回 DMZ国際ドキュメンタリー映画祭開幕作
*第3回 Wildflower Film Awards ドキュメンタリー監督賞
*韓国「青少年のための優良映画」選定

ウルボ ~泣き虫ボクシング部~ ウルボ ~泣き虫ボクシング部~ ウルボ ~泣き虫ボクシング部~

6/3(土)~

母 小林多喜二の母の物語

母 小林多喜二母 小林多喜二の母の物語

2017年/日本/112分
監督:山田火砂子
原作:三浦綾子(「母」角川文庫)
脚本:重森孝子、山田火砂子、坂田俊子
製作:(株)現代ぷろだくしょん
出演:寺島しのぶ、塩谷瞬、趣里、山口馬木也、徳光和夫、赤塚真人、佐野史郎、渡辺いっけい

公式ホームページ

大らかな心で、多喜二の「理想」を見守り、人を信じ、愛し、懸命に生き抜いたセキの波乱に満ちた一生を描き切った、山田火砂子監督、悲願の映画ついに完成!

秋田県釈迦内村、小作農と小さなそば屋で生計を立てる貧しい家の娘にセキは生まれた。当時の小作人は、地主に50%もの地代を払わねばならなかった。貧しい農家の娘たちは身売りするより仕方がない。セキの幼なじみの少女も売られていった。学校へ行きたくても、学校は男の行くところだと親からは相手にされない。

15歳で小林の家に嫁いだセキは三男三女を生み育てたが、長男は病死。次男が多喜二である。セキは優しい母親であった。自分は字も書けなかったが、多喜二は叔父の世話で小樽高商(現小樽商科大学)まで卒業させてもらい、銀行に勤める。

当時の銀行は大変な高給で、一生涯楽に暮らせる程であった。しかし多喜二は貧しい人の味方となって小説を書き、武器を作るお金で皆に白い米のご飯を!と反戦を訴え続けた。そんな彼の小説は危険思想とみなされ、遂に多喜二は国家権力によって殺されてしまう。セキは自分の息子が悪い事なぞするわけがないと多喜二を信じ続けた。

わだしは小説を書くことが、
あんなにもおっかないことだとは思ってもみなかった。
あの多喜二が小説書いて殺されるなんて…

母 小林多喜二の母の物語 母 小林多喜二の母の物語 母 小林多喜二の母の物語
 

6/3(土)~

ラプチャー –破裂-

ラプチャー –破裂-

©2016Rupture CAL, Inc

2016年/アメリカ/102分/配給:ギャガ・プラス
監督・原案・製作:スティーヴン・シャインバーグ
脚本・原案:ブライアン・ネルソン
製作:アンドリュー・ラザー
出演:ノオミ・ラパス、ピーター・ストーメア、マイケル・チクリス

公式ホームページ

全国共通特別鑑賞券1,400円を当館受付にて発売中!特典:ポストカードをプレゼント!
有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中!特典は付きません

ハリウッドの異才クリエイターが集結して贈る、誰も想像しえなかった、奇妙で不快でクセになるSMホラー解禁!

蜘蛛が嫌いなシングルマザーのレネー。ある日突然、見知らぬ男達に拉致される。謎の隔離施設で目覚めた彼女を待っていたのは、被験者に”生きている中で一番嫌いな物”を与え続ける人体実験。拘束され、動けない状態での執拗なまでの“蜘蛛攻め”の果て、レネーの体は驚愕の変化を見せ始める–。この異様すぎる実験は一体、誰が何のためにおこなっているのか―?
監督は、サンダンス映画祭を皮切りに、世界を熱狂させたSMラブストーリー『セクレタリー』(03)のスティーヴン・シャインバーグ、脚本は同じくサンダンスで話題となった少女による監禁サスペンス『ハード キャンディ』(06)のブライアン・ネルソン。そんなハリウッドきっての異才が『アメリカン・スナイパー』の製作者であるアンドリュー・ラザーのもとに集結。
このSMホラーが、普通の映画なわけがない。拉致、監禁、人体実験―。その衝撃すぎる展開が、観るもの全ての自律神経をこれでもかと刺激する!
さらに本作で描かれるのは、「嫌いなもの」に責められる人体実験。蜘蛛嫌いな主人公レネーが責められ続けてどうなるのか?『ミレニアム』に続く、ノオミ・ラパスの代表作となるべく本作に是非ご注目ください。

ラプチャー –破裂- ラプチャー –破裂- ラプチャー –破裂-

6/3(土)~

ボブ・ディラン/我が道は変わる~1961-1965 フォークの時代~

ボブ・ディラン/我が道は変わる ~1961-1965 フォークの時代~

©Sexy Intelletual

2015年/イギリス/英語/モノクロ&カラー/124分/ビスタ/DCP/ステレオ/提供:ジェットリンク/配給:クロックワークス
製作・監督:ロブ・ジョンストーン
編集:トム・オーディル
出演:ボブ・ディラン、エリック・アンダースン、マリア・マルダー、トム・パクストン、ピーター・スタンプフェル

公式ホームページ

ディランを、学ぶ。 始まりは、1961年 初冬のニューヨーク。稀代の名曲「風に吹かれて」「時代は変る」は如何にして誕生したのか?

2016年秋、ノーベル文学賞に輝きブーム再燃となったボブ・ディラン。斬新な歌詞・他者に無いカリスマで、デビュー後まもなく世界を席巻し、フォーク・シンガーの象徴となったディランの原点、不滅のフォーク時代の名曲とアルバムを、時系列に追っていく、これぞ至福の2時間。

ディランをもっと知りたい、ディランと共に生きるマニア必見のドキュメンタリー、ついに登場。

1950年代中盤のロックンロールに熱狂した若者たちはやがて大人になり、自らの文化に根づいた音楽を求めるようになった60年代初頭、「モダン・フォーク・ブーム」が巻き起こった。伝統音楽に触発され、独自の詩を書き、政治的主張をギターに乗せて唄うスタイルは、後に続く者たちへ多くの影響を与えた。その一人に過ぎなかったミネソタ州出身の青年は、憧れのピート・シガーやウディ・ガスリーを追い求め、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジへ向かった…。
本作は、フォーク・ソングの歴史と代表曲、ディランのデビュー作から第5作「ブリンキング・イット・オール・バック・ホーム」、そして「ライク・ア・ローリング・ストーン」まで、幾多の名曲に秘められたエピソードを解明していきながら、時代と共に変貌していくディランのフォーク時代に迫るドキュメンタリーである。

出演者は、モダン・フォーク・ブームの渦中、ディランと共にグリニッジ・ヴィレッジの日々を過ごしたエリック・アンダースン、マリア・マルダー、トム・パクストン等、我が国でもお馴染みのシンガーたちに加え、ディラン研究の権威たちが独自のディラン論を次々に披露している。監督は「ブライアン・ウィルソン/ソングライター」2部作で、刻一刻変貌していく音楽シーンを俯瞰視しながらも卓越した構成力で見事に集約した、音楽ドキュメンタリーの達人=ロブ・ジョンストーン。

ボブ・ディラン/我が道は変わる

6/10(土)~

ドント・ルック・バック DON’T LOOK BACK

ドント・ルック・バック DON’T LOOK BACK

© 2016Pennebaker Hegedus films.Inc

1967 年/アメリカ/モノクロ/96 分/デジタル・リマスター版DCP/配給:アダンソニア、オンリー・ハーツ/字幕:寺尾次郎

原題:Don’t Look Back
監督・編集・撮影:D・A・ペネベーカー
撮影:ハワード・アルク、ジョネス・アルク、エド・エムシュウイラー
製作:アルバート・グロスマン、ジョン・コート
出演:ボブ・ディラン、ジョーン・バエズ、ドノヴァン、アラン・プライス、ボブ・ニューアース、アレン・ギンズバーク、アルバート・グロスマン

公式ホームページ

全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:ポストカードをプレゼント!(2種類から1枚お選び下さい)
有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券

1965年、ボブ・ディラン24歳。吟遊詩人伝説はここから始まった。 “偉大なる詩人”ボブ・ディランの<特別な始まり>を記録した音楽ドキュメンタリー史上の金字塔。

1962年のデビューから社会に対する痛烈なメッセージを自曲にのせ、今日まで半世紀以上、ひたすら歌い、走り続けてきたボブ・ディランは、2016年10月にノーベル平和賞を受賞した。“Don’t Look Back”―うしろを振り返るな、とばかりに『サブタレニアン・ホーム・シック・ブルース』の歌詞カードを曲に合わせて一枚ずつ落としていく印象的なシーンから始まる『ドント・ルック・バック』は、1965年、4~5月の英国ツアー中のボブ・ディランに迫ったドキュメンタリーである。

1965年――時代もボブ・ディランも変わろうとしていた。

ディランはフォークを歌う詩人からポップ・ミュージックの変革者へと進化しようとしていた。“時代を止めようと人はいろんな事をする。だがそんな事はできない”とばかりに、映画はオープニング・シーンからディランの数々のライヴ演奏、舞台裏の風景、記者へのこき下ろし、熱烈なファンの様子などを含めて、ボブ・ディランが“ディラン”を演ずる姿を、監督ペネベーカーの16ミリキャメラがリアルに映しだしていく。

“偉大なる詩人”としてノーベル文学賞を受賞したボブ・ディランの<特別な始まり>を告げた『ドント・ルック・バック』は、公開後50年を経て今なお、驚くべき斬新さに溢れた音楽ドキュメンタリー史上の金字塔として映画史に刻まれている。

ドント・ルック・バック DON’T LOOK BACK ドント・ルック・バック DON’T LOOK BACK ドント・ルック・バック DON’T LOOK BACK

6/17(土)~

世界にひとつの金メダル

世界にひとつの金メダル

 ©2013 – ACAJOU FILMS – PATHE PRODUCTION – ORANGE STUDIO – TF1 FILMS PRODUCTION – CANEO FILMS – SCOPE PICTURES – CD FILMS JAPPELOUP INC.

2013年/フランス=カナダ/130分/カラー
監督:クリスチャン・デュゲイ
出演:ギョーム・カネ、マリナ・ハンズ、ダニエル・オートゥイユ、ドナルド・サザーランド

公式ホームページ

全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルポストカードをプレゼント!
有隣堂伊勢佐木町本店でも取扱中! 有隣堂伊勢佐木店全国共通鑑賞券

人間を全く信じない競技馬との出会い。父との確執、幼い日の夢。エリート弁護士は華々しいキャリアを捨て障害飛越競技に挑んだ――。

フランスで200万人が涙し大ヒットを記録した『世界にひとつの金メダル』は、実話を基に描いた感動作だ。エリート弁護士を辞め選手〈ライダー〉としてオリンピックを目指した男ピエール・デュランと人間を信じない競技馬ジャップルーとの絆、そして彼らを見守る父との確執と愛情。度重なる挫折や逆境が彼らを襲いながらも成長していく、競技ならではの過酷な世界で夢をあきらめずに挑み続ける情熱を描く【人生】の物語だ。

『ザ・ビーチ』『ヴィドック』のギョーム・カネが脚本・主演に挑戦し、本物の選手〈ライダー〉さながらのダイナミックさと臨場感とスター性で魅了する。セザール賞、リュミエール賞、ケベック映画賞などを受賞し、モントリオール世界映画祭に正式出品して話題となった。製作費35億円を超える超大作は、ロサンゼルス、ソウルと二つのオリンピックを完全再現し、壮大なスペクタクルでクライマックスを熱狂的に盛り上げる。

1980年代初頭、フランス。子供のころより父セルジュの指導の下で障害飛越競技に打ち込んできたピエール。彼は大人になり父の期待から逃れるように弁護士となる。だが、幼い日の情熱をあきらめることができずキャリアを捨て、再び選手〈ライダー〉となる。気性が荒く欠点だらけの若馬ジャップルーと父とともにオリンピックを目指す―。

世界にひとつの金メダル 世界にひとつの金メダル 世界にひとつの金メダル

2017年 夏~

裁き

裁き

2014年/インド/カラー/235:1/マラーティー語、ヒンディー語、英語、グジャラート語/116分/配給:トノレバ/後援:インド大使館監督

原題:COURT
監督・脚本:チャイタニヤ・タームハネー
プロデューサー:ヴィヴェーク・ゴーンバル
撮影:ムリナール・デサイ
編集:リカヴ・デサイ
音楽:サンバージー・バガト
出演:ヴィーラー・サーティダル、ヴィヴェーク・ゴーンバル、ギータンジャリ・クルカルニー、プラディープ・ジョーシー

公式ホームページ

特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルポストカードセットをプレゼント!

不条理な容疑で逮捕され、被告人となった男と、彼の運命を握る裁判官、検事、弁護士。一つの「裁き」を巡る法廷の攻防と、並行する彼らの私生活を、独特の視点とカメラワークで描いた、異色の法廷劇が幕を開ける―

ムンバイを拠点としながらもボリウッドとは一線を画し、独自のスタイルで作品を作り上げているインド新世代の旗手チャイタニヤ・タームハネー。米経済誌フォーブス「アジアのエンターテインメント&スポーツにおける30歳以下の30人」、米業界誌ハリウッド・レポーター「世界で最も将来が期待されている30歳以下の映画監督の一人」などに選出され、世界の映画界に新風を巻き起こしている。本作では、インドの裁判やカースト、家族といった社会システムを背景に、国家権力などの問題にも踏み込みながら、ユーモラスかつ洞察力に富んだ視点で“人間”を描いていく。

ある下水清掃人の死体が、ムンバイのマンホールの中で発見された。ほどなく、年老いた民謡歌手カンブレが逮捕される。彼の扇動的な歌が、下水清掃人を自殺へと駆り立てたという容疑だった。不条理にも被告人となった彼の裁判が下級裁判所で始まる。理論的で人権を尊重する若手弁護士、100年以上前の法律を持ち出して刑の確定を急ぐ検察官、何とか公正に事を運ぼうとする裁判官、そして偽証をする目撃者や無関心な被害者の未亡人といった証人たち。インドの複雑な社会環境の中で、階級、宗教、言語、民族など、あらゆる面で異なる世界に身を置いている彼らの個人的な生活と、法廷の中での一つの裁きが多層に重なっていき…。


ヴェネツィア国際映画祭W受賞&アカデミー賞®外国語映画部門インド代表!

*第71回ヴェネツィア国際映画祭 ルイジ・デ・ラウレンティス賞
*第71回ヴェネツィア国際映画祭 オリゾンティ部門 作品賞
*第45回ビエンナーレ国際映画祭 FIPRESCI賞
*第22回シンガポール国際映画祭 シルバースクリーン賞 作品賞 監督賞
*第62回インド国際映画祭 ナショナルフィルムアワード Golden Lotus賞
*第16回ムンバイ映画祭 Golden Gateway of India for Best Film作品賞
*第16回ムンバイ映画祭 Silver Gateway of India監督賞
*第44回キエフ国際映画祭 Special Mention of the Jury賞
*第21回ミンスク国際映画祭 Victor Turov Memorial Award 作品賞
*第11回香港アジア映画祭 New Talent Award 監督賞
*第9回ダブリン国際映画祭 批評家連盟賞
*第16回ブエノスアイレス・インディペンデントシネマ国際映画祭 Best Filmなど4部門
*第88回アカデミー賞®外国語映画賞インド代表

裁き 裁き 裁き
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