近日上映作品

6/2(土)~

ラジオ・コバニ

ラジオ・コバニ

2016年/オランダ/69分/クルド語/2.39:1/カラー/ステレオ/DCP/配給:アップリンク
監督・脚本:ラベー・ドスキー
撮影監督:ニーナ・ボドゥー
第2カメラ:レベー・ドスキー
音声:タコ・ドライフォウト
編集:クサンダー・ネイストン
音楽:ユホ・ヌルメラ
サウンドデザイン:タコ・ドライフォウト
製作:ジョス・デ・パター
出演:ディロバン・キコ

公式ホームページ

全国共通特別鑑賞券1,400円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

ラジオから聞こえる「おはよう」が、今日も街に復興の息吹を伝える
ISとの戦闘で瓦礫と化したシリア北部の街で、大学生のディロバンは手作りのラジオ局をはじめる

トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニは、2014年9月から過激派組織「イスラム国」(IS)の占領下となるも、クルド人民防衛隊(YPG)による激しい迎撃と連合軍の空爆支援により、2015年1月に解放された。人々はコバニに戻って来たが、数カ月にわたる戦闘で街の大半が瓦礫と化してしまった。

そんな中、20歳の大学生ディロバンは、友人とラジオ局を立ち上げ、ラジオ番組「おはよう コバニ」の放送をはじめる。生き残った人々や、戦士、詩人などの声を届ける彼女の番組は、街を再建して未来を築こうとする人々に希望と連帯感をもたらす。

映画『ラジオ・コバニ』
「戦争に勝者などいません。どちらも敗者です」

「未来のわが子へ。戦争に勝者などいません。どちらも敗者です」そう語るディロバンは、いつか生まれるであろうわが子、そして今後生まれてくる“コバニで何が起きたか知りたい全ての子供たち”に向けて、自分の街や家族、友人たちが受けた悲惨な物語を手紙につづる。

戦闘真っ只中の2014年から、コバニに復興の光が差し込み始めるまでの激動の3年間を追ったカメラは、やがて日常生活のささやかな喜びや恋愛を享受するディロバン自身の姿も捉えている。

監督は、自身もクルド人のラベー・ドスキー。地雷や戦車を越えコバニに赴き戦地での撮影を敢行、クルド人兵士によるIS兵士の尋問にも立ち会った。本作を、戦死したクルド人兵士の姉に捧げている。

ラベー・ドスキー監督Reber Dosky

「武器を作るのをやめろと私は言いたい。私は戦争の中で生まれ、育ち、戦争のせいで家族と共に何度か外国に逃げなくてはなりませんでした。そのたびに全てを失い、やり直しを余儀なくされたのです」 1975年生まれ。イラク北部のクルディスタン自治区ドホーク県出身。1998年よりオランダ在住。オランダ映画アカデミーで映画作りを学ぶ。卒業制作として撮った2013年の『The Call』では、戦争と移住が父と息子の関係に与えた影響について描き、国際映画祭でいくつかの賞を受賞した。短編映画『スナイパー・オブ・コバニ』(2015年)は世界的にブレイク、2016年の札幌短編国際映画祭の最優秀賞ドキュメンタリー賞をはじめ数々の賞を受賞した。

*本作は損傷の激しい遺体が映るシーンがありますので、あらかじめ了承の上ご覧ください。また、12歳未満の年少者は保護者指導の元による鑑賞をお願いします。

*2017年 コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭(CPH:DOX)F:ACT賞受賞
*2017年 マドリード・ドキュメンタリー映画祭 観客賞受賞
*2017年 イスマイリア国際ドキュメンタリー映画祭 最優秀ドキュメンタリー賞受賞
*2017年 イスタンブール・ドキュメンタリー・デイズ 国際批評家連盟賞受賞
*2017年 ドホーク国際映画祭 クルド・ドキュメンタリー部門 最優秀作品賞受賞
*2017年 オランダ映画祭 長編ドキュメンタリー部門ノミネート
*2017年 フロントドッグ国際ドキュメンタリー映画祭 観客賞受賞
*2017年 カメライメージ映画祭ドキュメンタリー部門 最優秀作品賞受賞

ラジオ・コバニ ラジオ・コバニ ラジオ・コバニ ラジオ・コバニ

初日6/2(土)上映後、内海旬子さんをお迎えしてトークイベントを開催

●イベント内容

内海さんは、シリア難民支援活動のために5月はヨルダンに滞在しています。帰国直後に生のシリア難民情報をお伝えいただくとともに、Q&Aも行います。

内海 旬子(うつみ じゅんこ) プロフィール


地雷廃絶日本キャンペーン(JCBL)理事。日本体育大学非常勤講師。
大学卒業後、外資系企業勤務を経て、カンボジアでのリハビリテーションセンター事業に携わり、その後もNGOにて主に障害分野の活動に従事。06年4月より 2013年9月までJCBL事務局長。2015年1月から2017年12月まで、日本イラク医療支援ネットワーク(JIM-NET)のヨルダンにおけるシリア難民の負傷者・障害者支援事業担当。

6/8(金)~

Vision

vision

©2018 “Vision” LDH JAPAN, SLOT MACHINE, KUMIE INC.

2018年/日本・フランス/110分/配給:LDH pictures
監督・脚本:河瀨直美
エグゼクティブプロデューサー:EXILE HIRO
出演:ジュリエット・ビノシュ、永瀬正敏、岩田剛典、美波、森山未來、田中泯、夏木マリ

公式ホームページ

ひとがひととして、 
母なる大地で生きることに 
真正面から向き合う、 
いのちの物語。

世界中で高い評価を受ける河瀨直美監督が、生まれ故郷である奈良を舞台に、フランスの名女優ジュリエット・ビノシュ、『あん』(15)、『光』(17)の2作に連続主演した日本を代表する俳優・永瀬正敏をダブル主演に迎え、長編劇映画第10作となる新たな傑作を完成させた。

共演には夏木マリ、岩田剛典、美波、森山未來、田中泯といった実力派が名を連ねる。さらなる深化、進化を見せる河瀨監督の最新作に世界が注目している。

木々が青々と茂る夏。紀行文を執筆しているフランスの女性エッセイスト・ジャンヌ(ジュリエット・ビノシュ)は、奈良・吉野にある山深い神秘的な森に通訳兼アシスタントの花(美波)とやってきた。 彼女は、1000年に1度、姿を見せるという幻の植物を探していた。その名は“Vision”。旅の途中、山守の男・智(永瀬)と出会うが、智も「聞いたことがない」という……。ジャンヌはなぜ自然豊かな神秘の地を訪れたのか。山とともに生きる智が見た未来とは―。

vision vision vision

6/9(土)~

バケツと僕

バケツと僕

©映画「バケツと僕!」製作委員会

2017年/日本/106分/ビスタサイズ/5.1ch/配給:彩プロ 
監督:石田和彦
原作:北島行徳「バケツ」(文春文庫刊)
主題歌:「虹色のファンタジー」紘毅
エグゼクティブプロデューサー:柿崎ゆうじ
企画・プロデューサー:竹山昌利
出演:紘毅、徳永ゆうき、岡本玲、竹島由夏、二木てるみ、渡辺梓、ダチョウ倶楽部、海原はるか・かなた、杉田かおる

公式ホームページ

*本作は『UDCast』方式に対応した視覚障害者用音声ガイドが付いています。

キミと僕ならどんなハンディも乗り越えられる!
養護施設を舞台に繰り広げられる、“個性的なバケツ”と“気弱な僕”の特別な日々。

養護施設で働くことになった神島(紘毅)は“バケツ”というあだ名の15歳の少年(徳永ゆうき)と出会う。バケツには軽度の知的障害と盗癖があり、母親から虐待を受け、挙句の果てに捨てられ、さらには唯一の兄弟にも見放され、しまいには施設からも追い出されてしまう。神島は、先輩の黒田(岡本玲)からの協力を得て、バケツを引き取り、面倒をみることにするのだが…。

北島行徳の小説「バケツ」の映画化。 養護施設で働く気弱な主人公と、“バケツ”と呼ばれる軽度の知的障害を持つ15歳少年との友情を笑いと涙を交えて描くハートフルな人間ドラマだ。虐待や孤児、ネグレクトといった社会問題をリアルに映し出す一方で、健常者と障がい者の垣根を越えた絆や友情を純粋な視点で捉えている。浜松を舞台に、たくさんの自然と地元民の人情味があふれる爽やかで感動的なバディームービーが、ここに誕生した。

主人公の神島役には、前川清の長男でシンガーソングライターの紘毅。本作主題歌の作詞と作曲も手掛けている。バケツ役には、原作者から「バケツのイメージにそっくり」と太鼓判を押された演歌歌手で鉄道マニアでもある徳永ゆうきが抜擢された。そして監督は、小林政広、本木克英作品などで助監督を務め、本作が映画監督デビューとなる䂖田和彦。

バケツと僕 バケツと僕 バケツと僕

6/10(日)13:45回上映後
紘毅さん、徳永ゆうきさんの【舞台挨拶&ミニライブ】が決定!
ロビーにおいてお二人の【サイン会】も開催いたします!

紘毅(ひろき)さん/神島大吾 役 プロフィール


神島大吾 役1985年11月9日東京生まれ。2006年にシンガーソングライターとしてデビュー。高校時代はロック・バンドを組み、 音大にて専門的に音楽を学ぶ。ピアノ・ギターを独自に習得。邦楽(特にバラード)の影響を多大に受けており、 生み出す音楽は癒しとどこか懐かしさあるメロディラインが特徴的。飾ることのない歌詞の世界観には老若男女問わず 共感を得ることから高評価を得る。非常に多趣味でありゴルフ・釣り・ダーツ・スキー・バレーボール・料理・運転等を 特技としスポーツ観戦やカメラ・映像についての知識も豊富で今では30以上の趣味特技をもつ。昨今は作詞・作曲等の 音楽活動のみならず、2010年には映画『ラムネ』で役者デビューし、その後数々のドラマや映画に出演、「いきなり!黄金伝説。」 で1か月1万円生活に挑戦し、他にも「踊るさんま御殿」「ダウンタウンDX」など多数のバラエティ番組に出演する等活動の幅を 広げている。父親は歌手の前川清である。現在は福岡でクロスFM「日曜日はウタ好き」 KBCラジオ「パオーン」にレギュラー出演している。

徳永ゆうき さん/里谷和人(バケツ)役 プロフィール


里谷和人1995年2月20日生まれ。大阪市此花区出身。奄美大島出身の祖父と両親の影響で、幼少の頃から演歌歌謡曲一直線で育ち、 「NHKのど自慢チャンピオン大会2012」でグランドチャンピオンを受賞。2013年11月、BEGIN・比嘉栄昇氏が手がける 「さよならは涙に」で全国デビュー。2014年9月、2ndシングル「平成ドドンパ音頭」(THE BOOM・宮沢和史氏作詞・作曲)で 「第56回 輝く!日本レコード大賞」新人賞受賞。現在、5枚目のシングル「津軽の風」が好評発売中。演歌歌手だけにとどまらず、 役者としても活動しており、山田洋次監督作品・映画『家族はつらいよ』シリーズ、宮藤官九郎さん作/いのうえひでのりさん演出、 劇団☆新感線「ヴァン!バン!バーン!」などにも出演。趣味の「撮り鉄」・車掌ものまね、高速指ぱっちんを活かし、 バラエティ番組でも活躍中!!キャッチフレーズは‟日本の孫”日本を勇気づける、演歌歌謡界期待の星。

6/23(土)~

武蔵野

武蔵野

2018年/日本/111分/映画「武蔵野」製作委員会
監督・撮影・編集:原村政樹
プロデューサー:鈴木(神出)敏夫
音楽:鈴木光男/演奏:gaQdan 鈴木光男
語り:小林綾子

公式ホームページ

【前売券】劇場特別鑑賞券1,200円を当館受付にて発売中!

有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

「日本農業遺産」の農村の輝きを、映像美と共に伝えるドキュメンタリー

武蔵野の俤は今わずかに入間郡に残れり。なかば黄いろくなかば緑な林の中に歩いてゐると、澄みわたつた大空が梢々の隙間からのぞかれて日の光は風に動く葉末葉末に砕け、その美しさいひつくされず。(国木田独歩著「武蔵野」より)

どんなに時代が変わっても、変えてはならないものがある


江戸時代から360年以上に亘って継承されてきた循環農業が今も息づく埼玉県川越市・三芳町・所沢市などには、世界でも他に例のない大都市近郊の平地林が残っています。大都市周辺でこのような場所は世界でも唯一、ここにしか残っていないと専門家が指摘しています。

ひとたび足を踏み入れれば、まるで高度経済成長以前の村にタイムスリップしたかのような錯覚に陥ります。江戸時代、それまで不毛の大地であったこの地に、農家が木を植え、森を育みながら、森の恵みを活かして農業を続けてきました。長年、落ち葉を集めて堆肥を作ることで不毛な土地を豊かな農地に変えていきました。15年から20年周期で木を伐採し、薪や家の建材としました。伐採した木の切り株からは新たな芽が出て、それが再び樹木として再生し、森は若返りを繰り返しました。それから360年、今も農家は先祖が残してくれた貴重な森を大切に守りながら作物を育てているのです。

この地の農家は貴重な雑木林を「ヤマ」と呼んでいます。「ヤマは暮らしに必要なものを分け与ええてくれる。ヤマがあるからこそ、人は生きていける」と誇らしげに語ります。人間の暮らしばかりではなく、植物や動物、昆虫など、すべての生き物の命を「ヤマ」が支えています。「ヤマ」の土には無数の微生物が生息し、微生物の働きによって生命に欠かせない栄養素が供給されています。「ヤマ」は命の源なのです。
そんな貴重な「ヤマ」が徐々に失われつつあります。東京という大都市近郊であり、高度経済成長以後、開発の波が押し寄せ、「ヤマ」は産業廃棄物処理場や倉庫などに転用されています。このままのスピードで開発が進めば、あと50年で「ヤマ」は消滅するかもしれない、とも言われています。
そんな中、「ヤマ」の価値を見直し、「ヤマ」を守ろうと立ち上がった市民が、農家と手を結んで活動を始めました。荒れた「ヤマ」の再生を目指して、老朽化した樹木を伐採するボランティアの人たちが農家と手を携え、活動しています。木工作家たちもこの地の森の木を活かして家具や調度を製作しています。全世界の土の調査をしてきた土壌学者が初めて調査に入り、今まで見たこともない優れた土の姿も明らかにしました。

後継者難に苦しむ日本の農業の現実とは正反対に、この地では大勢の20代、30代の若い後継者が意欲的に江戸の伝統農法を継承しています。ここは日本でも稀にみる後継者の多い村です。若者たちは「親父が楽しそうに農業をしている姿を見て育ったことが、自然と家の農業の後継ぎになった」と、口をそろえて話します。若い後継者らしく、伝統を受け継ぐだけでなく、未来を展望しながら新しい農業にも挑戦しています。父親と母親、そして息子夫婦が一緒に畑で働き、常に笑顔が絶えない家族の様子を見ていると、とてもうらやましくなります。何事も激変する現代社会にあって、この地の農家の人たちは時代に対応しつつも、変えてはならに貴重な「農の文化」を、しなやかに守り続けてきたのです。それは日本だけでなく、世界中の人々にとっても、人類の遺生きた遺産として、後世に残したい宝物だと思えてなりません。

長年、農業をライフワークにドキュメンタリー映画を創り続けてきた私にとっても、これほど若い農業後継者が育っている農村は他に知りません。人間のいのちの根底を支える食べ物を育てる農業の未来は、この地で受け継がれてきた江戸の循環農業にヒントが隠されていると思えます。それは人が暮らす地域の自然環境を大切に守り育てる営みがあるからです。

この映画で伝えたいことは、単に農業のことだけではありません。家族とは、仕事とは、地域とは、そして私たちを取り巻く自然環境とは、といったことを改めて考え直すきっかけとなるような映画です。ややもすれば殺伐とした現代社会に生きる私たちが人間らしさを取り戻したいとの願いを込めました。(原村政樹監督)

武蔵野 武蔵野 武蔵野

6/23(土)~

息衝く

息衝く

© teamJUDAS2017

2017年/日本/130分/製作・配給:team JUDAS 2017
脚本・監督・プロデューサー:木村文洋
出演:柳沢茂樹、長尾奈奈、古屋隆太、坂本容志枝、川瀬陽太、小宮孝泰、寺十吾

公式ホームページ

子供の頃、見上げた空の先には何があったのか―
これはわたしたちの希望を紡ぐ「この国」の物語

ある政権与党の政治団体でもあり、大新興宗教団体でもある「種子の会」。この映画は、そこで育った二人の男と一人の女を巡る、3.11以後のこの国の物語である。
宗教の掲げる理想、原発の再稼働に目を瞑る政党。理想と現実の間に揺れ、自らの信念を問い続けながらも団体の中で生きる二人の男、則夫と大和。一方、「種子の会」を離れ、母親となり、独りで子を育てる一人の女、慈。彼らには幼少期より絶対的に信頼を寄せる父親的存在がいた。「ひとは独りで生きていける程は強くない。世界ぜんたいの幸福を願うときこそ、個であれー」そう言ったかつての「種子の会」のカリスマは、日本という国を捨てて失踪した。彼が思い描いた未来は果たしてどこにあったのかー。
理想なき社会。そこで各個人がいかに希望をもち、生き続けていくのか。この映画を観る者は、ある特殊な生育環境で育った三人の、それでも誰しもが求める生の実感を追い求める旅を通して、この国の抱える根本的な問題を知ることになるだろう。

原発・宗教・家族―六ケ所村から東京へ。 社会と個の関わりを問い続けてきた木村文洋が描く、 3.11以後の日本のすがた

核燃料再処理工場がある青森県六ヶ所村を舞台に、そこに生きる家族の決断を描いた『へばの』(’08)。「地下鉄サリン事件」オウム真理教の幹部・平田信と逃亡を助ける女性の実在の話をベースに、ありえたかもしれない束の間の愛のすがたを描いた『愛のゆくえ(仮)』(’12)。常に社会と個のあり方と関わりに、鋭く問題を投げかけてきた木村文洋監督による最新長編は、2006年より『へばの』の対として構想にあった、東京に生きる30代の青年たちの物語。原発・宗教・家族を軸に据え、この社会で、いかにして個として生き続けることができるのかを問うた渾身の長編である。
脚本家チームに批評家・杉田俊介らを迎え、3年間に渡り脚本を執筆。撮影、制作は、『ひかりのおと』『愛のゆくえ(仮)』『新しき民』など挑戦的な作品を連打してきたスタッフ陣が務めた。音楽は北村早樹子が担当、演奏に坂本弘道、岡田拓郎(森は生きている)。 また役者には、演劇・映像界で活躍する 柳沢茂樹、長尾奈奈、古屋隆太(青年団)、坂本容志枝(zora)、川瀬陽太、小宮孝泰、寺十吾(tsumazuki no ishi)らが 参加。 脚本から撮影に至るまで独自の方法論で撮られた本作は、原発や宗教という巨大なテーマにも果敢に挑み、昨今の日本映画とは一線を画す驚くべき野心作がここに完成した。

ikizuku ikizuku ikizuku

6/30(土)~

ガザの美容室

ガザの美容室

2015年/パレスチナ、フランス、カタール/84分/アラビア語/1:2.35/5.1ch/配給:アップリンク 
監督・脚本:タルザン&アラブ・ナサール
出演:ヒアム・アッバス、マイサ・アブドゥ・エルハディ、マナル・アワド、ダイナ・シバー、ミルナ・サカラ、ヴィクトリア・バリツカ、他

公式ホームページ

【前売券】全国共通特別鑑賞券1,500円を当館受付にて発売中!特典:オリジナルポストカードをプレゼント! 有隣堂伊勢佐木店全国共通特別鑑賞券

パレスチナ・ガザの小さな美容室を舞台に、戦争状態という日常をたくましく生きる女性たちを描く。

パレスチナ自治区、ガザ。クリスティンが経営する美容室は、女性客でにぎわっている。離婚調停中の主婦、ヒジャブを被った信心深い女性、結婚を控えた若い娘、出産間近の妊婦。皆それぞれ四方山話に興じ、午後の時間を過ごしていた。しかし通りの向こうで銃が発砲され、美容室は戦火の中に取り残される――。

第68回カンヌ国際映画祭批評家週間に出品され話題を呼んだ本作は、ガザで生まれ育った双子の監督タルザン&アラブ・ナサールによる初の長編で、戦争状態という日常を生きる女性たちをワンシチュエーションで描き、戦闘に巻き込まれ、監禁状態となった人々の恐怖を追体験する衝撃作である。

極限状態の中、女性たちは平静を装うも、マニキュアを塗る手が震え、小さな美容室の中で諍いが始まる。すると1人の女性が言う。「私たちが争ったら、外の男たちと同じじゃない」――いつでも戦争をするのは男たちで、オシャレをする、メイクをする。たわいないおしゃべりを、たわいない毎日を送る。それこそが、彼女たちの抵抗なのだ。

「戦争中であっても、彼女たちは常に人生を選択している。僕たちは“虐げられたパレスチナの女性”ではなく、人々の暮らしを、死ではなくて人生を描かなきゃならないんだ」―タルザン&アラブ・ナサール監督

パレスチナ自治区、ガザ。クリスティンが経営する美容室は、女性客でにぎわっている。店主のクリスティンは、ロシアからの移民。美容室のアシスタントのウィダトは、恋人で、マフィアの一員アハマドとの関係に悩んでいる。亭主の浮気が原因で離婚調停のエフィティカールは、弁護士との逢瀬に向けて支度中。戦争で負傷した兵士を夫に持つサフィアは、夫に処方された薬物を常用する中毒者だ。敬虔なムスリムであるゼイナブは、これまでに一度も髪を切ったことがなく、女だけの美容室の中でも決してヒジャブを取ることはない。結婚式を今夜に控えたサルマ、臨月の妊婦ファティマ、ひどい喘息を患っているワファ、離婚経験のあるソーサン…それぞれの事情をもつ、個性豊かな女性たち。

戦火の中で唯一の女だけの憩いの場で四方山話に興じていると、通りの向こうで銃声が響き、美容室は殺りくと破壊の炎の中に取り残された…。

ガザの美容室 ガザの美容室 ガザの美容室

7/7(土)~

四万十〜いのちの仕舞い〜

四万十〜いのちの仕舞い〜

2017年/日本/108分/配給:株式会社ディンギーズ
監督・企画:溝渕雅幸
撮影:長谷川智明
製作統括:藤原福次

公式ホームページ

*本作は『UDCast』方式に対応した視覚障害者用音声ガイドが付いています。

生まれたら死ぬ 単純なことながら

T町の中央を大河四万十が流れる高知県四万十市。人々はその恩恵や時には脅威を受けながらも川と共に生きている。
四万十川流域の人々を医療の面で支える内科医の小笠原望さん。 彼が営む診療所には、毎朝早くから大勢の人が訪れる。 その一人ひとりに優しく語りかけ、話を聴き、そしてみる。 診療所に来られない人やその家族は、家や入居する施設へ往診する。 病を診るのではなく、患者さんをその家族も含め丸ごとみて、聴く。
大河四万十の流域で、人と自然の「いのち」に寄り添う、小笠原望さんの日々を追う。

本当の豊かさとは、本当の幸せとは。
人と人との繋がり、人と自然の繋がりがもたらすものとは?

高齢化が進む日本社会。今、人生の最終章の在り方が問われています。
私が取材を通じて人生を長く生きてきた方々からよく耳にする言葉は、『物質的な豊かさより精神的な豊かさを大切にしたい。』というものです。それは、人生の最終章を心穏やかに過ごすことに他ならないと感じています。
果たして「本当の豊かさ」や「本当の幸せ」は何処にあるのでしょうか?それはどのようなものなのでしょうか?私自身、年齢を重ねて、若いころに追いかけた豊かさ幸せと今求めるものはまるで違うものになっています。
本企画は、高知県四万十市で、地域のかかりつけの診療所を拠点に、在宅医療に取り組む小笠原望医師と四万十川の流域で暮らす人々との交流を見つめながら、「本当の豊かさ」や「本当の幸せ」の在処を探るモノです。
四季折々の表情を見せる四万十川の自然を背景に、今、失われつつある人と人の絆から、人生の意味を探りたいと考えています。
(企画・演出 溝渕雅幸)
四万十〜いのちの仕舞い〜 四万十〜いのちの仕舞い〜 四万十〜いのちの仕舞い〜

7/14(土)~

ワンダーランド北朝鮮

ワンダーランド北朝鮮

©Kundschafter Filmproduktion GmbH

2016年/109分/ドイツ・北朝鮮/配給:ユナイテッドピープル
監督:チョ・ソンヒョン

公式ホームページ

北朝鮮の“普通”の暮らしとその⼈々。
これはプロパガンダか?それとも現実か?
⼈々の幸せそうな表情に、⾃然エネルギーを活⽤した循環型な暮らし。
北朝鮮の予想外のリアル発⾒を発⾒するドキュメンタリー。


世界から隔離された国、北朝鮮に良いイメージを持っている⼈は少数派だろう。北朝鮮のイメージは⼤概、独裁国家で核開発を⾏う危ない国といったところだろう。しかし、それが本当に北朝鮮の姿なのだろうか?

韓国出⾝のチョ・ソンヒョン監督は、この問いの答えを探しに北朝鮮で映画制作を⾏うため韓国籍を放棄し、ドイツのパスポートで北朝鮮に⼊国。そして、エンジニア、兵⼠、農家、画家、⼯場労働者など“普通の⼈々”への取材を敢⾏した。

北朝鮮で制作する全ての映画は検閲を逃れられない。しかし、⾃由に取材活動が出来ない制約下でも “同胞”として受け⼊れられたチョ監督は、最⾼指導者への特別な感情を抱く普段着の表情の⼈々と交流し、意外と普通だが、予想外の北朝鮮の素顔を発⾒していく。

公務員画家の男性は、美しい⼥性を描くことを楽しみ、表情は明るい。デザイナーという⾔葉を知らない縫製⼯場で働く少⼥の夢は、“今までにない独創的な服を作る”こと。こんな“普通”の⼈々が登場する。
また、経済制裁下にある北朝鮮の⼈々の暮らしぶりは慎ましいが、どこか懐かしさを感じさせる。経済制裁を受け、⾃活せざるを得ない必要性から、⾃然エネルギーを活⽤する⼈々の暮らしが循環型であることは驚くべき事実である。
この映画が映し出すそんな普通の北朝鮮の⼈々の暮らしは、多くの⼈々が想像するステレオタイプなものとはまるで違うものだろう。
あなたの知らないもう⼀つの北朝鮮の姿が明らかになる。

ワンダーランド北朝鮮 ワンダーランド北朝鮮 ワンダーランド北朝鮮

7/21(土)~

キスできる餃子

キスできる餃子

 ©2018「キスできる餃子」製作委員会

2018年/日本/100分
監督・脚本:秦建日子
出演:足立梨花、田村侑久、佐野ひなこ、中島広稀、古川凛、浅野和之、麻生祐未
配給:ブロードメディア・スタジオ

公式ホームページ

バツイチ子持ち女子とイケメン人気ゴルファーとキスと餃子と――
奇跡のコラボレーションが焼きあがる!


イケメンの夫の浮気が原因で離婚した子連れのシングルマザー陽子。久しぶりに地元宇都宮に帰ってきたが、父が体調不良により実家の餃子屋「ふじた」を閉めていることを知り、自ら餃子屋の再開を決意。なんとか父親に認めてもらおうと、オリジナルの餃子作りに燃えていく中、新聞配達に来た青年、亮(田村侑久)にひと目惚れしてしまう。しかし、過去の反省から「男は顔で選んじゃダメ」と自分に言い聞かせる陽子だったが、餃子好きな亮との距離は次第に近づいていく。そんな中、陽子が亮の隠すある秘密を知ってしまったことから、二人の仲は微妙なものに…。果たして、店の再建と恋の行方はどうなる!?

宇都宮といえば「餃子」。
その餃子が「キス」とコラボレーション!?
“史上初の餃子×LOVEエンターテイメント”が観る人の心を優しく包み込む!


バツイチシングルマザー陽子役には、昨年主演映画が2本公開されこの4月からゴールデン帯連ドラ初主演も決まり、バラエティーでも大活躍の足立梨花。宇都宮で実際に餃子作りのレクチャーを受け撮影にのぞんだ。また人気プロゴルファーの亮役には、今や全国区の人気を獲得しているBOYS AND MENのメンバーである田村侑久。陽子の父親役に浅野和之、亮のエージェント役は麻生祐未と豪華な出演陣が作品を盛り上げる。脚本・監督は、「アンフェア」の原作や、数々の映画、テレビドラマの脚本を手がけるストーリーテリングの名手、秦建日子。
本作は、宇都宮市全面バックアップの下、準備、撮影され多くの地元市民が携わっている。餃子という誰でも馴染みのある食べ物を通じて地方を、日本を明るく元気にするエンターテイメントムービーが誕生した。

キスできる餃子 キスできる餃子 キスできる餃子

7/21(土)~

横浜見聞伝スター☆ジャン Episode:Final

横浜見聞伝スタージャン

2018年/日本/110分/配給:リヴィールエンタテインメント株式会社
監督:MOKU
原作:本位田牧
脚本:進藤雄太
主題歌:「beyond the time」BTOB
出演:関根裕介、内山眞人、萩野祟、秋山依里、大口兼悟、平子哲充、立花あんな(仮面女子)、森本亮治、杉原勇武、高橋直気、いしだ壱成、さとう珠緒

公式ホームページ

『誰かを想う気持ちは、僕らをもっともっと強くしてくれる…』


惑星エイチの皇女、星乃雫は、横浜に夢を叶えると言われる幻のエネルギー【プリズムスター】が眠るといういい伝えを信じ横浜に舞い降りる。しかし、彼女が横浜にやってきたことにより、彼女との結婚を叶えようと目論む悪の組織ブラックスターの総帥ネクラーも横浜に雫を追ってやってくる。ネクラーに襲われそうになっている雫を偶然通りかかった濱尾学が助けようとし、雫から【ココロコンパクト】を託されスター☆ジャンに変身してピンチを切り抜ける。弟の巡・探も巻き込み、プリズムスター探しの見聞が始まる。

コンパクトに操られるエイチの王の奪回とプリズムスターの回収を目的に地球に降り立つロイヤルガードの4人の戦士たち。ブラックスター星から将軍家の令嬢のエマニア(前田希美)とその部下たちも加わり、執拗に二人を攻撃するブラックスター軍。

ブラックナイトの正体は?その目論みは何か?

激しいプリズムスターの争奪戦が幕を開ける…

★横浜見聞伝スター☆ジャンは平成29年2月6日に神奈川県知事より『平成28年度犯罪のない安全安心まちづくり奨励賞』を頂きました★

★横浜見聞伝スター☆ジャンは、神奈川県の防犯ボランティア団体として登録されております★

横浜見聞伝スタージャン 横浜見聞伝スタージャン 横浜見聞伝スタージャン
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