ひとつの机、ふたつの制服

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2024年/109分/台湾/原題:夜校女生/カラー/中国語/配給:ムヴィオラ、マクザム
監督:ジュアン・ジンシェン(荘景燊)
脚本:シュー・フイファン(徐慧芳)、ワン・リーウェン(王莉雯)
出演:チェン・イェンフェイ(陳妍霏)、シャン・ジエルー(項婕如)、チウ・イータイ(邱以太)
提供:マクザム
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター

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⼤ヒットメーカー、ギデンズ・コーが⼤絶賛の⻘春コンプレックス・エンタテインメント!
90年代・台北。夜間部の私が同じ机を共有したのは全⽇制の可愛くて優秀な彼⼥だった。

受験に失敗し、強引な⺟の勧めにより名⾨⼥⼦校「第⼀⼥⼦⾼校」の”夜間部”に進学した⼩愛(シャオアイ)。同じ教室で同じ机を使うことになった全⽇制の成績優秀な⽣徒、敏敏(ミンミン)と、⼩愛は机に⼿紙を⼊れるやりとりから “机 友(きゆう)”=デスクメイトになる。夜間と全⽇制。制服は同じでも、胸の刺繍の⾊が違う。やがて⼩愛と敏敏はお互いの制服を交換し、ふたりで遊びに⾏くようになる。ある日、同じ男⼦校⽣を想っていることに気づき……。

昨年の第29回釜⼭国際映画祭でのワールドプレミアで評判を呼び、特別上映された第61回台北⾦⾺映画祭では、⽇本でもリメイクされたヒット作『あの頃、君を追いかけた』(2011)などで知られるギデンズ・コーが⼤絶賛したことで、さらに⼤きな話題となった台湾映画『ひとつの机、ふたつの制服』。⼤⼈には懐かしく、現在進⾏形の若者にはちょっぴり痛い。90年代の台北を舞台にした⻘春コンプレックス・エンタテインメントの誕⽣です!


「泣けるほどに懐かしい」
90年代の台北の魅⼒をぎっしり詰め込んだディテール。

映画は、⼩愛たちが第⼀⼥⼦⾼校に⼊学する1997年から彼⼥たちの⼤学⼊試、卒業、そして台湾⼤地震の1年後となる 2000年9⽉までを描く。90年代後半のどこか懐かしさを感じさせる街並み。当時の写真資料などから再現したヘアスタイルやファッション、キャラ⽂房具などのレトロ可愛いさ。また今やアジアを代表する世界的バンドで、90年代はまだ インディーズバンドだったMayday(五⽉天)や、当時の台湾でも⼤⼈気だった⽇本のバスケアニメ「SLAM DUNK」やテレビドラマドラマ「ビーチボーイズ」などが登場⼈物たちのキャラクター描写に効果的に使われ、映画の魅⼒を輝かせる。さらに、⼩愛の成⻑物語の鍵を握るのは、当時は新世代の⼥優として注⽬されていたハリウッド⼥優ニコール・キッドマンの存在と、90年代の台湾を語るときに絶対に⽋かせない1999年の921地震だ。そのほかにも90年代台北のリアルがたくさん詰め込まれ、当時を知る観客から「泣けてきちゃうほど懐かしい!」と拍⼿喝采が送られたディテールの素晴らしさにも注⽬を。


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料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800