4/4(土)~
蒸発
©2024 OSSA FILM, BR, MORI FILM
2024 年/ドイツ・⽇本/86 分/配給:アギィ
監督:アンドレアス・ハートマン、森あらた
撮影:アンドレアス・ハートマン
編集:カイ・アイアーマン(BFS)
⾳楽:ヤナ・イルマート&⽵原美歌
⾳響:ニルス・フォーゲル、リヌス・ニックル
プロデューサー:アンドレアス・ハートマン
共同プロデューサー:森あらた
助成:ドイツ連邦政府⽂化メディア庁(BKM) Film- und Medienstiftung NRW
イベント情報
4/4(土)上映後、森あらた監督の舞台挨拶がございます。
⽇本では毎年約8万⼈が失踪し
そのうち数千⼈が完全に消えるーー
⽇本では毎年、約8万⼈が失踪する。その多くはやがて帰宅するが、数千⼈は完全に姿を消してしまう。彼らは「蒸発者」と呼ばれる。理由は、⼈間関係のトラブル、借⾦、ヤクザからの脅迫など、さまざま。いわゆる「夜逃げ屋」の⽀援を受ける者もいる。すべてのしがらみを断ち、⾒知らぬ⼟地で、新しい⽣活を始める。深い喪失や挫折と、⼈⽣をゼロからやり直す希望が交差する。こうした「蒸発」という現象は、これまでも優れた⽂学や映画のモチーフになってきた。映画『蒸発』は、⽇本における蒸発の実態に迫ったドキュメンタリーだ。知られざる夜逃げ屋の仕事、そして失踪者と残された⼈々が抱える⼼の葛藤や、和解に⾄るまでの道のりを、没⼊感のある映像で描き出す。
本作は、ドイツ⼈映画作家アンドレアス・ハートマンと、ベルリンと東京を拠点に活動する映像作家・森あらたとのコラボレーションから⽣まれた。ドキュメンタリー映画祭の最⾼峰の⼀つ、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭では連⽇超満員を記録し、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭では最優秀作品賞を受賞。さらに40以上もの国際映画祭で注⽬を集め、ドイツ国内50館以上のアートハウスで上映され話題となった。そして今、その映画が、ついに撮影地である⽇本で劇場公開される。
なお、本作では、出演者たちの⾝元を保護する⽬的で、AI 技術を⽤い⼀部の顔や声に加⼯を施している。
上映日時
| 4/4(土) | 4/5(日) | 4/6(月)~4/10(金) | 4/11(土) | 4/12(日) | 4/13(月)~4/17(金) | 4/18(土)~4/24(金) |
| 14:15-15:41 | 14:25-15:51 | 14:10-15:40 | 16:05-17:35 | 16:30-17:56 | 16:00-17:30 | 18:50-20:20 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
4/4(土)~
ライフテープ
(C)『ライフテープ』製作委員会
2025年/101分/日本/DCP/ドキュメンタリー/配給:東風
監督・撮影・編集:安楽涼
出演:隆一、朱香、珀久、フィガロ
プロデューサー:大島新、前田亜紀
音楽:RYUICHI(EP「LIFE TAPE」より)
製作:すねかじりSTUDIO
制作協力:ネツゲン
毎週日曜日、4/5(日)と4/12(日)は日本語字幕付で上映します。
イベント情報
4/5(日)上映後、安楽涼監督の舞台挨拶がございます。
大切な記録は、愛おしい記憶になる。
「家族を撮ってほしい」——きっかけは祈るような幼なじみの言葉。
親友として、作家として、いま撮らずにはいられなかった。
ひときわあたたかくて、抱きしめたくなるドキュメンタリー。
「かわいい~♡」もちりとした白い肌に何度も頬をすりよせる朱香(あやか)。家族の未来を想い、音楽制作やダンスに取り組むアーティストの隆一。ふたりには珀久(はく)が生まれたばかり。3人と猫のフィガロの暮らしには笑顔が絶えない。
珀久は、約12万人にひとりという「メンケス病」を抱えている。銅の欠乏により様々な健康問題が生じる指定難病だ。出産から診断までの日記には現実をなんとか受け止めようとするふたりの切実な言葉がありのままに綴られていた。「あのときは、支えがお互いしかなかったよね」。逃げ場のない孤独と不安に向き合いつづけ、ここまで紡いできた日常——そうして家族は、珀久の喉の切開手術という大きな決断のときを迎えようとしていた。
「たとえ短い時間だったとしても、幸せに暮らしている俺ら家族を撮ってほしい」。祈りにも似た隆一の声に対して、親友として、作家として何ができるのか。自らに問いながら記録をつづけた本作は、これまで自身の経験を元に映画を制作してきた安楽涼にとって初のドキュメンタリー。座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル2025コンペ部門で出会った審査員の大島新が作品に惚れ込み、盟友の前田亜紀とともにプロデューサーを買って出た。
些細なのにきっと忘れられないやり取り、ふれてはじめて伝わる体温、ちいさな変化に出くわす瞬間。他愛なくてとてつもない〈存在〉の奇蹟をいくつも積み重ねながら、映画はどこまでも軽やかに編まれていく。
人が人を想う、願いを込めて優しくまなざす。カメラを見つめ返す幼子の瞳に映るこの世界は、ちゃんときらめいているだろうか。
これは、なぜだか誰かと生きずにはいられない私たちに手渡された、とびきり大切な“ライフテープ”。
上映日時
| 4/4(土) | 4/5(日)~4/10(金) | 4/11(土)~4/17(金) |
| 12:25-14:06 | 12:15-14:00 | 10:00-11:45 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
4/4(土)~1週間限定
生きているんだ友達なんだ
© 2025『⽣きているんだ友達なんだ』製作委員会
2026 年/⽇本/39分/カラー/ビスタサイズ/ステレオ/配給:フリック
脚本・監督:上野詩織
プロデューサー:⼭⽥咲季、宮沢⼀道
撮影:⼯藤雄太
照明:中川翔平
美術:浅⽥崇
録⾳:吉⽥篤史
主題歌:「Blurred」mabanua(origami PRODUCTIONS)
出演:永瀬未留、アサヌマ理紗、ジン・デヨン、笛木優子、じゅんいちダビッドソン
制作:株式会社Lieetz.
協⼒:伊参スタジオ映画祭、群⾺県中之条町
イベント情報
4/4(土)上映後、永瀬未留さん、上野詩織監督の舞台挨拶がございます。
無責任で、ワガママで、思い出してもいいところが全然ない。
だけど⼀緒にいるとなぜか居⼼地がいい。
そんな友⼈がある⽇突然、私の⼈⽣からいなくなった。
とある⽥舎町に暮らす優実(永瀬未留)には、⽯井(アサヌマ理紗)という年の離れた友達がいる。変わり者で、いい加減で、無責任。1分1秒をノリで⽣きているような⼥だが、どういうわけか優実と気が合った。優実は働かない⺟親(笛⽊優⼦)に代わり、毎⽇パチンコ店で働きながら家計を⽀えている。不幸でも幸せでもない、同じことが繰り返される、退屈な毎⽇。ある⽇、⽯井は「私たちは⼈⽣に問いかけられている」というメモと共に、突然 優実の前から姿を消す。その不思議なメモに導かれ、優実は⺟親の元を去る。そして5年後。都会での華やかな⽣活の中、優実はあの退屈な⽇々に思いを馳せる。⽯井さんは今、どこで、何をしているのだろうか――。
ドラマ「初恋、ざらり」「じゃあ、あんたが作ってみろよ」脚本家・上野詩織監督デビュー作
誰しもが経験したことのある出会いと別れ…実体験を基に「あの⼈」への思いを紡ぐ
脚本家としてドラマ「初恋、ざらり」「彼⼥がそれも愛と呼ぶなら」「じゃあ、あんたが作ってみろよ」など話題のドラマを⼿掛けてきた上野詩織の監督デビュー作となる映画『⽣きているんだ友達なんだ』。上野⾃⾝の学⽣時代の実体験を基に、「今隣にいる⼈と、これから先も当たり前のように会えるとは限らない」という思いで脚本の執筆を始めた。第19回伊参スタジオ映画祭でシナリオ⼤賞を⾒事受賞し、映画を完成。昨年、第21回⼤阪アジアン映画祭や第26回TAMA NEW WAVEインディ・フォーラム部⾨など国内の映画祭で上映され、誰しもが経験したことのある出会いと別れを丁寧に紡いだ物語が共感を呼んだ。
主⼈公の増⽥優実を演じるのは、『夜のまにまに』『 くすぶりの狂騒曲』『 NOT BEER』の出演など活躍⽬覚ましい永瀬未留。友⼈の失踪で⼈⽣を⾒つめ直す⼥性を等⾝⼤で演じる。さらに、突如姿を消す友⼈・⽯井はるかを『茶飲友達』『その誘惑』『満天の星の下で』など映画や舞台、ドラマなど活躍の場を広げるアサヌマ理紗、優実が働くパチンコ店の同僚・清⽔を『ドライブ・マイ・カー』『ガンニバル』のジン・デヨン、優実に依存する⺟親を笛⽊優⼦、パチンコ店の常連客をじゅんいちダビッドソンが演じ、個性的なキャスト陣が顔を揃えた。主題歌は、星野源、⽶津⽞師、藤原さくらといったミュージシャンの楽曲プロデュースや、⾃⾝もミュージシャンとして国内外のアーティストとコラボするなど活躍するmabanuaの「Blurred」。
*第19回伊参スタジオ映画祭シナリオ⼤賞受賞
上映日時
| 4/4(土) | 4/5(日)~4/10(金) |
| 17:50-18:29 | 17:40-18:25 |
料金
| 一般 | 大専・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1500 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
4/4(土)~1週間限定
石炭の値打ち
©Journeyman Pictures
1977年/イギリス/168分(第一部77分/休憩/第二部91分)/配給:スモモ
原題:The Price of Coal Part1・Meet the People/Part2・Back to Reality
監督:ケン・ローチ
脚本:バリー・ハインズ
出演:ボビー・ナット、リタ・メイ
ケン・ローチ監督の真骨頂、此処に有り!
のちに『麦の穂をゆらす風』(06)、『わたしは、ダニエル・ブレイク』(16)でパルムドールを2度受賞するイギリスの名匠ケン・ローチが、1977年にBBCのドラマ枠「プレイ・フォー・トゥデイ」のために制作したテレビ映画「石炭の値打ち (The Price of Coal)」は、二部構成の社会派ドラマ。1969年に公開された映画 『ケス』に続く、脚本家バリー・ハインズとのタッグ作品で、英国社会の象徴でもあった炭鉱という労働現場を舞台に、皇太子の視察訪問に右往左往する人々をコメディ調で描く第一部と、一転してハードでシリアスな第二部の二部構成で、炭鉱の人々の暮らしと人生がじっくりと描き出される。ケン・ローチ監督は、キャリア初期の本作においても、ドキュメンタリー的手法と即興的な演出、非職業俳優の起用といった一貫したスタイルで、現実に生きる労働者の感覚や空気感を捉え、“人間の尊厳”への眼差しを向ける。はみ出し者映画の特集イベント「サム・フリークス Vol.27」で上映された際には、満席となり上映終了後には拍手喝采に包まれた。日本では未ソフト化・未配信のため見逃されていたケン・ローチ監督の最高傑作の一つである大作『石炭の値打ち』が遂に劇場初公開を果たす。
第一部「炭鉱の⼈々(Meet the People)」
イギリス皇太⼦の炭鉱訪問を控えた炭鉱町が、急ごしらえの“演出”とも⾔えるような清掃や修繕をして、労働者たちが公式⾏事のためだけに動員される過程を、ユーモアとアイロニーを交えて描く。炭鉱の実態には⾒て⾒ぬ振りをし、形ばかりの体裁を整える当局の姿勢と、それに翻弄される労働者たちの姿には、階級社会の構造的な滑稽さと暴⼒性が鋭く映し出されている。
第二部「現実との直⾯(Back to Reality)」
第一部から⼀転して、炭鉱労働における労働者への⼈権軽視と管理体制のずさんさが引き起こす事故の悲劇を、淡々と、痛切に描写していく。死と隣り合わせで働く炭鉱夫たちと、その悲劇に直⾯した家族たちの現実に、観客は否応なく向き合うことになる。劇的な煽りが無い、そのリアリズムゆえに観る者の胸に深く突き刺さる。
上映日時
| 4/4(土) | 4/5(日)~4/10(金) |
| 18:55-22:00 | 18:35-21:40 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
3/28(土)~
金子文子 何が私をこうさせたか
©旦々舎
2025年/日本/121分/製作・配給:旦々舎
監督:浜野佐知
企画:鈴木佐知子
脚本:山﨑邦紀
撮影監督:高間賢治(JSC)
制作:森満康巳
助監督:永関勇
編集:目見田健
音楽:吉岡しげ美
出演:菜葉菜、小林且弥、三浦誠己、洞口依子、吉行和子、菅田俊、白川和子、大方斐紗子、結城貴史、和田光沙、鳥居しのぶ、咲耶、佐藤五郎、足立智充、贈人、浅野寛介、森了蔵、関根大学、巣山優奈
イベント情報
3/28(土)上映後、浜野佐知監督、菜葉菜さん、三浦誠己さん(予審判事・平松懐清役)の舞台挨拶がございます。
4/4(土)上映後、菜葉菜さん(主演)、結城貴史さん(栃木支所長・前田吉文役)の舞台挨拶がございます。
100年前、日本の国家権力に全力で抗った虚無主義者/無政府主義者・金子文子 死刑判決から獄中での自死に至る121日間を描く。
1923年9月、朝鮮人の虚無主義者/民族主義者の朴烈と共に検束され、1926年3月、大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。恩赦で無期に減刑され、栃木女子刑務所に送られたが、7月23日、独房で自死した。没年23歳。金子文子は、なぜ死んだのか?大審院の死刑判決の後、栃木女子刑務所で自死するまで何があったのか。本作は、残された生の声を伝える短歌をもとに、これまで空白であった死刑判決から自死に至る121日間の、文子のたったひとりの闘いを描く。
メガホンを取ったのは、1971年にピンク映画で監督デビューし、300本を超える映画を監督・制作してきた浜野佐知。自主制作作品では、尾崎翠(作家)、湯浅芳子(ロシア文学者)、宮本百合子(作家)など100年前の日本で自らを曲げることなく生きた女性たちを描いてきた浜野監督が、長年映画化を切望し続けた金子文子の最後の孤独な闘いを監督人生の集大成として完成させた。主演には、菜葉菜。『百合子、ダスヴィダーニヤ』『雪子さんの足音』で浜野監督作品に出演し、その演技力から文子役として抜擢。最後まで国家権力に抵抗した文子の魂の叫びを体現した。また文子の同志・朴烈には、監督としても活躍している小林且弥。予審判事・立松懐清には、三浦誠己。ほか、浜野作品に馴染みの深い吉行和子、白川和子、大方斐紗子、洞口依子、鳥居しのぶに加え、和田光沙、咲耶、菅田俊、足立智充、結城貴史、佐藤五郎など個性的な俳優陣が集結。脚本は山﨑邦紀、撮影監督は高間賢治、音楽監督は吉岡しげ美。長野県松本市にある戦前の裁判所や刑務所を移築した「松本市歴史の里」などで撮影された。
上映日時
| 3/28(土) | 3/29(日)~4/3(金) | 4/4(土)~4/10(金) | 4/11(土) | 4/12(日) | 4/13(月)~4/17(金) | 4/18(土)~4/24(金) |
| 12:10-14:11 | 11:45-13:50 | 10:00-12:05 | 17:45-19:50 | 18:05-20:10 | 17:45-19:50 | 20:30-22:35 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
3/28(土)~
湯徳章―私は誰なのか―
© 2024角子影音製作有限公司
2024年/台湾/93分/配給:太秦
原題:尋找湯德章
監督・撮影:黃銘正(ホァン・ミンチェン)、連楨惠(リェン・チェンフイ)
プロデューサー:連楨惠(リェン・チェンフイ)
出演:鄭有傑(チェン・ユウチェー)
企画・製作:角子影音製作有限公司
監修:栖来ひかり
日本語字幕:加藤浩志
後援:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター
イベント情報
3/28(土)上映後、黃銘正(ホァン・ミンチェン)監督、連楨惠(リェン・チェンフイ)監督のオンライン舞台挨拶がございます。
彼の最期から半世紀―
民主化とともにその名が刻まれた
時を経て語られる、激動の人生を歩んだ一人の男の生涯
1947年3月13日、今では整備されたロータリーの中心にある公園で一人の男が処刑された。彼が生まれたのは1907年、台湾が日本の植民地であった頃。先住者と日本からの移住者との間に発生する摩擦のなかで、「台湾人」というアイデンティティが形成された時代でもあった。日本の敗戦後、ほどなくして台湾は中華民国政府の統治下に置かれるが、国民党政権の抑圧や腐敗に、台湾の民衆は不満と怒りを募らせていく。その衝突をきっかけに「二二八事件」が起こり、以降、長きにわたる言論弾圧と戒厳令が敷かれる。事件にまつわる人や物事を語ることは禁じられ、台湾の記憶の奥に静かに封じられていった。
台南には、湯徳章の名を冠した旧居や道路が残されているが、多くの台湾人、さらには台南の地元住民でさえ、彼の人物像を知る者は少ない。映画は彼の足跡をたどる旅に観客を導いていく。息子(養子)や姪、果物屋の店主、ジャーナリスト、歴史家、作家、当時の新聞記事…。彼と関わりのあった人々の証言や記録を紐解きながら湯徳章の人物像、そして彼が歩んだ人生の輪郭を少しずつ浮かび上がらせていく。
台湾の未来を切り開こうとしながらも、その志を果たす前に命を奪われた彼の想いとは——。これは、湯徳章のアイデンティティを探求する物語だけではない、台湾の記憶をたどる物語。
湯徳章(トゥン・テッチョン)
1907年、日本人の父と台湾人の母のもとに生まれた。警察官として社会に身を置くが、その後、日本にわたって司法を学び弁護士資格を取得。台南に戻り、弁護士として人々のため尽力した。1947年、二二八事件が勃発し、湯徳章は身を挺して混乱の収拾に尽力し多くの市民を守ったが、軍に逮捕され拷問を受け、町中を引き回されたうえで台南市の中心部にある民生緑園(現・湯徳章記念公園)で公開処刑された。40歳という若さであった。
上映日時
| 3/28(土)~4/3(金) | 4/4(土) | 4/5(日) | 4/6(月)~4/10(金) |
| 10:00-11:35 | 16:10-17:43 | 16:00-17:33 | 15:50-17:30 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |