現在上映作品

1/23(金)~

黒の牛

黒の牛

© NIKO NIKO FILM / MOOLIN FILMS / CINEMA INUTILE / CINERIC CREATIVE / FOURIER FILMS

2024年/日本=台湾=アメリカ/114分/スタンダード&シネマスコープサイズ/5.1chサラウンド/白黒&カラー/配給:ALFAZBET/ニコニコフィルム/ムーリンプロダクション
監督・脚本・編集:蔦哲一朗
プロデューサー:市山尚三、エリック・ニアリ、黄インイク、アレックス・ロー
共同プロデューサー:饒 紫娟
撮影監督:青木穣
脚本:久保寺晃一、上田真之、熊野桂太
美術:部谷京子
衣装:大塚満
録音:岩間翼、大町響槻
サウンドデザイン:周震、松野泉
音楽:坂本龍一
出演:リー・カンション、ふくよ(牛)、田中泯、須森隆文、ケイタケイ ほか
製作:ニコニコフィルム、ムーリンプロダクション、CINEMA INUTILE、シネリック・クリエイティブ、フーリエフィルムズ

公式ホームページ

イベント情報
1/25(日)上映後、リー・カンションさん、蔦哲一朗監督の舞台挨拶がございます。

来場者プレゼント
「⼗⽜図」ステッカー
十牛図特典画像 禅に伝わる悟りまでの道程を⼗枚の⽜の絵で表した「⼗⽜図(じゅうぎゅうず)」から着想を得て制作された本作にちなみ、10の段階を表した『⿊の⽜』オリジナルデザインのステッカーを作成
公開初⽇より、先着順でお配り致します
※数量限定、なくなり次第終了、ランダムでの配布となりますので、絵柄はお選びいただけません。

内なる宇宙と森羅万象。禅に伝わる「十牛図」から紐解く、大いなる円環

急速に変わりゆく時代。住む山を失い、放浪の旅を続けていた狩猟⺠の男は、山中で神々しい黑い牛と邂逅する。男は抵抗する牛を力ずくで連れ帰り、人里離れた⺠家で共に暮らしはじめる。生きるために大地を耕しはじめた男と牛だったが、自然の猛威の前に、息を合わせることができない。しかし、ある禅僧との出会いをきっかけに、次第に心を通わせていく──。

リー・カンション×⽥中泯 ×坂本⿓⼀

主演は、ツァイ・ミンリャン作品で知られる台湾の名優リー・カンション。映画『国宝』で歌舞伎役者・⼩野川万菊役で強烈な印象を残したダンサーの⽥中泯が禅僧として出演。音楽には、⽣前本作への参加を表明していた坂本⿓⼀の楽曲を使⽤し、場所や時代を超越した世界観をさらに深く印象づけている。

日本初70mmフィルムを一部使用、完成まで8年を要した壮⼤なスケールの映像詩 「フィルム以外では映画を撮らない」と明言し、独自の映像哲学を貫く蔦哲一朗監督。本作も全編をフィルムで撮影し、⻑編劇映画としては⽇本初となる70mmフィルムも⼀部で使⽤した。⽇本・台湾・アメリカの3か国が⼿を携えた国際共同製作で、8年もの歳月と想像を超える情熱の末に生み出された、壮⼤なスケールの映像詩である。

黒の牛 黒の牛 黒の牛

上映日時

1/23(金) 1/24(土)~1/30(金) 1/31(土) 2/1(日)~2/6(金) 2/7(土)、2/8(日) 2/9(月)~2/13(金)
13:40-15:40 11:40-13:35 14:30-16:25 14:20-16:15 20:30-22:25 20:15-22:10

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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1/24(土)~

特集 ロッセリーニ×ゴダール[2つのゼロ年]

2つのゼロ年

特集

ロッセリーニ×ゴダール

[2つのゼロ年]

特集

ロッセリーニ×ゴダール

[2つのゼロ年]

2人の巨匠が描く、2つの[ゼロ年]

第二次世界大戦後の廃墟と化したベルリンを舞台に、ひとりの少年を通して戦争がもたらす残酷さを描いたロベルト・ロッセリーニの『ドイツ零年』(1948)と、ベルリンの壁崩壊の翌年、東ドイツに潜伏していた老スパイの西側への帰還の旅を描いたジャン=リュック・ゴダールの『新ドイツ零年』(1991)。1945年をドイツにとっての《ゼロ年》と示し、戦後ベルリンの“虚無の廃墟”を冷徹に描いたロッセリーニに対し、ゴダールは東西ドイツが統合された1990年を《新ゼロ年》として、ふたたび“虚無の廃墟”にもどされたドイツを見つめ直した。戦後80年、東西ドイツ統一35年を迎える2025年、思いがけない、だが必然にみちた2作品の邂逅が実現する。

公式サイト https://www.zaziefilms.com/zero/

配給 ザジフィルムズ

入場料一般1,900円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円

前売券全国共通鑑賞2回券 2,600円(税込)を当館受付にて発売中!特典:ポストカードセットをプレゼント!

イベント情報
『新ドイツ零年』1/24(土)上映後、渋谷哲也さん(日本大学教授/ドイツ映画研究)のトークイベントがございます。

オンラインチケット購入

上映スケジュール

1/24(土) 1/25(日) 1/26(月) 1/27(火) 1/28(水) 1/29(木) 1/30(金)
ドイツ零年13:45ー15:00
ドイツ零年
ドイツ零年14:15ー15:30
ドイツ零年
ドイツ零年13:45ー15:00
ドイツ零年
ドイツ零年13:45ー15:00
ドイツ零年
ドイツ零年13:45ー15:00
ドイツ零年
ドイツ零年13:45ー15:00
ドイツ零年
ドイツ零年13:45ー15:00
ドイツ零年
新ドイツ零年15:10ー16:12
新ドイツ零年
上映後トーク
渋谷哲也さん
新ドイツ零年15:40ー16:42
新ドイツ零年
新ドイツ零年15:10ー16:15
新ドイツ零年
新ドイツ零年15:10ー16:15
新ドイツ零年
新ドイツ零年15:10ー16:15
新ドイツ零年
新ドイツ零年15:10ー16:15
新ドイツ零年
新ドイツ零年15:10ー16:15
新ドイツ零年

予定表 横にスクロールできます

1/31(土) 2/1(日) 2/2(月) 2/3(火) 2/4(水) 2/5(木) 2/6(金)
ドイツ零年18:15ー19:30
ドイツ零年
ドイツ零年18:05ー19:20
ドイツ零年
ドイツ零年18:05ー19:20
ドイツ零年
ドイツ零年18:05ー19:20
ドイツ零年
新ドイツ零年18:05ー19:10
新ドイツ零年
新ドイツ零年18:05ー19:10
新ドイツ零年
新ドイツ零年18:05ー19:10
新ドイツ零年
新ドイツ零年19:40ー20:45
新ドイツ零年
新ドイツ零年19:30ー20:35
新ドイツ零年
新ドイツ零年19:30ー20:35
新ドイツ零年
新ドイツ零年19:30ー20:35
新ドイツ零年
ドイツ零年19:20ー20:35
ドイツ零年
ドイツ零年19:20ー20:35
ドイツ零年
ドイツ零年19:20ー20:35
ドイツ零年

予定表 横にスクロールできます

作品紹介

ドイツ零年

ドイツ零年

© Cinecittà Luce, CSC – Cineteca Nazionale, Cineteca di Bologna, Coproduction Office.

1948年/イタリア/74分/ドイツ語/モノクロ
原題:Germania anno zero
監督:ロベルト・ロッセリーニ
脚本:ロベルト・ロッセリーニ、マックス・コルペット、カルロ・リッツァーニ
撮影:ロベール・ジェイヤール
音楽:レンツォ・ロッセリーニ
出演:エドムント・メシュケ、エルンスト・ピットシャウ、インゲトラウト・ヒンツェ、フランツ・クリューガー

ナチス・ドイツが崩壊した1945年=[ゼロ年]
一人の少年を通して描かれる 戦争がもたらす残酷さ

ナチス・ドイツ崩壊後のベルリン。病弱で寝たきりの父、元ナチ党員で警察を恐れて家に引きこもる兄、家計を助けながら父の看病をする姉と、間借りした狭い部屋に暮らす少年エドモンドは、父と兄に代わってお金を稼ぐために、学校にも行かず、毎日廃墟のような街をさまよっている。ある日、エドモンドは小学校の担任教師だったエニングに街中で出会う。学校を追放され、今は闇商売に手を染めるエニングが説くナチス思想に、無垢なエドモンドは次第に感化され……。

新ドイツ零年

新ドイツ零年

© BRAINSTORM 1991. Licensed through ECM Records GmbH

1991年/フランス/62分/フランス語、ドイツ語など/カラー
原題:Allemagne année 90 neuf zéro
監督・脚本:ジャン=リュック・ゴダール
撮影:クリストフ・ポロック、ステファン・ベンダ、アンドレアス・エルバン
出演:エディ・コンスタンティーヌ、ハンス・ツィシュラー、クラウディア・ミヒェルゼン、アンドレ・ラバルト
字幕翻訳:堀 潤之

東西ドイツが統合された1990年=[新ゼロ年]
東ドイツに潜伏していた老スパイの“西”への帰還の旅

前年にベルリンの壁が崩壊した1990年のドイツ。西ドイツ側のスパイとして東ベルリンに30年間潜伏していた諜報員レミー・コーションのもとへ、軍情報部のゼルテン伯爵がやってくる。「すべて終わった」と告げられたレミーは、彼に勧められるがまま、西側への帰還を目指して東ドイツを大きく迂回する旅に出る。トーマス・マンの小説の登場人物を思わせる娘シャルロッテや、ドン・キホーテとサンチョ・パンサなど、様々な人々と出会いながらレミーは西側にたどり着く……。

1/24(土)~

アフター・オール・ディーズ・イヤーズ デジタル・リマスター版

アフター・オール・ディーズ・イヤーズ

©cinemadrifters

2010→2025年/マレーシア・中国・日本/98分/モノクロ+カラー/DCP/ステレオ
英題:After All These Years
監督・脚本:リム・カーワイ
撮影:メイキン・フォン・ビンフェイ(馮炳輝)
録音:山下彩
編集:奥原浩志、Phillip Lin
美術:Amanda Weiss
音楽:Albert Yu
配給:Cinema Drifters
宣伝:大福
出演:大塚匡将、ゴウジー(狗子)、ホー・ウェンチャオ(何文超)

公式ホームページ

イベント情報
1/24(土)、25(日)上映後、リム・カーワイ監督の舞台挨拶がございます。
1/26(月)上映後、相田冬二さん(映画批評家)、リム・カーワイ監督のトークイベントがございます。

リム・カーワイ幻のデビュー作が15年の時を経て蘇る
自己存在への恐怖、日常からの逃避を圧倒的な構造美で描き出した、鮮烈なるデビュー作

大阪を拠点に、香港、中国、バルカン半島などで映画を製作し、どこにも属さず彷徨う“シネマドリフター(映画流れ者)”を自称する映画監督リム・カーワイ。その原点となる『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』がデジタル・リマスター版として、15年の時を経てスクリーンに蘇る。

2010年、『アフター・オール・ディーズ・イヤーズ』は香港国際映画祭をはじめ、各国の映画祭で絶賛され、黒沢清監督は、「アジアのパワーと混沌が、ヨーロピアンな深い思索をもって構築され、最後にはまるでハリウッド映画のような興奮で観客の心を釘付けにする・・・世界映画の理想的なカタチがここにある。」と語った。

2000 年代末の混沌とした時代が生み出した、 無国籍インディペンデント映画の奇跡─

10年ぶりに故郷に帰ってきたア・ジェ。
しかし、家族でさえ彼の存在を知る者はいない─
唯一ア・ジェを覚えているのは、レストランの店主ラオ・ファンだけだ。
ラオ・ファンに連れられ、秘密の鍵を握る男に会いに行くが、ア・ジェは殺人の濡れ衣をきせられ処刑されてしまう…。
死んだはずのア・ジェが、再び街に戻ってきた。
空虚な日常を生きるラオ・ファンは、過ぎし日々に思いを寄せる。
町に起こる奇怪な事件をきっかけに、彼らは新しい人生を手に入れられるのか─
第一部で自己の存在についての恐怖と疑いを、第二部で退屈な日常生活からの逃避を、空想と幻想を通して描かれていく。
二つの異なった視点で世界を覗いたとき、観客は自然と白昼夢に引き込まれていく─


アフター・オール・ディーズ・イヤーズ アフター・オール・ディーズ・イヤーズ アフター・オール・ディーズ・イヤーズ

上映日時

1/24(土)、1/25(日) 1/26(月)~1/30(金) 1/31(土) 2/1(日)~2/6(金)
16:50-18:28 16:25-18:05 20:55-22:35 20:45-22:25

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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1/24(土)~

テイク・ミー・サムウェア・ナイス

テイク・ミー・サムウェア・ナイス

© 2019(PUPKIN)

2019年/オランダ・ボスニア/91分/配給:クレプスキュール フィルム
原題:TAKE ME SOMEWHERE NICE
監督・脚本:エナ・センディヤレヴィッチ
撮影:エモ・ウィームホフ
編集:ロット・ロスマーク
音響:ヴィンセント・シンセレッティ
音楽: エラ・ファン・デル・ワウデ
出演:サラ・ルナ・ゾリッチ、エルナド・プルニャヴォラツ、ラザ・ドラゴイェヴィッチ

公式ホームページ

入場者プレゼント
初日ご来場のお客様にポストカード(3種の中からランダムで1枚)をプレゼント!
※絵柄はお選びいただけません。
※数量限定、なくなり次第終了です。

オランダからボスニアへ 少女でも大人でもないアルマの”自分探し”の旅が始まる。
誰か連れ出して…この退屈な世界から

揺れるカーテンの隙間からのぞいたブティックのミラーが、ワンピースを選ぶ一人の少女を映している。アルマ──オランダ生まれのボスニア人。両親は戦火に揺れた祖国を離れ、オランダで彼女を育ててきた。やがて父はひとり祖国へ戻り、消息は遠ざかっていた。そんな父が入院したという知らせが届き、母に言われるまま、アルマはたったひとりでボスニアへと向かう。
ボスニアの空港で彼女を出迎えたのは、従兄のエミル。終始ぶっきらぼうな態度で、アルマをアパートに連れ帰っても言葉少な。やがて「急ぐから」とアルマを部屋に置き去りにしてしまう。キャリーケースは壊れ、荷物も取り出せないまま。居場所のない空間に身を持て余し、アルマは街へ出た。そして衝動のように、髪を金色に染める。その夜、アパートの扉の前で眠り込んでいた彼女に声をかけたのは、エミルの“インターン”を名乗るデニスだった。彼だけが、アルマの話に耳を傾けてくれる。
翌日。父のいる町・ポドべレジイェを目指し、小さなスーツケースを引いてバスに乗り込んだアルマ。だが休憩の間に、バスは彼女を置き去りにし、荷物だけを乗せたまま走り去ってしまう…。

この物語は、アルマ同様にボスニア生まれオランダ育ちのエナ・センディヤレヴィッチ監督による長編デビュー作。監督が心酔するジム・ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』に影響を受けて描かれた作品だ。男女3人の主要キャラクター、静的でミニマルな演出、ゆったりと流れる時間、そして余白に満ちた空間。さらにアイデンティティが不確かな主人公の”自分探し”という普遍的なテーマを追求した本作は、世界中から優れたインディペンデント映画が集うロッテルダム国際映画祭コンペティション部門でタイガーアワードを受賞し、国際的にも高く評価された。
少女から大人になるとは、どういうことなのだろうか。母と父という異なるアイデンティティを持つアルマの本当の居場所はどこなのか。オランダでもなくボスニアでもない、彼女にとっての素敵な居場所とは何だろう。
心地よい風と太陽、水の煌めき…アルマに「とびっきりの夏」はいつ訪れるのだろうか──。


テイク・ミー・サムウェア・ナイス テイク・ミー・サムウェア・ナイス テイク・ミー・サムウェア・ナイス

上映日時

1/24(土)~1/30(金) 1/31(土) 2/1(日)~2/6(金)
10:00-11:31 16:35-18:06 16:25-17:56

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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1/17(土)~

白の花実

白の花実

©2025 BITTERS END/CHIAROSCURO

2025年/日本/110分/配給:ビターズ・エンド
英題::White Flowers and Fruits
監督・脚本・編集:坂本悠花里
プロデューサー:山本晃久
音楽:フジモト ヨシタカ
脚本協力:田中幸子、大江崇允
撮影:渡邉寿岳
出演:美絽、池端杏慈、蒼戸虹子、河井青葉、岩瀬亮、山村崇子、永野宗典、田中佐季、伊藤歩、吉原光夫、門脇麦

公式ホームページ

完璧な少女は、なぜ屋上から飛び降りたのか――?
これまでの少女映画が触れなかった、“死の向こう側”へ――
かつて観たことのない奇妙で美しい“ファントム・ファンタジー”、誕生。

周囲に馴染めず、転校を繰り返す杏菜が、新たな寄宿学校で出会ったのは、美しく完璧な少女・莉花。しかし、莉花は突然、屋上から飛び降りて命を絶ってしまう。残されたのは一冊の≪日記≫。ページをめくるたび、莉花の苦悩や怒り、痛み—— そして、言葉にできなかった“ある秘密”が浮かび上がる。その秘密に触れた杏菜と少女たちの心は揺さぶられ、初めて“自分”と向き合い始める。やがて日記から青白く揺れる“鬼火”のような魂が現れ、杏菜の心に静かに入り込む。その魂に導かれ、杏菜は予想もつかない行動へと踏み出す——。観る者は知らず知らずのうちに、その奇妙で美しい世界へと引き込まれていく。

第73回サン・セバスティアン国際映画祭New Directors部門のクロージング作品として選出され、現地のワールドプレミア上映後には熱い喝采を浴びた本作。
監督を務めたのは、『21世紀の女の子』(19)の一篇「reborn」で注目を集め、中編「レイのために」(19)や短編「木が呼んでいる」(20)など数々の映画賞を受賞した経歴をもつ坂本悠花里。少女たちの繊細な感情を耽美にすくいとった唯一無二の映像感覚で、鮮烈な長編映画デビューを飾る。
本作は、周囲に馴染めず転校を繰り返してきた主人公・杏菜が、転校先の寄宿学校で出会った、美しく完璧なルームメイト・莉花の突然の死をきっかけに、残された≪日記≫と、莉花の“魂”に静かに侵食され、心を揺るがせていく物語。
これまでの少女映画では描かれなかった、“死の向こう側”へとそっと踏み込んでいく、かつて観たことのない、“ファントム・ファンタジー”がここに誕生した。


白の花実 白の花実 白の花実

上映日時

1/17(土)~1/23(金) 1/24(土)~1/26(月) 1/27(火)~1/30(金)
11:35-13:30 18:50-20:40 18:15-20:05

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

1/17(土)~

サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025

サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025

サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025

1/17(土)―2/6(金)

サタジット・レイ レトロスペクティブ 2025

1/17(土)―2/6(金)

黒澤明、マーティン・スコセッシ、
フランシス・フォード・コッポラ、ウェス・アンダーソン……
世界の巨匠たちが愛してやまない映画界の巨人

サタジット・レイ監督

Photo by Tamaki MATSUOKA

サタジット・レイ(1921-1992)

1921年5月2日、インドのコルカタ生まれの映画監督、脚本家、作曲家、小説家、カリグラファー、イラストレーター。ベンガル地方屈指の名家・レイ家の出身で、詩人で画家の祖母と、文学者であり画家でもあった父シュクマル・レイの影響を強く受けて育つ。コルカタ大学では経済学を専攻し、その後、ノーベル文学賞にも輝く詩人ラビンドラナート・タゴールが創設したサンティニケタン大学に進学し、タゴールから深い芸術的・思想的影響を受ける。1942年からはイギリス系の広告会社にて広告デザイナーとして活動する傍ら、映画への情熱を育む。1949年には「カルカッタ(コルカタ)・フィルム・ソサエティ」の創設に参加。同年、ジャン・ルノワールが『河』の撮影のためインドを訪れた際に彼のアシスタントを務め、またヴィットリオ・デ・シーカやルキノ・ヴィスコンティらのネオレアリズモ映画に触発され、自らの映画制作を決意する。
1951年に初監督作『大地のうた』の制作に着手。1955年に完成させ、翌年カンヌ国際映画祭でベストヒューマンドキュメント賞を受賞。その後も、オプー三部作として知られる『大河のうた』、『大樹のうた』を完成させ、名声を不動のものとする。その生涯で30本を超える映画を制作し、インド映画界のみならず、世界中の映画人に計り知れない影響を与えた。彼の作品は人間の本質に迫る深い洞察と、詩的な映像、音楽のセンスによって、今なお色褪せることがない。

公式サイト https://satyajit-ray2025.com/

提供 JAIHO

配給 グッチーズ・フリースクール

入場料一般1,900円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円

入場者プレゼント
ご来場のお客様に各作品ポスタービジュアルポストカード(6種の中からランダムで1枚)をプレゼント!
※絵柄はお選びいただけません。※数量限定、なくなり次第終了です。

オンラインチケット購入

上映スケジュール

1/17(土) 1/18(日) 1/19(月) 1/20(火) 1/21(水) 1/22(木) 1/23(金)
音楽サロン15:35ー17:20
音楽サロン
ビッグ・シティ15:35ー17:51
ビッグ・シティ
チャルラータ15:35ー17:40
チャルラータ
主人公15:35ー17:40
主人公
臆病者15:35ー16:45
臆病者
エレファント・ゴッド15:35ー17:45
エレファント・ゴッド
音楽サロン15:50ー17:35
音楽サロン
聖者16:55ー18:05
聖者

予定表 横にスクロールできます

1/24(土) 1/25(日) 1/26(月) 1/27(火) 1/28(水) 1/29(木) 1/30(金)
チャルラータ20:55ー22:55
チャルラータ
主人公20:55ー22:55
主人公
音楽サロン20:55ー22:40
音楽サロン
聖者20:15ー21:25
聖者
エレファント・ゴッド20:15ー22:25
エレファント・ゴッド
ビッグ・シティ20:15ー22:35
ビッグ・シティ
音楽サロン20:15ー22:00
音楽サロン
臆病者21:35ー22:45
臆病者

予定表 横にスクロールできます

1/31(土) 2/1(日) 2/2(月) 2/3(火) 2/4(水) 2/5(木) 2/6(金)
聖者10:00ー11:07
聖者
エレファント・ゴッド10:00ー12:10
エレファント・ゴッド
主人公10:00ー12:05
主人公
チャルラータ10:00ー12:05
チャルラータ
ビッグ・シティ10:00ー12:16
ビッグ・シティ
音楽サロン10:00ー11:50
音楽サロン
チャルラータ10:00ー12:05
チャルラータ
臆病者11:15ー12:25
臆病者

予定表 横にスクロールできます

作品紹介

音楽サロン デジタルリマスター日本劇場初公開

音楽サロン デジタルリマスター

COPYRIGHT 1956/ALL RIGHT RESERVED ANJAN BOSE

1958年/100分/原題:Jalsaghar/英語題:The Music Room
製作・監督・脚本:サタジット・レイ
原作:タラションコル・ボンドバッダエ
撮影:シュブロト・ミットロ
編集:ドゥラル・ドット
美術:ボンシ・チョンドログプト
音楽:ヴィラーヤト・カーン
出演:チョビ・ビッシャシュ、ゴンガポド・ボシュ、カリ・ショルカル

20世紀初頭のベンガル地方。地主ビッションボル・ラエは、経済的に困窮しながらも、かつての栄光と誇りにしがみつくように、音楽と舞踊に耽る日々を送っている。隣人である新興の実業家ガングリに対して対抗心を燃やしたロイは、最後の誇りをかけて、自らの音楽サロンで盛大な演奏会を開く。
世界中の映画製作者に影響を与えた、レイ監督の芸術性と映像美が際立つ傑作。音楽監督はシタール奏者の巨匠ヴィラーヤト・カーンが務め、演奏会以外の場面でも有名演奏家が多数出演している。

ビッグ・シティ デジタルリマスター

ビッグ・シティ デジタルリマスター

COPYRIGHT 1963/ ALL RIGHTS RESERVED RDB ENTERTAINMENTS

1963年/136分/原題:Mahanagar/英語題:The Big City
監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
原作:ノレンドロナト・ミットロ
撮影:シュブロト・ミットロ
編集:ドゥラル・ドット
美術:ボンシ・チョンドログプト
出演:マドビ・ムカルジ、オニル・チャタルジ、ヘレン・チャタルジ

平凡な銀行員シュブロトは家族で唯一の働き手。ある時シュブロトの妻アロティは、(主婦は家にいるべきという)慣習と義父の反対を振り切って訪問販売員としての職を得る。アロティは仕事で順調に評価され自信と経済的自立を手にするが、その状況を受け入れることができない夫は妻に離職を迫る。
レイ監督が初めてネオリアリズモへの挑戦を試みた作品であり、物語は1955年当時のコルコタの日常を描く。貧しい下層・中流階級を襲う社会経済的な苦悩に焦点を当て、それを主人公女性の自立を通じて表現している。

*ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞

チャルラータ デジタルリマスター

チャルラータ デジタルリマスター

COPYRIGHT 1964/ ALL RIGHTS RESERVED RDB ENTERTAINMENTS

1964年/119分/原題:Charulata/英語題:Charulata
監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
原作:ラビンドラナート・タゴール
撮影:シュブロト・ミットロ
編集:ドゥラル・ドット
美術:ボンシ・チョンドログプト
出演:マドビ・ムカルジ、ショウミットロ・チャタルジ、ショイレン・ムカルジ

1880年頃のカルカッタ(現コルカタ)。美しいチャルラータは、外界から隔絶されたヴィクトリア朝時代の華美な邸宅で当てもなく毎日を過ごしている。理想主義的な知識人の夫ブポティはそんな妻を愛し支えているものの、新しい政治新聞の発行に追われ妻との時間が思うようにとれない。そんな折、ブポティのいとこのアマルが訪ねて来ると、ブポティはチャルラータに眠る文才を開花させてほしいとアマルに頼む。
愛、理想主義、失望、そして悲哀への賛歌である本作は、レイ監督が手掛けた中で最も優美な作品であり、監督の創造期と言われる1960年代に撮られた最高傑作。

*ベルリン国際映画祭 銀熊賞(監督賞)受賞

臆病者 デジタルリマスター日本劇場初公開

臆病者 デジタルリマスター

COPYRIGHT 1965/ ALL RIGHTS RESERVED RDB ENTERTAINMENTS

1965年/70分/原題:Kapurush/英語題:The Coward
監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
原作:プレメンドロ・ミットロ
撮影:ショウメンドゥ・ラエ
編集:ドゥラル・ドット
美術:ボンシ・チョンドログプト
出演:ショウミットロ・チャタルジ、マドビ・ムカルジ、ハラドン・バナルジ

監督作品の常連であるショウミットロ・チャタルジが、コルコタの脚本家で主人公のアミを演じている。アミは不運にも乗車したタクシーの故障に見舞われるが、茶園を経営する裕福なビマールの親切で彼の家に泊まることになる。驚いたことに、ビマールの家にいた彼の妻コルナは、何年も前、アミが自身の優柔不断ゆえに失った元恋人であった。
家族、結婚、男尊女卑、階層といった旧来の価値観と、個人の自由や愛、自己決定といった新しい価値観のぶつかり合いが描かれる。

聖者 デジタルリマスター日本劇場初公開

聖者 デジタルリマスター

COPYRIGHT 1965/ ALL RIGHTS RESERVED RDB ENTERTAINMENTS

1965年/67分/原題:Mahapurush/英語題:The Holy Man
監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
原作:ラジシェコル・ボシュ(ポロシュラム)
撮影:ショウメンドゥ・ラエ
編集:ドゥラル・ドット
美術:ボンシ・チョンドログプト
出演:チャルプロカシュ・ゴーシュ、ロビ・ゴーシュ

弁護士であるグルパダ・ミトラは、妻の死以来、深刻な精神不安に陥っている。娘のブチキとバラナシからの帰路、グルパダは不老を自称するビリンチ・ババと出会う。グルパダは彼に感銘を受け、彼を支援し入信することを決意する。
コメディ映画の体裁を取りつつ、宗教的偽善や盲目的な信仰を鋭く風刺し、狂信的信仰を戒めている。伝統と近代化が交錯するインド社会に対するレイ監督の鋭い観察が投影された作品。

主人公 デジタルリマスター日本劇場初公開

主人公 デジタルリマスター

COPYRIGHT 1966/ ALL RIGHTS RESERVED RDB ENTERTAINMENTS

1966年/117分/原題:Nayak/英語題:The Hero
監督・脚本・音楽:サタジット・レイ
撮影:シュブロト・ミットロ
編集:ドゥラル・ドット
美術:ボンシ・チョンドログプト
出演:ウットム・クマル、ショルミラ・タクル(ヒンディー語読み:シャルミラー・タゴール)、ニルモル・ゴーシュ

有名なベンガル映画俳優であるアリンダムは、デリーで行われる授賞式へ列車で向かうことになる。列車内では乗客全員が彼のことを知っている。その中で彼の関心を引いたのは、お堅い女性誌の記者アディティだった。スターの役割に明快で批判的な視点を持つ彼女がアリンダムにインタビューを行うことで、彼は自身の半生を見つめ直すことになる。
アリンダムの危機や内省を通して、映画業界の問題(軽薄な娯楽作品の量産、商業主義、そして腐敗したビジネス慣行)を巧みに批判している。

*ベルリン国際映画祭 審査員特別表彰

エレファント・ゴッド デジタルリマスター日本劇場初公開

エレファント・ゴッド デジタルリマスター

COPYRIGHT 1979/ ALL RIGHTS RESERVED RDB ENTERTAINMENTS

1979年/122分/原題:Joi Baba Felunath/英語題:The Elephant God
監督・原作・脚本・音楽:サタジット・レイ
撮影:ショウメンドゥ・ラエ
編集:ドゥラル・ドット
美術:オショク・ボシュ
出演:ショウミットロ・チャタルジ、ショントシュ・ドット、シッダルト・チャタルジ

私立探偵のフェルーとそのいとこが休暇のためバラナシの街に到着すると、ある男に事件の解決を依頼される。ネパールの王子から譲り受けた家宝だという貴重なガネーシャの金像が盗難に遭ったらしい。フェルーは、事件解決のための重要な手がかりを知る少年ルクと親しくなる。
レイ監督自身による小説「探偵フェルダーシリーズ」を元に映画化された第2作目。ショウミットロ・チャタルジ演じる探偵がその高い分析力と洞察力で事件を解決に導く、エンターテイメント性に富んだテンポのよい冒険コメディ。

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