現在上映作品

4/18(土)~

ペリカン・ブルー 〜自由への切符〜

© UMBRELLA ENTERTAINMENT Kft. / all rights reserved.

2023年/ハンガリー/ハンガリー語/79分/1.85:1/カラー/5.1ch/配給:マーチ
原題:KÉK PELIKÁN
英題:PELIKAN BLUE
監督・脚本:ラースロー・チャーキ
声の出演:ノルマン・レーヴァイ、コルネール・テジ、アーゴシュトン・ケネーズ
日本語字幕:今井祥子

公式ホームページ

入場者プレゼント

ペリカン・ブルー

ご来場のお客様に、劇中に登場する〈偽造チケット〉を模した《旅のしおり/偽造チケット(レプリカ)》をプレゼント!
※数量限定、なくなり次第終了です。

90年代のハンガリーで起きた“ヤバすぎる実話”
超クールなアニメーションがまさかの映画化!!!
アニメーション×ドキュメンタリーの化学反応(ケミストリー)

“ドナウの真珠”とも称される美しい東欧の国《ハンガリー》から、とびきりクールなアニメーション・ドキュメンタリーが誕生した。2025年3月に開催された「新潟国際アニメーション映画祭」のコンペティション長編部門で上映され、観客からの熱狂的な支持を集めた『ペリカン・ブルー 〜自由への切符〜』がいよいよ劇場公開される。監督は、独特なアニメーション表現に定評のあるラースロー・チャーキ。本作の制作にあたり、10年にわたる綿密なリサーチを敢行。記録映像やインタビュー音声といったドキュメンタリーの素材と手描きアニメーションを融合させたストーリーテリングにより、激動の時代に起きた“ヤバすぎる実話”を見事なエンターテイメント作品として昇華させた。

いま、彼方を目指す すべての若者たちへ―――。

物語の舞台は90年代のハンガリー。“鉄のカーテン”が崩壊し、西ヨーロッパへの扉が開かれた。海外旅行が自由化され、たくさんの人々が“外の世界”に目を向けたものの、国際列車の切符は高額で、庶民にとっては手の届かない夢だった―――。そんな“見せかけの自由”に反撃を企てる若者たちがいた。アコシュ、ペーチャ、ラチの3人は、切符に使用されているペリカン社製の青いカーボンインク《ペリカン・ブルー》を家庭用洗剤で溶かし、行き先を書き換える方法を発見する。偽造した切符で海外旅行を満喫した彼らは、同じ境遇の若者たちにも“自由へのチケット”を配ることを決意する―――。この“ブッ飛んだ計画”は順風満帆に見えたが、やがて警察の捜査が始まり、国家を揺るがす大騒動へと発展していく!!!


上映日時

4/18(土)~4/24(金) 4/25(土)~
15:45-17:10 未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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4/18(土)~アンコール上映

医の倫理と戦争

医の倫理と戦争

©2025 Siglo

2025年/77 分/ドキュメンタリー/ 日本語字幕付き
監督・撮影・編集:山本草介
企画:伊藤真美
プロデューサー:山上徹二郎
撮影:辻智彦、伊東尚輝
撮影助手:小林沙優
整音:永濱清二
カラーグレーディング:辻智彦
音楽:田中教順
共同製作:安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会、シグロ
出演:天羽道子、五十風逸美、池田恵美子、伊藤真美、川嶋みどり、倉沢愛子、胡桃澤伸、小島美里、沢田貴志、 徳田安春、西山勝夫、本田宏、宮子あずさ、吉中丈志
協力:「戦争と医の倫理」の検証を進める会

公式ホームページ

歴史の闇を堀り起こし、現代の医療現場が抱える問題に正面から向き合う

現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“ 知見” を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。

山本草介監督より
  「医」と「戦争」。これほどかけ離れたものはないだろう。命を救うのが「医」であり、命を奪うのが「戦争」だからだ。僕はこの映画を撮影するまで、当然「医」に携わるものは「戦争」に抗い、否定するものだと思っていた。だが、現実はそうではなかった。過去に医療者は実験と称した大量殺人さえし、現在も、反戦運動に関わるものは少数であり職場では異端とされる・・・ 。
 なぜなのだろう? 医療者がどれだけ努力を重ねて一人の命を繋いでも、一生かけて新しい治療法を開発しても、戦争が起こればすべてが無に帰すのに。僕は退院する患者を見送る医療者の笑顔を知っている。それが心から生まれたものであると知っている。力及ばなかった時の苦悩も見ている。
 しかし、だからこそ、この映画を世に出す必要があると思った。彼らに見てもらう必要があると思った。そして私たちの命への「倫理」そのものが脆く、いとも簡単に失われることを、僕はこの映画を作り、知った。


医の倫理と戦争 医の倫理と戦争 医の倫理と戦争

上映日時

4/18(土)~4/24(金)
17:20-18:40

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

4/11(土)~

父と家族とわたしのこと

© Nihon Denpa News Co.,LTD.

2026年/日本/カラー/127分/ドキュメンタリー/製作・配給:日本電波ニュース社
撮影・監督・制作:島田陽磨
編集・撮影:鈴木響
撮影:井上耀介、熊谷裕達
音楽:渡邊崇
音楽助手:中原実優
助監督:吉井愛海
オンラインエディター:中田 勇一郎
効果・整音:高木 創
協力:PTSDの日本兵家族会
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)独立行政法人日本芸術文化振興会

公式ホームページ

イベント情報
4/11(土)上映後、黒井秋夫さん(PTSD日本兵家族会代表)、市原和彦さん(本作出演)、島田陽磨監督のトークイベント、4/12(日)上映後、市原和彦さん(本作出演)、島田陽磨監督のトークイベントがございます。
4/13(月)、4/15(水)上映後、島田陽磨監督の舞台挨拶がございます。

戦後80年。トラウマが静かにほどけ始める
語られなかった戦争の傷

大阪市で喫茶店を営む藤岡美千代。幼い頃、父から激しい虐待を受けて育った。9歳の時にその父が自死したと聞き、思わず万歳してしまうほどだった。だが成長後、彼女自身もまた、娘を虐待してしまうという苦悩を抱えることになる。
神奈川県でタクシー運転手をする市原和彦。幼少期、父が母に浴びせた「この淫売女が」という罵声は、今も消えない傷として胸に刻まれている。40代で結婚するが、妻に日常的に暴力を振るってしまったことを、死別した今も悔い続けている。
シングルマザーの佐藤ゆな(仮名)もまた、幼少期の虐待により複雑性PTSD(心的外傷後ストレス障害)を抱え、娘との向き合い方に迷い続けている。新興宗数に傾倒した母からの過剰な支配は、今も彼女の心を締めつけている。三人が抱える「生きづらさ」は、どこから来たのか。取材を進めるなかで浮かび上がったのは、彼らの父や祖父が、いずれも戦争に従軍していたという共通点だったー。

生きづらさの、こたえを求めて子どもたちは、親をたどる

近年、帰還兵の多くが深刻なPTSDを抱えていた事実が、ようやく明らかになりつつある。癒やされなかった心の傷は、DVや依存症という形で子や孫へと受け継がれることがあり、肉親間の断絶を引き起とすこともある。その連鎖を、いかにして断ち切ることができるのか。
本作でこのテーマに挑んだのは、『ちょっと北朝鮮までいってくるけん。』『生きて、生きて、生きろ。』を手がけてきた島田陽磨(日本電波ニュース社)。戦争や国家分断という巨大な力に翻弄されながらも、自らの足で立とうとする個人を記録してきた監督と、戦後日本の現実を記録し続けてきた日本電波ニュース社が、戦後80年の節目に、受け継がれた痛みと向き合う人々の姿を静かに見つめるドキュメンタリー。


上映日時

4/11(土)~4/17(金) 4/18(土)~4/24(金)
11:55-14:10 10:00-12:15

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

4/11(土)~

森に聴く Listen to the Forest

©2026 SIGLO

2026年/日本/カラー/76分/ドキュメンタリー/2K/5.1ch/製作:シグロ/制作協力:工房ギャレット/配給:alfazbet、シグロ
監督:山上徹二郎、今井友樹
製作:山上徹二郎
撮影:今井友樹、中谷駿吾、伊東尚輝、辻智彦
録音:今井友樹、姫田蘭、小川武
整音:小川武
編集:山上徹二郎、今井友樹、清野英樹
ドローン/タイムラプス撮影:佐藤千春
カラーグレーディング:辻智彦
ナレーション:山上徹二郎
音楽プロデューサー:佐々木次彦
製作デスク:山上小貴子、山下美穂、田中大地
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
出演: 清和研二、馬場繁幸、三枝豊平、行時志郎、合谷勝彦、都野展子、西和人、山本文利、山本栄子、酒井賢一

公式ホームページ

イベント情報
4/12(日)上映後、山上徹二郎監督、今井友樹監督の舞台挨拶がございます。

木々は会話し、思考する。森には、知性が満ちている。
アイヌに守られた巨木の森、いまだ謎多きマングローブ林、川底で眠り続けた大木、絶滅危惧種の蝶が息づく神聖な森――
多種共存の姿から、私たちの未来を問う

国土の7 割が森林という日本、私たちの身近にある森の真の姿を知る旅に出る—―
北海道・雄阿寒岳山麓、宮城県・鳴子、大分県・日田、熊本県・市房山、沖縄県・西表島。日本を代表する研究者らと各地を訪ね、私たち人類よりはるかに長い時を生き抜いてきた巨木の森に分け入り、その知性の神秘に迫るネイチャードキュメンタリー。人間の想像をこえた多種共存の森が私たちに語りかける世界とは—―

『絵の中のぼくの村』、『ぐるりのこと。』、『見はらし世代』などこれまで数々の映画を生み出してきた映画プロデューサー・山上徹二郎が自らの人生を振り返りつつ初めて長編映画の監督に挑戦し、『明日をへぐる』などの人と自然のあり方をテーマにドキュメンタリーを作り続ける今井友樹と共に新たなテーマに挑む。
悠久の時の流れの中、自然と人間はどう繋がり、これからどこへ向かうのか。


上映日時

4/11(土)、4/12(日) 4/13(月)~4/17(金) 4/18(土)~4/24(金)
14:40-15:56 14:30-15:50 12:25-13:45

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

4/11(土)~

ホールディング・リアット

ホールディング・リアット

©Meridian Hill Pictures

2025年/97分/アメリカ/配給:ユナイテッドピープル
監督:ブランドン・クレーマー
プロデューサー:ランス・クレーマー、ダーレン・アロノフスキー他
編集:ジェフ・ギルバート
撮影監督:ヨニ・ブルック
⾳楽:ジョーダン・ダイクストラ
出演:リアット・ベイニン・アツィリ、イェフダ・ベイニン、ジョエル・ベイニン他
制作:プロトゾア・ピクチャーズ、メリディアン・ヒル・ピクチャーズ

公式ホームページ

ハマスに⼈質として拐われた娘を救い出す…
分断を超え奔⾛する家族を描くドキュメンタリー

2023 年10 ⽉7 ⽇の朝、ガザ地区との境界から2km ⾜らずの場所にあるイスラエル南⻄部のキブツ(農業共同体)、ニールオズがガザから侵⼊したハマスの武装勢⼒に襲撃される。住⺠およそ400 ⼈のうち、4 分の1 が殺害されるか⼈質となるという壊滅的な被害を受け、リアット・ベイニン・アツィリと夫アヴィヴもガザへと連れ去られる。⽗イェフダら家族は、2 ⼈を救うため必死の⾏動を開始する。
リアットがアメリカ国籍を持つことから、イェフダは⼈質解放を求め、バイデン政権に働きかける代表団の⼀員として訪⽶する。しかしそこで、⼈質家族の存在が、イスラエル政府による戦争継続の「理由」として利⽤されている現実を知り、愕然とする。

家族の救出を巡り浮き彫りになる交錯する価値観

ネタニヤフ政権に批判的なイェフダは、⾸相は⾃⾝の投獄を免れるために戦争を⻑引かせていると⾮難する。
⼀⽅、批判よりも救出を優先すべきだと反発する家族や関係者も。しかしイェフダの兄で中東史の教授、ジョエル・ベイニンの視点は⼀線を画す。かつてイスラエルに移住したジョエルは、暮らしたキブツがパレスチナ⼈の村の上に建てられたことを知り、アメリカへ戻った⼈物だ。彼は、10⽉7⽇以前からの構造的問題に⽬を向ける必要性を訴える。
愛する家族の安全な帰還を切望する切実な視点を軸に、政治、歴史、分断された価値観が交錯する本作は、イスラエル・パレスチナ問題に多層的な視座をもたらすドキュメンタリーとして話題を呼んでいる。


ホールディング・リアット ホールディング・リアット ホールディング・リアット

上映日時

4/11(土) 4/12(日) 4/13(月)~4/17(金) 4/18(土)~4/24(金)
20:00-21:45 20:20-22:05 20:00-21:45 13:55-15:35

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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4/4(土)~

蒸発

蒸発

©2024 OSSA FILM, BR, MORI FILM

2024 年/ドイツ・⽇本/86 分/配給:アギィ
監督:アンドレアス・ハートマン、森あらた
撮影:アンドレアス・ハートマン
編集:カイ・アイアーマン(BFS)
⾳楽:ヤナ・イルマート&⽵原美歌
⾳響:ニルス・フォーゲル、リヌス・ニックル
プロデューサー:アンドレアス・ハートマン
共同プロデューサー:森あらた
助成:ドイツ連邦政府⽂化メディア庁(BKM) Film- und Medienstiftung NRW

公式ホームページ

イベント情報
4/4(土)上映後、森あらた監督の舞台挨拶がございます。

⽇本では毎年約8万⼈が失踪し
そのうち数千⼈が完全に消えるーー

⽇本では毎年、約8万⼈が失踪する。その多くはやがて帰宅するが、数千⼈は完全に姿を消してしまう。彼らは「蒸発者」と呼ばれる。理由は、⼈間関係のトラブル、借⾦、ヤクザからの脅迫など、さまざま。いわゆる「夜逃げ屋」の⽀援を受ける者もいる。すべてのしがらみを断ち、⾒知らぬ⼟地で、新しい⽣活を始める。深い喪失や挫折と、⼈⽣をゼロからやり直す希望が交差する。こうした「蒸発」という現象は、これまでも優れた⽂学や映画のモチーフになってきた。映画『蒸発』は、⽇本における蒸発の実態に迫ったドキュメンタリーだ。知られざる夜逃げ屋の仕事、そして失踪者と残された⼈々が抱える⼼の葛藤や、和解に⾄るまでの道のりを、没⼊感のある映像で描き出す。

本作は、ドイツ⼈映画作家アンドレアス・ハートマンと、ベルリンと東京を拠点に活動する映像作家・森あらたとのコラボレーションから⽣まれた。ドキュメンタリー映画祭の最⾼峰の⼀つ、コペンハーゲン国際ドキュメンタリー映画祭では連⽇超満員を記録し、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭では最優秀作品賞を受賞。さらに40以上もの国際映画祭で注⽬を集め、ドイツ国内50館以上のアートハウスで上映され話題となった。そして今、その映画が、ついに撮影地である⽇本で劇場公開される。
なお、本作では、出演者たちの⾝元を保護する⽬的で、AI 技術を⽤い⼀部の顔や声に加⼯を施している。


蒸発 蒸発 蒸発

上映日時

4/4(土) 4/5(日) 4/6(月)~4/10(金) 4/11(土) 4/12(日) 4/13(月)~4/17(金) 4/18(土)~4/24(金)
14:15-15:41 14:25-15:51 14:10-15:40 16:05-17:35 16:30-17:56 16:00-17:30 18:50-20:20

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

3/28(土)~

金子文子 何が私をこうさせたか

金子文子 何が私をこうさせたか

©旦々舎

2025年/日本/121分/製作・配給:旦々舎
監督:浜野佐知
企画:鈴木佐知子
脚本:山﨑邦紀
撮影監督:高間賢治(JSC)
制作:森満康巳
助監督:永関勇
編集:目見田健
音楽:吉岡しげ美
出演:菜葉菜、小林且弥、三浦誠己、洞口依子、吉行和子、菅田俊、白川和子、大方斐紗子、結城貴史、和田光沙、鳥居しのぶ、咲耶、佐藤五郎、足立智充、贈人、浅野寛介、森了蔵、関根大学、巣山優奈

公式ホームページ

イベント情報
3/28(土)上映後、浜野佐知監督、菜葉菜さん、三浦誠己さん(予審判事・平松懐清役)の舞台挨拶がございます。
4/4(土)上映後、菜葉菜さん(主演)、結城貴史さん(栃木支所長・前田吉文役)の舞台挨拶がございます。

100年前、日本の国家権力に全力で抗った虚無主義者/無政府主義者・金子文子 死刑判決から獄中での自死に至る121日間を描く。

1923年9月、朝鮮人の虚無主義者/民族主義者の朴烈と共に検束され、1926年3月、大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。恩赦で無期に減刑され、栃木女子刑務所に送られたが、7月23日、独房で自死した。没年23歳。金子文子は、なぜ死んだのか?大審院の死刑判決の後、栃木女子刑務所で自死するまで何があったのか。本作は、残された生の声を伝える短歌をもとに、これまで空白であった死刑判決から自死に至る121日間の、文子のたったひとりの闘いを描く。

メガホンを取ったのは、1971年にピンク映画で監督デビューし、300本を超える映画を監督・制作してきた浜野佐知。自主制作作品では、尾崎翠(作家)、湯浅芳子(ロシア文学者)、宮本百合子(作家)など100年前の日本で自らを曲げることなく生きた女性たちを描いてきた浜野監督が、長年映画化を切望し続けた金子文子の最後の孤独な闘いを監督人生の集大成として完成させた。主演には、菜葉菜。『百合子、ダスヴィダーニヤ』『雪子さんの足音』で浜野監督作品に出演し、その演技力から文子役として抜擢。最後まで国家権力に抵抗した文子の魂の叫びを体現した。また文子の同志・朴烈には、監督としても活躍している小林且弥。予審判事・立松懐清には、三浦誠己。ほか、浜野作品に馴染みの深い吉行和子、白川和子、大方斐紗子、洞口依子、鳥居しのぶに加え、和田光沙、咲耶、菅田俊、足立智充、結城貴史、佐藤五郎など個性的な俳優陣が集結。脚本は山﨑邦紀、撮影監督は高間賢治、音楽監督は吉岡しげ美。長野県松本市にある戦前の裁判所や刑務所を移築した「松本市歴史の里」などで撮影された。


金子文子 何が私をこうさせたか 金子文子 何が私をこうさせたか 金子文子 何が私をこうさせたか

上映日時

3/28(土) 3/29(日)~4/3(金) 4/4(土)~4/10(金) 4/11(土) 4/12(日) 4/13(月)~4/17(金) 4/18(土)~4/24(金)
12:10-14:11 11:45-13:50 10:00-12:05 17:45-19:50 18:05-20:10 17:45-19:50 20:30-22:35

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入