3/14(土)-3/27(金)
クロード・シャブロル傑作選
クロード・シャブロル傑作選
3/14(土)-3/27(金)
クロード・シャブロル傑作選
3/14(土)-3/27(金)
私は、おかしい。あなたも、おかしい。
フランスの恐るべき巨匠が放つ、サイコ・サスペンスの傑作3本一挙公開
ヌーヴェル・ヴァーグの旗手として、サスペンスやミステリーの巨匠として、半世紀にわたってフランス映画界をけん引してきた映画監督、クロード・シャブロル。長編だけで54本の作品を遺したシャブロルとあって、我が国では未公開の隠れた傑作も多いが、人間存在への皮肉めいた眼差し、恐怖とユーモアの絶妙なバランス、モラルや常識をいとも簡単に飛び越えて描かれる、研ぎ澄まされた物語の数々は決して色あせることなく、先の見えない現在だからこそより一層輝く。
上映される3本は長いキャリアの中でも黄金期と言って過言ではない、1960年代後半から70年に発表された、当時シャブロルの妻だったステファーヌ・オードラン主演によるサスペンスの極上作ばかり。しかも『不貞の女』『肉屋』は、特集上映を除き待望の日本初公開となる。2026年の幕開けにふさわしいシャブロルの官能的で濃密な映像世界にぜひ溺れてください。
※全作デジタルリマスター版での上映
公式ホームページhttps://culture.institutfrancais.jp/event/cinema202601160201
提供マーメイドフィルム
配給コピアポア・フィルム
宣伝マーメイドフィルム、VALERIA
後援在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
入場料 一般1,900円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円
イベント情報
3/14(土)『不貞の女』上映後、渋谷哲也さん(日本大学教授/ドイツ映画研究)のトークイベントがございます。
上映スケジュール
| 3/14(土) | 3/15(日) | 3/16(月) | 3/17(火) | 3/18(水) | 3/19(木) | 3/20(金) |
11:30ー13:10女鹿 |
11:30ー13:10肉屋 |
11:30ー13:10不貞の女 |
11:30ー13:10女鹿 |
11:30ー13:10肉屋 |
11:30ー13:10不貞の女 |
11:30ー13:10女鹿 |
13:20ー15:00不貞の女 上映後トーク 渋谷哲也さん |
13:20ー15:00女鹿 |
13:20ー15:00肉屋 |
13:20ー15:00不貞の女 |
13:20ー15:00女鹿 |
13:20ー15:00肉屋 |
13:20ー15:00不貞の女 |
予定表 横にスクロールできます
| 3/21(土) | 3/22(日) | 3/23(月) | 3/24(火) | 3/25(水) | 3/26(木) | 3/27(金) |
18:00ー19:40肉屋 |
18:00ー19:45不貞の女 |
18:00ー19:45女鹿 |
18:00ー19:40肉屋 |
18:00ー19:45不貞の女 |
18:00ー19:45女鹿 |
18:00ー19:40肉屋 |
19:55ー21:40女鹿 |
19:55ー21:35肉屋 |
19:55ー21:40不貞の女 |
19:55ー21:40女鹿 |
19:55ー21:35肉屋 |
19:55ー21:40不貞の女 |
予定表 横にスクロールできます
作品紹介
女鹿
©︎Les films La Boëtie
1967年/フランス・イタリア/カラー/99分
原題:Les Biches
脚本:クロード・シャブロル、ポール・ジェゴフ
撮影:ジャン・ラビエ
音楽・ピエール・ジャンセン
出演:ステファーヌ・オードラン、ジャクリーヌ・ササール、ジャン=ルイ・トランティニャン
支配者、被支配者であり、分身のようでもある、女ふたりの濃厚かつミステリアスな関係を軸に、映画そのものが愛と憎しみをむき出しにした強烈な蠱惑をはなつ、シャブロルの“絶頂期”の傑作。ある日、セーヌ川に架かるポン・デ・ザールの路面に絵を描いている娘、ホワイを見そめたブルジョワの女、フレデリック。フレデリックの屋敷に住むことになったホワイは客として訪れたポールに惹かれるが、ポールはフレデリックとも関係を持ち…。複雑で曖昧な女たちのこころに満たされた官能的な作品。本作では既にシャブロル夫人だったステファーヌ・オードランが、前夫ジャン=ルイ・トランティニャンと共演を果たしている。
不貞の女★日本初公開
©︎Les films La Boëtie
1968年/フランス・イタリア/カラー/98分
原題:La Femme infidèle
脚本:クロード・シャブロル
撮影:ジャン・ラビエ
音楽:ピエール・ジャンセン
出演:ステファーヌ・オードラン、ミシェル・ブーケ、モーリス・ロネ
多くの批評家によって大絶賛され、シャブロルの最高作の一本と呼び声高いだけでなく、シャブロル自身にとっても最大の自信作。保険会社の重役シャルルは妻エレーヌと息子と共に幸せな毎日を送っているが、ある日、エレーヌが作家ペガラと浮気していることを突き止めてしまう。ペガラの家を訪れ、最初は平静を装うシャルルだったが、次第に怒りに駆られ…。アニエス・ヴァルダ『幸福』、ジャック・ドゥミ『シェルブールの雨傘』、そして今回上映される全3作の撮影を手がけるジャン・ラビエの洗練された映像美、名優たちの共演、繊細極まる心理描写と、あっと驚く暴力性を切り取った屈指の傑作スリラー。
肉屋★日本初公開
©︎Les films La Boëtie
1969年/フランス・イタリア/カラー/93分
原題:Le Boucher
脚本:クロード・シャブロル
撮影:ジャン・ラビエ
音楽:ピエール・ジャンセン、ドミニク・ザルディ
出演:ステファーヌ・オードラン、ジャン・ヤンヌ、アントニオ・パッサリア
フランス南西部の村で小学校の教師を務めるエレーヌは、孤独を抱えた肉屋のポポールと結婚式で隣あい、急速に親しくなる。一方、村で次々と起こり始める残忍な殺人事件。ある日、生徒たちとピクニックに出かけたエレーヌは惨殺死体を発見するが、傍らに落ちていたライターはエレーヌがポポールにプレゼントしたものとそっくりだった…。のどかな片田舎での日常に出現する異様な事態──花束に似た肉、パンに滴る血──人を愛しきることができない女、そして果てしない闇を抱えた人間がしぼり出す、一瞬の限りない切実さ。奇妙な切なさに放り出されるクライマックスも秀逸な、これぞシャブロル流愛の犯罪劇。
3/14(土)-3/27(金)
ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫
ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫
3/14(土)-3/27(金)
ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫
3/14(土)-3/27(金)
─そして、全員さようなら─
鉄のカーテンの向う側、一切知られず存在した、東欧映画最大の秘密
冷戦下の闇を照らす黙示録、遂に日本初上陸
70年代末から80年代の社会主義体制時代のポーランドで製作された、ポーランド映画最大の秘密とも言える衝撃の暗黒SF4作品が、ポーランド暗黒SF≪文明の終焉4部作≫と題して公開される。 監督は常にポーランド当局と衝突、目をつけられてきたディストピアSFの先駆者ピョトル・シュルキン。強烈な風刺と超現実主義の極致ともいえる作風で腐敗した権力と官僚制のもとで生きる人間の悲惨な姿を映し、《全体主義からの脱出》というテーマを描く。当時、本国では上映禁止、以降もポーランド国外に知られることなく、監督は2018年に死亡。ほぼ全西側諸国の人々がその存在を知ることのなかったディストピア映画の最高峰、おそるべき共産圏映画が日本初上陸を果たす。
公式ホームページhttps://unpfilm.com/poland/
配給アンプラグド
提供キングレコード
入場料 一般1,900円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円
前売券全国共通特別鑑賞券 1,600円(税込)を当館受付にて発売中!特典:【暗黒全体主義ステッカー】(4種の中からランダムで1枚)をプレゼント!※前売券1枚につき1枚のお渡し。絵柄はお選びいただけません。
上映スケジュール
| 3/14(土) | 3/15(日) | 3/16(月) | 3/17(火) | 3/18(水) | 3/19(木) | 3/20(金) |
18:45ー20:20ゴーレム |
18:35ー20:10オビ・オバ 文明の終わり |
18:35ー20:15ゴーレム |
18:35ー20:15宇宙戦争 次の世紀 |
18:35ー20:05ガガ 英雄たちに栄光あれ |
18:35ー20:15宇宙戦争 次の世紀 |
18:35ー20:15ゴーレム |
20:30ー22:10宇宙戦争 次の世紀 |
20:25ー21:55ガガ 英雄たちに栄光あれ |
20:25ー22:00オビ・オバ 文明の終わり |
20:25ー21:55ガガ 英雄たちに栄光あれ |
20:25ー22:05ゴーレム |
20:25ー22:00オビ・オバ 文明の終わり |
20:25ー22:05宇宙戦争 次の世紀 |
予定表 横にスクロールできます
| 3/21(土) | 3/22(日) | 3/23(月) | 3/24(火) | 3/25(水) | 3/26(木) | 3/27(金) |
14:20ー15:55オビ・オバ 文明の終わり |
14:20ー16:00宇宙戦争 次の世紀 |
14:20ー15:50ガガ 英雄たちに栄光あれ |
14:20ー16:00ゴーレム |
14:20ー15:55オビ・オバ 文明の終わり |
14:20ー16:00ゴーレム |
14:20ー16:00宇宙戦争 次の世紀 |
16:10ー17:40ガガ 英雄たちに栄光あれ |
16:10ー17:50ゴーレム |
16:10ー17:45オビ・オバ 文明の終わり |
16:10ー17:40ガガ 英雄たちに栄光あれ |
16:10ー17:50宇宙戦争 次の世紀 |
16:10ー17:45オビ・オバ 文明の終わり |
16:10ー17:40ガガ 英雄たちに栄光あれ |
予定表 横にスクロールできます
作品紹介
ゴーレム
Golem, dir. Piotr Szulkin,1979,©WFDiF
1979年/ポーランド/93分
英題:Golem
監督:ピョトル・シュルキン
脚本:ピョトル・シュルキン、タデウシュ・ソボレフスキ
撮影:ジグムント・サモシウク
音楽:ジグムント・コニエチュニー、ユゼフ・スクシェク
出演:マレック・ヴァルチェフスキ、クリスティナ・ヤンダ、ヨアンナ・ジュウコフスカ、アンナ・ヤラチュヴナ
男は殺人容疑で警察の取り調べを受けるが、犯罪の詳細どころか自分の人生さえ思い出せない。彼は狂人や錯乱した歯科医、殺人的な医師、そして鋳鉄製のオーブンの壁の中に人間の創造の秘密があると信じる科学者たちの世界に戻される。自分が何者なのか、人間とは何かを知ろうとする男の旅は、彼ら全員と交差することになる。人類進化のために作られる人造クローン人間の厳しい現実を描く暗黒クローン人間SF。
宇宙戦争 次の世紀
The War of the Worlds:Next Century, dir. Piotr Szulkin,1981, ©WFDiF
1981年/ポーランド/97分
英題:The War of the Worlds:Next Century
監督・脚本:ピョトル・シュルキン
撮影:ジグムント・サモシウク
音楽:イェジ・マクシミウク、ユゼフ・スクシェク
出演:ローマン・ヴィルヘルミ、クリスティナ・ヤンダ、マリウシュ・ドモホフスキ、イェジ・ストゥール
火星人が着陸したが、恐れることはなかった。少なくとも、テレビ司会の男は人々にそう伝えてきた。しかし、火星人が到着して間もなく、男のアパートは荒らされ、妻は誘拐された。毎晩のテレビの台本も変更された。男の目に映るものは、毎晩観客に語っていることともはや一致しない。火星人は男が信じていたほど善良なのか、それとも男は地球全体を危険にさらすもっと邪悪な陰謀に利用されているのか?火星人襲来の厳しい現実を描く暗黒異星人侵略SF。
オビ・オバ 文明の終わり
O-bi O-ba:The End of Civilization, dir. Piotr Szulkin,1984, ©WFDiF
1985年/ポーランド/90分
英題:O-bi O-ba:The End of Civilization
監督・脚本:ピョトル・シュルキン
撮影:ヴィトルド・ソボチンスキ
音楽:イェジ・サタノフスキ
出演:イェジ・ストゥール、クリスティナ・ヤンダ、カリーナ・イェンドルシック、マリウシュ・ドモホフスキ、マレック・ヴァルチェフスキ
世界は核戦争で荒廃、惑星は凍りつき、放射線はドームの外に踏み出す者や物をすべて殺してしまう。男はアークとしてのみ知られる謎の宇宙船からの救出を待ちながら集まった人類の最後の生き残りたちを統制する。男は群衆の間を歩き回り、士気の低下を防ぎ、売春婦を口説き、反乱を鎮圧し、時には飢えた人々に食事を与えるなど、通常の日々の仕事をこなしている。しかしドームの真の邪悪な性質が明らかになるにつれ、男は人類を救う価値があるのか自問せざるを得なくなる。世界崩壊後の厳しい現実を描く暗黒放射能SF。
ガガ 英雄たちに栄光あれ
Ga Ga:Glory to the Heroes, dir. Piotr Szulkin,1985, ©WFDiF
1986年/ポーランド/84分
英題:Ga Ga:Glory to the Heroes
監督・脚本:ピョトル・シュルキン
撮影:エドヴァルド・クウォシンスキ
出演:ダニエル・オルブリフスキ、イェジ・ストゥール、カタジーナ・フィグラ、マリウシュ・ブノワ、ヘンリク・ビスタ
男は巨大宇宙ステーションの囚人で、他の囚人同様、遠く離れた惑星の探査にボランティアとして参加させられる。オーストラリア458惑星に着陸すると、男は英雄として歓迎され、セックス、酒、暴力のすべてを満喫する。しかし、男は自由には高い代償が伴うことに気づく。それは、男の暴力的な生活が惑星の住民の楽しみのために生中継されることだった。男の脱出方法はあるのか? それとも、運命は決まっているのか。地球から脱出した先に待ち受ける厳しい現実を描く暗黒新惑星SF。
3/7(土)~
医の倫理と戦争
©2025 Siglo
2025年/77 分/ドキュメンタリー/ 日本語字幕付き
監督・撮影・編集:山本草介
企画:伊藤真美
プロデューサー:山上徹二郎
撮影:辻智彦、伊東尚輝
撮影助手:小林沙優
整音:永濱清二
カラーグレーディング:辻智彦
音楽:田中教順
共同製作:安全保障関連法に反対する医療・介護・福祉関係者の会、シグロ
出演:天羽道子、五十風逸美、池田恵美子、伊藤真美、川嶋みどり、倉沢愛子、胡桃澤伸、小島美里、沢田貴志、 徳田安春、西山勝夫、本田宏、宮子あずさ、吉中丈志
協力:「戦争と医の倫理」の検証を進める会
イベント情報
3/7(土)上映後、山本草介監督、沢田貴志さん(本作出演、港町診療所所長)、3/8(日)上映後、山本草介監督の舞台挨拶がございます。
歴史の闇を堀り起こし、現代の医療現場が抱える問題に正面から向き合う
現在の日本の医療現場が抱える様々な問題の根底には、第二次世界大戦における医療関係者による戦争犯罪への加担と、その隠蔽という事実がある。石井四郎が率いた「731部隊」に所属する医師たちは、中国人への人体実験を繰り返し、敗戦後その事実を隠蔽しただけでなく、人体実験で得た“ 知見” を自らの功績にかえ、戦後日本の医学界の中心に上り詰めた。そうした負の歴史と向き合い、「医の倫理」を掲げて戦争反対の声を上げ続ける医療関係者たちがいる。本作では、731部隊の真実を追いながら、現在の医療現場が抱える様々な問題に取り組む医療関係者たちの今を取材した。
山本草介監督より
「医」と「戦争」。これほどかけ離れたものはないだろう。命を救うのが「医」であり、命を奪うのが「戦争」だからだ。僕はこの映画を撮影するまで、当然「医」に携わるものは「戦争」に抗い、否定するものだと思っていた。だが、現実はそうではなかった。過去に医療者は実験と称した大量殺人さえし、現在も、反戦運動に関わるものは少数であり職場では異端とされる・・・ 。
なぜなのだろう? 医療者がどれだけ努力を重ねて一人の命を繋いでも、一生かけて新しい治療法を開発しても、戦争が起こればすべてが無に帰すのに。僕は退院する患者を見送る医療者の笑顔を知っている。それが心から生まれたものであると知っている。力及ばなかった時の苦悩も見ている。
しかし、だからこそ、この映画を世に出す必要があると思った。彼らに見てもらう必要があると思った。そして私たちの命への「倫理」そのものが脆く、いとも簡単に失われることを、僕はこの映画を作り、知った。
上映日時
| 3/7(土) | 3/8(日)~3/13(金) | 3/14(土)~3/20(金) |
| 13:30-14:47 | 12:40-14:00 | 10:00-11:20 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
3/7(土)~
在日ミャンマー人 -わたしたちの自由-
ⓒ Thant Myo Htwe(D) / MASAYA NODA(U)
2025年/日本/カラー/171分+途中10分休憩あり/配給:きろくびと
監督・撮影・編集・製作:土井敏邦
編集協力:尾尻弘一
整音:川久保直貴
宣伝デザイン:野田雅也
イベント情報
3/7(土)上映後、土井敏邦監督の舞台挨拶がございます。
3/10(火)、3/12(木)、3/13(金)上映後、土井敏邦監督の舞台挨拶が追加決定しました。
3/14(土)-3/20(金)上映後も連日、土井敏邦監督の舞台挨拶が決定しました。
2.1軍事クーデターから5年――
異国で懸命に生きる彼らの姿は
排外主義が進む世界の希望となるか
2021年2月1日、ミャンマー国軍によるクーデターが起き、ミンアンフライン総司令官が全権を掌握、国家指導者の地位に就く。国軍は2020年の総選挙を無効とし、非常事態宣言を布告すると、選挙で勝利した国民民主連盟(NLD)政権の指導者アウンサンスーチー氏らが拘束された。
このクーデターに対し、国民はミャンマー全土で非暴力の抗議デモで激しく抵抗、多くの公務員たちが抵抗の意志を示すために職場を離れ、市民不服従運動(CDM)を展開したが、国軍は武力で弾圧し、拷問死も含め多数の死傷者を出した。その結果、推定350万以上の人々が国軍の弾圧を逃れ、国内避難民となった。日本でもクーデター直後から当時4万人ほどいた在日ミャンマー人たちの多くが抗議のデモで立ち上がる。各地で働く技能実習生の若者たちも休日を返上し、地方から東京での抗議デモに駆けつけ、現地支援のための募金活動にも奔走する。
パレスチナや福島を個人の目線で映し出し、
数々の受賞作品を輩出してきた土井敏邦監督最新作
『沈黙を破る』、『福島は語る』、『津島』、『ガザからの報告』など、そこに暮らす人々の視点で丹念に映し出してきた作品は数々の受賞を重ねてきた土井敏邦監督。本作は祖国・ミャンマーの民主化運動のために日本に亡命したチョウチョウソー(チョウ)を14年追った『異国に生きる-日本の中のビルマ人-』(2013年公開)の続編的位置づけとなる作品。
第一部では、デモに参加した若者たちの祖国のクーデターへの怒りと悲しみ、深い思いを伝え、第二部ではタイ側の国境沿いの町に避難したミャンマー人たち、とりわけ子どもたちが通う学校の支援を続ける在日ミャンマー女性を追う。そして第三部では前作のチョウのその後を追い、さらにクーデターを起こした国軍と日本との関係を追う。世界で民主主義が後退しつつある中、そのレンズに映る在日ミャンマー人たちの姿は、私たちに自由、民主主義そして祖国とは何かを問いかける。
上映日時
| 3/7(土) | 3/8(日) | 3/9(月)~3/13(金) | 3/14(土) | 3/15(日)~3/20(金) |
| 10:00-13:01 | 14:35-17:40 | 14:10-17:15 | 15:35-18:36 | 15:10-18:15 |
特別料金
| 一般 | シニア | 大学・専門・高校以下・ハンディキャップ | |
| 通常 | ¥2200 | ¥1800 | ¥1600 |
| 会員 | ¥1600 | ¥1600 | ¥1600 |
※サービスデー、ペア50割、無料鑑賞適用外