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11/29(土)~

メーサーロシュ・マールタ監督特集 第2章

メーサーロシュ・マールタ監督特集 第2章

11/29(土)-12/12(金)

メーサーロシュ・マールタ監督特集 第2章

11/29(土)-12/12(金)

“東欧の奇跡”メーサーロシュ・マールタ
代表作『日記』三部作の全貌がついに明らかに
青春、家族、恋愛、冷戦……個人的な記憶と戦後ハンガリーの歴史が交錯した、
深遠なる記録の数々。

1975年、『アダプション/ある母と娘の記録』で、女性監督として初めてベルリン国際映画祭の最高賞を受賞したメーサーロシュ・マールタ。2023年、同作を含む5作品が日本でもようやく公開された。
今回の特集では、メーサーロシュの代表連作「日記」三部作を含む7作品を新たにラインナップ。孤児として育った女性が両親を追い求めるデビュー作『エルジ』、中年の危機に瀕した未亡人の息苦しさをシスターフッド的に描破した『月が沈むとき』、階級格差が男女の結び付きを蝕む『リダンス』など、初期作品には「家族」の有り様を洞察するメーサーロシュの作家性が光る。アンナ・カリーナを共演に迎えた中期の傑作『ジャスト・ライク・アット・ホーム』では、血の繋がらない男と少女の、親子のような親密さにカメラが向けられ、やはりここでも「家族」の形が問い直される。
そして「日記」三部作には、冷戦下の恐怖政治を生き抜いた、メーサーロシュ自身の記憶が刻まれている。軍靴が耳をつんざくなか、生き別れた両親への思いがこだまするパーソナルな一大叙事詩が、ついにその全貌を現す。

メーサーロシュ・マールタ

1931年、ハンガリー生まれ。同国を代表する名匠ヤンチョー・ミクローシュの手引きで、長編劇映画デビュー作となる『エルジ』を監督。当時ヤンチョーとは配偶関係にあり、彼の息子ヤンチョー・ニカはその後、「日記」三部作の撮影監督を務めることになる。
監督作には、サボー・ラースロー(ラズロ・サボ)やアンナ・カリーナ、イザベル・ユペール、デルフィーヌ・セリッグなどの名優がこぞって出演し、アニエス・ヴァルダに至っては自身の映画制作の参考にするなど、その影響は計り知れない。

公式ホームページhttps://meszarosmarta-feature.com/

配給 東映ビデオ

後援 駐日ハンガリー大使館、リスト・ハンガリー文化センター

© National Film Institute Hungary – Film Archive

入場料 一般1900円/会員・大専・シニア1300円/高校生以下800円

上映スケジュール

11/29(土) 11/30(日) 12/1(月) 12/2(火) 12/3(水) 12/4(木) 12/5(金)
日記 子供たちへ10:20ー12:08
日記 子供たちへ
日記 父と母へ10:20ー12:17
日記 父と母へ
ジャスト・ライク・アット・ホーム10:20ー12:15
ジャスト・ライク・アット・ホーム
月が沈むとき10:20ー11:50
月が沈むとき
日記 愛する人たちへ10:20ー12:32
日記 愛する人たちへ
エルジ10:20ー11:50
エルジ
リダンス10:20ー11:45
リダンス
日記 愛する人たちへ12:15ー14:30
日記 愛する人たちへ
エルジ12:25ー13:50
エルジ
リダンス12:25ー13:50
リダンス
日記 子供たちへ12:00ー13:50
日記 子供たちへ
日記 父と母へ12:40ー14:37
日記 父と母へ
ジャスト・ライク・アット・ホーム12:00ー13:50
ジャスト・ライク・アット・ホーム
月が沈むとき12:00ー13:30
月が沈むとき

予定表 横にスクロールできます

12/6(土) 12/7(日) 12/8(月) 12/9(火) 12/10(水) 12/11(木) 12/12(金)
エルジ19:05ー20:35
エルジ
月が沈むとき19:00ー20:26
月が沈むとき
日記 子供たちへ18:40ー20:30
日記 子供たちへ
日記 父と母へ18:40ー20:40
日記 父と母へ
ジャスト・ライク・アット・ホーム18:40ー20:35
ジャスト・ライク・アット・ホーム
月が沈むとき18:40ー20:10
月が沈むとき
日記 愛する人たちへ18:40ー20:52
日記 愛する人たちへ
リダンス20:45ー22:10
リダンス
ジャスト・ライク・アット・ホーム20:55ー22:45
ジャスト・ライク・アット・ホーム
日記 愛する人たちへ20:40ー22:52
日記 愛する人たちへ
リダンス20:50ー22:15
リダンス
エルジ20:45ー22:15
エルジ
日記 子供たちへ20:20ー22:15
日記 子供たちへ
日記 父と母へ21:00ー22:57
日記 父と母へ

予定表 横にスクロールできます

作品紹介

エルジ

エルジ

1968年/ハンガリー/84分/スタンダード/モノクロ/HDデジタルリマスター
英題:The Girl
原題:Eltávozott nap
脚本:メーサーロシュ・マールタ
撮影:ソムロー・タマーシュ
出演:コヴァーチュ・カティ
字幕翻訳:森彩子
字幕監修:コロンツァイ・バーバラ

児童養護施設で育ったエルジは、24年ぶりに小村で暮らす実の母を訪ねる。再婚していた母は、娘の来訪に戸惑い、彼女を姪と偽って新しい家族に引き合わせた。家族関係の修復も曖昧なまま街へ戻ったエルジは、行きずりの男と交際しながら、鬱々と日々を過ごす。ある日、素性の知れぬ中年男性がエルジの前に現れ、「君の両親は死んだ」と告げる。長編デビュー作であり、のちに繰り返し描かれる“養子”をテーマとした自伝的作品。

月が沈むとき

月が沈むとき

1968年/ハンガリー/86分/シネマスコープ/モノクロ/2Kレストア
英題:Binding Sentiments
原題:Holdudvar
脚本:メーサーロシュ・マールタ
撮影:ケンデ・ヤーノシュ
出演:トゥルーチク・マリ、コヴァーチュ・カティ、バラージョヴィチ・ラヨシュ
字幕翻訳:森彩子
字幕監修:コロンツァイ・バーバラ

政治家の夫に先立たれたエディトは、保険金や邸宅の相続を頑なに拒む。父の名声が汚されることを恐れた息子は、母エディトを別荘に軟禁した。息子の婚約者も「看守」として手を貸すが、壊れていくエディトを見るうち、結婚という結び付きに違和感を募らせていく。「家」に囚われた女性の苦しみと、彼女に寄り添う女性の交流が描かれたシスターフッド映画。

リダンス

リダンス

1973年/ハンガリー/81分/スタンダード/モノクロ/4Kレストア
英題:Riddance
原題:Szabad lélegzet
脚本:メーサーロシュ・マールタ
撮影:コルタイ・ラヨシュ
出演:クートヴェルジ・エルジェーベトゥ
字幕翻訳:高橋文子
字幕監修:コロンツァイ・バーバラ

工場勤務のユトゥカは、ダンスパーティーで出会った大学生アンドラーシュと恋に落ちる。彼に拒絶されることを恐れたユトゥカは、自分も学生であることを装い、名前も偽る。やがてアンドラーシュはユトゥカの素性を知るが、両親には真実を告げられずにいる。両家合同の食事会。アンドラーシュ家の階級意識が剥き出しになっていく。
アニエス・ヴァルダがそのシャワーシーンに強く魅了されたという、労働者階級とインテリの格差を背景に女性の選択を描く静かな力作。撮影はジュゼッペ・トルナトーレ作品で知られるコルタイ・ラヨシュ。

ジャスト・ライク・アット・ホーム

ジャスト・ライク・アット・ホーム

1978年/ハンガリー/109分/ビスタ/カラー/4Kレストア
英題:Just Like at Home
原題:Olyan, mint otthon
脚本:コーローディ・イルディコー
撮影:コルタイ・ラヨシュ
出演:ヤン・ノヴィツキ、ツィンコーツィ・ジュジャ、アンナ・カリーナ、サボー・ラースロー(ラズロ・サボ)
字幕翻訳:高橋文子
字幕監修:コロンツァイ・バーバラ

アメリカからハンガリーへ帰国したアンドラーシュ。根無し草状態の彼は、放し飼いにされていた犬に惚れ込み、飼い主の少女から強引に買い取った。わだかまりを残したふたりは、やがて親子とも言い切れぬ親密な関係を育んでいく。アンドラーシュのかつての恋人アンナも、そんなふたりを気に掛けている。彼女はアンドラーシュに、愛を告白するが……。
父への献辞で始まる本作は、メーサーロシュにとって非常に個人的な父との物語だといえる。アンナ・カリーナがふたりの関係に揺らぎを与える人物を好演。

日記 子供たちへ

日記 子供たちへ

1980-83年/ハンガリー/108分/スタンダード/モノクロ/4Kレストア
英題:Diary for My Children
原題:Napló gyermekeimnek
脚本:メーサーロシュ・マールタ
撮影:ヤンチョー・ニカ
出演:ツィンコーツィ・ジュジャ、ヤン・ノヴィツキ
字幕翻訳:森彩子
字幕監修:コロンツァイ・バーバラ、秋山晋吾

1947年、ソ連からハンガリーへ帰国したユリは、共産党員の養母マグダの保護下で育つ。父は秘密警察に捕らわれ、母はこの世を去っていた。恐怖政治が布かれるこの国で、ユリは不安定な生活を強いられる。ある日、ユリはヤーノシュと名乗る男と出会う。彼は父と瓜二つの人物だった。
「日記」三部作の第一部。冷戦下の自身の苦難を描き、1984年のカンヌで審査員グランプリを受賞。撮影は義理の息子ヤンチョー・ニカが担当した。

日記 愛する人たちへ

日記 愛する人たちへ

1987年/ハンガリー/132分/スタンダード/カラー・モノクロ/2Kレストア
英題:Diary for My Loves
原題:Napló szerelmeimnek
脚本:メーサーロシュ・マールタ、パタキ・エーヴァ
撮影:ヤンチョー・ニカ
出演:ツィンコーツィ・ジュジャ、ヤン・ノヴィツキ
字幕翻訳:森彩子
字幕監修:コロンツァイ・バーバラ、秋山晋吾

マグダの元を離れたユリは、織物工場で働いている。映画監督を志すユリは、モスクワの大学で映画制作を学ぶことになった。スターリンの死後、ユリは卒業制作として、労働者の実情を捉えたドキュメンタリー映画を完成させたものの、反-社会主義リアリズム的な内容から、再編集を命じられた。そしてユリは父がすでに死去したことを知らされる。
「日記」三部作の第二部で1987年のベルリンで銀熊賞を受賞。モスクワ留学から1956年のハンガリー事件前夜までを描く。ユリが父と瓜二つの男に抱く愛情は複雑になり、ふたりの関係は次第にメロドラマ性を帯び始めていく。

日記 父と母へ

日記 父と母へ

1990年/ハンガリー/117分/スタンダード/カラー・モノクロ/2Kレストア
英題:Diary for My Father and Mother
原題:Napló apámnak, anyámnak
脚本:メーサーロシュ・マールタ、パタキ・エーヴァ
撮影:ヤンチョー・ニカ
出演:ツィンコーツィ・ジュジャ、ヤン・ノヴィツキ、トゥルーチク・マリ
字幕翻訳:森彩子
字幕監修:コロンツァイ・バーバラ、秋山晋吾

1956年10月23日、ブダペシュトで民衆が蜂起する。モスクワで足止めを食っていたユリは、12月に入りようやくハンガリーへの帰国を許された。ユリはカメラを手に、荒廃した街並みや犠牲者を見つめていく。その年の大晦日、ユリたちは一堂に会する。政治的立場を異にする者たちも、仮装や音楽、ダンスに耽る。しかし反動分子の弾圧はとどまるところを知らず……。
「日記」三部作の最終作。1956年のハンガリー事件から民主化運動の挫折までを描き、戦争の余波と闘いの行方を問う。

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11/29(土)~

こんな事があった

こんな事があった

©松井良彦/ Yoshihiko Matsui

2025年/130分/日本/配給・宣伝:イーチタイム
監督・脚本・企画・製作:松井良彦
プロデューサー:窪田将治、江守徹
ラインプロデューサー:宮下昇
撮影監督:髙間賢治(JSC)
照明:上保正道
録音:浦田和治、藤本賢一
美術:畠山和久
美術(福島班):山本伸樹
特殊造型:松井祐一
ヘアメイク:東なつみ
スタイリスト:森内陽子
助監督:山口雄也、YAMAOKA
音楽:菅沼重雄 編集:藍河兼一
制作プロダクション:フェイスエンタテインメント
制作協力:ふればり
出演:前田旺志郎、窪塚愛流、柏原収史、八杉泰雅、金定和沙、里内伽奈、大島葉子、山本宗介、波岡一喜、近藤芳正、井浦新

公式ホームページ

原発事故で離散した家族と、青春を奪われた青年たちが向かう先は––––

2021年、夏、福島。17歳のアキラは、母親を原発事故の被曝で亡くし、父親は除染作業員として働きに出、家族はバラバラに。拠りどころを失ったアキラを心配する友人の真一も、深い孤独を抱えていた。ある日、アキラはサーフショップを営む小池夫婦と店員のユウジに出会い、閉ざしていた心を徐々に開いていく。しかし、癒えることのない傷痕が、彼らを静かに蝕んでいく――。


松井良彦監督、18年の沈黙を破り世界に叩きつける、心揺さぶる魂の映画
前田旺志郎×窪塚愛流×井浦新ほか日本映像界を牽引する実力派俳優が集結

舞台は、東日本大震災から10年後の福島。原発事故で離ればなれになった家族と、青春を奪われた青年たちの姿をまざまざと映し出す。監督・脚本は、79年のデビューから監督作は5本と寡作ながらも、代表作『追悼のざわめき』(88年)など日本のみならず世界中の映画ファンから支持されている松井良彦。震災から1年後に訪れた福島の惨状を目の当たりにし、映画制作を決意。自らの足で何度も福島を訪れ、多くの取材とリサーチを重ね、オリジナルストーリーを書き上げた。構想から13年、美しいモノクロームの世界の中に、社会への痛烈な怒りと切実な祈りを込め、観るものの心を揺さぶる魂の映画が今解き放たれる。
主人公のアキラを演じるのは、是枝裕和監督『奇跡』(11年)で映画デビューにして初主演を飾り、以降、映画やドラマ、舞台を中心に俳優として着々とキャリアを積む前田旺志郎。アキラの友人・真一役には、18年に俳優デビュー後、篠原哲雄監督『ハピネス』(24年)で映画初主演を果たし、映画やドラマ、CMなど活躍の場を広げる窪塚愛流。期待の若手俳優2人の共演によって、行き場のない怒りを抱えた青年たちの感情がリアルに浮かび上がる。さらに、家族の再生に苦心する真一の父親・篤人役には、今の日本映像界を牽引する俳優、井浦新。さらに、柏原収史、波岡一喜、近藤芳正ら実力派俳優が集結。傷痕が深く残る福島の地で、それぞれの立場で苦しみもがく市井の人々の姿を露わにしている。


こんな事があった こんな事があった こんな事があった

上映日時

11/29(土) 11/30(日)~12/2(火) 12/3(水) 12/4(木)、12/5(金)
16:40-18:55 16:00-18:15 16:45-18:55 16:00-18:15

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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11/29(土)~

ひとつの机、ふたつの制服

ひとつの机、ふたつの制服メイン画像

Renaissance Films Limited ©️2024 All Rights Reserved.

2024年/109分/台湾/原題:夜校女生/カラー/中国語/配給:ムヴィオラ、マクザム
監督:ジュアン・ジンシェン(荘景燊)
脚本:シュー・フイファン(徐慧芳)、ワン・リーウェン(王莉雯)
出演:チェン・イェンフェイ(陳妍霏)、シャン・ジエルー(項婕如)、チウ・イータイ(邱以太)
提供:マクザム
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター

公式ホームページ

入場者プレゼント
ひとつの机、ふたつの制服 ご来場のお客様にポストカードセット(8種の中から3種ランダム)をプレゼント!
※絵柄はお選びいただけません。
※数量限定、なくなり次第終了です。

⼤ヒットメーカー、ギデンズ・コーが⼤絶賛の⻘春コンプレックス・エンタテインメント!
90年代・台北。夜間部の私が同じ机を共有したのは全⽇制の可愛くて優秀な彼⼥だった。

受験に失敗し、強引な⺟の勧めにより名⾨⼥⼦校「第⼀⼥⼦⾼校」の”夜間部”に進学した⼩愛(シャオアイ)。同じ教室で同じ机を使うことになった全⽇制の成績優秀な⽣徒、敏敏(ミンミン)と、⼩愛は机に⼿紙を⼊れるやりとりから “机 友(きゆう)”=デスクメイトになる。夜間と全⽇制。制服は同じでも、胸の刺繍の⾊が違う。やがて⼩愛と敏敏はお互いの制服を交換し、ふたりで遊びに⾏くようになる。ある日、同じ男⼦校⽣を想っていることに気づき……。

昨年の第29回釜⼭国際映画祭でのワールドプレミアで評判を呼び、特別上映された第61回台北⾦⾺映画祭では、⽇本でもリメイクされたヒット作『あの頃、君を追いかけた』(2011)などで知られるギデンズ・コーが⼤絶賛したことで、さらに⼤きな話題となった台湾映画『ひとつの机、ふたつの制服』。⼤⼈には懐かしく、現在進⾏形の若者にはちょっぴり痛い。90年代の台北を舞台にした⻘春コンプレックス・エンタテインメントの誕⽣です!


「泣けるほどに懐かしい」
90年代の台北の魅⼒をぎっしり詰め込んだディテール。

映画は、⼩愛たちが第⼀⼥⼦⾼校に⼊学する1997年から彼⼥たちの⼤学⼊試、卒業、そして台湾⼤地震の1年後となる 2000年9⽉までを描く。90年代後半のどこか懐かしさを感じさせる街並み。当時の写真資料などから再現したヘアスタイルやファッション、キャラ⽂房具などのレトロ可愛いさ。また今やアジアを代表する世界的バンドで、90年代はまだ インディーズバンドだったMayday(五⽉天)や、当時の台湾でも⼤⼈気だった⽇本のバスケアニメ「SLAM DUNK」やテレビドラマドラマ「ビーチボーイズ」などが登場⼈物たちのキャラクター描写に効果的に使われ、映画の魅⼒を輝かせる。さらに、⼩愛の成⻑物語の鍵を握るのは、当時は新世代の⼥優として注⽬されていたハリウッド⼥優ニコール・キッドマンの存在と、90年代の台湾を語るときに絶対に⽋かせない1999年の921地震だ。そのほかにも90年代台北のリアルがたくさん詰め込まれ、当時を知る観客から「泣けてきちゃうほど懐かしい!」と拍⼿喝采が送られたディテールの素晴らしさにも注⽬を。


ひとつの机、ふたつの制服サブ画像 ひとつの机、ふたつの制服サブ画像1 ひとつの机、ふたつの制服サブ画像2

上映日時

11/29(土) 11/30(日)~12/2(火) 12/3(水) 12/4(木)、12/5(金) 12/6(土) 12/7(日) 12/8(月)~12/12(金)
14:40-16:30 14:00-15:50 14:45-16:35 14:00-15:50 17:05-18:55 17:00-18:50 16:40-18:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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11/22(土)~

やがて海になる

やがて海になるメイン画像

© ABILITY

2025年/日本/92分/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/配給宣伝:MAP/配給協力:ミカタ・エンタテインメント/製作:ABILITY

監督:沖正人
脚本:沖正人、鈴木太一
エグゼクティブプロデューサー:伊藤崇
音楽:小山絵里奈
撮影:彦坂みさき(JSC)
照明:金子秀樹
録音:庄司寿之
出演:三浦貴大、武田航平、咲妃みゆ、山口智恵、柳憂怜、緒形敦、伊沢弘、三浦マイルド、市村優汰、 後藤陽向、川口真奈、ドロンズ石本、武田幸三、高山璃子、占部房子、白川和子、大谷亮介、渡辺哲
主題歌:「おとなになったら」作詞・作曲:オニザワマシロ、超☆社会的サンダル(Perfect Music)
制作協力:本音 ベイビーブレス クレ・マスメディア・スタディオ 
制作プロダクション:KAZUMO

公式ホームページ

イベント情報
11/22(土)13:20回上映後、武田航平さん、緒形敦さん、沖正人監督ほかの舞台挨拶がございます。
11/23(日)13:20回上映後、緒形敦さん、沖正人監督ほかの舞台挨拶がございます。
12/1(月)20:45回上映前、三浦貴大さん、沖正人監督の舞台挨拶がございます。

あの海が憶えている—
人生に惑う《あなた》に贈る、第二の青春ストーリー

広島県の西部、瀬戸内海島嶼部に位置する江田島市。そこで生まれ、これまで一度も島から出る事なく生きてきた修司(三浦貴大)は数年前、家の畑で父親が突然死した事にずっと責任を感じ、それからはずっと、うだつの上がらない生活を送っていた。そんなある日、江田島から東京に出て映画監督として活躍している幼馴染みの和也(武田航平)が、故郷の江田島を舞台に映画を撮る事をテレビで知る。和也は高校時代、修司が思いを寄せていた同級生の幸恵(咲妃みゆ)と付き合っていたこともあり、余計に遠い関係だった。その頃、幸恵は呉市のスナックで働いていた。定期的に江田島に戻り実家の母親の面倒を見ている幸恵には江田島で水産会社を営む交際相手がいて、妻子あるその相手との交際は決して幸せなものではなかった。3人の思いが交錯する中、和也が監督する映画の撮影がスタートする。それは亡くなった母が遺した、ある願いを叶えるためでもあった……


広島県江田島市出身の沖正人監督が描くヒューマンドラマ

コロナ禍の2020年に撮影日数僅か1日、制作費0円で撮影した短編映画『ある役者達の風景』が、NHK「おはよう日本」や週刊新潮などで大々的に取り上げられ、その後長編映画として完成、同年9月に渋谷ユーロスペース他全国公開され話題となった沖正人監督。本作は、沖監督が生まれ故郷を舞台に自身の人生を投影して描いた、もう若いと言えない人生半ばの男女の《第二の青春映画》の誕生!主人公の修司役に、『国宝』『行きがけの空』「DOCTOR PRICE」など、今や映画・ドラマに欠かせない実力派俳優、三浦貴大。父親への負い目から島から出ることができず、好きな女性にも気持ちをストレートに伝えられない不器用な中年ニートを飾らずに演じた。修司の幼馴染みで映画監督の和也役に、『仮面ライダーキバ』で注目され『この小さな手』、『Floating Holidays』など主演作が続く武田航平。本作では、亡くなった母への想いを胸に秘めながら故郷で映画を撮ろうと邁進する、沖監督の分身とも言える役を爽やかに務めた。その二人に愛される幸恵役に、宝塚歌劇団雪組出身で退団後も、舞台を中心にコンサートやドラマなど大活躍中の咲妃みゆ。本作では2人の男性に愛されながら自身の生き方を貫く女性を好演。修司・和也・幸恵の高校時代を、後藤陽向、市村優汰、川口真奈が演じる他、ドロンズ石本、武田幸三、高山璃子、山口智恵、緒形敦、柳憂怜、占部房子、白川和子、大谷亮介、渡辺哲ら、個性豊かな面々が揃った。脚本は監督作「みんな笑え」が話題の鈴木太一が、沖監督と共に担当。瀬戸内海の美しいロケーションをバックに、人生に悩みながら懸命に生きる主人公たちの姿に、多くの人々が勇気をもらえだろう。


やがて海になるサブ画像1 やがて海になるサブ画像2 やがて海になるサブ画像3

上映日時

11/22(土)~11/28(金) 11/29(土) 11/30(日) 12/1(月) 12/2(火) 12/3(水) 12/4(木)、12/5(金)
13:20-14:55 20:55-22:30 20:20-21:55 20:45-22:30 20:20-21:55 21:00-22:35 20:20-21:55

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

11/22(土)~

行きがけの空

行きがけの空

©2024「行きがけの空」フィルムパートナーズ

2025年/日本/100分/製作:「行きがけの空」フィルムパートナーズ、リバーストーンワールド、日本信達
共同配給:T-artist、アークエンタテインメント
監督:西谷真一
脚本:田中晶子
音楽:谷口尚久
題字・ポスター撮影:藤原新也
出演:三浦貴大、服部樹咲、菜葉菜、藤丸千、大高洋子、神村美月、茂手木桜子、片山友希、草野康太

公式ホームページ

イベント情報
12/1(月)18:25回上映後、三浦貴大さん、服部樹咲さん、菜葉菜さん、藤丸千さん、草野康太さん、西谷真一監督 による舞台挨拶がございます。

母の死が、少女を“真実”へと導く──
過去と向き合い、生きる意味を探す、旅の記憶。
少女の心に射しこむ、静かな光の物語。

小樽に暮らす16歳の少女・星野美歩は、母の遺品から一台の古い携帯電話を見つける。そこには、若き日の母と一人の男の写真が残されていた。その男の名は、東京で活動する舞台俳優・望月建斗。母が決して語ることのなかった“青春”の記録に導かれるように、美歩は彼に一通の手紙を送る。建斗が再び小樽の地を踏んだとき、少女と男は、過去の断片をつなぎ合わせながら、互いの喪失と向き合っていく。やがて浮かび上がる、封じられた痛みと、思いがけない“つながり”。それは、家族という言葉では語れない絆のかたち──少女の魂が羽ばたくために、空は静かに広がっていく。いま、旅立ちの朝。行きがけの空に、希望の光は射すのか──

手紙が紡ぐ、途切れた絆。心の冬を越えた先に見えるものは—

俳優として成功するも孤独な日々を送る健斗のもとに、亡き恋人から届いた手紙。その内容は、彼に娘がいる可能性を示唆するものだった。真相を確かめるため小樽を訪れた健斗は、そこで出会った高校生・美歩と運命的な繋がりを感じる。しかし、美歩は父親の存在を知らず、互いの過去と向き合おうとする中で明らかになる家族の秘密。四季折々の小樽の街並みを背景に、愛と葛藤が交差する物語が静かに展開する。


行きがけの空 行きがけの空 行きがけの空

上映日時

11/22(土)、11/23(日) 11/24(月祝)~11/28(金) 11/29(土) 11/30(日)~12/2(火) 12/3(水) 12/4(木)、12/5(金)
15:20-17:00 15:05-16:50 19:05-20:45 18:25-20:10 19:05-20:50 18:25-20:10

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

11/15(土)~

女性の休日

女性の休日メイン画像

© 2024 Other Noises and Krumma Films.

2024年/アイスランド・アメリカ/71分/アイスランド語・英語 /ドキュメンタリー/カラー・モノクロ/DCP /原題:The Day Iceland Stood Still/提供・配給:kinologue

製作:フラプンヒルドゥル・グンナルスドッティル
監督:パメラ・ホーガン
エグゼクティブ・プロデューサー:イライザ・リード
編集:ケイト・タベルナ
撮影:ヘルギ・フェリクソン
音響:ベルガー・プリズン
アニメーション:ジョエル・オルロフ
音楽:マルグリエト・ラウン・マグヌスドッティル(Vök, GusGus)
エンドクレジットソング:ビョーク「Future Forever」
出演:ヴィグディス・フィンボガドッティル (船長にはなれないと言われていたが、1980年世界初の女性大統領に) グズルン・エルレンズドッティル (諦めずに弁護士になる夢を叶え、初代女性最高裁長官に) アウグスタ・ソルケルスドッティル (農場主として認められていなかったが、140年で初の女性農業組合幹部に) グズニ・トルラシウス・ヨハネソン (「女性の休日」に初めて父親が料理をした思い出を語る前大統領)他
字幕翻訳:額賀深雪
後援:アイスランド大使館

公式ホームページ

イベント情報
11/15(土)上映後、塩田潤さん(アイスランド政治研究者)のトークイベントがございます。
※今年10月24日に50周年を迎えたアイスランドの「女性の休日」に現地参加されたお話を伺います。

入場者プレゼント
初日ご鑑賞のお客様にオリジナルステッカーをプレゼント!
※数量限定、なくなり次第終了です。

1975年10月24日 アイスランド全女性90%が
仕事も家事も一斉に「休んだ」
世界を変えた、知られざる運命の1日のドキュメンタリー

1975年10月24日、アイスランド全女性の90%が仕事や家事を一斉に休んだ、前代未聞のムーブメント「女性の休日」。国は機能不全となり、女性がいないと社会がまわらないことを証明した。その後、アイスランドは最もジェンダー平等が進んだ国(2025年世 界経済フォーラム発表・ジェンダーギャップ指数16年連続1位、日本は118位)となった。女性大統領と女性首相が国を治めるようになった2025年、アイスランドがジェンダ ー平等先進国となる大きなきっかけとなった運命の1日を振り返るドキュメンタリーが、 50周年を記念して公開となる。


やるの?できるの?
必ずやる!

なぜ女性は船長になれないのか。
なぜ女性は農場主として認められないのか。
なぜ女性は家事のすべてを担うのか。
なぜ女性は男性より賃金が低いのか。

祖母や母の時代から続いている多くの「なぜ」を抱えた女性たちが世界中で立ち上がった1970年代、それは、北欧の小国アイスランドでも起こっていた。最初に行動をおこしたのは「レッドストッキング」の女性たち。クリスマスの家事に疲れ切ったお母さんの人形をつくってツリーにはりつけ、 男性目線な美人コンテストの会場に白く美しい雌牛を連れて行き、ラジオ番組で生理や性生活、賃金不払いについて赤裸々にトーク。ユーモアある過激な活動で世間の注目を集めていた。男性を憎んでいるわけじゃない。ほんの少し変わってほしかっただけ。
1975年、国際婦人(女性)年。6月に全国各地から約300名の様々な女性たちが集まり、女性会議が開かれた。どうすれば、女性の存在意義を全国民に示せるのか。徹底的に話し合った結果、彼女たちが決断したのは、10月24日に一斉に仕事や家事を休むストライキを行うこと。「ストライキなんて共産主義者みたいで論外!」という右派の反対意見に 「だったら『ストライキ』じゃなくて『休日』にしたら?」という提案。それぞれに思うところがあっても、団結するには妥協も必要だ。こうして「女性の休日」は動き出した。運営委員会は組織されたが、リーダーはいない。みんなが男女平等というひとつの目的を達成するために、とにかくできることをする。男性たちは「バカだね」と笑う。しかし女性たちは本気だった。

女性の休日サブ画像1 女性の休日サブ画像2 女性の休日サブ画像3

上映日時

11/15(土)~11/21(金) 11/22(土)~11/28(金) 11/29(土)~12/5(金) 12/6(土) 12/7(日)~12/12(金) 12/13(土)~
10:00-11:15 11:55-13:10 9:00-10:11 12:05-13:16 11:40-12:51 未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
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