現在上映作品

3/28(土)~

金子文子 何が私をこうさせたか

金子文子 何が私をこうさせたか

©旦々舎

2025年/日本/121分/製作・配給:旦々舎
監督:浜野佐知
企画:鈴木佐知子
脚本:山﨑邦紀
撮影監督:高間賢治(JSC)
制作:森満康巳
助監督:永関勇
編集:目見田健
音楽:吉岡しげ美
出演:菜葉菜、小林且弥、三浦誠己、洞口依子、吉行和子、菅田俊、白川和子、大方斐紗子、結城貴史、和田光沙、鳥居しのぶ、咲耶、佐藤五郎、足立智充、贈人、浅野寛介、森了蔵、関根大学、巣山優奈

公式ホームページ

イベント情報
3/28(土)上映後、浜野佐知監督、菜葉菜さん、三浦誠己さんの舞台挨拶がございます。

100年前、日本の国家権力に全力で抗った虚無主義者/無政府主義者・金子文子 死刑判決から獄中での自死に至る121日間を描く。

1923年9月、朝鮮人の虚無主義者/民族主義者の朴烈と共に検束され、1926年3月、大逆罪で死刑判決を受けた金子文子。恩赦で無期に減刑され、栃木女子刑務所に送られたが、7月23日、独房で自死した。没年23歳。金子文子は、なぜ死んだのか?大審院の死刑判決の後、栃木女子刑務所で自死するまで何があったのか。本作は、残された生の声を伝える短歌をもとに、これまで空白であった死刑判決から自死に至る121日間の、文子のたったひとりの闘いを描く。

メガホンを取ったのは、1971年にピンク映画で監督デビューし、300本を超える映画を監督・制作してきた浜野佐知。自主制作作品では、尾崎翠(作家)、湯浅芳子(ロシア文学者)、宮本百合子(作家)など100年前の日本で自らを曲げることなく生きた女性たちを描いてきた浜野監督が、長年映画化を切望し続けた金子文子の最後の孤独な闘いを監督人生の集大成として完成させた。主演には、菜葉菜。『百合子、ダスヴィダーニヤ』『雪子さんの足音』で浜野監督作品に出演し、その演技力から文子役として抜擢。最後まで国家権力に抵抗した文子の魂の叫びを体現した。また文子の同志・朴烈には、監督としても活躍している小林且弥。予審判事・立松懐清には、三浦誠己。ほか、浜野作品に馴染みの深い吉行和子、白川和子、大方斐紗子、洞口依子、鳥居しのぶに加え、和田光沙、咲耶、菅田俊、足立智充、結城貴史、佐藤五郎など個性的な俳優陣が集結。脚本は山﨑邦紀、撮影監督は高間賢治、音楽監督は吉岡しげ美。長野県松本市にある戦前の裁判所や刑務所を移築した「松本市歴史の里」などで撮影された。


金子文子 何が私をこうさせたか 金子文子 何が私をこうさせたか 金子文子 何が私をこうさせたか

上映日時

3/28(土) 3/29(日)~4/3(金) 4/4(土)~4/10(金) 4/11(土)~
12:10-14:11 11:45-13:50 10:00-12:05 未定

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

3/28(土)~

湯徳章―私は誰なのか―

湯徳章―私は誰なのか―

© 2024角子影音製作有限公司

2024年/台湾/93分/配給:太秦
原題:尋找湯德章
監督・撮影:黃銘正(ホァン・ミンチェン)、連楨惠(リェン・チェンフイ)
プロデューサー:連楨惠(リェン・チェンフイ)
出演:鄭有傑(チェン・ユウチェー)
企画・製作:角子影音製作有限公司
監修:栖来ひかり
日本語字幕:加藤浩志
後援:台北駐日経済文化代表処 台湾文化センター

公式ホームページ

イベント情報
3/28(土)上映後、黃銘正(ホァン・ミンチェン)監督、連楨惠(リェン・チェンフイ)監督のオンライン舞台挨拶がございます。

彼の最期から半世紀―
民主化とともにその名が刻まれた
時を経て語られる、激動の人生を歩んだ一人の男の生涯

1947年3月13日、今では整備されたロータリーの中心にある公園で一人の男が処刑された。彼が生まれたのは1907年、台湾が日本の植民地であった頃。先住者と日本からの移住者との間に発生する摩擦のなかで、「台湾人」というアイデンティティが形成された時代でもあった。日本の敗戦後、ほどなくして台湾は中華民国政府の統治下に置かれるが、国民党政権の抑圧や腐敗に、台湾の民衆は不満と怒りを募らせていく。その衝突をきっかけに「二二八事件」が起こり、以降、長きにわたる言論弾圧と戒厳令が敷かれる。事件にまつわる人や物事を語ることは禁じられ、台湾の記憶の奥に静かに封じられていった。
台南には、湯徳章の名を冠した旧居や道路が残されているが、多くの台湾人、さらには台南の地元住民でさえ、彼の人物像を知る者は少ない。映画は彼の足跡をたどる旅に観客を導いていく。息子(養子)や姪、果物屋の店主、ジャーナリスト、歴史家、作家、当時の新聞記事…。彼と関わりのあった人々の証言や記録を紐解きながら湯徳章の人物像、そして彼が歩んだ人生の輪郭を少しずつ浮かび上がらせていく。
台湾の未来を切り開こうとしながらも、その志を果たす前に命を奪われた彼の想いとは——。これは、湯徳章のアイデンティティを探求する物語だけではない、台湾の記憶をたどる物語。

湯徳章(トゥン・テッチョン)

1907年、日本人の父と台湾人の母のもとに生まれた。警察官として社会に身を置くが、その後、日本にわたって司法を学び弁護士資格を取得。台南に戻り、弁護士として人々のため尽力した。1947年、二二八事件が勃発し、湯徳章は身を挺して混乱の収拾に尽力し多くの市民を守ったが、軍に逮捕され拷問を受け、町中を引き回されたうえで台南市の中心部にある民生緑園(現・湯徳章記念公園)で公開処刑された。40歳という若さであった。


湯徳章―私は誰なのか― 湯徳章―私は誰なのか― 湯徳章―私は誰なのか―

上映日時

3/28(土)~4/3(金) 4/4(土) 4/5(日) 4/6(月)~4/10(金)
10:00-11:35 16:05-17:38 16:00-17:33 15:50-17:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

3/28(土)-4/3(金)

第2回日本モンゴル映画祭

第2回日本モンゴル映画祭

第2回日本モンゴル映画祭

3/28(土)-4/3(金)

第2回日本モンゴル映画祭

3/28(土)-4/3(金)

モンゴルの「今」を五感で楽しめる、
日本初公開6作品を含む珠玉のラインナップ

第2回のテーマは「五感で楽しむモンゴル旅」。清朝支配下にあった時代から現代まで、モンゴルの大草原や都市で生きるさまざまな人びとの「リアル」を、映像で「見て」、ヒップホップやロック、伝統音楽で「聴いて」、登場人物たちの息遣いで「感じる」、まるでモンゴルを旅しているかのような体験をご提供します。

モンゴル国

日本とモンゴルには、多くの共通点があります。同じ北東アジアに位置すること、天や山や大地など大自然に宿る神を敬う精神、そして映画や音楽など独特なカルチャーが活発に生まれていること……。 しかし、日本で得られるモンゴルの情報は限られており、日本人が思い浮かべるモンゴルのイメージは「草原」「馬」「相撲」といった画一的なものにとどまるのが現状です。一方モンゴルでは、アニメや映画、ドラマ、音楽など日本のカルチャーが親しまれており、日本文化への関心が高い国です。 本映画祭は、モンゴル映画を通して、日本とモンゴルの「知られざる今」をつなぐ文化的な架け橋となることを目指しています。大草原で家畜と共に生きる遊牧民の喜びと悲しみ、ウランバートル郊外のゲル地区でヒップホップに希望を見出した若者の燃えるような生きざまなど、日本にいる私たちにとって“新しい発見”や“刺激に満ちた世界”をお届けします。

公式ホームページhttps://mongolianfilmfest.com/

主催日本モンゴル映画祭実行委員会/株式会社マグネタイズ/株式会社NOMADZ

共催株式会社東京企画/株式会社リブ

助成アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】

協賛株式会社グランマーブル

協力大阪アジアン映画祭/合同会社K-zone/新宿モンゴル料理モリンホール屋

後援駐日モンゴル国大使館

入場料 一般1,900円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円

オンラインチケット購入

上映スケジュール

3/28(土) 3/29(日) 3/30(月) 3/31(火) 4/1(水) 4/2(木) 4/3(金)
TATAR14:55ー16:55
TATAR
狼は夜やってくる14:00ー15:40
狼は夜やってくる
リモート・コントロール14:00ー15:50
リモート・コントロール
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男14:00ー15:05
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男
サイレント・シティ・ドライバー14:00ー16:18
サイレント・シティ・ドライバー
Bedridden 〜寝たきりを選んだ男14:00ー16:00
Bedridden 〜寝たきりを選んだ男
MONGOL14:00ー16:40
MONGOL
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男17:05ー18:10
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男
サイレント・シティ・ドライバー15:50ー18:10
サイレント・シティ・ドライバー
Bedridden 〜寝たきりを選んだ男16:00ー18:00
Bedridden 〜寝たきりを選んだ男
MONGOL15:15ー17:55
MONGOL
リモート・コントロール16:25ー18:10
リモート・コントロール
TATAR16:10ー18:10
TATAR
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男16:50ー17:55
SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男

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作品紹介

MONGOL ジャパンプレミア

ⒸKHATANBAATAR Tsedensodnom

2023年/モンゴル/155分
原題: MONGOL
監督・脚本:アムラ・バルジンヤム
プロデューサー:ウラン・サインビレグ
出演:アムラ・バルジンヤム、ソロンゴ=ウヤンガ・トゥムルスフ、ナイダンドルジ・チョインホル

1910年、満州人による清朝支配下にあったモンゴル。遊牧民のモンゴルは、領主の娘セルチマーと運命的に恋に落ちる。しかし、彼女の父である領主はモンゴルに罪を負わせて断罪し、彼の人生を引き裂き、愛も、誇りも、未来さえも奪い去る。すべてを失ったモンゴルは、裏切りと欺瞞が渦巻く世界へと踏み出す。生きのびるためだけではない。正義を取り戻すために……。その過酷な旅路のなかで、彼の闘いは沈黙していた民の心に火を灯し、希望と結束を呼び覚ましていく。

サイレント・シティ・ドライバー

2024年/モンゴル/138分
英題:Silent City Driver
原題:Чимээгүй хотын жолооч
監督:ジャンチブドルジ・センゲドルジ
脚本:ジャンチブドルジ・センゲドルジ、ノムーンズル・トゥルムンフ
プロデューサー:ガンバータル・ナランツェツェグ、ナランバト・バヤスガラン、ボルド・ガンバト
出演:トゥブシンバヤル・アマルトゥブシン、ナランツェツェグ・ガンバータル

14年間の服役を終えたミャグマルは、罪悪感と病、孤独を抱え、社会から拒まれながらひっそりと生きる。霊柩車の運転手として働き始め、唯一の友は野良犬たちだった。あるとき彼は、盲目の父親を置いて夜ごと街へ繰り出す若い女と出会い、犬が飼い主を求めるように、彼女につきまとうようになる。彼女や若きチベット仏教僧との出会いを通し、彼は再生を模索するが、過去の闇と社会の腐敗がふたたび彼を葛藤へと引き戻す。

狼は夜やってくる ジャパンプレミア

ⒸMichael Latham

2024年/モンゴル・ドイツ・オーストラリア/96分
原題:The Wolves Always Come at Night
監督:ガブリエル・ブレイディ
脚本:ダワースレン・ダグワスレン、オトゴンザヤ・ダシゼヴェグ、ガブリエル・ブレイディ
プロデューサー:ジュリア・ニートハマー、アリウナー・ツェレンピル、リタ・ウォルシュ
出演:ダワースレン・ダグワスレン、オトゴンザヤ・ダシゼヴェグ

バヤンホンゴル県の草原で暮らす夫婦ダワーとザヤと4人の子どもたちは、出産期を迎えた家畜の世話で忙しい。ある晩、ダワーは狼を警戒して家畜を見に行くが、そこには何もいなかった。ところが運命の日、激しい砂嵐が襲い、家畜の半数が命を落とす。深い悲しみのなか、一家は都市へ移住することを決断。ダワーは愛馬を手放し、定職に就いて働き始めるが……。2026年アカデミー賞オーストラリア代表作品に選出されたハイブリッド・ドキュメンタリー。

TATAR ワールドプレミア

2025年/モンゴル/113分
原題:TATAR
監督:バトデルゲル・ビャンバスレン
脚本:ミエーゴンボ・アレクサンドル、アリオンボルド・ラグワスレン、ビルグーン・トゥムル=オチル
プロデューサー:ムンフチョローンタタル・ドガル、バトザヤ・ダムディンバザル
出演:ガンバト・ダムディンプレヴ、スミヤドルジ・フセルバータル、トゥヴシン・ナランバータル

1999年、民主化後のウランバートル郊外で、3人の青年が「TATAR」というヒップホップ・グループを結成した。彼らの音楽は、人生における苦難や、社会の厳しい現実を表現する声そのもの。対立するギャング「クバナ」との争いは、音楽を超え、正義、野心、友情をかけた現実の闘いへと発展する。幅広い年代から愛される大人気グループ誕生の裏に秘められた実話をもとに、闘争と絆、恋、そして成り上がりの物語が描かれる。

リモート・コントロール ジャパンプレミア

ⒸDavaanyam Delgerjargal

2013年/モンゴル・ドイツ・アメリカ/104分
原題:REMOTE CONTROL
監督・脚本:ビャンバ・サヒャ
プロデューサー:アリウナー・ツェレンピル
出演:バーサンドルジ・エンフタイヴァン、バヤルマー・ネルグイ

愛のない家庭から逃げ出した田舎の少年ツォゴは、都会のアパート屋上に住みつく。ミルクを売って食い繋ぎ、絵を描いて空想の世界に浸ることで日々を生きのびていた彼は、隣の建物のさまざまな窓を眺めるうち、孤独な女性の存在に心を奪われ、彼女との間に魂の共鳴を感じるようになる。ある日、ツォゴはリモコンで隣の建物のテレビを操作することを思いつく。このささやかな「力」に味を占め、他人の人生を操ろうとするが……。

Bedridden 〜寝たきりを選んだ男 ジャパンプレミア

ⒸKhangai Boldsaikhan

2020年/モンゴル/115分
原題:Bedridden
監督・脚本:ビャンバ・サヒャ
プロデューサー:アリウナー・ツェレンピル
出演:バトトルガ・ガンバト、アリオンチメグ・トゥムルスフ、ドルジスレン・シャダヴ

ある朝、26歳の作家志望の青年は運命の啓示を感じとり、欺瞞と違和感に満ちた人生を放棄するかのように、自ら「ベッドに寝たきり(Bedridden)」となることを決意する。心が通じ合わない父、家を出た母……。壊れた家庭に育ち、真の愛を渇望しながら、彼は婚約者に深い結びつきを求める。しかし、思いをうまく伝えられずすれ違う二人に、やがて嫉妬と疑念が生まれる。モンゴルの人気作家G.アヨルザナの中篇小説に着想を得てつくられた作品。

SHUVUULAKHUI 〜ハヤブサと男 ワールドプレミア

ⒸNOISE ART MEDIA

2025年/モンゴル/60分
原題:Шувуулахуй
監督・脚本:エンフバヤル・バター
プロデューサー:エンフバヤル・バター、ブレン・オチル
撮影:ダヴァーニャム・デルゲルジャルガル
出演:バトビレグ・エルデネジャルガル

太古の昔から、ハヤブサはモンゴル人の勇気と叡智の象徴。本作は、ウランバートル郊外で妻子と暮らしながら、野生のハヤブサを半年間かけて訓練するバトビレグを追ったドキュメンタリー。モンゴルに古くから伝わる鷹狩り文化を復興させ、ハヤブサの価値を社会に伝え、自然保護の思想を継承しようとする彼の前に、数々の困難が現れる。法律に従うべきか、伝統文化に忠実であり続けるべきか、二重の選択を迫られるが……。

3/21(土)~

決断するとき

©2024 ARTISTS EQUITY. ALL RIGHTS RESERVED.

2026 年/アイルランド/98分/カラー/1.85:1/5.1ch/日本語字幕:山下美紗/配給:アンプラグド
監督:ティム・ミーランツ
脚本:エンダ・ウォルシュ
原作:クレア・キーガン「ほんのささやかなこと」(鴻巣友季子 訳/早川書房 刊)
製作総指揮:ベン・アフレック マイケル・ジョー ケヴィン・ハローラン
製作:マット・デイモン キリアン・マーフィー アラン・モロニー キャサリン・マギー ドリュー・ビントン 撮影:フランク・バン・デン・エーデン
編集:アラン・デソバージュ 音楽:センヤン・ヤンセン
出演:キリアン・マーフィー アイリーン・ウォルシュ ミシェル・フェアリー クレア・ダン ヘレン・ビーハン エミリー・ワトソン

公式ホームページ

「知ってしまった個人はどう振る舞うのか」
実話に基づく、世界的ベストセラーの映画化

舞台は1985年、アイルランドの小さな町。石炭商として生計を立て、家族と慎ましく暮らすビル・ファーロング(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、石炭を届けに訪れた地元の修道院で、目を背けたくなる光景を目撃する。そこに身を置く少女から「ここから出してほしい」と懇願され、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実と向き合うことに。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責に悩むビル。そんな彼が、ついに下す決断とは――。

『オッペンハイマー』(23)後、次なる挑戦
アカデミー受賞俳優、キリアン・マーフィーの意欲作

第96回アカデミー賞 主演男優賞に輝いた『オッペンハイマー』(23/日本では2024年に劇場公開)の後、キリアン・マーフィーが次なる挑戦として選んだ意欲作。原作は、『コット、はじまりの夏』(22)の原作「あずかりっ子」でも知られる作家クレア・キーガンのベストセラー小説「ほんのささやかなこと」(鴻巣友季子 訳/早川書房 刊)。マーフィー自身が原作に深く惚れ込み、自ら映画化を切望。『オッペンハイマー』の撮影中にマット・デイモンへ企画を持ちかけ、ベン・アフレックも参加。そして、マーフィー出演のTVドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」(日本ではNetflix配信)で監督を努めた、ティム・ミーランツが加わり映画化が実現した。マーフィーは本作で初めてプロデューサーとしても名を連ね、キャスティングにも参加している。
アイルランドに実在した“マグダレン洗濯所”の人権問題を背景に描かれる本作は、社会が長く黙認してきた現実を問いかける人間ドラマ。『オッペンハイマー』とは一線を画し、言葉を抑え、沈黙と内面の葛藤を徹底的に演じ切るマーフィーの姿が、深い余韻を残す。


上映日時

3/21(土)~3/27(金) 3/28(土)~4/3(金)
12:25-14:10 18:20-20:00

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

3/21(土)~

エリス&トム ―ボサノヴァ名盤誕生秘話―

©O2 PRODUҪÕES ARTÍSTICAS E CINEMATOGRÁFICAS LTDA.

2022年/ブラジル/100分/ポルトガル語・英語/配給:ディスクユニオン/劇場営業:トリプルアップ
原題:Elis&Tom Só Tinha de Ser Com você
監督:ホべルト・ヂ・オリヴェイラ、ジョム・トブ・アズレイ
字幕:山口三平/ポルトガル語監修:Tatsuro Murakami
インタビュー対象者:アンドレ・ミダニ、ホベルト・メネスカル、ホベルト・ヂ・オリヴェイラ、ネルソン・モッタ、ウェイン・ショーター、ロン・カーター、ジョン・パレ―リーズ、ジョアン・マルセロ・ボスコリ、セザル・カマルゴ・マリアーノ、ベス・ジョビン、ウンベルト・ガティカ、エリオ・デルミーロ、パウロ・ブラガ

公式ホームページ

ブラジル音楽史に燦然と輝く傑作アルバム『エリス&トム』
当時の貴重な秘蔵映像を中心に、レコーディングの裏側に迫る
全音楽ファン必見のドキュメンタリー

1974年2月、ブラジル屈指の歌手であったエリス・レジーナと、1960年代に「イパネマの娘」の大ヒットで世界的な名声を得ていたアントニオ・カルロス・ジョビン(トム・ジョビン)がロサンゼルスに集合し、アルバム「Elis&Tom」を共作した。半世紀が経った今でもなお、ブラジルのみならず世界の音楽史上に燦然と輝くボサノヴァの傑作アルバムだが、実はレコーディングの舞台裏では様々な問題や軋轢が生じていた。ポップスターのエリスと、ボサノヴァの創始者で古き良きシンプルな音楽が好きなトムとの相性は最悪で、さらに、エリスの当時の夫でアレンジャーだったセザル・カマルゴ・マリアーノとトムとの関係にも亀裂が生じて…。彼らのアルバムのレコーディング現場では、いったい何があったのか? その秘密に迫る必見のドキュメンタリー。

上映日時

3/21(土)~3/27(金) 3/28(土)~4/3(金)
10:30-12:15 20:10-21:55

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入