現在上映作品

7/18(土)~

わたしの聖なるインド

わたしの聖なるインド

©2023 Nausheen Khan

2023年/インド/74分/ヒンディー語、英語/配給:きろくびと
原題:Land of My Dreams
監督・撮影・編集:ノウシーン・ハーン
音楽:クシュ・アシェール

公式ホームページ

イベント情報
7/19(日)上映後、松岡環さん(アジア映画研究者)のトークイベントがございます。

この国は誰のもの?
忘却に抗うカメラに映る、「愛国」という名の暴力と希望

2019年12月、インドのナレンドラ・モディ政権はイスラム教徒(ムスリム)を意図的に排除した市民権改正法(CAA)を制定。イスラム教徒の間で市民権を剥奪される危機感が高まった。法律に対する非難の声が増す中、反対運動の拠点だったジャミア・ミリア・イスラミア大学構内に警察が乱入。無抵抗の学生を襲い、200人もの負傷者と多くの逮捕者を出した。この暴力的な対応と差別的な法律への抗議として、デリー南部のイスラム教徒居住区のシャヒーン・バーグで、大規模な座り込みが始まる。その中心にいたのはムスリムの女性たち。日々の暮らしを営みながら、100日以上にわたって幹線道路を封鎖した。この非暴力で平和的な活動は多くの人の共感を呼び、世代、文化、宗教を超えてインド全土に広がった。しかし、首都デリーでの地方議会選挙を機に状況は緊迫。トランプ大統領の訪印に注目が集まる中、警察による強制排除が起こりーー。

世代、文化、宗教を超え、インド全土に広がった ムスリムの女性たちによる歴史的ムーブメント

政治的にも社会的にも透明化されてきた、イスラム教徒の女性たち。国家を揺るがす歴史的な抵抗運動の軌跡に、自らの解放と変革の物語を重ねたのは、ムスリム女性のノウシーン・ハーン。信仰から距離を置き、社会に溶け込む努力をしてきた彼女が、インドで台頭するヒンドゥー至上主義の実像をみつめ、自らの生き方、国のあり方を問い直す。インド国内での上映が困難を極める中、山形国際ドキュメンタリー映画祭2023(上映タイトルは『我が理想の国』)で市民賞〈観客賞〉を受賞した意欲作が、遂に日本公開!
インドのアートシーンでは近年、ムスリムの若手作家たちが注目を集めている。彼らはイスラム教徒というアイデンティティを逆手に取り、抑圧的な政治体制への対抗として、マイノリティの側から世界をまなざす。その作品は、自ずと高い独自性と豊かな批評性を帯び、社会的な議論を巻き起こしている。本作もその流れを汲んだ作品といえる。


わたしの聖なるインド わたしの聖なるインド わたしの聖なるインド

上映日時

7/18(土)~7/24(金) 7/25(土)、26(日) 7/27(月)~7/31(金)
12:15-13:35 13:35-14:50 13:20-14:40

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

7/18(土)-7/31(金)

ロベール・ブレッソン傑作選

ロベール・ブレッソン傑作選

7/18(土)-7/31(金)

ロベール・ブレッソン傑作選

7/18(土)-7/31(金)

映画監督ロベール・ブレッソンの名前を知っている人も多いだろう。その名前はどんなイメージを抱かせているだろうか、難しい映画を撮る人だと思われていないだろうか?
ブレッソン映画は、その特徴で説明されることも多かった。
職業俳優を使わない、出演者に演技をさせない、伴奏音楽を使わない、必要なもの以外は登場させない――禁止事項ばかりということか? これでは難しそうな印象になるのも無理はない。
本当にそうだろうか。それらの特徴は禁止事項ではなく、すべてを提示してわたしたちの感覚を縛り付けるのではない、観客の感性を強く信頼しているからだと言えまいか。
ひとたび映画館の暗闇でスクリーンに向き合えば、いろいろなものが見え、そして聞こえてくるだろう。

『スリ』の手の動き、『バルタザールどこへ行く』の少女の迷い、『少女ムシェット』の囚われる視線、『白夜』の輝き、『ラルジャン』の抗えない悪……。

今回の特集では『スリ』『バルタザールどこへ行く』『少女ムシェット』『ラルジャン』に新たな字幕翻訳を作成した。
また5作品すべてを、現在ある最新のレストア版にて上映する。

公式サイト https://x.com/byakuya4k?s=20

配給 エタンチェ、ユーロスペース

入場料 一般1,900円/会員・大専・シニア1,300円/高校生以下800円

オンラインチケット購入

上映スケジュール

7/18(土) 7/19(日) 7/20(月) 7/21(火) 7/22(水) 7/23(木) 7/24(金)
スリ13:45ー15:05
スリ
白夜14:10ー15:35
白夜
ラルジャン13:45ー15:15
ラルジャン
バルタザールどこへ行く13:45ー15:25
バルタザールどこへ行く
スリ13:45ー15:05
スリ
ラルジャン13:45ー15:15
ラルジャン
少女ムシェット13:45ー15:15
少女ムシェット
バルタザールどこへ行く15:15ー16:55
バルタザールどこへ行く
ラルジャン15:45ー17:10
ラルジャン
少女ムシェット15:25ー16:50
少女ムシェット
スリ15:35ー16:55
スリ
ラルジャン15:15ー16:45
ラルジャン
バルタザールどこへ行く15:25ー17:05
バルタザールどこへ行く
白夜15:25ー16:55
白夜
少女ムシェット17:05ー18:35
少女ムシェット
スリ17:20ー18:36
スリ
バルタザールどこへ行く17:00ー18:36
バルタザールどこへ行く
ラルジャン17:05ー18:35
ラルジャン
白夜16:55ー18:25
白夜
スリ17:15ー18:35
スリ
ラルジャン17:05ー18:35
ラルジャン

予定表 横にスクロールできます

7/25(土) 7/26(日) 7/27(月) 7/28(火) 7/29(水) 7/30(木) 7/31(金)
ラルジャン18:00ー19:30
ラルジャン
バルタザールどこへ行く18:00ー19:36
バルタザールどこへ行く
白夜18:00ー19:30
白夜
スリ18:00ー19:20
スリ
ラルジャン18:00ー19:30
ラルジャン
少女ムシェット18:00ー19:30
少女ムシェット
スリ18:00ー19:20
スリ
白夜19:40ー21:10
白夜
ラルジャン19:45ー21:10
ラルジャン
スリ19:40ー21:00
スリ
少女ムシェット19:30ー21:00
少女ムシェット
バルタザールどこへ行く19:40ー21:16
バルタザールどこへ行く
白夜19:40ー21:05
白夜
ラルジャン19:30ー21:0
ラルジャン
スリ21:20ー22:40
スリ
少女ムシェット21:20ー22:45
少女ムシェット
ラルジャン21:10ー22:40
ラルジャン
白夜21:10ー22:40
白夜
スリ21:25ー22:45
スリ
ラルジャン21:15ー22:45
ラルジャン
バルタザールどこへ行く21:10ー22:46
バルタザールどこへ行く

予定表 横にスクロールできます

作品紹介

ラルジャン 2Kレストア

© 1983 Marion’s Films

1983年/フランス・スイス合作/フランス語/カラー/85分/1.66:1/モノラル
原題:L’Argent
日本語字幕:高部義之
監督・脚本・台詞:ロベール・ブレッソン
原作:トルストイ『にせ利札』
撮影:エマニュエル・マシュエル、パスカリーノ・デ・サンティス
録音:ジャン゠ルイ・ユゲット、リュック・イェルサン
美術:ピエール・ギュフロワ
助監督:ミレーヌ・ヴァン・デル・メルシュ
編集:ジャン゠フランソワ・ノードン
音楽:J.S.バッハ、ヨハン・セバスチャン・バッハ「半音階的幻想曲とフーガニ短調BWV903」(演奏/ミシェル・ブリゲ)
製作:マリオンズ・フィルム、エオス・フィルム
出演:クリスチャン・パテイ、カロリーヌ・ラング、マルク゠エルネスト・フルノー(高校生)、ブリューノ・ラベール(高校生の友人)、ディディエ・ボーシイ(写真店)、ベアトリス・ダブーラン(その妻)、ヴァンサン・リステルッチ(リュシアン)、シルヴィー・ヴァン・デン・エルセン(老婦人)、ミシェル・ブリゲ(老父)

高校生が軽い気持ちで使った一枚の偽札が、巡り巡って燃料配達員イヴォンの手に渡り、そこから雪崩のように悪が突き進む。
題名の『ラルジャン』(L’Argent)とは、フランス語で金(かね)を意味する。原作はトルストイの中篇小説『にせ利札』。ブレッソンはこの小説で描かれる悪の連鎖を、透徹した眼差しで見つめた。本作は、撮影当時、すでに80歳を超えていたブレッソンの長篇13作目にして遺作であり、映画史上に屹立する最高傑作である。

スリ 2Kレストア

© 1959 AGNES DELAHAIE PRODUCTIONS CINEMATOGRAPHIE

1959年/フランス/フランス語/モノクロ/76分/1.37:1/モノラル
原題:Pickpocket
日本語字幕:高部義之
監督・脚本・台詞:ロベール・ブレッソン
撮影:レオンス゠アンリ・ビュレル
録音:アントワーヌ・アルシャンボー
美術:ピエール・シャルボニエ
助監督:クロード・クレマン、ミシェル・クレマン、ジャック・バランシュ
編集:レイモン・ラミ
音楽:ジャン゠バティスト・リュリ
スリ技術指導:カッサジ
製作:アニエス・ドラエ・プロダクション
出演:マルタン・ラサール(ミシェル)、マリカ・グリーン(ジャンヌ)、ジャン・ペレグリ(警部)、ドリー・スカル(母)、ピエール・レマリー(ジャック)、カッサジ(第一のスリ)、ピエール・エテックス(第二のスリ)、セザール・ガッテーニョ(刑事)

優れた人間は法を犯す自由があると考える青年ミシェルは、スリの技に魅了され自ら破滅の道を進む。
ドストエフスキーの『罪と罰』をもとにブレッソンが描く魂の遍歴。前作『抵抗』に続き本作でも職業俳優は使われていない。撮影当時16歳だったジャンヌ役のマリカ・グリーンは、これを機に俳優となる。元スリで奇術師のカッサジが指導したスリのシーンは、最小限のカメラワークと緊密な編集で、官能的ともいえる手の美しさを画面に刻み付けている。

バルタザールどこへ行く 4Kレストア

©1966 Argos Films – Parc Film – Athos Films – Swedish Film Institut – Svensk Filmindustri

1966年/フランス・スウェーデン合作/フランス語/カラー/96分/1.66:1/モノラル
原題:Au hasard Balthazar
日本語字幕:高部義之
監督・脚本・台詞:ロベール・ブレッソン
撮影:ギラン・クロケ
録音:アントワーヌ・アルシャンボー、ジャック・カレール
美術:ピエール・シャルボニエ
助監督:ジャック・ケバディアン、スヴェン・フロステンソン、クロード・ミレール
編集:レイモン・ラミ
音楽:シューベルト「ピアノソナタ第20番」イ長調 D959、ジャン・ヴィエネル
製作:パルク・フィルム、アルゴス・フィルム、アトス・フィルム、スウェーデン映画協会
出演:アンヌ・ヴィアゼムスキー(マリー)、フランソワ・ラファルジュ(ジェラール)、フィリップ・アスラン(マリーの父、校長)、ナタリー・ジョワイヨ(マリーの母)、ヴァルテル・グリーン(ジャック)、ジャン゠クロード・ギルベール(アルノルド)、ピエール・クロソウスキー(穀物商)、フランソワ・シュルロ(パン屋)、マリー゠クレール・フレモン(パン屋の妻)、ジャン゠ジョエル・バルビエ(主任司祭)、ジャン・レミニャール(公証人)、ギィ・ブレジャック(獣医)、ジャック・ソルベ(憲兵隊長)、ジル・サンディエ(弁護士)

聖人のようにバルタザールと名付けられた小さなロバは、幼いマリーに引き取られ可愛がられる。やがてバルタザールは他の飼い主たちの手に渡り、次々と人間の業に翻弄される。一方マリーは、幼馴染のジャックの求愛を退け、みずから求めるかのように苦難の道を歩んでいく。
ドストエフスキーの長篇小説『白痴』の挿話から着想を得たブレッソンの異色作。ブレッソンによれば、バルタザールの生涯は二つの図式からなる。一つは、ロバも人間のような成長過程を辿るというもの。そしてもう一つは、ロバが人類の悪徳を象徴する人間たちに次々と苦しめられるというもの。職業俳優を使わないブレッソンだが、本作では、ロバも調教されていない動物が選ばれた。マリー役は、一時期ゴダールの伴侶でもあったアンヌ・ヴィアゼムスキー。彼女は、この後、俳優、小説家となる。

少女ムシェット 4Kレストア

©1967 Argos Films – Parc Film

1967年/フランス/フランス語/カラー/82分/1.66:1/モノラル
原題:Mouchette
日本語字幕:高部義之
監督・脚本・台詞:ロベール・ブレッソン
原作:ジョルジュ・ベルナノス『新ムシェット物語』
撮影:ギラン・クロケ
録音:セヴラン・フランキエル、ジャック・カレール
美術:ピエール・ギュフロワ
助監督:ジャック・ケバディアン、ミレーヌ・ヴァン・デル・メルシュ
編集:レイモン・ラミ
音楽:モンテヴェルディ、ジャン・ヴィエネル
製作:アルゴス・フィルム、パルク・フィルム
出演:ナディーヌ・ノルティエ(ムシェット)、ポール・エベール(ムシェットの父)、マリー・カルディナル(ムシェットの母)、ジャン゠クロード・ギルベール(アルセーヌ・密猟者)、ジャン・ヴィムネ(森番マチュー)、マリー・シュシニ(マチューの妻)、マリー・トリシェ(ルイザ)、レイモンド・シャブラン(食料品店)、リリアーヌ・プランセ(女教師)、シュザンヌ・ユグナン(老婦人)

重病の母とアルコール依存症の父を持つ14歳のムシェットは、学校で友人もなく孤独で苦しい日々を過ごしている。ある日、森で道に迷った彼女は密猟者のアルセーヌに助けられるが、その夜、辛い出来事が起こる……。
カトリックの作家ベルナノスの原作をもとに、ブレッソン自ら脚色した作品。この作品で音楽が使われるのは冒頭と最後のみで、劇中では背景音を組み立てた豊かな音響と切り詰められた台詞で緊張感が高められている。ジム・ジャームッシュは本作を映画史上のトップ10に選んでいる。

白夜 4Kレストア

© 1971 Robert Bresson

1971年/フランス・イタリア合作/フランス語/カラー/83分/1.66:1/モノラル
原題:Quatre Nuits d’un rêveur
日本語字幕:寺尾次郎
監督・脚本・脚本:ロベール・ブレッソン
原作:ドストエフスキー
撮影:ピエール・ロム(ギラン・クロケ/ギャング映画)
録音:ロジェ・ルテリエ
美術:ピエール・シャルボニエ
助監督:ミレーヌ・ヴァン・デル・メルシュ
編集:レイモン・ラミ
音楽:ミシェル・マーニュ、グループ・バトゥーキ、クリストファー・ヘイワード、ルイ・ギター、F. R. ダヴィド
製作:アルビナ・プロダクション、イ・フィルム・デロルソ、ヴィクトリア・フィルム、ジャン・ヴィトリオ・バルディ、フランス国営放送
出演:イザベル・ヴェンガルテン(マルト)、ギヨーム・デ・フォレ(ジャック)、ジャン゠モーリス・モノワイエ(下宿人)、ジェローム・マサール(訪問者)、パトリック・ジュアネ(ギャング)

こんな映画はない。永遠に新しい。
――ヴィム・ヴェンダース

なぜ、あなたをとても好きなのかわかる? 私に恋してないからよ

ドストエフスキーの原作では19世紀のペテルブルクが舞台だったが、ブレッソンは撮影当時のパリに移し、セーヌ河畔とポンヌフを背景に若き男女の出会いを見つめていく。70年代のパリの街、セーヌの夜を彩る歌や音楽、観光船の眩い美しさ……。さまざまな魅力に溢れる傑作が、ついに4Kレストアされ、鮮明な映像でよみがえる。

7/11(土)~

今は昔、栄養映画館の旅

ⒸKNOCKOUTinc.

2026年/日本/120分/カラー/デジタル/製作・制作プロダクション:株式会社ノックアウト/製作協力:劇団東京乾電池/配給・宣伝:マジックアワー/助成:文化庁文化芸術振興費補助金(日本映画製作支援事業)、独立行政法人日本芸術文化振興会
監督・撮影・編集:竹田正明
企画:荒井晴彦
プロデューサー:小林勝彦、竹田正明、井上淳一
宣伝プロデューサー:有吉司
音楽:外川智子
音楽プロデューサー:柴田奈穂
撮影:花村也寸志
整音:勝田友也
カラリスト:朝海清史
朗読劇戯曲:竹内銃一郎
出演:《劇団東京乾電池》 柄本明、西本竜樹、吉橋航也、鹿野祥平、柴田鷹雄、松沢真祐美、鈴木寛奈

公式ホームページ

これはある座長と、劇団員たちによる、
熱気と狂気のドキュメント!

「今は昔、栄養映画館」は劇作家・竹内銃一郎の戯曲で、映画館で映画の完成記念セレモニーをセッティングして開始を待つ中、やり合う監督と助監督の掛け合いを描いた抱腹絶倒の不条理劇。2024年11月に全編を朗読劇として上演。同年12月、2025年1月と再演を重ねる中、観劇に訪れた脚本家の荒井晴彦が「映画館で上演したら面白いのでは?」と着想し企画、2025年5月に日本各地の映画館を回る旅公演が始まった。

座長柄本明と東京乾電池の劇団員たちが、たった一台のワゴン車で日本中のミニシアターに移動して公演し、また別の土地のミニシアターに移動して公演する。柄本演じる監督が「よーい、スタート」と声をかけると舞台が暗転し、映画の映像を流す演出で満員の観客を沸かせ続けた。

この記録映画は、当時76 歳の座長・柄本明を中心とした「東京乾電池」の劇団員たちがまるで家族のように支え合いながら、消耗していく体力とも戦いながら、穏やかに暖かく皆が皆のことを気遣いながら、ひとつひとつの公演を丁寧に重ねていく姿を収めている。観客の皆さんの満足気な嬉しそうな顔の数々が柄本たちのエネルギーの源となる。

本物の映画館とスクリーンを使って行う朗読劇。各地の観客は勿論のこと、劇場主たちも満席になった観客席から起きる笑いを嬉しそうに眺めている。「映画館はその町の“文化”だと思います。今後もこのミニシアターをよろしくお願いします。」と柄本が締めて公演は終演する。

走って、語って、演じて、弱って、飲んで、食べて、笑った濃密な1 ヶ月の旅公演に密着した、渾身の記録映画である。


特別企画イベント

朗読劇「今は昔、栄養映画館」
+ 記録映画『今は昔、栄養映画館の旅』
7月11日(土) 1日限定開催

不条理朗読劇「今は昔、栄養映画館」待望の横浜の映画館での公演【今】と柄本明と東京乾電池劇団員たちの濃密な日々を記録した映画『今は昔、栄養映画館の旅』の上映【昔】をセットにした特別企画イベントを開催!

今は昔、栄養映画館

<特別企画イベント詳細>
7月11日(土)
【朗読劇】(14:10開場)14:30開演~15:40終演
【記録映画】16:00~18:00
【舞台挨拶とサイン会】終映後、柄本明さん、西本竜樹さん(予定)

入場料:5,000円(税込)均一【朗読劇】+【記録映画】のセット券のみの販売
通常のお席は完売しました。
当日受付にて9:30~パイプ椅子席を若干数販売します。ぜひご利用ください。

上映日時

7/11(土) 7/12(日) 7/13(月)~7/17(金) 7/18(土)~7/24(金)
16:00-18:00 13:50-15:50 13:45-15:50 10:00-12:05

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

7/11(土)~

ビートルズがいた夏 Things We Said Today

ビートルズがいた夏ポスター画像

©LES FILMS CAMÉLIA, MODERN ELECTRIC PICTURES, TANGAJ PRODUCTION, ARTE FRANCECINÉMA, L’INSTITUT NATIONAL DE L’AUDIOVISUEL, 2024

2023年/フランス・ルーマニア/英語・フランス語・ドイツ語/85分/配給:オンリー・ハーツ
原題:TWST: Things We Said Today
監督・脚本:アンドレイ・ウジカ
編集・サウンドデザイン:ダナ・ブネスク
録音・ミキシング:ダナ・ブネスク、ギヨーム・ソリニャ
VFXスーパーバイザー:オルガ・アヴラモフ
ドローイングアーティスト:ヤン・ケビ
リサーチ責任者:アンナ・クーリヒ
プロデューサー:ロナルド・シャマー、アナマリア・アントチ、アンドレイ・ウジカ
エグゼクティブ・プロデューサー:ヌレディン・エッサディ、アンダ・イオネスク、エルヴェ・シャンデス、ケント・ジョーンズ、アンナ・クーリヒ
字幕:福永詩乃
出演(声):トミー・マッケイブ、テレーズ・アザラ、シェア・グラント、サラ・マクラスキー

公式ホームページ

2026年ビートルズ来日60周年記念公開
ビートルズ、万博、暴動、ひと夏の恋

ポール・マッカートニーが「未来のノスタルジア」と呼ぶビートルズの小さな名曲『Things We Said Today(今日の誓い)』をタイトルに冠した本作は、1965年8月ビートルズの4人が、音楽史上初のスタジアム・コンサートのためにニューヨークに降り立ったところから始まる。
ビートルマニアと大勢の若い熱狂的ファンが、4人が宿泊するホテルの窓から見える彼らの姿を求めてマンハッタンの街を駆け巡る。しかし、それはこの熱い夏の週末の物語のほんの一部に過ぎない。
同時にシェイ・スタジアムのすぐ隣では「相互理解を通じた平和」というテーマを掲げたアメリカ史上最大の万博が開かれ、西海岸では人種差別に抗い34名が死亡したワッツ暴動が起こっていた。

主人公ジェフリーは、ニューヨークで最初にビートルズの曲を放送した人気ラジオDJの息子で作家を目指す17歳の少年。熱烈なビートルズファンの少女と出会い、その特別な夏の数日をともに過ごす。

本作は、ルーマニアの巨匠監督アンドレイ・ウジカが、処刑された独裁者を描いた彼の記念碑的作品『ニコラエ・チャウシェスクの自伝』以来となる長編作品として10年以上の歳月をかけ作り上げた新たな都市交響詩。ハーレムからロングアイランドのジョーンズビーチまで、ありふれたものから魔法のようなものまで、ニューヨークとその人々を多様な視点で描いたこの作品は、100時間以上のニュース番組と100時間の個人の8ミリフィルムから抜粋したアーカイブ素材ですべてが構成されている。
そこに、フランスのアーティスト、ヤン・ケビによるアニメーションを重ね合わせ、主人公の詩人ジェフリー・オブライエンとヒロインのモデルとなったコンサート・ファンのジュディス・クリステンの個人的な文章、およびウジカ自身が1972年に書いた詩を用いた声を加えている。

この想像力に富んだドキュメンタリーは、歴史からやがて消え去ってしまう儚くも忘れがたい瞬間を、感動的かつ独特の詩的なセンスで蘇らせる。

*第81回ヴェネチア国際映画祭正式出品


ビートルズがいた夏サブ画像1 ビートルズがいた夏サブ画像2 ビートルズがいた夏サブ画像3

上映日時

7/11(土)、12(日) 7/13(土)~7/17(金) 7/18(土)~7/24(金) 7/25(土)、26(日) 7/27(土)~7/31(金)
10:00-11:30 10:00-11:25 18:45-20:15 16:25-17:50 16:20-17:50

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入

7/11(土)~

PEAK END

©PEAK END

2025年/日本/120分/日本語・韓国語/配給:boid、VOICE OF GHOST
監督:シン・チェリン
撮影:清水歩夢、西尾千裕
録音:キム・スビン
編集:西尾千裕
製作:Team PEAK END
出演:シン・チェリン、伊丹そら

公式ホームページ

イベント情報
7/11(土)上映後、シン・チェリン監督、清水歩夢さん(撮影)の舞台挨拶がございます。

「リン今度さー、
宇宙にジャムサンド飛ばさない?」

ソウルから京都にきたリン、沖縄から京都にきたそら、二人は大学で出会い、映画をつくる道を志した。
二人はおもしろいことをするのが好きだった。そして、おもしろいことを撮影して笑い合うのが好きだった。
ジャムサンドを空に飛ばしたい、フィルムカメラを万引きしてみたい、沖縄でそらのルーツを辿りたい…
二人は様々な欲求を映画制作という名目で昇華していく。
二人にとって映画は魔法の杖のようなもの。ありとあらゆる形にジャンルを変身させて、そこに身を置き、自らが映画を謳歌する存在となって、確かにフィルムに焼き付ける。
二人はとにかく欲張りに相手を知りたいと願い、しかし妥協は許さずアイデンティティが永遠に不確定のまま遅延し続けることを受け入れて、最高に楽しい対話を実践する。

韓国出身の映像作家シン・チェリンが監督・企画・出演を兼ね、京都芸術大学映画学科の卒業制作として手がけた長編映画。ドキュメンタリー要素も取り入れつつ、イノセンスな衝動に溢れた唯一無二の作品を作り上げた。


上映日時

7/11(土) 7/12(日)~7/17(金) 7/18(土)~7/24(金)
18:30-20:30 16:00-18:05 20:25-22:30

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1900 ¥1300 ¥800
会員 ¥1300 ¥1300 ¥800
オンラインチケット購入