8/1(土)~
原爆資料館 語り継ぐものたち
©広島ホームテレビ
2025年/⽇本/101分/宣伝協⼒:⽮本理⼦/配給宣伝:きろくびと
監督:⻫藤俊幸、⽴川直樹
⾳楽:⽯橋英⼦『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』
プロデューサー:⽴川直樹
撮影・編集:熊⽥好洋
編集協⼒:⼤重裕⼆
後援:広島市、広島平和⽂化センター
制作:広島ホームテレビ
イベント情報
8/1(土)上映後、立川直樹監督の舞台挨拶がございます。
そこには、忘れてはいけない時間がある
歴代館長が命を削って守り続けた”歴史の現場”の全容
1955年に開館して以来、累計8000万人が訪れた広島平和記念資料館、通称”原爆資料館”。
2万2000点を超える遺品や資料などを収蔵し、2006年には本館建物が戦後建築として初めて国の重要文化財に指定された。2025年度には年間入館数が250万人を超え3年連続で過去最多を更新。うち約4割が外国人であり、かつてはマザー・テレサ氏、ダライ・ラマ14世、キューバのフィデル・カストロ議長、オバマ米大統領など数々のVIPも訪れ(役職はいずれも当時)、核兵器の危機が高まる中、世界からの注目度も益々高まっている。
「もう二度と原爆の惨禍を繰り返してはならない」と原爆で溶けた瓦や石といった瓦礫(がれき)を集め、市内の公民館で「原爆参考資料陳列室」を開いた地質学者・長岡省吾の執念と努力によって誕生し、高橋昭博や川本義隆など命を賭して自らの被爆体験を語り続けた歴代館長たちに支えられ続いてきた。各国の要人たちが資料館を訪れ原爆被害の惨状を直接感じてもらうことを重要視する中、2016年にはアメリカのオバマ大統領の訪問が実現。2023年にはG7サミットの開催地が広島に決定した。核保有国のトップたちが原爆資料館を訪問することが決まり、関係者たちは期待を寄せるが――。
50年以上に及ぶ、のべ100時間以上の取材映像を再構築
音楽は『ドライブ・マイ・カー』『悪は存在しない』の石橋英子!
広島国際映画祭2025でクロージング作品としてプレミア上映され、第17回座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバルではコンペティションに入賞した注目作。資料館の70年を超える歴史から、現在の形となった軌跡をいつか形にしたいと長年構想を抱いていた広島ホームテレビの立川直樹と、55年にわたるのべ100時間を超える取材映像を一から見直し、貴重なアーカイブ映像を掘り起こした若手の斉藤俊幸の2人が、あらたな証言も加え、広島にも縁の深い石橋英子の音楽とともにひとつの作品に結実させた。国際情勢が大きく変化しようとしている今、核の恐ろしさと平和を静かに訴え続けてきた原爆資料館が語るメッセージとは。
上映日時
| 8/1(土) | 8/2(日)~8/7(金) | 8/8(土)~8/14(金) | 8/15(土)~ |
| 10:50-12:31 | 12:45-14:26 | 13:25-15:10 | 未定 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
8/1(土)~
ひろしま-1945年8月6日、原子雲の下の真実-
©奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト]
1953年/日本/104分/35ミリ→DCP/モノクロ/提供:独立プロ名画保存会/配給:奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト]
監督:関川秀雄
製作:菊池武雄、伊藤武郎
撮影:中尾駿一郎、浦島進
音楽:伊福部昭
編集:河野秋和
出演:岡田英次、月丘夢路、加藤嘉、山田五十鈴
奇跡への情熱[核廃絶プロジェクト]
長きを経て、多くの方々の想いを込めて、幻の映画が、奇跡のリマスター
1945年8月6日午前8時15分、みち子の姉・町子は警報が解除され疎開作業の最中に、米原先生を始めクラスの女生徒達と一緒に被爆した。みち子は爆風で吹き飛ばされ、弟の明男も黒焦げになった。遠藤幸男の父・秀雄は、妻・よし子が梁の下敷きで焼死ぬのをどうすることも出来なかった。陸軍病院に収容された負傷者は、手の施しようもなく、狂人は続出し、死体は黒山のごとく転がり、さながら生き地獄だった。しかし軍部は、ひたすら聖戦完遂を煽るのだった。
自らも広島で被爆した教育学者・長田新が編集した「原爆の子~広島の少年少女のうったえ」を日教組が映画化、広島市民ら約8万8千人が出演し、原爆が投下された直後の惨状を再現した。
*1955年ベルリン国際映画祭 長編映画賞 受賞
上映日時
| 8/1(土) | 8/2(日)~8/7(金) | 8/8(土)~8/14(金) |
| 13:05-14:50 | 10:50-12:35 | 11:25-13:15 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1600 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
8/1(土)~
ヒトラーの毒見役
©2025 Lumière & Co. / Tarantula / Tellfilm / Vision Distribution
2025年/イタリア・ベルギー・スイス/123分/ドイツ語/配給:アンプラグド
原題:Le assaggiatrici
原作:ロッセラ・ポストリノ「ヒトラーの毒見役」
監督:シルヴィオ・ソルディーニ
脚本:ドリアーナ・レオンデフ、シルヴィオ・ソルディーニ、ルチオ・リッカ、クリスチナ・コメンチーニ、ジュリア・カレンダ、イラリア・マッキア
製作:リオネッロ・チェッリ、クリスティアーナ・マイナルディ
撮影:レナート・ベルタ
音楽:マウロ・パガーニ
美術:パオラ、ビッザーリ
出演:エリーザ・シュロット、マックス・リーメルト、アルマ・ハスーン、エマ・ファルク、オルガ・フォン・ラックヴァルト、テア・ラッシェ、ベリット・ヴァンダー、クリームヒルト・ハーマン
日本語字幕:大塚美左恵
食べて死ぬか? 撃たれて死ぬか?
世界的ベストセラーを映画化
ナチスからヒトラーの毒見を命令された女性たち
第二次世界大戦末期、本当にあった知られざる真実
2012年、「私はヒトラーの毒見役を務めていた」と告白したドイツ人女性マルゴット・ヴェルクの証言に基づく物語。彼女はヒトラーの協力者とみなされることを恐れ、長い間自分の過去について誰にも語らずにいたが、晩年に打ち明けた。 戦後67年を経て明らかになった新事実。これはナチスに運命を翻弄されたある女性の衝撃的な実体験である。
1943年の第二次世界大戦末期。ベルリンの爆撃を逃れ、ポーランドの田舎町で戦地にいる夫の帰りを待つローザ。その場所は“狼の巣”と呼ばれる、ヒトラーが総統大本営を置いていた森の近くだった。ある日、彼女はヒトラーが食事する前に、毒見する任務を命じられる。他の若い女性たちとともに、親衛隊による監視のもとで、銃を突き付けられながら食事をすることに。ヒトラーが食す最高の料理を、死と隣り合わせの最悪な状況で試食する苦悩の日々。そして1944年7月、総統大本営でヒトラー暗殺を狙うクーデター (7月20日事件) が勃発。戦局が混迷を極める中、彼女たちの運命は―。戦場ではない側面―。女性の視点から戦争の恐怖を捉え、毒見役として日々を共にする彼女たちの間で揺れ動く関係性を描く。
監督は『エマの瞳』(2017)のシルヴィオ・ソルディーニ。主演のローザを演じるのはNetflixシリーズ 「皇妃エリザベート」 (2022) のエリーザ・シュロット、ナチス親衛隊将校を演じるのは『マトリックス レザレクションズ』 (2021) などに出演のマックス・リーメルト。
上映日時
| 8/1(土) | 8/2(日)~8/7(金) | 8/8(土) | 8/9(日)、8/10(月) | 8/11(火) | 8/12(水)~8/14(金) |
| 15:00-17:05 | 14:35-16:40 | 20:30-22:40 | 19:40-21:50 | 20:00-22:10 | 19:40-21:50 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
8/1(土)~7(金)、8/15(土)~21(金)
ネタニヤフ調書 汚職と戦争
©2024 BNU PRODUCTIONS LLC ALL RIGHTS RESERVED.
2024年/イスラエル・アメリカ/英語、ヘブライ語、アラビア語/115分/カラー/配給:トランスフォーマー
原題または英題:The Bibi Files
監督・製作:アレクシス・ブルーム
製作総指揮:アレックス・ギブニー
製作:ラヴィヴ・ドゥルッカー(兼・出演)、カラ・エルヴァーソン、デヴィッド・ラーツ
撮影:アヴネル・シャハフ
編集:アンディ・グリーヴ、ハリル・エフラト、グレイム・バトラー
音楽:ウィル・ベイツ
日本語字幕:額賀深雪
はじまりは小さな贈り物だった…。
極秘リークされたイスラエル首相の警察尋問映像により<恐るべき真実>が暴かれる!
いまなお終わりの見えないガザ・イスラエル紛争。この紛争のキーマンとされるのがカリスマ的なリーダーシップを持ちながらも、強硬的な政治姿勢で物議を醸すイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフだ。
しかし、彼が在任中に刑事起訴された史上初のイスラエル首相であることを国外の多くの人々は知らない。2017年、彼の汚職捜査の過程で秘密裏に制作チームにリークされた未公開の警察尋問映像には、メディアや財界との贈答や利益供与の実態が記録されていた…。
アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『「闇」へ』(07)や同賞ノミネートの『エンロン 巨大企業はいかにして崩壊したのか?』(06)などで知られ、米エスクァイア誌にて「現代で最も重要なドキュメンタリー作家のひとり」と称されるアレックス・ギブニーが製作総指揮を務め、ユダヤ人の父とドイツ人の母の間に生まれ、『アニタ 反逆の女神』(24)の公開も控えるアレクシス・ブルームが監督を手掛けた本作は、ネタニヤフが有罪回避のため極右勢力と結託し、長期政権の下でイスラエルを分断し民主主義を危機にさらした過程を描き出す。
警察の尋問に対して高圧的に接し、自分に対する疑惑を徹頭徹尾「嘘」だと決めつけ、時には余裕たっぷりに映画『ゴッドファーザー』の有名なセリフ「友を近くに置け、敵はもっと近くに置け」を引用する、普段のニュースでは見ることのできない人間ネタニヤフの姿を垣間見ることができる。また、彼の汚職がいかに国家の腐敗を招いていったのかを証言するのは、イスラエルの国内諜報機関シンベトの元長官、ネタニヤフの元広報担当、著名な国内の調査報道ジャーナリストたちだ。
本国では上映禁止、親イスラエルの米国でも劇場公開されていないにも関わらず、国際的に注目を集め、昨年度のアカデミー賞ショートリストに選出されるなど大きな話題を呼んだ。
人間はなぜこうも権力に弱いのか? 権力者の“力への欲望”を白日の元に曝す、いま必見のドキュメンタリー!
はじまりは小さな贈り物だった…。極秘リークされたイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフとその側近たちの警察尋問映像には、ニュースの裏側にある彼らの隠された私生活が描き出されていた。その疑惑が公になったとき、ネタニヤフの権力への欲望は肥大化し、やがて恐るべき悲劇がもたらされる。
上映日時
| 8/1(土) | 8/2(日)~8/7(金) | 8/15(土)~8/21(金) |
| 20:30-22:30 | 20:10-22:10 | 未定 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
7/25(土)~
カウント・ベイシー
©EAGLE ROCK ENTERTAINMENT LTD
2018年/イギリス/英語/75分/カラー/字幕:山口三平/原題:Count Basie: Through His Own Eyes/配給:ディスクユニオン/配給協力:ALFAZBET
監督:ジェレミー・マー
出演:Count Basie(カウント・ベイシー)、Count Basie Orchestra(ベイシー楽団)
キング・オブ・スウィングが自ら語る人生と音楽
ジャズとブルースを融合させ、リズムに革命をもたらしたカウント・ベイシー。スウィングジャズの黄金時代を築いたジャズピアニストの人生と音楽、そして知られざるプライベートを追う自伝的ドキュメンタリー
ジャズにブルースを持ち込み、リズム革命を引き起こしたカウント・ベイシーは、スウィングジャズの黄金時代を築き、“キング・オブ・スウィング”と称されました。日本でも、長年多くのジャズファンを虜にし、現在も学生ビッグバンドや吹奏楽のレパートリーとしても高い人気を誇ります。
本作は、そんな華々しい表舞台での活躍のみならず、これまでベイシー自身があまり語ってこなかった知られざるプライベートにも焦点を当てています。本作の製作陣が、家族が撮影した数多のホームムービーや膨大な写真アルバム、手紙等の貴重資料を発見。脳性麻痺の障がいを持って生まれた娘ダイアンや、アフリカ系アメリカ人の人権啓蒙運動を初期の頃から支援し、マーティン・ルーサー・キング夫妻とも交流した妻キャサリンへの家族愛が明らかとなります。また映画には、今も活動を続けるベイシー楽団の面々や、クインシー・ジョーンズやアニー・ロスといった友人たちも登場。彼らが語るベイシー像や、フランク・シナトラやビリー・ホリデイらとの共演等 貴重なアーカイブ資料によって、彼の足跡と20 世紀のアメリカの激動の社会史が浮き彫りとなります。
上映日時
| 7/25(土)、26(日) | 7/27(月)~7/31(金) | 8/1(土) | 8/2(日)~8/7(金) | 8/8(土)~8/14(金) |
| 15:00-16:15 | 14:50-16:10 | 19:05-20:20 | 18:40-20:00 | 10:00-11:15 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
7/25(土)~
おばあちゃんの秘密
©「おばあちゃんの秘密」製作委員会2026
2026年/日本/100分/配給:ムービー・アクト・プロジェクト/配給協力:ミカタ・エンタテインメント
原案・監督:今関あきよし
脚本:小林弘利
撮影:三本木久城(JSC)
音楽:宮﨑道
編集:鈴木理
テーマ曲:「シャボン玉飛んだ」歌:洸美-hiromi-&はなちゃん
出演:島田愛梨珠、⻑谷川玲奈、篠原雅史、大島葉子、利重剛、米田敬、松宮倫、大田雄磨、五十嵐乃々空、江藤潤、竹下景子
イベント情報
7/25(土)上映後、今関あきよし監督、大島葉子さん、利重剛さんの舞台挨拶がございます。
時を超えて届いた131通の手紙。
その秘密と本当の想いに触れたとき、止まっていた時間がゆっくりと動き出す―
亡くなった祖母・時子の遺言で、東京から新潟県胎内市にやってきた莉莉。夫亡き後、長く一人暮らしだった時子の家の中で見つけたのは、祖母が夫以外の男性と交わした131通の手紙だった。両親の不仲で傷ついていた莉莉は、大好きだった祖母の秘密に戸惑いながらも、その足跡と思い出を辿り始める。やがて胎内市の街の記憶、そして祖母の本当の秘密が、莉莉の心をゆっくりと溶かしていく。
祖母・時子を演じるのは、日本を代表する名優・竹下景子。誰にも知られることなく密かな想いを抱えて生きてきた女性の心の揺らぎと、歳を重ねることの美しさを等身大の姿で鮮やかに体現した。その孫・莉莉に扮するのは『魚の目』『あした、授業参観行くから。』連続テレビ小説「ばけばけ」など話題作に立て続けに出演する新星・島田愛梨珠。祖母の秘密に戸惑いながらも前を向こうとする孫娘を瑞々しく演じた。時子が長年密かに想いを寄せ続けてきた男性・宝井役を、竹下と『祭りの準備』以来実に 50 年ぶりの共演となる江藤潤が演じるほか、胎内市出身の長谷川玲奈、『恋脳 Experiment』などの篠原雅史、今関監督作品常連の大島葉子、利重剛ら多彩な実力派俳優が脇を固める。
これまでウクライナ、ロシア、岩手、鹿児島など様々な国・地域を背景に、美しい映像と優しい眼差しでそこに生きる人々を描き続ける今関あきよしがメガホンを取った。
祖母と孫の時間を超えた交流を通して、いつの時代も変わらない、大切な人を想う気持ちをやさしく描き出すホームドラマ。あなたもきっと家族のことを思い出す—
上映日時
| 7/25(土)~7/31(金) | 8/1(土) | 8/2(日)~8/7(金) |
| 10:00-11:45 | 17:15-18:55 | 16:50-18:30 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |
7/25(土)~
心耳~耳を澄まさぬ表現者たち
©社会福祉法人トット基金
2025年/日本/70分/DCP/配給:POP
監督・編集:藤井秀剛
製作:文化庁 社会福祉法人トット基金
出演:黒柳徹子、三宅右近、三宅近成、井崎哲也、江副悟史、森山みつき、越智貴広、半田一覇、小島里奈
イベント情報
7/26(日)上映後、藤井秀剛監督、井崎哲也さん(ろう者劇団)、納本歩さん(司会)の舞台挨拶がございます。
伝統を世界に届けていたのは耳の聞こえない表現者たちだった
日本の伝統芸能を世界に広めているろう者がいる。その事実に突き動かされた藤井秀剛監督の「世に伝えねばならない」という衝動が本作を制作する発端になった。40年もの歳月を手話と手話狂言に捧げてきた黒柳徹子の情熱。彼女との出会いを通じて見えてきた「言語」としての存在意義。しかし物語は単なる感動の記録では終わらない。辿り着いたのは、ある一つの切実な疑問。本作は、手話の魅力を喧伝(けんでん)するためだけの映画では決してない。
日本の文化と伝統を世界へ繋げる手話の縁
黒柳徹子の発案で始まったろう者による手話狂言の活動は、40年以上。その活動は、密かな人気で、チケットは常に完売。海外公演も行い、日本の伝統芸能を世界に広げている。果たして手話狂言の魅力とは何か?また、元来の狂言との違いは何か?そして、そんな手話狂言は、世界でどう映っているのか?本作では、フランスで上演した『瓜(ウリ)盗人』の貴重な映像の一部に加え、関係者の話などを通して、手話狂言の真価を検証する。
インタビューに出演するのは、半世紀近い手話狂言の活動を黒柳徹子と共に支えてきた日本ろう者劇団の創立メンバーの一人である井崎哲也と、その代表である江副悟史。更には、和泉流狂言師の三宅近成に加え、様々な方々の貴重な話を紹介。作中では、インタビュー映像の他、厳しい稽古の様子や舞台裏まで潜入し、初々しい少女たちの貴重な生の映像も捉えた本作は、世界最大級の芸術祭であるクラン・ドゥイユ芸術祭にて見事、最優秀ドキュメンタリー映画賞にノミネートされている。監督は、香港映画『怨泊』や『狂覗』で日本の闇を描き、世界三大ファンタスティック映画祭のひとつであるブリュッセル国際ファンタスティック映画祭にて日本人初のアジア・グランプリを受賞した藤井秀剛。得意の社会性を交えた作風を生かし、念願であるドキュメンタリーに初挑戦した。
上映日時
| 7/25(土) | 7/26(日)~7/31(金) | 8/1(土)~8/7(土) |
| 12:10-13:25 | 11:55-13:10 | 9:30-10:40 |
料金
| 一般 | 大学・専門・シニア | 高校以下 | |
| 通常 | ¥1900 | ¥1300 | ¥800 |
| 会員 | ¥1300 | ¥1300 | ¥800 |