きらめく拍手の音

きらめく拍手の音

2014年/韓国/80分/配給:ノンデライコ/BD
原題:Glittering Hands
監督・制作・撮影:イギル・ボラ
撮影:ソン・ジュン、ユンチョン・ギヒュン

公式ホームページ

きらめく手の声、生きるよろこびを語ることばたち。平穏な日常をいろどる表情ゆたかな手話の世界。聴こえない父母の日常を、聴こえる娘が見つめた、つつましくもいとおしいドキュメンタリー!

耳の聞こえない父母の日常を、娘の目線からつつましく切り取ったこの作品は、2015年に韓国国内でロードショー公開され、山形国際ドキュメンタリー映画祭2015「アジア千波万波」部門で特別賞を受賞するなど、多くの観客にあたたかい感動とともに迎えられた。

監督のイギル・ボラは、韓国国立芸術大学でドキュメンタリーをまなんだ27歳の才媛で、本作が劇場公開デビュー作。繊細な語り口で自身の家族を見つめる視線はやわらかく、聴覚障碍者の日常をこれまでにない親密な距離でつむいでゆく。この映画は、大人になった娘が、両親から受け取ったたくさんのものへ、まるでプレゼントを返すように撮られたドキュメンタリーである。



親密な距離で描かれる“聴こえるわたし”と“聴こえない両親”の、静かだけれどにぎやかな物語

サッカー選手を目指した青年が、ある日教会で出会った美人の娘にひとめぼれ。青年と娘はやがて夫婦になり、ふたりの子どもを授かった。つつましく暮らすどこにでもある家族だが、他とちょっと違うのは、夫婦は耳が聴こえず、その子どもたちは聴こえるということ。声の代わりに手だけで会話する父と母。子どもたちは、両親から手話をまなび、社会からことばをまなんだ。音のない世界と音であふれる世界とのはざまで、姉と弟のきょうだいはときに苦悩しながらも、両親の愛情をいっぱいに受けとめて育つ。

ろうあの人たちは、ときに手をたたく代わりに手のひらを高くあげてひらひらときらめかせる。それは、もうひとつの世界へといざなう音のない拍手なのである。

きらめく拍手の音 きらめく拍手の音 きらめく拍手の音

上映日時

11/11(土)~11/17(金) 11/18(土)~11/24(金)
16:20〜17:50 18:30〜20:00

料金

一般 大学・専門・シニア 高校以下
通常 ¥1800 ¥1100 ¥800
会員 ¥1500 ¥1100 ¥800