無音の叫び声

無音の叫び声

2015年/日本/122分/カラー
監督:原村政樹
朗読:田中泯、木村迪夫、栗田政弘
語り:室井滋

公式ホームページ

農民詩人。木村迪夫 79歳。 
農業、出稼ぎ、ゴミ収集。父の戦死、南方での遺骨収集…東北の小さい村に暮らすひとりの農民の詩が、日本の今を照らす。

農民詩人とも反戦詩人とも呼ばれる木村迪夫の16冊にも及ぶ詩集は、数々の詩人賞を受賞、日本農民文学の最高峰ともいわれている。本作では、彼の人間的な魅力もさることながら、第二の父でもある農民詩人・真壁仁との出会いや友人の日本画家・草苅一夫との交流など地方の豊かな芸術・社会文化が描かれるとともに、ナレーションに俳優の室井滋、詩の朗読には自らも農業に携わり近年、映画やドラマでも存在感を見せるダンサーの田中泯が務め、映画に深みを出している。地方から反戦平和、戦後日本社会を見つめ続けてた木村の詩や人生には、私たちが忘れかけているものが見えたくる。

山形県上山市牧野で小作人の長男として生まれた木村迪夫は、戦争で父・叔父をなくし、戦後、自作農となるも出稼ぎや廃棄物収集業(ゴミ屋)にも就くなど、高度経済成長の中、社会の底辺での生活を長年強いられた。一方で、そんな社会の矛盾や戦争の非道さを、60年以上にわたって詩の中に綴ってきた。また、衰退する農村を憂い、三里塚闘争を記録していた小川プロを自宅隣に呼び寄せたり、叔父の遺骨を探しに太平洋の激戦地・ウェーキ島での遺骨収集事業に参加するなど、その活動は農業や詩の創作に収まらなかった…。

舞台挨拶
初日2/4(土)10:30回上映後、原村政樹監督の舞台挨拶がございます。

無音の叫び声 無音の叫び声 無音の叫び声

上映日時

2/4(土)~2/10(金) 2/11(土)~2/17(金)
10:30〜12:40 10:30~12:40

料金

一般 大学・専門 高校以下・シニア
通常 ¥1500 ¥1300 ¥1000
会員 ¥1200 ¥1000 ¥1000